DIYで看板を作り直してみた。【木枠トタン看板&塩ビシート印刷】

17年間使っていた看板さすがに。。。

12月~1月と時化・寒波&異常不漁と試練の続くこの時期、古くなった看板を店長おの私とスタッフの2人で、DIYで作り直しました!

 

設置場所の変遷は有りましたが、17年も使ってましたが、近年、代えなきゃ代えなきゃと思いつつも、できておりませんでした。(お見苦しく申し訳有りませんでした。)

道路の両方面から見えるように

せっかくリニューアルするなら、今回はV字型に土台を作り、通り沿い両方向から見えるような角度にして、2面制作しようと思いました。

支柱を立て、単管で土台の骨組みを用意。

ホームセンターで、コンパネや角材・トタン板を用意!

その間に、看板デザインを作って、印刷屋に、塩ビシート印刷を発注~!

17年前は、木枠ごと通販で制作してもらったんですが、昨今は、配達料を理由に、どこからも、お断りを受けまして、印刷されたシート(それも、大きいからって分割されたもの)を自分で貼り付けることにしようとチャレンジいたしました。

できました~! 遠くから見れば、分割されてたラインもわからないかな。

間近で見ないようにw!シール貼りの難しさをひしひしと感じております。

ペイント塗り直しとか、修繕なども、この時期の行事ではありますが、今回、改修・メンテナンス案件の中でも看板リニューアル製作は大物だったので、ひとまずほっとしております。

皆さん、当店お越しのときは、目立つようになりましたので、すぐ、お気づきになられるでしょう!

意外と、須佐駅に来ても、お店の位置がわからないとお電話をいただくこともありまして、(お客様がイメージする海鮮のお店の外観という感じではないというのも多分にありますが。。。)とりあえず、お車の方にも気づきやすい巨大な「イカ」アイコンにはなったと思います。

それでは、又!そのうち、別件のDIY報告をしますねw~。

瑞風を振り返り

瑞風に乗ってまいりました。

もう、4ヶ月前になりますが、トワイライトエクスプレス瑞風の山陽上りコースに、父と一緒に乗ってまいりました。

JR西日本の高級クルーズトレインで、山陰山陽の沿線の景観を堪能しながら最高級のおもてなし・サービス、ミシュランシェフ監修の料理、各地の立ち寄り観光を楽しめる周遊型寝台列車です。

ご縁あって、梅乃葉は、山陰下りコース時の2日目の朝食の提供を担っております。

ご提供する朝食は、長年、私がしたためていた、本来はお昼のお客様に「もっと、こういう楽しみ方で食べて頂きたい。」とやりたくてもお昼の営業ではなかなかできないお料理の形と献立で、この地に来なければ味わえないお食事をお出ししたいという気持ちのもと、萩・須佐・山口の素材で提供しています。

瑞風に乗せていただき、ミシュランシェフや沿線シェフ監修の料理をいただき、瑞風クルーのサービスを受けながら、父と話すのは商売・料理の話ばかり(笑)。

立ち位置を変えて、様々なコンセプトのもと構成された他店の献立と味わいを堪能する体験はやはり面白く、学びは多かったです。ただ、瑞風に乗せて頂いた機会は何より瑞風のサービスの中で、当店の料理はどう存在するべきかを練り込む機会と思っておりましたが、結局、今のままの方向性をブレずに、クオリティと安定性を向上させることだと更に思いを強くしました。

「ここに来なければ味わえない体験」

これは、当店にとって昼食も朝食も同じです。

もちろん、瑞風の朝食献立は、仕込みにも提供にも手間がかかるため、お昼の営業では同じことはできませんが、瑞風への朝食提供を通して、お昼の仕事の品質が上がり、良い循環が生まれているのも確かです。

良い機会をいただきました。

感謝です。

何より、父を連れて行けました。

今まで梅乃葉を支えてきた父に、仕事で瑞風に乗る機会をつくることができて、しみじみと沿線の旅を味わえました。

 

さて、本年最後に、瑞風での体験を通して感じたのは、新たな学びやモチベーションを得て、結局、いつも当店に来てくださっているお客様に、

「どうしたら、もっと、楽しんでいただけるか!?」

ということです。

来年初頭から、告知してゆきますが、大変多くのお客様からお声を頂いている梅乃葉の海鮮だしの素「海賊だし」が姿を現します。

様々な料理に化けて、登場しますのでご期待ください。

 

 

暗い話はまだまだ多く、普段の生活が変わってしまっている方もいらっしゃいますが、梅乃葉が生活の中で、

「今日は須佐まで行って梅乃葉で楽しもう!」と、

明るい日常のひとときを提供する場になるよう、2023年も尽力してゆきたいと思います。

本年のご愛顧、誠にありがとうございます。

来年も、宜しくお願い致します。

 

なかなか活イカ(須佐男命いか)がこないのです。。。

GW中、まったく入荷できておりません。

あれよあれよと、気がつけば4月も終わり、ゴールデンウィークに入っておりますが、現在、活イカは全く、入荷できておりません。

コロナ休業以外で、ここまで、GWに全く入荷がなかったことは今までありませんでした。

漁獲の減少は近年進みつつありますし、気候変動の影響は大きく、過去の予測は昔みたいにはあてになりません。

なかなか、厳しくなっていく中、地元漁師のためにも、当店のファンの方のためにも、少なくなりつつあるこのイカを、大切に、提供してゆこうと思うばかりです。

GW中人気筆頭は「イカ天丼」「のどぐろ炙り丼」!

活イカがなくても、わざわざ訪れてくれるお客様も多く、感謝です!

活イカがなくても、主役級の料理が揃っております。

特に、サイドメニューなどを付加して、あれこれと折角の機会にといろいろなメニューを楽しまれています。

活ウニも入荷していますよ~!

と、色々、思いつつ本年GWの5/4,5/5は、お休みさせて頂きました。

帰省客・観光客で溢れかえっている本年GWのど真ん中をお休みさせて頂き、申し訳ないところですが、私も、久々に家族でお出かけしてきました!

良い天気でしたし、お出かけしたくなるこんな休日が、今後も続けばいいですね。

 

わざわざ来てくださるお客様の外食のひとときを、思い出に残る素敵な楽しい体験で!

今後も粛々と頑張ってゆこうと思います!

 

皆様、今後とも宜しくお願い致します。

店長

「天地がひっくり返るほどうまい!」のどぐろ一夜干しの清蒸とは!?

スタートしています!

新メニュー「のどぐろ一夜干しの清蒸(ちんじょん)」

梅乃葉で楽しめる「一夜干し ×  清蒸」シリーズ第1弾!

梅乃葉独自製法の一夜干しとは

梅乃葉独自の一夜干し製法「ほろ酔い干し」は、特許技術である素材の中心部から表面までの水分を低温で特殊な送風循環管理して揮発させることで、一般的なやや高い温度の熱風で乾燥させて干物の表面が過乾燥となるムラのある干物(焼くと表面の固さが際立ちます。)と違い、焼いた後もしっとりとした柔らかさの残るソフト干物をつくることができる特殊技術です。更に仕上げに、東洋美人の純米大吟醸を塗布・浸潤させるため、焼いた時の柔らかさや芳醇さが際立つ一夜干しになっています。

現在、「ケンサキイカ」と「のどぐろ」の2商品を「ほろ酔い美人シリーズ」用意しています。(近日、もう1種増えます!)

のどぐろ一夜干し「ほろ酔い美人」
のどぐろ一夜干し「ほろ酔い美人」
剣先イカ一夜干し「ほろ酔い美人」
剣先イカ一夜干し「ほろ酔い美人」

この一夜干しを、高級中華ではお馴染みの技術「清蒸」(ちんじょん)で、味わって頂くサイドメニューを用意いたしました。

その第一弾が「のどぐろの一夜干し」です。

清蒸とは

清蒸は、多くの文豪や美食家が「天地がひっくり返るほど美味い!」と言わしめる高級中華ではお馴染みの料理で、本来は、生きた活魚(主に根魚[ハタ系とか])でやる調理法です。

ですが、このほぼほぼ同じ調理技術で、かつて、梅乃葉のメニューとなっていた献立を覚えていますか?三昧丼の中の1品「剣先イカ一夜干しの葱焼き丼」です。

剣先イカ一夜干しの葱焼き丼(三昧丼)

私(店長)が個人的にも大好きだったメニューですが、イカの不漁による原料不足で、グランドメニューから外さざるを得なかった献立です。(※現在、その代わりにイカ味噌丼がメニューには鎮座しています。)

梅乃葉の一夜干しだからできる清蒸!

梅乃葉が作っているほろ酔い干し仕立ての一夜干しだと、素材の水分が抜けて、旨味を凝縮・簡易熟成させているので、味が濃く感じやすく、柔らかさを保持できるのです。

焼いても、抜群に美味いのはもちろんですが、密閉されたホーロー鍋の中で軽く酒蒸しされた身は、のどぐろであれば、ふっくらとしたほぐれるような柔らかさで、鮮魚・活魚でやる場合の良さも併せ持ちながら、一夜干しならではの軽い熟成した身を楽しめます。

そして、ベースとなる調味料は、当店オリジナル調味料である「葱だれ」。無国籍料理界の草分け的レジェンドである熊谷喜八氏が、当店にいかのしゃぶしゃぶ用にと伝授してくれたエスニックなタレで、(現在、当店のイカ水餃子でお付けしています)蒸し揚がった身に掛けております。(魚介類との相性の良さが秀逸です。)

イカのしゃぶしゃぶ用のエスニックダレ「葱だれ」

清蒸の醍醐味といえば

そして、清蒸の醍醐味といえば、そのアツアツに蒸しあげた身の上に、白葱と生姜の千切りをモリッとのせて、アツアツのごま油を、ジュッ~と回しかける仕上げです。

清蒸にアツアツの金ごま油

もちろん、このアツアツのごま油は、お客様の目の前で、鍋蓋を外し、蒸気が立ち上るところで、かけさせて頂きます。立ち上がる蒸気と香りと音にワクワクが止まりません!

もう、この瞬間で、口の中に唾液が駄々洩れする、主役級のサイドメニューです。

ごま油が又秀逸なのです!

ごま油は、萩の胡麻衛門の金ごま油を使用しています。低温圧搾法と呼ばれる、玉締め機という専用の機械を使用して低圧力、常温で時間をかけてゆっくりと油を搾り取る製法です。

低圧力、常温で搾り取るため、ゴマの芳醇な香りやビタミンなどの栄養素がそのまま残り、鮮やかな琥珀色の上質な食用油に仕上がります。常温・低圧力・時間をかけた搾りのため摩擦熱が発生しないので、無駄な加工をする必要もなく、搾った油を単純に濾過しただけのエキストラバージンな油に仕上がっています。

胡麻衛門の油は、当店商品の「漬け丼」シリーズにも使用しており、ごまの焙煎香が、華やかに広がる品質で、清蒸の香り立つ香気には、かかせない調味料となっています。

 

剣先イカバージョンは、少々お待ちを!

先行して、「のどぐろの一夜干し」からのスタートですが、

イカバージョンは、少々お待ちください。

イカの原料不足もありますが、もろもろ、オペレーションが意外と煩雑で、大変なのです。何より、サービススタッフが提供にこなれてきたら、どんどん(?)、提供開始予定です。

ただ、夏秋の繁忙期は、オペレーション上の問題がありますが、地元の美味しい白葱がないこともあり、季節限定となるかもしれません。

ひとまず、この寒い時期には、アツアツの清蒸を是非、お楽しみください。

又、自宅で、やってみたいという方は、当店通販部から、ほろ酔い干しシリーズや葱だれをご購入して、お試しされるのも良いかと思います。

 

是非~!!