災害から三週間後の唐津地区の映像とボランティア終了のカウントダウン。。。

萩市災害ボランティアセンター8月31日で閉鎖予定

後、2週間でボランティアによる復旧は終わりというこということらしい。

その後は、自分たちでということになる。

正直、その期間で復旧は終わるわけではありません。

道路や護岸、橋、なんて、応急処置しかしていません。

家屋でも、家人がいないところはほったらかしです。(許可無く手を付けれません)

 

 

被災家屋に対して、外部からの手を借りて手伝ってもらうことを、

様々な状況判断から打ち切るのだと思いますが、

とにかく気になるのは、ニーズの取りこぼしです。

 

【注意】被害があるからボランティアが派遣されるわけではない!

基本、ボランティアセンターは、被害がひどいから、その現場に、派遣するではありません。

「来てください」という依頼があるところに、派遣されています。

その「来てください」という声は、被害がひどい時ならともかく、

勝手に上がるもんではありません。

得てして、良識ある年配の方々など、

「後は自分でやらなきゃ・・・」

「こんなことまで頼んでいいのか・・・」

という遠慮は多いです。

 

派遣内容以外の依頼は基本的にはダメ

派遣されたボランティアに、

  • 要請した仕事以外にぜんぜん違う別の仕事を引き受けてはならない。
  • おとなりの方が、どんなに困っていても、引き受けてはならない。

運営システム上、ボランティアにはそうするように言われています。

もちろん、報告はするでしょうし、

ボランティアの方の自主判断で応える方もいます。

 

まあ、まず、ニーズの拾い上げに対しては不完全なシステムです。

その後、出にくくなるでしょう。

「ボランティアに頼んでもやってくれない」

という、意図とは違う印象も出るかもしれません。

 

報告があって、センターが対応することもあるでしょうけど、

基本的には、家人が申請しなければ派遣されません。

 

そもそも、何をしてもらえばいいのか思いつかない方も。。。

「何を手伝ってもらえばいいのか、わからんけど、今は目の前の片付け・・・」

そもそも、こんな災害を受けたこともないところに、

ボランティアの人が来てくれるということ自体始めてのこと、

泥出し・窓ふきですら、最初は、やってもらえるとも思っていませんでした。

 

 

 

 

ちょっと、お身内の方、周辺の方は、呼びかけてみて下さい!

目に見える災害ゴミは撤去され、

道路・路地裏は見た目は綺麗になってきています。

家屋は、とりあえず、床板ひっぺがして、泥出しして、乾かして、消毒して・・・・

そっからは、自らの再建か?・・・・。

 

いやいや、周りの庭はどうでしょう?

排水・溝に泥はないでしょうか?

家がやたら大きく、泥もゴミも取り切れていない?

泥で汚れた家財や家屋は掃除しきれていないのでは?

隣のほったらかしの家は、本当に関係者の方に連絡を取れない?

その方は、あと、2週間でボランティアが来なくなることを知っている?

身近な生活道路に土砂はない?

 

 

いや、自分でも 正直どこまで、お願いしていいのかわかりません。

ボランティアにお願いできるのはどんな作業に限るのか?

(結局、ボランティアセンターが判断してくれるので、とにかく問い合わせてみることです。)

 

今は、各々の家の事情によって復旧状況に違いが出てきています。

突っ込んで見て聞いてみないと、わからない状況です。

見るからに、被災状況のひどい家屋はあります。

泥を出したら人の手は本当にもういらないのか?

お互いに声をかけてみて下さい。

 

「ボランティアに頼んでる?」

「何が後、残ってるの?」

「何を後、しなきゃいけないの?」

 

避難している方は、単に、立ち会えないから、放ったらかしにしているだけの方もいるでしょう。

もう、住むことを諦めているかたもいるでしょう。

 

 

では、そのままにしておくのか?

隣の家の方は、被災した状態の家がそのまま残ってて本当にいいのか?

子ども達が、その周辺を安心して暮らせると思うのか?

実際、そういう状況を迷惑に考えている人もいます。

ここは、被災した方含めて、住民の方もお身内の方も、周辺に声をかけてみて下さい。

ボランティアの方々も、そういう声がけをしてゆこうとしています。

萩市災害ボランティア同士の情報交換フェイスブック 「萩ボラネット」

 

 

唐津地区へ

須佐の唐津地区へ行ってみました。

お手伝いの案件がないか見てみようと思ったからですが、

正直凄すぎて、わかりません。

重機のほうが必要なんだなというのは分かりました。

行った時間が遅かったので、人には会えませんでしたが、

家屋は、泥出しまでは、ザクっとすんでいました。

今は、旧道から出入りができます。

 

国道315号から下ってゆくのですが、

曲がるカーブごとに、土砂崩れです。

最低限のガードレールや土のうで、処置はされ、車両の出入りもできるようです。

 

ごうどう・中畑地区から唐津への映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8[/youtube]

 

 

平成25年7月28日の大雨災害の支援情報

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、

全職員で災害応急・復旧を行っています。

現在、災害救助法及び災害被災者支援法(7月28日)が適用されています。

また、激甚災害指定され、8月20日から適用となります。

萩市報・7月28日集中豪雨(被害・支援・義援金について)の抜粋

被災された皆さまへ(相談窓口)

被災された皆さまへ(支援制度等)

災害ボランティア・義援金・救援物資の募集

被害状況速報と内閣府防災担当の公表資料 【市報「萩」8月15日号からの抜粋】

 

被害状況・義援金・救援物資・ボランティア等 (pdf形式:5.26MB)

総合相談窓口・り災証明の発行・各種支援や減免制度など (pdf形式:300KB)

 萩市防災情報

※萩市防災メールはこちら(hagi@xpressmail.jp )に、空メール(タイトルも本文も書かず)して下さい。
※萩市防災 Twitter https://twitter.com/hagi_bousai/

災害ボランティアの動き

※萩市災害ボランティアセンターに関して facebookページ
※萩ボランティア間の情報交換 萩ボラネットfacebookページ

復旧の状況・経緯

※梅乃葉の店長ブログ。http://umenoha.ume8.jp/blog/  (災害に関して全部

集中豪雨復旧からお盆を超えて。。。

現況:復旧対応進んでいます。

平成25年7月28日の大雨災害の支援情報

H25.8.15号

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、全職員で災害応急・復旧を行っています。
現在、災害救助法及び災害被災者支援法(7月28日)が適用されています。
また、激甚災害指定され、8月20日から適用となります。
萩市報・7月28日集中豪雨(被害・支援・義援金について)の抜粋

被災された皆さまへ(相談窓口)
被災された皆さまへ(支援制度等)
災害ボランティア・義援金・救援物資の募集
被害状況速報と内閣府防災担当の公表資料

【市報「萩」8月15日号からの抜粋】
被害状況・義援金・救援物資・ボランティア等 (pdf形式:5.26MB)
総合相談窓口・り災証明の発行・各種支援や減免制度など (pdf形式:300KB)

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暫定「山口島根豪雨」の復旧支援情報は市報・防災メール・被災地域の防災行政無線で随時お知らせしております。
公式SNSに詳しく掲載していますので、インターネット環境の利用できる方は、参考にしてください。
ホームページ緊急情報 http://www.city.hagi.lg.jp/
Twitter https://twitter.com/hagi_bousai
Facebook http://www.facebook.com/hagibousai
※本件災害は、災害復旧事業で国の補助率を引き上げる激甚災害に指定されましたが、引き続き災害ボランティア・義援金・救援物資にご協力をお願いいたします。
山口県・島根県の豪雨に伴う災害用伝言ダイヤル171のメッセージの再生、及び災害用伝言板Web171へのメッセージの登録・閲覧は、平成25年8月16日(金)15時までとなります。
http://www.ntt-west.co.jp/news/1308/130813a.html
2013年8月15日(木)13時現在の暑さ指数(WBGT)
萩 31.0 危険レベル
須佐 29.7 厳重警戒レベル
※暑さ指数は℃で表示されますが、気温とは異なります。
熱中症予防と対応は、環境省HPの熱中症環境保健マニュアル(2011年5月改訂版)を参照してください。
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
「平成二十五年六月八日から八月九日までの間の豪雨及び暴風雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」が本日8月15日に閣議決定されました。
公布・施行は8月20日からです。
これにより、萩市は国から農地等の災害復旧事業、水産業施設災害復旧事業、公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助が受けられます。
http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/pdf/130815-1kisya.pdf
8月15日付け山口新聞は14日、山口市阿東で災害復旧のための測量作業中の会社員が川に転落し、溺死する事故があったと報じています。
復旧工事やボランティア作業を行われる方は、二次災害防止のため足元の踏みぬき、転落、熱中症、交通事故の防止に注意しましょう
高温下での長時間作業は、注意力や判断力が低下し、非常に危険です。
特に連日、作業されている方は披露が蓄積していますので、疲れを自分で認識する前に休憩・水分や塩分の補給を心がけてください。
特に重機や車両の操作はもともと危険を伴う作業であることを再認識しましょう。(無資格者の操作は厳禁です。)
萩セミナーハウスのボランティア宿泊対応期間を延長します。
ただし、宿泊可能人数は日により異なりますので、ご注意ください。
8月15日(木)及び16日(金)15人
電話受付 17時~19時 0838-21-7501
入所時間 17時から翌日09時まで
17日(土)10人
18日(日)~23日(金)30人
24日(土)宿泊不可
25日(日)~31日(土)30人
※全般問合せ:萩市保健福祉部 0838-25-3137萩セミナーハウス(萩市大字堀内211番地1)
食事は各自で準備してください。
https://maps.google.co.jp/maps?expflags=enable_star_based_justifications%3Atrue&ie=UTF8&cid=3651038046694958308&q=萩セミナーハウス&iwloc=A&gl=JP&hl=ja
広報課は萩市公式ホームページにトピックスとして今回の災害写真を掲載しました。
防災安全課の緊急情報ページは、お知らせ主体ですが、こちらもご覧ください。
http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=35651
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知らない情報もありましたね。

NTTの伝言ダイヤルなど、やっていたのか。。。という感じでした。

周りは何かしら被災のための対応をしていたかもしれないけど、

被災現場にいる人は知らない事のほうが多かったです。

 

今は、行政も、情報発信が多く、対応の成果(様々な支援制度の決定など)も

いろいろな形で現れてきています。

ボランティアの方が日々遠方や近圏から来られています。

その支援の社協方々も各地から支援に来られているそうです。

ほんとうに有難いです。

 

お盆の間、午前中、突然、停電が起こりました。(めちゃめちゃいい天気の中です)

その後、この事について、アナウンスはありませんが、

僅かの間のことです。復旧対応期間中と思えば大した事件じゃありません。

ですが、梅乃葉では、この時、この後も大事件が続いていたのです。

 

メイン水槽ポンプ停止。。。メイン冷凍庫機能不全。。。

このわずかの間の停電は、午前中の営業開始前です。

復帰後、異変には気が付かなかったんですが、

営業開始しばらくして、水槽の活イカに異変が起こったのをスタッフが気がついたのです。

 

循環ポンプが動いていない!

 

活イカ水槽は、既に真っ黒でした。

それも、メインの大型水槽です。大半の活イカをここに入れていました。

この時期の漁のイカは、海水温の上昇から、弱くなっているというのに。。。

 

ポンプの再起動を試みましたが、電気系以外の支障が同時に起こったらしく、

もはや、その復旧より、活イカを別の水槽にかわすことの方が手一杯でした。

結局、10kg以上の活イカが死に、

お客様への提供数が、一気に減ったのは言うまでもありません。

 

被災当時以降にも、雷の影響もあって、停電は何回もありました。

その後は、この異常な暑さが連日続きます。

今度は、冷凍庫の冷却装置がおかしくなりました。

応急対応ではどうにも出来ず、業社もお盆休み。

とうとう、大半の冷凍物を、一時、漁協冷凍庫(借りて)に移動させる対応にまでなっています。

 

電気に頼った被災対応は本当に有効か!?

被災した後、電気が通らない地域もありました。

携帯どころか、固定電話もつながらない地域もありました。

今更ながら、電気で賄っている機器の多さ、生活に気が付きます。

 

被災当時、うちは、ケーブル配線はつながっていましたし、携帯は繋がる状態、電気も通っていました。

たまたまです。

目の前の河川が氾濫していましたし、あれ以上の影響が出た時、近所の電柱もどうなっていたかわかりません。

情報発信もできていなかったどころか、情報の収集も困難だったでしょう。

防災無線は生きていましたが、1Fが冠水した家では、無線機器も使えなかったでしょうから、

周りの被災対応が見えず、ストレスは大きかったと思います。

 

レスポンシブな防災情報対応とは!?

SNSは便利です。今回、災害のことをいち早く知ることにつながったケースも有ります。

WEBも便利です。無線も便利です。携帯も便利です。

でも、全部、電気が必要です。

どんな状況・媒体・デバイス・人がそこに想定されるのか?

(被災者・住民だけでなく、消防団・自治組織に対してもです。)

どんな情報が必要とされるのか?

レスポンシブな防災情報の形とは?

電気がいきてるなら、それに越したことはありません。

WEBも使えばいいだけです。

今後の災害時に対する被災対応を考える時、是非、考慮して欲しい部分です。

 

未だ復旧できずにいるところは多いです。

復帰できていないうちの従業員には、唐津地区の実家の復旧に負われている者もいます、

ここには、ボランティアは来れません。(土砂災害のため危険があるためです。現時点の普及状況はわかりませんが)

ライフラインも完全ではないです。

家屋清掃がまだまだ進まないところもあります。

支援情報から、今後の対応や将来を考えている家や事業所がいて、

今、正に、将来への希望、元気が欲しい時です。

 

市の努力もあって、国の災害に対する様々な支援措置を取り付けられたのは、

大きいと思います。色んな保険の対応結果も出てきています。

そんな数字と共に、ボランティアの方々のアツい思い・元気・優しさは、町中に広がってきています。

 

朝、社協周りに集まったボランティアの方々を見ると、

本当にエネルギーに満ちています。

 

無償で遠方からわざわざ来られ、

ひとつの目的をみんなが共有しあって、

やる気に満ちている面持ち

その中に、誰ひとりとして、強制されて来た人、やる気のない人はいないのですから。

 

そんな方々が、被災現場に向かい、手を貸してくださっています。

元気は人が運んでくれる。

そんな印象を受けます。

これで、被災した方々も少しは元気になっていただけるのでは!?

と期待しています。

 

行政機関の被災発表には見えない大きな被害もあります。

 

被害を知られていない須佐湾内土砂によるヘドロ化

現在、須佐湾内の内海は全て、この度の土砂などによって、埋まってしまっています。

家屋の基礎に埋まったあの泥が、堆積しているのです。

風光明媚で、名勝天然記念物の須佐湾。北長門海岸国定公園の中に、あまり知られていませんが、

海中公園の指定も受けているほど、海の中は綺麗で、ダイビングスポットとしても人気なのです。

そこが、被害を受けているのです。

 

触れば、細かい粒子が舞、視界を奪います。

どこにどんな獲物がいるのかわかりません。

少々の泥がかぶったくらいでは、貝類でも死滅することはないという、漁師の意見もありますが、

普段、岩礁の奥底に隠れているウニなどが、この泥の中を本当に生きてくれるのか、

覆いかぶさった泥で潰された藻場は、再生するのか?

それをエサにしていた生物は、今期、生きて行けるのか?

何年経てば、この泥はなくなってくれるのか?

 

確実に言えることは、

今期、浅海漁師はアワビ漁・サザエ漁・ウニ漁など、全て、出来ないということです。

 

アワビなど稚貝から育て、放流し、収穫のためにやってきたことが、台無しになっているのは、農業だけではありません。

現在、農業への支援情報は、萩市の対応も進んできています。

ですが、漁業については、確かに、田んぼのように自己所有しているものではありませんが、

地域の海は漁師が共同で管理し、守ってきています。

そして、被害状況や復旧対応方法がわかりにくく、対応もしづらいところでもあります。

 

そんな目に見えない被災状況・影響は、今後、色んな所で出てくるのではと思います。

市の対応を是非、お願い致します。

 

 

お盆のお客様2~3割減

梅乃葉ですが、実は予想よりも多くのお客様に来て頂けました。

従業員が復旧のため復帰出来ない万全とはいえない中、

少ないスタッフで、なんとか対応してきましたが、

サービス・商品に不本意な思いがなかったわけではありません。

 

お待たせしては申し訳ない思いが、あせりをうみ、

お客様への十分な商品・サービス提供につながらなかったのでは?という

思いは常に降りかかってきます。

 

被災対応のため、早めにお店を閉めた時もありました。

そういう時に、たまたま、遠方から来られた方もいたようで、

お叱りの声もありました。(申し訳ありませんでした。告知不十分な対応でした。)

 

お客様には、あえて、そうお声を出さなかった方もいるかもしれません。

申し訳ありませんでした。

私は、常々、事情があって対応できないなら、お店は開けるべきでないと思っています。

今は特に従業員も、家に帰れば、整理清掃がありますので、尚更です。

 

想定していたお客様はもっと、少ないく見積もっていたというのもありましたが、

当店がうごくことで、漁師や、仕入元の地元農家・小売店など、も動きます。

景気のいい姿を地元の方・外部の方に見せることも、須佐の復興につながると思っての営業です。

 

少ないながらも、もっと、シビアに気を引き締め、サービス提供にあたりたいと思います。

 

 

ボランティアの方・須佐出身の方の来店

お盆期間中、たくさんのボランティアの方がご来店してくださいました。

ボランティアのが終わる時間が当店が閉店する時間ですので、

夕方に、食べに来られようとした方もいらっしゃいます。

(申し訳ありませんでした。従業員に、そこまで、無理を言えないため、定時で営業させて頂いております。)

 

須佐出身の方においては、

お声をたくさんかけて頂きました。

 

「ブログの情報発信、様子がわかって助かりました。」

「ありがとうございます!」

 

感極まります。

お土産まで、持ってきて下さる方までいて、恐縮です。

あまり、泣かせないで下さい。

 

無理して、努めたかいがありました。

 

又、萩大志館の義援金BOXに、たくさんの方が、応えてくださっています。

NCM_0107

少ないけど・・・・、お釣りは全部・・・思いは皆同じです。

郵送で送られてきた方・・・・・義援金BOX設置前に持ってきてくださった方。。。。。。

色々な方が被災地に対し応えてくれています。

 

その思いに応えるべく、須佐はこれから、元気にならなければなりません。

復旧をもっと進め、

須佐の今後を、強いものにしてゆければと思っています。

 

 

被災したことで気づく、人の優しさ・義侠心・無償の愛。

このことに気付かさせて頂けただけでも、自分はついてる!と思いました。

感謝!

須佐地域集中豪雨からの復旧11日目---ベテランボランティアからの提言

ベテランボランティアから見た萩市災害ボランティアセンター

ベテランというと適切ではないかもしれませんが、

昨日、東北や近畿、九州など、近年耳にした災害現場に、 積極的にボランティアに参加している方が、

個人で、須佐にも参加され、お話する機会がありました。

当然、各地の災害ボラセンを通しての活動ですから、

事例を多くご存知です。 この度は、徳佐地域にもゆかれ、

須佐にも、わざわざ宿を取られての参加ということ。

本当に、ありがたいです。

 

 

萩市災害ボランティアセンターや萩市の災害に対する対応について、

一定の評価をされていましたが、 どうしても、皆、この規模の災害対応など初めてですから、

「ここをもう少しこうしたら・・・」

「ここにもっと力を入れたら・・・」

という意見がありました。

 

でしゃばることを控え、提案することを遠慮されていましたので、

私がここで、書いておきます。

以下

・手のひら返しでいいじゃないか!?

・情報の伝達は、よりアナログに近いほうが有効。

・マッチングこそキャリアや人が必要。

・ボランティア側は、行政サービスを受けに来ているわけではない。

 

対応できる方、現場関係者、所管部署の方、外部からでも結構です。

提案・アドバイスしてあげて下さい。

そして、増員できるならお願いします。

 

現場に携わっている方は、誰もが、

「やれることはやっている」

と思っています。(もちろん、いい意味で)

気づきをお互いに、言うこと、聞くことを躊躇しないで、

声をかけてあげて下さい。

 

・手のひら返しでいいじゃないか!?

この度の萩ボラセンでもありましたが、

雨の時の対応で、朝、今日は中止という告知。

 

そいう判断はもちろん、安全のためには正しいのですが、

要はその後、晴れた場合や、状況が変わった場合に、

手のひらを返したように、

やっぱり状況が変わったので、やることにしました!

と言ったっていいじゃないかという考え方をもっと、持つべきとのことです。

 

それが、平時の行政サービスでのことではなく、

状況がどう変わるかわからない災害対応・復旧現場でのことで、

「被災者のために」なることなんですから、

臆病にならず、情報発信や意思決定を消極的にしないようにすべきとのことです。

 

東北のとある地域ボラセンで、収束してきた現場を見て、ボラセンの閉鎖を告知した時に、

(ここのボラセンが素晴らしかったのは)

最後にニーズ調査を徹底的にもう一度したそうです。

すると、閉鎖を聞いていない被災現場から、チョット待ってくれという声がどんどん上がってきたので、

「やっぱり、続けます」と発表したそうです。

この度、須佐地区でも、水道再開にあたって、給水車の撤去が告知されましたが、

濁り水の影響で、「やっぱり給水車は配置します」という対応に変わりました。

 

状況が変わること、予測できないことは災害現場や、初めてのことには、つきものです。

確実で、決定したこと、事後報告だけにしておこうなど消極的にならず、

被災者のために

いい意味で、「手のひら返し」を肯定してはどうでしょうか?

 

住民も、関係者も、「対応がコロコロ変わる」と思っても、気がついて下さい。

コロコロ状況は変わるんです。(もういいと思ってたら、これもあった・・・なんてこれからもあります。)

対応だってコロコロ変えていく必要もあるんです。

今は、平時ではないんです。

 

 

・情報の伝達は、よりアナログに近いほうが有効。

これはボランティの方に対してや被災者に対してでもあり、

ボラセンのみならず、災害対策本部、又、対応に携わる全ての方に意識として持つべきことですが、

 

情報の伝達で、いきなりFacebookなどは、ハードルが高く、情報は伝わらないということです。

Twitterを活用する事例は結構あったそうです。

比較的、操作が楽という点では受け入れやすかったのかもしれません。

やはり、紙媒体が絶対に有効とのこと。

ボランティアの方々に、被災現場に行って、かわら版のような情報を、配ってもらう事例はあるそうです。

 

案件先に行き、被災者、身内、更新された内容なら、渡してあげ、

又、周囲に渡して頂くよう、お願いする。

区長さんなんかがいてくれたなら、もっと、話は早いです。

避難所には、世話している方に直接持っていけばいいし、

別の場所に避難している人には、電話をかけてあげる、

FAXするなどで対応すればいいことです。

こういうのは、災害対策本部や後方支援部署が、内容を用意し、紙を刷って用意し、ボラセンと連携すればいいことです。

 

かわら版、電話、直接会う、この面倒くさいけど、一番アナログに近い情報伝達こそ、

被災地にいる住民の不安を解消するものだと思います。

 

 

・マッチングこそキャリアや人が必要。

萩の場合、現状、マッチングは2名くらいでやられているよう(この方の見た印象)ですが、

もともと、こんな規模の災害対応でさえ未経験の方がやられていることです。

どうしても、マッチングに時間がかかってしまいます。

これについては、参加したボランティアの方からも多数声が上がっています。

ここに人を増やすべきということです。

追記:※現在、某市ベテランのボラセンスタッフ(社協職員)が応援にきているそうです。今後に期待!

 

 

又、もっとスムーズに進めてゆく方法で、

・  ニーズ案件を大きなボードに書いて参加するボランティアにも、見えるようにし、参加者側から積極的に声が出るようにするという事例もあるそうです。当然、消したり書き足したり、その作業性は増えます。

・とある地域のボラセンでは、前日に、次の日の具体的ニーズ案件を情報発信していたそうです。Twitterでの発信でもいいです。事前にボランティア側が知ることで、自分にもできることがあると思ってもらえるという効果もあるそうです。(既にある程度は発信はされていますが、もっと具体的でいいのでは?)

バスで、事前申し込みしている団体には、こういう事前の情報発信と、事前のチーム編成は、車中でも可能ではないかと思いました。

チームリーダーも決めておき、最低限の活動の注意事項も、やって頂いておけば、少なからず、

来てすぐ、現地への行ってもらう対応に移れます。

(又、早く出発してもいいじゃないですか? 先日、私がいた現場にボランティアが結局来たのは、10時頃ですよ。15時には、帰るのですから、わずか5時間しかできないなんて、参加者も思っていなかったでしょう。)ただ、休憩の必要、根を詰め過ぎは熱中症にもつながるので、もちろん、注意が必要です。

東北では、避難住民の方の話の聞き手役という案件もあったそうです。現在、萩ボラセンが、どういう場所からニーズ案件を拾っているかはわかりませんが、体を使うことはできなくても、そういうことならできるという方もおられるはずです。

現在、さくっとしたニーズ案件数は、告知されていますが、もっと、具体的でいいのではないかと思います。全てのボランティアが肉体的作業と思われます。(それしか、募集しないというなら別ですが。)

現在、萩ボラセンでは、軽トラを持って来られる方を呼びかけておられることを知りましたが、そういう情報発信が外部にはないので、軽トラの提供もできるし、運転もできる、又、そんなボランティアならやれるという方もいます。

—————-facebook 弥富:児玉さんからシェア————————————-

昨日、遅ればせながら被災地にボランティアに行きましたが、行って分かる事、行って被害の大きさに気付く事・・・。

須佐『梅の葉』の福島君から『軽トラ』が必要・・・
と言われ、借りていきましたが、被災地に入っている収集車はほとんどが4tトラックくらい・・・。

軽でなきゃ入れない地域(漁村の路地裏・山間部の細い道)も多々あります。

どういうシステムか分かりませんが、ボランティアセンターに『軽トラ』を持って行っても、多分使えないと思います。
保険や、事故等の問題があり責任を負えないので・・・。

『軽トラ』運搬のシステムを市側でも作ってくれたら・・・。

細い路地は、表まで『一輪車』『リヤカー』等で運搬している状態です。
その労力も大変です。

『軽トラ』さえも入れない場所は、『農業用のトップカー』でもあれば・・・
と感じました。

この際だから、『運搬で車が壊れたから弁償して!』とか言う人はそんなに居ないはず。
そんな人は端から来てないと思うので・・・。
ボランティアセンターで、何かシステムを作れないのかな・・・。

既に出来ていたらそれはありがたいのですが・・・。

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又、ゴミの搬出を懸命に行なっている須佐の行政職員から、ボランティアのマッチングを含め、現場のニーズとのギャップに苦心されている事も聞きました。加えて、「自分たちの立場からそういうことは萩市本所などに言えない。。。」とも。(実際そんなもんなんです。)

(ここの現場でも軽トラのニーズはありました)

ニーズ案件を拾うのは基本的に、被災者からだとは思うのですが、それを手伝っている、

行政職員

地域区長さん

ボランティアの方々(現在、報告としては受け取られています)

から、気付きや、提案、ニーズをもっと、細かく拾ってもいいのではないでしょうか?

避難している方に、連絡はとっているのでしょうか?

ニーズ案件があがらなければ、ボラセンとしても動けないというのはわかるのですが、

避難している方の家は、全く片付いていないところもあります。

又、そういうことへの職員の応援(増員)をすることが、今は、もっと必要なのではと感じました。

 

・ボランティア側は、行政サービスを受けに来ているわけではない。

この方は、 ボランティアは、平時の行政サービスを受けに来ているわけではないので、

マッチングに時間がかかって、作業時間が少なくなても仕方がないと割り切られておりましたが、

実際、もっと、作業がしたかった。こんなことなら、直接来てみればよかったと言う方もいます。

 

どういう状況・対応結果であれ、そのことを、ものすごい過失・過ちとして攻め立てようと誰も思ってもいません。

その先にいる「被災者」のためにつながっているかどうかですから。

 

改善の余地が、まだまだあるのですから、誰かが、大きなお世話であっても、

こういう声があるよ。

こうしてみたら。

手伝おうか?

と関係者・関係部署に聞いてみて頂けませんか?

この方の提案、なにか一つでも、うまく改善されていくのなら、

とても意義ある事例の提案だと思います。

 

この方に、うまくいっていたボラセンの事例で、共通するのは、

若いスタッフ(職員)ががむしゃらに、下働きしている所と言われていました。

そして、その若いスタッフ(職員)を上司が信頼しているということが伺えるボラセンが、

機能的だったということです。

 

ネットを駆使するのもひとつの方法ですが、アナログな方法をもどんどん取り入れて、

被災者」のために、もっと、柔軟で進化する体制。

萩市災害ボランティアセンターがもっと機能してゆくことを願います。

 

追記:システムを超えたこんな活動もありました。どんな感じでボラセン受付から進むのか説明もされています。

  須佐 災害ボランティア参加してきました

 

※決して、ボラセンを通さない活動を推奨しているわけではありません。基本は、ボラセンを通して活動すべきです。

 

萩市災害ボランティアセンターfacebook よりシェア

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★萩市災害ボランティアセンター★
(2013年8月8日(木))本日も暑いなか多くのボランティアさんに活動して頂きました!
ありがとうございます!
平日にも関わらずみなさまの力をお借りできていることに、大変感謝しております!
明日以降もみなさまの力が必要です!よろしくお願いします!それでは本日の報告です。ボランティア参加人数
個人:107人
団体 31団体 249人
計356人

活動件数:58件
終了:22件
継続:36件

残ニーズ 154件
(活動内容 家財出し・床下の泥出し・雑巾がけ・その他)

泥が乾いてきておりますので、粉塵が俟っている場所もございます。暑い中の作業ですが、マスク・ゴーグルをつけての活動をお願いします。

☆みなさまのお越しをお持ちしております☆

須佐地域集中豪雨からの復旧7日目---現況速報・住民は情報収集を

 萩市行政は全力で復旧活動に取り組んでいます。

ですが、

情報を被災住民に知らせることが、後手に回っているため、

被災住民は、ほっとかれている不安に襲われ、大変、ストレスがピークとなっています。

以前より、このブログでも訴えて来ましたが、

知らせることを復旧対応と同じように重要視して下さい。

 

紙媒体での配布対応は、ここまで来て、なんら動きもみせません。

皆、いっぱいいっぱいの中です。 どこかの段階で、情報伝達を軽視・後回ししている可能性もあります。

被災住民の方、お身内の方は、情報を得る方法を手に入れて下さい。

 

又、周知して下さい。 せめて、萩市防災安全課、防災安全課公式ツイッターfacebook、メール登録を。

最新情報は、

防災メール防災安全課公式ツイッターで。

萩市集中豪雨災害の経緯について

萩市集中豪雨の被害・復旧状況まとめ NAVER

(拡散希望) 被災地の方から、須佐及び田万川の職員しか復旧対応していないとの苦情を多数いただいております。

現在、萩市役所では本庁及び被災していない総合事務所等の職員を連日ボランティアとして現場作業に従事させています。

こられの対応については、萩市災害ボランティアセンターを通さずに独自対応しておりますので、

ご承知ください。

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被災者用の仮設住宅については、必要数及び建築適地の調査中です

概要が決まりましたら、報道発表等を行います。

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8月4日
田万川地域小川地区の給水活動予定
小川24区 小川小学校前 8:30~9:00、13:30~13:50
小川25区 おそ吹原団地 9:10~9:40、14:00~14:20
小川2区 集会所 10:00~10:30、14:30~14:50
小川3区 集会所 10:40~11:10、15:00~15:20
小川14区 野稲さん宅付近 8:30~9:00、13:10~13:30
小川4区 上の原公会堂付近 9:10~9:40、13:50~14:20
小川12区 生活改善センター付近及び矢原 大谷さん宅付近
9:50~10:10、14:30~14:50 小川5区
小河さん宅付近
10:20~10:50、15:00~15:30 小川11区
 市丸中継ポンプ場
11:00~11:30、15:40~16:10 小川15区 野稲正さん宅前 
8:30~8:50、13:30~14:00 小川16区 佐伯さん宅前
 9:00~9:30、14:10~14:40 小川21区 下小川ふれあいセンター 9:40~10:10、14:50~15:20 小川23区 集会所 10:20~10:50、15:30~16:00
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災害により小川地区では断水が続いてますので、小川地区から田万川温泉へワゴン車を臨時運行します。 鍋山を出発し、小島、本郷を経由するルート、小川小学校を出発し、おそ吹き原・三明を経由するルート、小川選果場を出発し、原中、千疋、平山台を経由する3つのルートで運行します。 運行時間は、鍋山・小島ルートが鍋山を午後5時と午後6時20分の2回 小川小学校・三明ルートが小川小学校を午後4時30分と午後6時20分の2回 小川選果場・平山台ルートが小川選果場を午後4時と午後6時20分の2回運行します。 事前に連絡いただければ、家の近くまで伺います。 田万川総合事務所、電話2-0300、地域振興部門までご連絡をお願いします。 只今、田万川温泉は田万川地域及び須佐地域の住民の方は無料で入浴できます。是非、ご利用ください。
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8月4日06時24分発表の天気概況の要約 山口県は、4日夜遅くにかけて急な強い雨や落雷に注意。 気圧の谷や湿った空気の影響で4日は、曇りや雨となり、雷を伴って激しく降る所がある見込み。※雷注意報発令中報道にありました本日の総理大臣現地調査は、自衛隊ヘリ不使用と判断されたため、萩市須佐の視察は中止、津和野町と山口市阿東のみ訪問となります。
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JR山陰本線 奈古〜長門市は始発から運転を再開しました。
宇田郷〜奈古は4日から、益田〜須佐は5日からバス等で代行輸送です。
須佐〜宇田郷は国道191号の復旧後に代行輸送が予定されています。
JR西日本運行情報→http://trafficinfo.westjr.co.jp/i/list.html
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facebook より

林様よりシェア
191号線大刈–須佐トンネル崩落現場
来々週には片側通行にまで!?国道191懸命な復旧作業中です!
【191号線 大狩・須佐トンネル復興状況】 写真は!解りにくいですが(>_<) 盛り土も、道路天レベルまで上がってきました! クラッシャランで路盤を作って!いきます! 崩落した方は!これ以上崩れないように!モルタル吹き付けに、金網ネットを張ってます! 一昼夜で!ここまで(^o^)/ 小狩・大狩・須佐トンネル間も、十数ヶ所で!復旧作業中です!(自分は、こちら側です!)
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来週の)月曜日・火曜日を片側通行可能目標にしてるみたいです!

【修正】明日・明後日(8/5月曜・もしくは8/6火曜)とのことです!

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facebook 宮内市議よりシェア
国道191号線金山谷トンネル(須佐–弥富間) 現状 。
雨の振り方によっては、通行規制がかかります。
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復旧対応で、やっていることを知りたがっているのは、
被災住民だけではありません。
決定したことだけを伝えるという習慣は、
平時にやって下さい。
今は、災害・緊急時です。
お身内の方、ボランティアを望んでいる方。
各、情報発信内容を掴んで、被災住民に伝えて下さい。
お願いします。
又、現場でぶっとうしで、対応に追われている職員の皆さん。
休みましょう。
休んでも、頑張って対応していることくらい住民はわかっています。
休んだ時に、見えることもあります。
住民の方も、そう声をかけましょう。
そうするために、情報の周知によって得られる安心が必要なんです。