ケンサキイカ一夜干し×酒米塩糀×小豆島EXVオリーブオイル
の美味の妙。
現在、黙ってひっそりと、店頭販売しております。
私、梅乃葉店長のイカキャリア(?)最高傑作と自負する、
ケンサキイカのポテンシャルを最大限活かした逸品
「ケンサキイカ 炙り美人 【オイル漬け】」
です。
もうね、ひたすら旨いです。(笑)
鮮度の高いケンサキイカを一夜干しにした段階で、旨味が凝縮されています。
その一夜干しに、更に、
萩美人漬け同様、澄川酒造様より頂く純米大吟醸用の米糀と、萩の海塩でつくる「塩糀」を、
東洋美人「純米大吟醸」と一緒に漬け込み、
一つ一つ手作業で炙り焼きます。
そして、
焼き上げたイカの身に、小豆島産100%のエクストラヴァージンオリーブオイルを垂らします。
コレだけです。
コレだけなんですが、
この一つ一つの素材・相性・調理工程の吟味に、
剣先イカを追求し続けてきた梅乃葉のキャリア・こだわりが注ぎ込まれています。
世の中の剣先イカの加工品にこれ以上はない逸品!
そう自負しています。(←もちろん、私の勝手な自信です。)
なぜ、酒米の糀を使うのか?ってところで、
糀好きの方でもあまりご存じないのが、生きた酒米の糀(酵素)の特性です。
その特性を駆使し、その方向性のまま、糀を扱います。
東洋美人を手掛ける澄川酒造様が、意図する糀造りとその酵素の働きの方向をです。
干物の糀漬け自体、古くからある料理です。
昨今、塩麹漬けというのも、ブームもあり、よく見かける組み合わせです。
そのよくある組み合わせなのに、なぜにこんなに美味しく、高品質にできたのか!?
じつは、この商品の開発ナンバーは、古く、一時的に開発を断念していました。
ですが、長い遠回りの末、
昨年導入した超高品質急速冷凍庫3Dフリーザーを駆使して、原料素材を高鮮度に保存し、
澄川酒造製の純米大吟醸用の米糀の発酵と活用ノウハウの蓄積(萩美人漬け)、
そして、この度も国の支援を受け、国内最高水準の加工機器を導入することが決まって、
この商品を製造するノウハウとタイミングが揃ったのです。
現在は、本格稼働前なので、店頭での販売のみで、
御来店のお客様のみに提供しておりますが、
夏頃には、それも、増えてくるかと思います。
日本酒のみならず、ワインにも好相性!
炙り焼いた香ばしさに、イカの濃い旨味が口いっぱいに広がります。
塩糀の優しい甘さと、塩分が、イカの旨味をコレでもかってくらい引き立て、
そこに、雑味や妙な青臭さがないフレッシュな風味の小豆島産EXVオリーブオイルが、
圧倒的な風味を底上げします。
正直、めちゃめちゃ旨いです。
100%小豆島産EXVオリーブオイルは、発売されると、一週間もしないうちに売り切れる希少なオイルを使用しています。
でも、うちには、お気に入りの秘蔵オリーブオイルがあるのよ!って方には、
オリーブオイルのかかっていない、プレーンタイプの炙り美人もあります。
お好みで、お買い求め下さい。
「萩美人漬け」と「炙り美人」
どうせ使うなら、日本一の酒米糀と酒米を頂いて、究極のマリアージュを作りたい。
それを、梅乃葉に来るお客様に楽しんで頂きたい。
そんな思いで作った「萩美人漬け」同様、
「炙り美人」も又、絶妙な美味しさの妙を楽しめます。
しかし、どちらも、「冷凍」の商品。
なかなか、販売しづらいんですよね。
この点で、多くの方にお届けする機会を失っておりますが、
美味しいものをつくり、お客様に知って頂き、喜んで頂く。
このプロセスは、活イカ料理を続けてきた今まで、ずっとやってきたことです。
地道に、皆様に知って頂けるよう、頑張ってゆきたいと思います。