お!そうそうコレコレ!梅乃葉が高品質化にこだわる理由

来たーー!忘れたころにやってくる必然の師

いやあ、飲食店としても季節的にもちょいとゆったりとするこの時期のはずが、

年末から途切れることなく何かに追われておりまして。。。

(今朝も、本年の夏の祭りの仕込みをしておりましたww)

 

夢中でいろんなことを追いかけておりますと、

時々、忘れた頃にやってくる、気付きがあります。

 

自分的には、全てのことには意味や目的があって動き始めているいるので、

当然って言えば当然なのですが、目的に近づくと、それぞれが、線でつながって見えてきて、

いざって時に腹落ちするような出会いが、きちんと待っています。

まさに、「準備ができた時に師は現れる」です。

 

※「その出会いが無いうちは、まだまだなんだな」と、

思うところもあり、「気焦りは禁物!」とやり過ぎを自制することも最近はしばしば。

 

本年のサービスインは・・

梅乃葉としても、大抵、この時期にこの1年を通してサービスインする体制の具体的準備・仕込みを進めます。

 

例によって、人材不足は慢性化しておりますので、

規模を大きくするような事業の方向ではなく、

「より、お客様が楽しんで頂くために、何ができるだろう!?」

そんな、「楽しさ満足感向上計画」から、いろんなことに挑戦してゆきます。

 

本年の肝は、以前からお客様に提案したくてウダウダとローンチできていなかった商品(サービス)をスタートさせます。

近日、お知らせできるように頑張ります。

 

そして、そして、導入後、試用期間を経て、

本年フル稼働に向け徐々に業務に浸透させてきましたコイツ!

次世代超高品質急速冷凍庫「3Dフリーザー」!!

山口県が世界に誇る技術として現在、日本国内のみならず、世界に進出している凄いやつです。

古賀産業株式会社 (←詳しい技術はこちら)

 

特殊急速冷凍したものを解凍しても、

細胞を破壊しないので、ドリップなど出ず、素材の良さをそのまま冷凍保存できる優れもの。

活イカで、試してみました。

カキーン!と、一気に急速冷凍。

 

と、まあ、やるんですが、

梅乃葉で、この急速冷凍したものを「活イカ」として提供するんじゃないですよ(←ココ重要 笑)。

 

活いかや生鮮素材で、その最高鮮度が保てる期間のもの以外の、

加工原材料や加工品全てを、

3Dフリーザーによって、

高品質な状態に保ちます!

 

※つまり、生鮮の生きのいい状態の原材料で、全て加工し、

できたものを、できた状態のまま保存する。

ということです。

もちろん、結構な負担でしたが、踏み込みました。

 

 

なんでそこまで?高品質化の理由。

”剣先イカの本来の価値を伝えてゆくためです。”

イカ業界って、扱いや価値について、すっごく古い常識のまま変わっていないんですよ。

消費者ならまだわかりますが、取扱事業者が、まず、そうなのです。

 

イカの町と言われるところでも、価格が先行し、安いスルメイカや、名もない外国のイカを原料にして加工品を作っていますし、

個人的にどうなん?とショックを受けたのが、京都の有名な西京漬けのお店で、扱っているイカの品種さえ質問に応えられなかったことがありました。

他の魚は、品種や産地を価値とすることは当たり前になっていますが、イカは殆ど無いです。

 

「スルメイカとケンサキイカの違いを伝えても、都市圏の消費者は同じイカだろ?くらいにしか思わないよ」

と、以前、有名な食品バイヤーにもダメ出しされたことがあります。

(もちろん、価値を知っている人は知っていますが)

 

西日本(特に、島根・山口・九州圏)では、剣先イカの価値は、活イカとともに少しづつ認知されてきています。

しかし、今一歩広がらないのは、事業者の意識もありますが、

研究や技術によって変わってきている「扱い方」と、「お客様に届ける方法」が、事業者に広がっていないというのもあります。

 

梅乃葉には、須佐男命いかの味を多くの人に伝えてゆく使命があります。

それは、剣先イカの価値を高め、多くの人に知ってもらうことです。

 

そんな中、梅乃葉に来店して頂けた方に、

最高に楽しい食事の時間となるよう、従業員一同お店づくりをしてゆきます。

(お待たせはしますけど。。。。・・;)

 

遠く離れた小さな田舎のお店に、めちゃめちゃ待たされても、足しげく来てくださるお客様のために。

本年も進化いたします!

 

 

 

 

 

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