資格試験合格につき。。。

時間喰ったなあ~。。。

年始あたりから、ごにょごにょ時間かかってしまいましたが、

資格試験なんとか、合格しました。

資格とは、山口県の「ふぐ処理師」資格です。

 

山口県の「ふぐ処理師」資格

ふぐ処理資格合格証書

ふぐ処理師資格は、各都道府県で内容が違い、

基本的には、現地で営業・調理するには、現地都道府県の資格がいります。

しかし、山口県の「ふぐ処理師」は東京大阪を除く全ての県で、使えるそうです。

その代わり、他の都道府県で取得した資格は一切認めていないそうです。

ですので、山口県でふぐを扱う営業・調理をする場合、山口県での資格取得が必要になります。

(自己責任で、家庭で調理するなどの場合は要りません。ですが、毎年、事故が発生しています。)

 

結構、この点が山口県的には自慢のようで、

この排他的且つプライドの高い権威主義的な、行政スタンスは、

当時の行政マンの人柄・考え方によるものだというのが、 事前にあった講習会でよくわかりました。

(当時、行政現場にいた担当の方が、講習の講師で来ていて、自慢げに語っていましたので。。。)

 

事前の問い合わせをした時の、現担当職員の電話対応も、事なかれ主義的で、無思考な事務対応、

講習を企画運営されている調理師会の、内容・姿勢は、あぐらをかいたもので、

実際、講習内容でのポイントと、実際の試験内容の違いには、試験中呆れてしまいました。

 

まことしやかに、「講習を受けさえすれば、合格するもんだ」と言われていますが、

※昔、調理師試験の時も、そんな事は言われていました。

さあ、どうなんでしょ。まったく根拠が無いわけでも無さそうですね。

 

努力もなく、問題を規制で塞げばいいだけの発想の行政職員、

蜜月な行政との関係にあぐらをかいて、価値が客観的に見えなくなっている調理師会を知って、

合格しても、嬉しくもなんともない資格となってしまいましたが、

今後想定しているメニューの提案には不可欠ですので、

これも勉強。

とりあえず、かけた時間と経験はプラスです!

おまけで資格がついてきたと受け取り、

やっぱり、自分はついてるなあ~!と、思っております!

 

 

梅乃葉でふぐ料理!?

ともかく、うちは、親父殿が資格を持っているので、

営業的にも、ふぐは扱えるので、今までも、実はふぐは扱っていました。

ただ、もちろん、積極的なものではなく、あくまで、季節的な素材の活用の範囲で、

PRにうたうこともしてきませんでした。

※実は、私自身、資格を取ることは考えていませんでした。(どうでも良かったんです。)

 

それが、下関の知人の店で、提供している「ふぐ料理」を見て以来、

うちでも、提供したい!と思ったのがそもそもの始まりです。

もちろん、萩のブランド魚「マフグ」でです。

萩のマフグ

 

マフグ

そう、活イカがあまり獲れない時期で、尚且つ、交通アクセス上、

夏ほどお客様が来ない時期に、

ふんだんに、遊びや挑戦、手間をかけた 料理やサービスをしていこうという考えからです。

 

それに、ほぼ、養殖しかないトラフグを高い価格でありがたがる文化というのも、

どうかと思いますし、

水産通販大手など、ドーンと仕入れて、皿に盛りつけて、瞬間冷凍して、

1年中販売するというやり方が、まかり通る程度の味よりは、

地元で取れる天然のカワハギの方が、肝も楽しめて、絶対に美味いと思っています。

 

しかし、山口県といえば、まだまだ「ふぐ」が圧倒的なブランド。

ここはひとつ、天然の味も引けをとらないと言われるマフグでやりたいと思ったのです。

 

ふぐは、実際、難しいです。

名店といわれる店では、扱いもさることながら、

身の良し悪し、熟成の度合いの見極めなどは、

熟練の匠のキャリアを感じさせます。

ただ、そういうお店は価格・サービス・設えなど、もちろんそれなりです。

 

うちみたいな、街場の料理屋は、別の楽しみ方を提案したいのです。

天然の地の素材で、豪快に、楽しめるそんなメニュー!

 

スタートは、来年ですね!

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