須佐地域集中豪雨からの復旧12日目---唐津地区・小川の復旧の遅れ

だんだん忙しくなってきました。頭は半分被災地のことばかり考えていますが、

現場に行けないことも多々ありますので、

地元被災地住民やお身内の方は、
情報を得る方法と、情報を身の回りの方に周知して下さい。

※萩市防災メールはこちら(hagi@xpressmail.jp )に、空メール(タイトルも本文も書かず)して下さい。
※萩市防災 Twitter https://twitter.com/hagi_bousai/
※萩市災害ボランティアセンターに関して facebookページ
※萩ボランティア間の情報交換 萩ボラネットfacebookページ
※又は、うちの梅乃葉の店長ブログでもいいです。http://umenoha.ume8.jp/blog/  (災害に関して全部

現況トピック

・豪雨4市町を激甚指定=「15日に閣議決定」―古屋防災相

古屋圭司防災担当相は7日午後、記者会見し、豪雨で大きな被害を受けた山形県西川町、島根県津和野町、山口市の一部(旧阿東町)、山口県萩市の4市町を局地激甚災害(局激)に指定すると発表した。古屋担当相は「15日の閣議決定となるよう進めたい」と述べた。
局激指定を受けた地域では、堤防や道路、学校といった公共土木施設を復旧する際に、国庫補助率をかさ上げする特例措置が適用される。土砂崩れなどで住民が孤立する被害が出た島根県と山口県の豪雨では、安倍晋三首相が4日現地を視察し、激甚災害に指定する方針を示していた。  (yahooニュースより)

 

・平成25年7月28日大雨に伴う被災地救援等のために使用する車両の高速道路料金無料措置について

1 期間     平成25年8月31日(土曜日)まで

2 対象車両

(1)被災者への避難所又は被災した市町(物資集積所を含む。)への救援物資を輸送するための車両

(2)自治体が災害救助のために使用する車両

(3)災害救助を行うボランティア活動であって、自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両

・・・・・・・・・・・・詳細はこちら(山口県はームページ)

・山口などの豪雨被害8市町、交付税繰り上げ交付

読売新聞 8月8日(木)19時56分配信

 新藤総務相は8日、閣議後の記者会見で、7月に豪雨被害を受けた山形、島根、山口各県の計8市町に対し、2013年度の普通交付税の9月定例交付分のうち、3割に当たる計35億8400万円を8月9日に繰り上げて交付すると発表した。

8市町は災害救助法の適用を受けており、復旧などの資金需要に対応するのが理由だ。

 

NTT小川交換局の修復は予定が早まり9日午後に完了予定。
復旧後、NTT職員が地域を巡回し個別故障個所の修理にあたる予定です。
下関地方気象台では7月28日の大雨による災害・復旧対応を支援するために、本日(8/7)より1日3回(5時・11時・17時)ホームページに気象予測資料の掲載を開始しています。 避難や復旧作業の参考としてください。 http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/data/jishin/sien_yamaguchi.html
萩市防災安全課 

国道315号の萩市弥富~萩市須佐は、8月8日と9日の09時から16時まで復旧工事のため通行止めです。夜間は通行可能です。

林 伸男さんの写真をシェア

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中国電力の報道発表
平成25年7月28日からの大雨により被災されたお客さまに対す
電気料金その他の特別措置について
http://www.energia.co.jp/press/13/p130801-1.html萩営業所/萩市大字椿字沖田2106番地
フリーダイヤル 0120-615-227

 

萩市災害ボランティアセンター

★萩市災害ボランティアセンター★
 (2013年8月8日(木))床下に入ってしまった、泥をかき出す作業をボランティアの皆様にお手伝いいただいております!現在ボランティアセンターが把握しているニーズには、力作業の土砂の撤去から、汚れてしまった家財の拭き上げなど活動は様々ございます。その日の状況よりご希望の作業内容に入っていただけない場合もありますが、
女性の方でもお手伝いいただける作業もございますので、みなさまのお越しをお待ちしております!

怖すぎ!被災現場が語る地形の怖さ「唐津地区」

徳佐の配達のため、315号線を通りたいけど、工事のため日中、小川への迂回路を行かなければならないので、下見に回りました。

そこで、須佐大橋から見た唐津地区の周辺の山の傾斜と、土砂崩れの数々に、

ちょっと、怖くなりました。

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普段は、深い山あいにある集落として、風情もあり、陶芸の伝承の地として、素敵な場所なのですが、

この度の集中豪雨を想像した時、

この山肌全てに、あの観測史上最大となる137.5ミリの雨が降り注いで、

この谷へ落ちていったのかと思うと、空恐ろしくなります。

周りの山肌には、いたるところに土砂崩れが見られます。

当然、国道315も通っていますので、

国道沿いは、木々に隠れているところも含めて、崩れた箇所は本当に多かったです。

 

ゲリラ豪雨のたびに、この土砂崩れの再燃を警戒し、安心して暮らせるのか?

集落・家屋の復旧後も不安はつきません。

 

 

河川の護岸破壊いちじるしい小川地区

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小川には、当初はボランティア派遣や職員対応の遅れがよく耳に入って来ました。

断水は続き、避難されている方にも連絡はなし、いくつもの橋が流されています。

密集してないがゆえに、被災家屋数や避難住民数は少ないかもしれませんが、

河川の破壊された跡を見ると、恐ろしいってもんじゃありません。

水位の跡は、須佐の中津交差点付近と同レベル。

遮るもののない濁流の勢いがそのまま家屋にぶつかったと思われるところもあります。

 

田んぼを眺めている方に、声をかけると、

 

「田んぼは、水には浸かったかもしれんが、今は生きとる。

間に、ゴミなどが入ってて機械では刈り取りはできんけど・・・・・・

水路が土砂で壊され、水が田んぼに入れられん。

このまま、枯れるのを眺めるしかない。。。。」

 

こういう田畑の被害、多いと聞きます。

須佐・弥富・田万川・小川・・どの地区でも、

家屋の被害同様、作ってきた作物が甚大な被害を受けていました。

 

澄川酒造さん

テレビにも出てたそうですが、

多くの支援が全国から集まっていたと聞いていましたので、

見舞いに行くのも控えていましたが、

日も経ち、素通りも出来ず、お伺いしました。

 

社長と話し、多くの方に手伝って頂けたこと、

これからのことをお聞きしました。

その言葉の端々に、まだまだ、これからの意思と、

ただ被災しただけでは済まさない新たな発想をされていることも感じ、

私自身も勇気づけられました。

 

社長は、自分の自宅や蔵が大変だというのに、被災した従業員の自宅に、

水を持っていって気遣われていたという話を、その従業員の方から聞いていました。

うちも、従業員のほとんどが被災しています。

幸い、店は無事でしたが、今尚、不自由な生活をしている従業員もいます。

こんな時だからこそ、できる支援をしてあげたいと、思います。

 

そして、今まで以上の強いお店づくりをしてゆきたいと思います。

ただで転ぶもんかってね。

 

 

 

 

 

 

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