2011年営業終了致しました。
28日をもって、お店の営業は終了致しました。
忘年会などの仕事を残しておりますが、
ほぼ、来年の準備をすでにしております。
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本来なら、御節料理を大晦日にはご提供する予定でしたが、
本年は、スタッフ不足もあり、十分な仕事ができないと判断し、
お休みすることにしました。申し訳ありません。
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本年も多大なご愛顧を頂き、
多くのお客様のご利用に感謝しております。
私が目指す、お店の満足域には、とうてい届いておりませんが、
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今一時の商売にならないためにも、
一歩づつ確実に進化するお店・自分でありたいと、
思っております。
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多くの常連様に支えられ、
何度も来て頂けているご期待に応えるためにも、
期待を持って初めて訪れる方々にお応えするためにも、
皆様が自信を持って紹介してくださるようなお店になりたいと、
心から思っております。
ご指導・御鞭撻・ご意見のほど、宜しくお願いいたします。
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悲しい知らせと共に
はなみずき代表 大田先生
先日、須佐の赤米のリース作りをしている「はなみずき」の代表大田先生が亡くなられました。
信じられない突然の悲報に、しばらく、茫然とするしかありませんでした。
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前向きで、元気で、明るくて、勉強意欲が高く、人に教えるのが上手な方でした。
先進的なことにも明るく、積極的にネットワークを広げてゆく姿は、本当に勉強になりました。
まさしく、今の須佐にとって本当に惜しい方を亡くしたと言えます。
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そして、陰日向に、うちを応援してくださっていて、
一番嬉しかったのは、何年も前のことですが、
活イカ目当てのお客様で、行列ができ始めてた頃、
得てして田舎の方は、
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「一時のブーム」
「行政にうまいこと取り入った」
「たまたま場所が良かった」
「そのうちイカもとれなくなる」
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といった感じの言葉でリアクションすることが多かったのですが、
先生だけは、
「こんな田舎に行列ができて、見ていて気持ちがいい!」
と、いつも言ってくださり、励ましてくれました。
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うちのお店を紹介してくださる方を想像する時、
遠方から来る常連のお客様もいらっしゃいますが、
先ず浮かぶのは須佐の方、そして先生でした。
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ご期待に応えたい。
いいものをきちんと出したい。
そう思うのは当然でした。
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今まで掛けてくれた言葉を思い出すと胸が熱くなります。
「本当にありがとうございました」
合掌
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須佐一本釣り船団 佐々木団長
悲しい知らせというより、寂しい知らせですが、
須佐一本釣り船団団長の佐々木団長が今期で勇退されることになりました。
須佐男命いかを、世に誕生させた立役者であり、主人公その人です。
誰がなんと言おうとこの人がいなかったら、
須佐男命いかはできなかったでしょう。
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商標登録だのブランド化戦略だのというのは、枝葉でしか過ぎません。
土台となる、組織を作った(固めた)ことが、
信じられないくらいの功績なのです。
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漁師という人達を知る方に聞いてみてください、
あの、ワンマンな方々が、組織だって事業を興すことが、
どんなに困難であるかを。
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ちょっとした序列的なことで気に入らない!と憤慨した重鎮漁師に、
折れて頂くためには、どうしたらいいかを想像できるでしょうか?
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この佐々木さんは、土下座までして船団をまとめてきた方です。
ちょっとした会合や組織の仕事があれば、一杯打ち上げを催します。
全て支払いは自分持ちです。(うちでやる場合は、活イカで払ってくれますが。。。)
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又、このかたは、他の漁師の悪口を言いません。
どんなに理不尽な行為、つけあがった行為、履き違えた行為をする漁師に対し、
仲間の方や周辺が指摘しても、決してその方を悪く言うことはありません。
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序列を尊重し、義理堅く、漁師文化を尊重し、責任感強く、面倒見がいい、誰もがリーダーとして立てていました。
この方だからこそ一本釣り船団は団結し、「須佐男命いか」という事業を形にすることが出来たのです。
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一時は、団長をやめられていましたが、2年前より再任され、本年まで奮闘してくださっていました。
その佐々木団長が本年限りで、辞められることになりました。
うちが、受けた御恩は計り知れません。
救われたことなど数えきれないくらいです。
うちが今、活イカ屋として成り立っているのも、この方のおかげです。
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辞めれれることは、残念ですが、
団長がいなければ、成り立たないというのであれば、それも甘えた話で、
団長の功績を無駄にするというものです。
活イカ屋として地に足つけた商売をし、
漁師の皆さんを盛り上げるお店であるよう、頑張りたいと思います。
又、次期船団長は、一木さんです。(先日NHKで出られてた方です。)
漁師のみならず、地域からも信望の厚い方です。
更なる船団の発展が期待出来る方です。
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大田先生・佐々木船団長のお二人には、
近しく支援して頂けていましたが、
これもまた、梅乃葉及び自分自身がステップアップしてゆかねばならぬ時と
感じています。
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来年、2012年決意新たに、
商売を通して、お客様・地域の皆様・家族・従業員に
口福(幸福)をお創りできるよう
尽力してゆきたいと思います。
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来年も、どうぞ、宜しくお願いします。
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