「新しき時代のために!」
開発が進む(http://goo.gl/Metm)新型モビルスーツの状況を探りに、南米ジャブロー萩市椿東にある(有)中原木材工業にマッドアングラー隊が向かった。
以前の打ち合わせでは、作品やアンティークな雑貨が置いてある中原ワールドなインテリア&内装のゲストルームでしたが、
この度は、即現場の工房内です。
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『あれがか……見掛け倒しでなけりゃいいがな』
薄暗い工房内。雑然とした工作機械や廃材・工具の数々。。。。ある意味凄い。
何やら、バックトゥーザフューチャーの博士んちのような、
ガラクタのようでいて、ちゃんと使われているような、全てが意味があるような廃屋にさえ見える。
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開発者「チューゲン」氏を探すがすぐには見当たらなかった。
しばらくして、工房奥の影でうごめく氏があいさつしてくれ、
開発中のMS(モビルスーツ?)を目の当たりに。
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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
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凄い存在感・・・・・・・・。
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「私にプレッシャーを与える○○とは・・一体?」
よく見ればサイズこそそんなに大きくないのに、
質感とと言おうか、所々に鈍く光る鉄のツヤ、
いかにも動き出しそうな細部のディテールへのこだわり、
どこか、レトロで、10代の頃に上映されていた「ロケッティア」を思わせるフォルム。
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かっこよさげで、どこか愛らしい。
安彦良和というより、宮崎駿風のジブリっぽいMSが、
ジオングのように、足(下足?)のない状態で、
作業台の上に置いてあった。
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「えぇいっ!連邦のモビルスーツは化け物か!」
「凄い!」
アンティーク?いや、やはりジブリ系か?
見れば見るほど魅力的なボディ。
今にも動き出しそうだ。
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想定より、かなり進化したバージョンになっており、
なぜ、そこまでやれるのかとほとほと感心する。
その技術力も脱帽だが、氏の技術屋としてのこだわりと言おうか、哲学を感じた。
本業で製作されている、テーブルや椅子のクオリティの高さを感じずにいられない。
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「見える、見えるぞ!私にも敵が見える!!」
ここまで来ると、チューゲン氏の影響というか教えを学び、
曖昧だったMS開発プロジェクトの細部も見えてきた。
いわゆる妥協という敵の存在がわかるようになると、
ポンポンっと次の展開も見えてくる。
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店先に配した新型MS用ドックと名付けているやぐらがこの度完成した。
チューゲン氏の影響をもろに受けて、本来のコンセプトと練りこんだ中々お気に入りの空間となった。
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「戦いとは、常に二手三手先を考えてするものだ!」
何のためにMSを?ロボットを?
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理由はあった。ただ、その考えも変化していった。
チューゲン氏によってブラッシュアップされた「存在感」は、
当初の理由だけではもったいなかったからだ。
そのうち、詳細まで公開します。いや、実物が実戦配備されるでしょう。
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※シャア・アズナブル名言集より