萩おもてなし大賞授賞式を終えて。。。

萩おもてなし大賞観光部門受賞

「決まったので来て下さい」と事後報告で連絡を受けたのが始まりでした。

こういうのって、ノミネート段階でお知らせはないのかとも思いましたが、そもそも、もしノミネート段階でお話を聞いていたら、辞退させて頂こうと思っていました。

名前が重いですよね「おもてなし大賞」って。萩でおもてなしを実践しているところに評価をされるわけですから。

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自分の中では、「おもてなしなど出来ていない」と思っていましたし、「もっと、おもてなししなければならない」と満足などしていなかったからです。

たくさんのお客様に、もっとやるべきことがある。そういう気持ちでいました。ですから、「実践している」として評価されることに違和感があったんです。

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勘違い

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もう審査会議で決まっちゃってたというのもあり、辞退は失礼だよな・・・・・など色々考えましたが、しばらくして、ある自分の勘違いに気付いたんです。

それは・・・・

これら評価を受けたことや推薦されたことが、まるで、自分一人でなし得たのであれば、辞退するなどと考えてもおかしくないかもしれないのですが、

そもそも、評価を頂いた「梅乃葉」は、家族の支えがあって、地域の方の応援があって、漁師達からの熱い支援があって、行政の方たちからの協力もあって、お客様からの絶大な支持を得て成り立っているようなものです。

言わば、うちのおもてなしの屋台骨とは実はこれらの方々であって、評価されたのは、自分個人ではないと言うことです。

そう思うと、凄く嬉しくなりました。うちに関わる全ての方に、「萩のおもてなし大賞」を頂いた気分です。

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お客様の喜ぶ笑顔を見るために、支えてくれる人が笑顔になるために、よし!これからも頑張ろうと奮い立たせてくれる機会になりました。

ありがとうございます。

イベントの趣がちょっと・・・・

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しかし、「萩おもてなし大賞」なんですが、コンセプトや取り組み方・規模など、行政や様々な団体を巻き込んだ萩観光にとっても大きく、大切なイベントだと思うのですが、

WEB上にたいして情報ないんですね(笑)。(←扱い低ッ!)募集要項や講演会告知がメイン扱いですね。。。

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なので、最初はあんまり行政的にもやっつけ仕事なのかな?などと失礼ながらも思うところもありましたが、いざ、会場に行ってみればノミネートされた方々・受賞された方々皆さん、びしっとスーツや正装されて来ており、よれよれの一張羅(しかもただの私服)しか持たない自分としては、終始みっともなく、壇上に上がるのも恥さらしだな・・・・・と、ほとほと赤面の思い、恐縮至極でした。

冠婚葬祭以外、自分には正装など縁のない世界と割り切って、飲食に携わるようになった時に山のようにあったスーツやネクタイ(←結構、こだわる人だったので)は捨てていましたので、TPOのスイッチが入らなくなっていたのかもしれません。「いいかげん大人なんだから・・」と流石に反省しました。

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しかし、それでも、現場に自分の仕事観があるものとしては、こういうセレモニーの機会など普段から意識するはずもなく、又、「そんなことがあるかもしれない」と思うこと自体いやらしいと思ってしまいます。

まあ、恥をかいたことも、ご評価頂いた事も含めて得がたい機会でした。

ありがとうございます。

表彰状と、萩市商品券5万円分頂きました。家族にあげたいと思います。

萩おもてなし大賞

店長:福島 について

山口県萩市須佐の料理屋「口福の馳走屋 梅乃葉」店主
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