須佐地区集中豪雨からの復旧3日目—情報&支援の手

現場の情報は誰がほしいのか?

ここんとこ、須佐の状況を詰めて情報発信しております。

もちろん、今回の災害にあった地域は須佐以外にもあります。

報道では、当初、須佐の情報はあったのか?あるわけ無いです。交通は分断され、メディアも入れませんでした。

映像も写真もない中、誰が、その情報を欲しがったか?

テレビの前の視聴者か?

不特定多数のブログ読者か?

馬鹿馬鹿しい。

 

関係者に決まっています。

災害に合っている方の、離れたところにいる身内です。

当初、

うちで言えば、梅乃葉に向かっているだろうお客様にまず知らせなきゃ!でしたし、

対応してくれるであろう関係者に対し、事の重大さをすぐにでも知らせなきゃ!でした。

その後は、

ほぼ、須佐出身者、須佐に身内のおられる方に対する発信です。

 

得てして、こういう時、当事者や現場で働く方は、写真など撮ってる場合ではありません。

報道関係者は、絵面が刺激的であれば良いのでしょう、

刺激的でない風景は、僅かな時間では放送もされません。

 

私も実家で復旧作業しながら、合間に写真を撮ったりしていますが、

流石に、必死の住民を面と向かって撮るほどの信念も義務もありませんが、

様子を知りたい」という、須佐住民の関係者に対し発信しています。

(たくさんのお声をありがとうございます。)

 

なので、「住民に配慮のため」という面でしか捉えられない関係者と縁の薄い方は、

撮影することも情報発信することもしなきゃいいだけです。

と、ここで、改めておことわりしておきます。

 

壊滅的「浦西」地区

今日は、合間に、被害のひどいという浦西・中津を、

知人の家も心配だったので、行ってみました。

漁家集落で、古い家の多い地区です。

高齢者も多く、河口付近で、堤防も昔ながらの高さです。

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同級生の実家も多く、作業をしていた同級生とも現状を話し合いました。

「こりゃ、終わらんで。。。」とも。

 

遊縁のとうちゃん・かあちゃんも作業中です。

「大きな支援部隊は、大きなところしか行かないだろうから、

ボランティアに期待したい。」

と全くはかどらない作業に疲れ、言っていました。

 

多くの身内の方が帰省し、手伝っています。

それでも、水も出ませんし、はかどりません。

 

浦中を回りました。

離れた友人が自宅を気にしていましたので、撮りに行きました。

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この辺りは、床下浸水だったようですが、商店も被害にあっています。

災害ゴミが浸水の被害を語っていました。

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飲食店や魚屋・酒屋など相当な被害を受けています。

河口に近く、川の側であった家屋は、

思わず目を背けたくなる被害です。(実際、写真も控えました)

 

徐々に災害ゴミの回収が進んでいますが、

家屋の中のめちゃくちゃな家財を外に出しただけで、

家の中は、まだまだ泥水との戦いです。

 

中津交差点付近

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行政職員も総出で復旧作業に出ています。

 

今朝は、私は水海公民館を部落の人達と清掃です。

色んな備品がゴミと化してしまいました。

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今日は、水道は試験的に夕方の6時-7時のみ供給されましたが、

それだけですので、清掃も、生活も、かなり、不自由は不自由です。

 

更に、下水処理施設の可動が不可能な状況なので、

下水が、あふれる可能性まで出てきています。

下水の水の使用も抑えていかなければなりません。

 

梅乃葉も、明日から営業出来ればと気持ちの上での目算をつけていましたが、

このインフラでは、お客様に迷惑がかかる部分も多いので、

一旦取りやめます。

再開は、機をみて、行いますので、宜しくお願い致します。

 

萩市災害ボランティセンター稼働!

多くの住民も期待している、人の手です。

是非、宜しくお願いします。

Facebook:萩市災害ボランティアセンター

 

住民が、住民の身内(関係者)が、欲しい「今」の状況

住民が情報を得る手段が、基本的には防災無線で、各家庭に1台あります。

ただ、作業をしていれば聴き逃します。

今日は、車で放送もされていました。

 

いや、文字でどこかに書き記しておいてくれないと、

情報が必要な時、今、どうなっているんだろう?

という現場のニーズには応えられません。

せめて、若い方だけだったとしても、webで、情報発信を随時して欲しいものです。

 

須佐は、島根県に近く、実際、今、須佐に来るには、島根県を通らなければなりませんが、

道路情報は、横断的に表示されていませんので、

いちいち、島根県の道路事情も確認しなければ、迂回もできません。

抜け道を知っている方はいいのですが、

身内の方が、須佐に応援に来たいと思っても、

今、どうやったらいけるのか?

という基本的な情報をわかり易く、見つけやすくする必要はあると思います。

 

 

と、どちらのどなたさんでも構いません。

そんなシステム作って下さい。

 

そんな、今です。

 

 

 

須佐地域集中豪雨からの復旧3日目へ!今度は猛暑との戦い!

続々と支援の手が伸びてきているようです。

自分たちの手だけでは。。。

外部の動きは、住んでる一般住民としてはニュースや人づてで知ることがほとんどです。

昨日、萩市災害ボランティアセンターが、須佐の社協を拠点に発足されたそうで、

周辺各地からも支援の手がこれからあるそうですし、

今後のボランティアの方の手を期待したいです。

 

今なお、清掃に追われている家屋もあります。

手も付けられず、高齢のため為す術もない状況の家屋もあります。

公共の道路や施設は後回しでしたし、災害ゴミの回収も少しづつこれからです。

 

被災のひどい地域から、是非、お願いしたいです。

漁家集落でも今日から、一般住宅への支援を漁協青壮年部が回れるとか言っていましたから、

状況はまだまだ、です。

 

交通網の復帰は、一般住民のボランティアではどうしようもないところなので、

なんとか行政支援で早期復帰を願いたいところです。

 

地元消防団では、自分の家が被災したところもあるのに、

それを置いといて消防団活動をしている方がほとんどです。

家屋清掃は、家人がいないと捨てる捨てないの判断などが出来ないことも多いので、

なかなか、他人がずけずけ入れず、結局、家主が清掃の中心です。(被害がひどいところは別ですが)

 

郷土史研究の重鎮

うちの従業員の身内が行方不明状態でしたが、昨日、遺体で発見されました。

高齢なので、あの激流に、ちょっとしたことでさらわれたのでしょう。

避難所に向かう祭、忘れものをちょっと取りに帰ったまま・・・とのことでした。

郷土史に造詣の深い方で、熱心な活動をされていました。

非常に残念です。

 

大雨の後は猛暑

http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/

暑くなりそうです。

今日も頑張ります!

 

須佐地域集中豪雨からの復旧2日目—萩市災害ボランティアセンターの設置

萩大志館 井関君からの情報です! よろしくお願いします!!

萩市災害ボランティアセンターの設置

掲載日: 2013年07月30日 / 担当: 福祉政策課

 7月28日の記録的豪雨により、被災者への援護活動のため、災害ボランティアセンターを設置します。

7月30日、萩市と萩市社会福祉協議会、山口県社会福祉協議会の三者で「萩市災害ボランティアセンター」を設置しましたので、お知らせします。

Screenshot of www.city.hagi.lg.jp

1.災害ボランティアセンターの設置

(1)日時

平成25年7月30日(火曜日)

(2)センターの設置場所

須佐老人憩の家(萩市須佐4575番地1、須佐総合事務所横)

2.センターの概要

(1)名称

萩市災害ボランティアセンター

(2)場所

須佐老人憩の家(萩市須佐4575番地1)

(3)目的

萩市民の災害からの復興支援

(4)活動内容

被災者の家屋の清掃等

(5)活動範囲

須佐地域、田万川地域及びむつみ地域

(6)ボランティア活動の開始及び範囲

①開始 7月31日(水曜日)から
②募集範囲 県内外

3.当面の問い合わせ先

 萩市災害ボランティアセンター(萩市社会福祉協議会須佐事務所内)

■受付時間 午前8時30分~午後4時(土曜日・日曜日も受付)

・08387-6-2204

・090-3177-4042(携帯)

須佐地区集中豪雨からの復旧2日目。–水道一時再開。

花火大会用ステージ
花火大会用ステージ

ここで、7/28は花火大会の日のイベントが行われるはずでした。。。

未だ、片付けられることもなく、テントも放置状態です。

もちろん、そんな撤収している暇などないからです。

祭り用テント放置
祭り用テント放置

出店の用のテントもです。

港側には別の市町村から給水車が来ていました。

給水車の応援
給水車の応援

港橋は壊れて通行止め、

新港橋は通行ができますが、中津交差点は未だに通行止めのため、

まてかた地区へは港側に迂回して通ります。

港橋
港橋
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中津交差点
中津交差点
中津交差点

 

中津交差点
中津交差点

 

まてかた地区も川が近く、低い立地の家屋があります。

青浦付近
青浦付近
青浦付近
青浦付近
青浦付近土砂崩れ
青浦付近土砂崩れ

7/28 豪雨のため土砂災害にあったエコロジーーキャンプ場入り口

エコロジーキャンプ場土砂災害
エコロジーキャンプ場土砂災害

このため、7/28は、1閉じ込められた子ども達でいっぱいだったそうでです

 

今回、被災のひどい漁家集落「浦西地区」。

河口部分にあたり、堤防を超えた水位は、壮絶な被害をもたらしています。

浦西地区の通り
浦西地区の通り

 

山根町東エリア

山根町東エリア
山根町東エリア
山根町東エリア
山根町東エリア

災害ゴミが、どんどん出てきます。

本日、1便目はきました。

ゴミさえも、家から取り出せない人もいるでしょう。

 

明日には、社協を中心に、救援物資や、一般の応援部隊も来るそうです!

 

最悪!!下水(し尿)処理施設が、再起不能か!?

今日聞いた話によると、下水処理施設が、冠水。

再起不能ということでした。ちょうど、須佐トンネル付近の真下ですからね、

これまた、大掛かりな被災です。

今後の大きな課題としてのしかかってくるでしょう。

 

水道が、日中復活しましたが、夜は又、断水です。

ですが、お陰で、清掃が進んで、見た目、随分変わりました。

今後の応援で、もっと、復旧はすすむでしょう。

 

明日は、私は、水海地区(駅前エリア)の公民館の掃除です。

行ってみると、床上浸水していました。

頑張ります!