災害復興祈願イベント!高校生からの願いに愛の手が須佐へ!

ボランティアの感謝!

この土日に、本来は、多くのボランティアの方が来られる予定でしたが、

雨のため中止。

それどころか7/28に匹敵する大雨で須佐田万川全域に避難勧告が発令しました。

未明の豪雨に、流石に警戒心は強く、多くの人が、避難や車の移動、前日には買い出しをされていました。

小川では冠水のため、又、被害にあったところもありますが、

幸いにも、須佐では大きな被害に繋がることはなく、胸をなでおろしています。

 

しかし、土日がボランティア活動ができなかったため、

こんごのボランティアセンターの稼働がいつまでかが変わってくるかと思います。

いまだ、ニーズは多く残っているそうで、

遠方からのボランティアの方も、ニーズの取りこぼしを気にかけてくれています。

感謝!

 

 

私も日々追われて気づいていなかったんですが、

この8月27日火曜日にこんなことが行われる予定だそうです。

山口島根豪雨災害復興祈願

中島剛ピアノコンサート

被災された皆さんが一日も早く元気になれますように・・・

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中島 剛 :東邦音楽大学を首席で卒業。
1996年からはハンガリーのリスト音楽院で学ぶ。
1999年に初リサイタルを行った後、2002年6月から全曲リストのプログラムによるヨーロッパ各地及び日本における演奏ツアーを行う。
その間7月にウィーンを訪問した天皇と皇后を歓迎するレセプションに参加、紹介される。
2002年4月にジョン・健・ヌッツォと初共演して以来度々共演。
2006年6月には坂本龍一がプロデュースする「ロハス・クラシックコンサート 2006」に参加。

(出典wikipedia)

中島剛オフィシャルホームページ

会  場: 須佐文化センター(山口県萩市)
日  時:8月27日(火) 18:00開場 18:30開演
チケット:無料
詳  細:須佐公民館 電話 08387-6-2310

 

須佐の高校生から「この災害で心が折れてしまった須佐の人たちに力を貸して下さい・・・。」という願いに応えてくださったようです。

 

中島さん、須佐では恒例の須佐ふれあいコンサートでMASAKIさんと第1回目から来られています。

で、ポスターを見ると、特別出演にMASAKIさんの写真とお名前も。。。

追記:MASAKIさん急遽来られなくなり、メッセージを託されたそうです。

 

この度は、中島さんがメインのようです。

この災害で、いろんな被害が出ていますが、

口々に言われるのが、モノの被害より、心が折れてしまうことの方が大きく、

復興に向けての今、そんな心を癒してくれる時間を作ってくれたようです。

 

皆さん、お身内の方、ご近所の方に声をかけてあげて、

一緒に聞いてみませんか?

復旧に疲れた心を、少し、癒してみましょう。

 

 

8月28日水曜日。子どもたちに即興でイベント開催!

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萩市ボランティアセンターでは、

夏のお祭りが一つも無くなったとなげく須佐・田万川の子どもたちに、

色んな団体から支援をもらって、子どもたちのためのお祭り「夏の思い出「縁日」」を開催するようです。

 

会場は、萩ボランティアセンターのある旧奈古高等学校須佐分校

対象は、須佐田万川の未就学児から高校生とその家族の皆さん。

時間は、10:30~14:30

無料送迎バスも有ります。

焼きそば・ポップコーン・綿菓子・かき氷・フランクフルト・フルーツポンチ・・・

ヨーヨー釣りやバルーンアート、文房具セット(先着250セット)プレゼント!などなど

 

嬉しいですね。多くのボランティア団体や有志で作る「手作り縁日」。

本当に、子どもたちには、楽しみにしてたお祭りがなくなってしまった夏でした。

 

中島さんのピアノも、須佐の子達は毎回親と一緒に聞きに行っていました。

夏の終わりにこんな素敵なイベントが催されるなんて、

感謝です。

 

義援金の感謝

多くの方が、義援金に賛同して下さり、

当店でも、多くの方から頂いております。

ありがとうございます。

 

又、募金箱を設置して、呼びかけて下さっている方々もいます。

(萩大志館の皆様、ありがとうございます。)

 

又、音楽ライブで、チャリティーにして下さり、義援金箱の設置や、売上の一部を義援金に回される方々もおられます。

ありがとうございます。

 

又、復興支援という形で、

いろんな旅行会社様から萩須佐でのツアー企画のご提案を頂いております。

ありがとうございます。

 

道の駅では、被災地でもある小川の果物を、復興支援という形でも応援されています。

ありがとうございます。

 

今日の24時間テレビをやっていますね。

周南市のKRYラジオスタジオのロビーにて、
「24時間テレビ『山口県豪雨災害・被災地応援企画』」として、
先月の豪雨で被害の大きかった、萩市須佐地区、阿武町、山口市阿東地区の
応援をしてくださるということで、PRコーナーを設けて下さっているそうです。

知りませんでした。

ありがとうございます。

 

そんな、目に見えないところで、御支援頂いている話を、

不意に聞かされることもあります。

萩市の若者で、ボランティアに来てくれているのに、

一切そのことをweb上で発信していない方もいます。(FBの友達数も大変多い方です)

そこには、いろんな思いがあるのでしょう。

ありがとうございます。

(いつか、お会いしましたら、お礼を言わさせて頂きます。)

 

 

皆様の気持ちが、今後の須佐田万川復興の力となってゆくと思います。

 

感謝!!

 

 

8月25日(日)早朝–須佐・田万川避難勧告!

今朝の現況

萩市防災安全課
8月25日04時20分に萩市災害対策本部は須佐全域に避難勧告を発令
土砂災害危険が非常に高い
対象1,415世帯 2,970人
避難所は須佐公民館、弥富交流促進センター
周囲が冠水の場合、豪雨による視界不良で避難所への移動が危険な場合、2階や斜面から離れた部屋に移動してください。
25日04時30分より国道191号の阿武町惣郷~萩市須佐中津を通行止め(大雨による事前通行規制)
不要不急の遠出は避け、事前の災害対策をお願いします。
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5時過ぎ予想は、かなり大きな規模でしたが、
5時半の現状、落ち着きました。
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今朝4時半過ぎの画像です。
須佐川 中津
須佐川 中津
須佐川 中津 港橋方面
須佐川 中津 港橋方面
梅乃葉 横
梅乃葉 横
梅乃葉前の家屋
梅乃葉前の家屋

 

上流や山を背にした家屋、前回決壊した場所は、まだ、気を許せません。

道路周辺の土砂災害箇所の拡大もきになります。

このまま、終息してくれることを祈ります。

 

 

追記:AM6時:雨はほぼ終息しました。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Rkg1fbwelTc[/youtube]

 

災害から三週間後の唐津地区の映像とボランティア終了のカウントダウン。。。

萩市災害ボランティアセンター8月31日で閉鎖予定

後、2週間でボランティアによる復旧は終わりというこということらしい。

その後は、自分たちでということになる。

正直、その期間で復旧は終わるわけではありません。

道路や護岸、橋、なんて、応急処置しかしていません。

家屋でも、家人がいないところはほったらかしです。(許可無く手を付けれません)

 

 

被災家屋に対して、外部からの手を借りて手伝ってもらうことを、

様々な状況判断から打ち切るのだと思いますが、

とにかく気になるのは、ニーズの取りこぼしです。

 

【注意】被害があるからボランティアが派遣されるわけではない!

基本、ボランティアセンターは、被害がひどいから、その現場に、派遣するではありません。

「来てください」という依頼があるところに、派遣されています。

その「来てください」という声は、被害がひどい時ならともかく、

勝手に上がるもんではありません。

得てして、良識ある年配の方々など、

「後は自分でやらなきゃ・・・」

「こんなことまで頼んでいいのか・・・」

という遠慮は多いです。

 

派遣内容以外の依頼は基本的にはダメ

派遣されたボランティアに、

  • 要請した仕事以外にぜんぜん違う別の仕事を引き受けてはならない。
  • おとなりの方が、どんなに困っていても、引き受けてはならない。

運営システム上、ボランティアにはそうするように言われています。

もちろん、報告はするでしょうし、

ボランティアの方の自主判断で応える方もいます。

 

まあ、まず、ニーズの拾い上げに対しては不完全なシステムです。

その後、出にくくなるでしょう。

「ボランティアに頼んでもやってくれない」

という、意図とは違う印象も出るかもしれません。

 

報告があって、センターが対応することもあるでしょうけど、

基本的には、家人が申請しなければ派遣されません。

 

そもそも、何をしてもらえばいいのか思いつかない方も。。。

「何を手伝ってもらえばいいのか、わからんけど、今は目の前の片付け・・・」

そもそも、こんな災害を受けたこともないところに、

ボランティアの人が来てくれるということ自体始めてのこと、

泥出し・窓ふきですら、最初は、やってもらえるとも思っていませんでした。

 

 

 

 

ちょっと、お身内の方、周辺の方は、呼びかけてみて下さい!

目に見える災害ゴミは撤去され、

道路・路地裏は見た目は綺麗になってきています。

家屋は、とりあえず、床板ひっぺがして、泥出しして、乾かして、消毒して・・・・

そっからは、自らの再建か?・・・・。

 

いやいや、周りの庭はどうでしょう?

排水・溝に泥はないでしょうか?

家がやたら大きく、泥もゴミも取り切れていない?

泥で汚れた家財や家屋は掃除しきれていないのでは?

隣のほったらかしの家は、本当に関係者の方に連絡を取れない?

その方は、あと、2週間でボランティアが来なくなることを知っている?

身近な生活道路に土砂はない?

 

 

いや、自分でも 正直どこまで、お願いしていいのかわかりません。

ボランティアにお願いできるのはどんな作業に限るのか?

(結局、ボランティアセンターが判断してくれるので、とにかく問い合わせてみることです。)

 

今は、各々の家の事情によって復旧状況に違いが出てきています。

突っ込んで見て聞いてみないと、わからない状況です。

見るからに、被災状況のひどい家屋はあります。

泥を出したら人の手は本当にもういらないのか?

お互いに声をかけてみて下さい。

 

「ボランティアに頼んでる?」

「何が後、残ってるの?」

「何を後、しなきゃいけないの?」

 

避難している方は、単に、立ち会えないから、放ったらかしにしているだけの方もいるでしょう。

もう、住むことを諦めているかたもいるでしょう。

 

 

では、そのままにしておくのか?

隣の家の方は、被災した状態の家がそのまま残ってて本当にいいのか?

子ども達が、その周辺を安心して暮らせると思うのか?

実際、そういう状況を迷惑に考えている人もいます。

ここは、被災した方含めて、住民の方もお身内の方も、周辺に声をかけてみて下さい。

ボランティアの方々も、そういう声がけをしてゆこうとしています。

萩市災害ボランティア同士の情報交換フェイスブック 「萩ボラネット」

 

 

唐津地区へ

須佐の唐津地区へ行ってみました。

お手伝いの案件がないか見てみようと思ったからですが、

正直凄すぎて、わかりません。

重機のほうが必要なんだなというのは分かりました。

行った時間が遅かったので、人には会えませんでしたが、

家屋は、泥出しまでは、ザクっとすんでいました。

今は、旧道から出入りができます。

 

国道315号から下ってゆくのですが、

曲がるカーブごとに、土砂崩れです。

最低限のガードレールや土のうで、処置はされ、車両の出入りもできるようです。

 

ごうどう・中畑地区から唐津への映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8[/youtube]

 

 

平成25年7月28日の大雨災害の支援情報

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、

全職員で災害応急・復旧を行っています。

現在、災害救助法及び災害被災者支援法(7月28日)が適用されています。

また、激甚災害指定され、8月20日から適用となります。

萩市報・7月28日集中豪雨(被害・支援・義援金について)の抜粋

被災された皆さまへ(相談窓口)

被災された皆さまへ(支援制度等)

災害ボランティア・義援金・救援物資の募集

被害状況速報と内閣府防災担当の公表資料 【市報「萩」8月15日号からの抜粋】

 

被害状況・義援金・救援物資・ボランティア等 (pdf形式:5.26MB)

総合相談窓口・り災証明の発行・各種支援や減免制度など (pdf形式:300KB)

 萩市防災情報

※萩市防災メールはこちら(hagi@xpressmail.jp )に、空メール(タイトルも本文も書かず)して下さい。
※萩市防災 Twitter https://twitter.com/hagi_bousai/

災害ボランティアの動き

※萩市災害ボランティアセンターに関して facebookページ
※萩ボランティア間の情報交換 萩ボラネットfacebookページ

復旧の状況・経緯

※梅乃葉の店長ブログ。http://umenoha.ume8.jp/blog/  (災害に関して全部

集中豪雨復旧からお盆を超えて。。。

現況:復旧対応進んでいます。

平成25年7月28日の大雨災害の支援情報

H25.8.15号

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、全職員で災害応急・復旧を行っています。
現在、災害救助法及び災害被災者支援法(7月28日)が適用されています。
また、激甚災害指定され、8月20日から適用となります。
萩市報・7月28日集中豪雨(被害・支援・義援金について)の抜粋

被災された皆さまへ(相談窓口)
被災された皆さまへ(支援制度等)
災害ボランティア・義援金・救援物資の募集
被害状況速報と内閣府防災担当の公表資料

【市報「萩」8月15日号からの抜粋】
被害状況・義援金・救援物資・ボランティア等 (pdf形式:5.26MB)
総合相談窓口・り災証明の発行・各種支援や減免制度など (pdf形式:300KB)

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暫定「山口島根豪雨」の復旧支援情報は市報・防災メール・被災地域の防災行政無線で随時お知らせしております。
公式SNSに詳しく掲載していますので、インターネット環境の利用できる方は、参考にしてください。
ホームページ緊急情報 http://www.city.hagi.lg.jp/
Twitter https://twitter.com/hagi_bousai
Facebook http://www.facebook.com/hagibousai
※本件災害は、災害復旧事業で国の補助率を引き上げる激甚災害に指定されましたが、引き続き災害ボランティア・義援金・救援物資にご協力をお願いいたします。
山口県・島根県の豪雨に伴う災害用伝言ダイヤル171のメッセージの再生、及び災害用伝言板Web171へのメッセージの登録・閲覧は、平成25年8月16日(金)15時までとなります。
http://www.ntt-west.co.jp/news/1308/130813a.html
2013年8月15日(木)13時現在の暑さ指数(WBGT)
萩 31.0 危険レベル
須佐 29.7 厳重警戒レベル
※暑さ指数は℃で表示されますが、気温とは異なります。
熱中症予防と対応は、環境省HPの熱中症環境保健マニュアル(2011年5月改訂版)を参照してください。
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
「平成二十五年六月八日から八月九日までの間の豪雨及び暴風雨による災害についての激甚災害並びにこれに対し適用すべき措置の指定に関する政令」が本日8月15日に閣議決定されました。
公布・施行は8月20日からです。
これにより、萩市は国から農地等の災害復旧事業、水産業施設災害復旧事業、公共土木施設災害復旧事業等に関する特別の財政援助が受けられます。
http://www.bousai.go.jp/kohou/oshirase/pdf/130815-1kisya.pdf
8月15日付け山口新聞は14日、山口市阿東で災害復旧のための測量作業中の会社員が川に転落し、溺死する事故があったと報じています。
復旧工事やボランティア作業を行われる方は、二次災害防止のため足元の踏みぬき、転落、熱中症、交通事故の防止に注意しましょう
高温下での長時間作業は、注意力や判断力が低下し、非常に危険です。
特に連日、作業されている方は披露が蓄積していますので、疲れを自分で認識する前に休憩・水分や塩分の補給を心がけてください。
特に重機や車両の操作はもともと危険を伴う作業であることを再認識しましょう。(無資格者の操作は厳禁です。)
萩セミナーハウスのボランティア宿泊対応期間を延長します。
ただし、宿泊可能人数は日により異なりますので、ご注意ください。
8月15日(木)及び16日(金)15人
電話受付 17時~19時 0838-21-7501
入所時間 17時から翌日09時まで
17日(土)10人
18日(日)~23日(金)30人
24日(土)宿泊不可
25日(日)~31日(土)30人
※全般問合せ:萩市保健福祉部 0838-25-3137萩セミナーハウス(萩市大字堀内211番地1)
食事は各自で準備してください。
https://maps.google.co.jp/maps?expflags=enable_star_based_justifications%3Atrue&ie=UTF8&cid=3651038046694958308&q=萩セミナーハウス&iwloc=A&gl=JP&hl=ja
広報課は萩市公式ホームページにトピックスとして今回の災害写真を掲載しました。
防災安全課の緊急情報ページは、お知らせ主体ですが、こちらもご覧ください。
http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=35651
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知らない情報もありましたね。

NTTの伝言ダイヤルなど、やっていたのか。。。という感じでした。

周りは何かしら被災のための対応をしていたかもしれないけど、

被災現場にいる人は知らない事のほうが多かったです。

 

今は、行政も、情報発信が多く、対応の成果(様々な支援制度の決定など)も

いろいろな形で現れてきています。

ボランティアの方が日々遠方や近圏から来られています。

その支援の社協方々も各地から支援に来られているそうです。

ほんとうに有難いです。

 

お盆の間、午前中、突然、停電が起こりました。(めちゃめちゃいい天気の中です)

その後、この事について、アナウンスはありませんが、

僅かの間のことです。復旧対応期間中と思えば大した事件じゃありません。

ですが、梅乃葉では、この時、この後も大事件が続いていたのです。

 

メイン水槽ポンプ停止。。。メイン冷凍庫機能不全。。。

このわずかの間の停電は、午前中の営業開始前です。

復帰後、異変には気が付かなかったんですが、

営業開始しばらくして、水槽の活イカに異変が起こったのをスタッフが気がついたのです。

 

循環ポンプが動いていない!

 

活イカ水槽は、既に真っ黒でした。

それも、メインの大型水槽です。大半の活イカをここに入れていました。

この時期の漁のイカは、海水温の上昇から、弱くなっているというのに。。。

 

ポンプの再起動を試みましたが、電気系以外の支障が同時に起こったらしく、

もはや、その復旧より、活イカを別の水槽にかわすことの方が手一杯でした。

結局、10kg以上の活イカが死に、

お客様への提供数が、一気に減ったのは言うまでもありません。

 

被災当時以降にも、雷の影響もあって、停電は何回もありました。

その後は、この異常な暑さが連日続きます。

今度は、冷凍庫の冷却装置がおかしくなりました。

応急対応ではどうにも出来ず、業社もお盆休み。

とうとう、大半の冷凍物を、一時、漁協冷凍庫(借りて)に移動させる対応にまでなっています。

 

電気に頼った被災対応は本当に有効か!?

被災した後、電気が通らない地域もありました。

携帯どころか、固定電話もつながらない地域もありました。

今更ながら、電気で賄っている機器の多さ、生活に気が付きます。

 

被災当時、うちは、ケーブル配線はつながっていましたし、携帯は繋がる状態、電気も通っていました。

たまたまです。

目の前の河川が氾濫していましたし、あれ以上の影響が出た時、近所の電柱もどうなっていたかわかりません。

情報発信もできていなかったどころか、情報の収集も困難だったでしょう。

防災無線は生きていましたが、1Fが冠水した家では、無線機器も使えなかったでしょうから、

周りの被災対応が見えず、ストレスは大きかったと思います。

 

レスポンシブな防災情報対応とは!?

SNSは便利です。今回、災害のことをいち早く知ることにつながったケースも有ります。

WEBも便利です。無線も便利です。携帯も便利です。

でも、全部、電気が必要です。

どんな状況・媒体・デバイス・人がそこに想定されるのか?

(被災者・住民だけでなく、消防団・自治組織に対してもです。)

どんな情報が必要とされるのか?

レスポンシブな防災情報の形とは?

電気がいきてるなら、それに越したことはありません。

WEBも使えばいいだけです。

今後の災害時に対する被災対応を考える時、是非、考慮して欲しい部分です。

 

未だ復旧できずにいるところは多いです。

復帰できていないうちの従業員には、唐津地区の実家の復旧に負われている者もいます、

ここには、ボランティアは来れません。(土砂災害のため危険があるためです。現時点の普及状況はわかりませんが)

ライフラインも完全ではないです。

家屋清掃がまだまだ進まないところもあります。

支援情報から、今後の対応や将来を考えている家や事業所がいて、

今、正に、将来への希望、元気が欲しい時です。

 

市の努力もあって、国の災害に対する様々な支援措置を取り付けられたのは、

大きいと思います。色んな保険の対応結果も出てきています。

そんな数字と共に、ボランティアの方々のアツい思い・元気・優しさは、町中に広がってきています。

 

朝、社協周りに集まったボランティアの方々を見ると、

本当にエネルギーに満ちています。

 

無償で遠方からわざわざ来られ、

ひとつの目的をみんなが共有しあって、

やる気に満ちている面持ち

その中に、誰ひとりとして、強制されて来た人、やる気のない人はいないのですから。

 

そんな方々が、被災現場に向かい、手を貸してくださっています。

元気は人が運んでくれる。

そんな印象を受けます。

これで、被災した方々も少しは元気になっていただけるのでは!?

と期待しています。

 

行政機関の被災発表には見えない大きな被害もあります。

 

被害を知られていない須佐湾内土砂によるヘドロ化

現在、須佐湾内の内海は全て、この度の土砂などによって、埋まってしまっています。

家屋の基礎に埋まったあの泥が、堆積しているのです。

風光明媚で、名勝天然記念物の須佐湾。北長門海岸国定公園の中に、あまり知られていませんが、

海中公園の指定も受けているほど、海の中は綺麗で、ダイビングスポットとしても人気なのです。

そこが、被害を受けているのです。

 

触れば、細かい粒子が舞、視界を奪います。

どこにどんな獲物がいるのかわかりません。

少々の泥がかぶったくらいでは、貝類でも死滅することはないという、漁師の意見もありますが、

普段、岩礁の奥底に隠れているウニなどが、この泥の中を本当に生きてくれるのか、

覆いかぶさった泥で潰された藻場は、再生するのか?

それをエサにしていた生物は、今期、生きて行けるのか?

何年経てば、この泥はなくなってくれるのか?

 

確実に言えることは、

今期、浅海漁師はアワビ漁・サザエ漁・ウニ漁など、全て、出来ないということです。

 

アワビなど稚貝から育て、放流し、収穫のためにやってきたことが、台無しになっているのは、農業だけではありません。

現在、農業への支援情報は、萩市の対応も進んできています。

ですが、漁業については、確かに、田んぼのように自己所有しているものではありませんが、

地域の海は漁師が共同で管理し、守ってきています。

そして、被害状況や復旧対応方法がわかりにくく、対応もしづらいところでもあります。

 

そんな目に見えない被災状況・影響は、今後、色んな所で出てくるのではと思います。

市の対応を是非、お願い致します。

 

 

お盆のお客様2~3割減

梅乃葉ですが、実は予想よりも多くのお客様に来て頂けました。

従業員が復旧のため復帰出来ない万全とはいえない中、

少ないスタッフで、なんとか対応してきましたが、

サービス・商品に不本意な思いがなかったわけではありません。

 

お待たせしては申し訳ない思いが、あせりをうみ、

お客様への十分な商品・サービス提供につながらなかったのでは?という

思いは常に降りかかってきます。

 

被災対応のため、早めにお店を閉めた時もありました。

そういう時に、たまたま、遠方から来られた方もいたようで、

お叱りの声もありました。(申し訳ありませんでした。告知不十分な対応でした。)

 

お客様には、あえて、そうお声を出さなかった方もいるかもしれません。

申し訳ありませんでした。

私は、常々、事情があって対応できないなら、お店は開けるべきでないと思っています。

今は特に従業員も、家に帰れば、整理清掃がありますので、尚更です。

 

想定していたお客様はもっと、少ないく見積もっていたというのもありましたが、

当店がうごくことで、漁師や、仕入元の地元農家・小売店など、も動きます。

景気のいい姿を地元の方・外部の方に見せることも、須佐の復興につながると思っての営業です。

 

少ないながらも、もっと、シビアに気を引き締め、サービス提供にあたりたいと思います。

 

 

ボランティアの方・須佐出身の方の来店

お盆期間中、たくさんのボランティアの方がご来店してくださいました。

ボランティアのが終わる時間が当店が閉店する時間ですので、

夕方に、食べに来られようとした方もいらっしゃいます。

(申し訳ありませんでした。従業員に、そこまで、無理を言えないため、定時で営業させて頂いております。)

 

須佐出身の方においては、

お声をたくさんかけて頂きました。

 

「ブログの情報発信、様子がわかって助かりました。」

「ありがとうございます!」

 

感極まります。

お土産まで、持ってきて下さる方までいて、恐縮です。

あまり、泣かせないで下さい。

 

無理して、努めたかいがありました。

 

又、萩大志館の義援金BOXに、たくさんの方が、応えてくださっています。

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少ないけど・・・・、お釣りは全部・・・思いは皆同じです。

郵送で送られてきた方・・・・・義援金BOX設置前に持ってきてくださった方。。。。。。

色々な方が被災地に対し応えてくれています。

 

その思いに応えるべく、須佐はこれから、元気にならなければなりません。

復旧をもっと進め、

須佐の今後を、強いものにしてゆければと思っています。

 

 

被災したことで気づく、人の優しさ・義侠心・無償の愛。

このことに気付かさせて頂けただけでも、自分はついてる!と思いました。

感謝!