よし!見えてきた梅乃葉アップデート in 2015

ブログ放置の影で。。。

さて、昨年秋口よりブログもほとんど書けず、

お客様への情報発信も滞っておりました。(スミマセン)

 

そんな中、常連の方だけでなく、たくさんのお客様にご来店頂けている状況に、

あぐらをかき感謝しつつ、粛々と進めている事がありました。

一言でいうと、

 

 

「勉強」です!

 

今までの梅乃葉にはなかった新しい食のジャンル(科学)についてです。

 

日々、様々なことに学びを求めるのは当たり前ですが、

経営の課題の大きさと、取り組む範囲の広さに、

心が折れそうになる不安定感や孤独感。

(やるべきことは何か、わかっているのですが・・・)

昨年末までは、そんな焦燥感との戦いでしたが、

 

本年に入り、待っていた「ソレ」が、ようやく来てくれました。

 

待っていた「ソレ」とは、

点と点が線で繋がる瞬間、自分の中のイノベーションです。

 

特に、大きな課題でもあった、

新商品の開発のためにずっと研究・検証をしてきたものが、

面白いように、様々な点を結んでいったのです。

 

「あ、これは、「アレ」に応用できる。」

「ということは、既存の「アレ」がよりブラッシュアップできる」

「これで、あの問題を回避できるのでは!?」

そんな感じで、イメージは拡散してゆきます。

 

まあ、自分の性格はわかっていますので、

はやる気持ちを抑えて、大切な部分のみにフォーカスし、

現在、検証をし続けております。

1421909163723-5

新たな梅乃葉をお客様と作ってゆきたいと思います。

ということで、平たく言えば、

目下進めている案件は、新しい商品(料理)の開発です。

その上で、梅乃葉のメニューであったり、新しいサービスのシステムだったり、

様々な変革に挑戦してゆきます。

2015年、梅乃葉のアップデートをお楽しみください。

 

その一つ一つに、モニターとしてのお客様の声を頂戴してゆく予定です。

詳しくは、当店メンバーサービス、「梅食うポン」のメールマガジンにて、

お声がけいたしますので、気になった方は、次回のメルマガからは、よく読んでくださいね。

(携帯電話での登録でお願いしております。)

 

 

「イノベーションは、人との出会いが運んでくれる」と思っていましたが、

この度は、「本との出会い」でした。

面白いですね。

この先にある、お客様の笑顔がイメージできるようになってきました。

粛々と、研鑽を積んでゆこうと思います。

 

感謝!

 

 

 

 

 

 

 

2014年の感謝

ありがとうございます。

本年、梅乃葉に、ご来店下さったお客様、

本当にありがとうございました。

皆様から頂く笑顔で本年も締めくくることが出来ました。

 

又、本年は、様々な新しい挑戦をさせて頂きました。

支えて頂いた関係者の皆様、従業員、家族、

本当にありがとうございました。

起こった事象ではなく、そこで得た学びが、次に繋がっています。

 

地域に対して、復興・文化振興に貢献することが出来ました。

協力してくれた、関係者の皆様、

本当にありがとうございました。

「義」で繋がった復興への皆さんの行動に、感動し続けました。

かかるリスクを飲んだ上で、行動してくれた前夜祭への熱い想い、必ず、次に繋げましょう。

 

家族みんな、大病もなく、無事・健康に過ごさせて頂きました。

何よりの感謝です。

 

お客様のみならず、

従業員や関わる周囲の方々が幸せになるために、

ゆっくりと、確実に成長してゆく会社であること。

この須佐の地で。

 

目の前の事象に囚われず、執着せず、惑わされず、

自分の軸を持って、新しい年に想いを馳せています。

イカロボメッセージ

 

本年は、大変お世話になりました。

ありがとうございます。

 

口福の馳走屋 梅乃葉

店長 福島淳也

お客様から頂く時間

年の暮れ!?

おっと、気づくとブログも更新しておりませんで、

気がつけば年の暮れ。

あっという間だったとは思いますが、

いつからがあっという間なのかもわからないくらい、

ここ数ヶ月は時間を忘れておりました。

 

課題も多く、得難い経験も多く、一息を入れることが出来ずにいましたが、

ここにきて、ようやく探していたモノが見つかったような、

今の気分です。

 

迷走!?

今年の前半は、様々なことに挑戦し、その勢いのままに、事業も進める予定でしたが、

さて、これから手に持っているはずのボールを投げようとした矢先に、

そのボールが何処にいったのかわからなくなってしまって、

 

確かに、ここにおいてあったのに・・・・、

このへんにあるはずなのに・・・・

早く投げないと間に合わないような気になったり・・・・・、

あれ?そもそも投げるのはあのボールで良かったっけ・・・・?

 

といった感じの迷走もあって、なかなか周囲にもご心配をお掛けしております。

そんな自分を客観的に見ている自分もそこにいるのですが、

今一歩、腹落ちしない日々でした。

 

 

教えてくれたのは、お客様

達成できた小さな目標

本年の梅乃葉は、過去最高の来店者数と過去最高の売り上げで、現在まできています。

とても、ありがたく、本当に感謝の日々なのですが、

こういったことより、達成感をしみじみ感じたのが、

3年前に立てた、1つの目標の達成です。

 

「顧客満足度を上げるサービス体制をつくる」

といった内容のテーマで、

「顧客サービスを評価して頂く」

というものがありました。(実際は細かく詳細が書いてあるのですが)

 

当時、お客様の増加に追われるままのサービス状況に、

お叱りも多く、トラブルもあり、お食事への評価はあっても、サービスへの評価は皆無でした。

 

少しづつ、体制を変え、システムを見直し、

時間を掛けて段階的に、色々な取り組みをしてきました。

スタッフの能力に依存せず、システムや習慣、雰囲気をそのレベルにまで上げたいと考えながら、

やって来ました。

 

もちろん、サービスは、これで、100%というものはありませんし、

来られるお客様の全てが、同じ嗜好・動機で来られるわけもなく、十人十色です。

 

ブランドプロミス

そんな中で、「梅乃葉」「男命いか」「須佐」といったことを気にされて、

又は求めて来られたお客様に、どれだけのおもてなしができるか、楽しんで頂けるかが、

私達が最大限に意識すべきブランドプロミスだと思っています。

 

とは言え、気安い客単価のお昼だけの食事処ですので、営業中は、相当の喧騒です。

十分な時間も余裕もない中ですので、なかなか思いを届けることはできません。

私達の中に、(今もですが)もう十分やれているというサービスへの100%の満足感はないのですが、

それでも、嬉しい事がありました。

1419784049287-s

先日、あるお客様から、匿名でお手紙を頂きました。

お店をいつも楽しみに来られているとのこと、

そして、若いホールスタッフのサービスに対する感謝が、

丁寧に、溢れるように綴られていました。

 

胸の中の「不安」を優しく包んでくれるような思いにグッと来るものがあり、

最早、追いかけるのが当たり前になっていたそんな目標を、

改めて思い出しました。

 

若いスタッフに、その手紙を見せると、すぐに、どなたであるかは気づいていました。

(月に1回は来店されていた広島から来られる方でした。)

 

その後も、来店する度に、スタッフとの会話を笑顔でされているのをみながら、

私自身がサービス(接客)の業種を学び始めた頃を思い出していました。

こういうお客様から、サービスを学び、仕事へのモチベーションを頂き、

向上心を掻き立てられ、もっと、自分自身はできるという自信を頂いていました。

 

私が、若いスタッフに理屈や知識を教えるよりも、数倍も大切なことを経験させて頂くようなものです。

 

お客様から頂く時間

お客様から、私達に

「美味しいものを頼むよ!」

「楽しい時間を過ごさせてね!」

そんな風に、お客様自身の時間を委ねて頂く職業でもあることを、

いつも、お客様の声によって気付かされます。

 

私達の仕事の原点です。

 

今年は、そんなサービスについて評価してくださるメールや手紙(又は直接)が何件もあり、

お客様への感謝と共に、そこまで、雰囲気を作ってくれたスタッフに

「ありがとう」と言いたい年でした。

 

残念なことに、本年で去ってしまうスタッフもいますが、

そういうサービスの雰囲気を作り、システムや体制を、一緒に作ってきてくれましたので、

来年は、新しいスタッフと共に、心機一転、頑張ってゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

迷走していた自分の足元に、

ないないと探していたボールがあった時、

何かが腹に落ちた気がしました。

 

 

 

やっぱり、俺って、ついてる!

 

 

 

今期最後のツアー団体夕食にて、つい・・・・・

今期最後のツアー団体での夕食

泊食分離がほんの少しだけ進んでいる萩市観光の中で、

ありがたいことに、萩中心部のお泊りであっても、夕食を当店で召し上がって頂けるツアーが有ります。

 

東京からお越しの団体様で、

数年前から受け入れしておりますが、

今期、最後の日程が昨晩ありました。

 

梅乃葉はご存知のように夜の営業をしておりませんので、

逆に、受け入れるお客様に集中して、料理の提供・サービスをできるので、

とても、ありがたく、やりがいのある仕事をさせて頂いておりますが・・・、

 

アカウニも絶不漁!!でした。。。

献立の柱は、活イカと活ウニです。

photo-s

赤ウニ

 

活ウニはアカウニです。

ただし、申し訳ないことに今期は全て、提供できませんでした。

 

ちょうど、ニュースでも取り上げられていましたが、

イカのみならず、

アカウニも記録的な異常な不漁だからです。

「こんなこと、初めてだ!」と、テレビの取材で漁師も応えていましたね。

 

採れたとしても身が少なく、

板ウニにしている一般的なウニの市場価格も高騰しています。

 

当然、殻付きの生きたまま提供する梅乃葉としては、

とても、この身の少なさでは提供することが出来ず、

店舗でも、今期のアカウニは、一切提供できませんでした。

 

そもそもアカウニの旬は終わっています。

アカウニの旬は盆明けから9月初旬で終わります。

しかし、板ウニ市場では、ミョウバンを使うために苦味を和らげ、

締りのない身をプリっとさせるため、旬を過ぎても出荷されますが、

天然自然のそのまんまを提供するウチとしては、出せません。

 

なので、9月のこの団体の献立は、ウニではなく、金太郎にしています。

金太郎

活イカと金太郎の天ぷら。

萩を訪れて、少しでも萩らしい素材をと、

ケンサキイカ(須佐命いか)、金太郎、

そして、小鉢には、平太郎も添えられています。

 

つい・・・・・・・

昨日は、この夕食のツアーが今期最後ということで、

つい、この金太郎の説明も長くなっていましました。

 

バスでの長旅で疲れていらっしゃるところ、

笑顔のお客様も多くみられ、こちらも、

つい、話しかけてしまいます。

 

お帰り間際、目の前のバスガイドさんに、

ある御客様が、

お客様:「須佐って地名は、「須佐之男命」と関係あるの?」と聞いたところ、

 

ガイド:「いや、ないです。ないです。」

 

 

・・・・・・・・・・って、  おい!

 

つい、「いや、あるんですよ!」

 

と、反射的にお応えし、

そこから、とうとうと、所縁を話させて頂きました。

個人的に大好きな、久しぶりの須佐のルーツ&古事記の世界の話です。

たぶん、聞いてもいない専門的な考古学の領域までしゃべりたおしていましたが、

もっと、語りたい衝動を抑え、(←話し始めた目的を忘れている。)

手短にしたつもりでしたが、さて、どうだったでしょう?

私は楽しかったですw.

 

スタッフも、他のお客様と、料理とは別の話で盛り上がったり、

普通に、会話を楽しんでいました。

 

笑顔のお客様を見ることが出来る幸せは、もちろんですが、

私達スタッフが、笑顔で、楽しんで仕事をすることが出来る幸せ。

いい仕事を頂きました。

つい・・てる!

感謝です!

 

来年は、活ウニの献立ではお受けできないであろうことも予測されます。

又、全体的に、団体ツアーの受け入れを抑えていく方向に、梅乃葉はしてゆくでしょう。

 

1人1人のお客様の期待にお応えできるお店であるように、

身の丈にあった仕事の在り方であり、

私達スタッフが笑顔で、楽しくできる仕事であり、

お客様が、「又、来るね!」って言って頂けるお店であるように。

精進いたします。
梅乃葉の求人
梅乃葉では、人材を募集しております。

パート・フルタイム(正社員)、フードビジネスや接客業、料理に興味のある方、是非、ご連絡を!
>>>詳細はこちら!