山口県飲食業生活衛生同業組合 通常総代会にて

萩の飲食業界を支える「割烹 千代」河村さん

先日、第49回山口県飲食業生活衛生同業組合の通常総代会が、先週の水曜日、萩市でありました。

山口県各支部から代表の方が来られ、県会議員、国会議員(代理で奥様でしたが)なども来られた、

大きな会合でした。

引き受けの実行委員(?)に名乗りを上げ、会の進行を担ったのが、

萩の割烹「千代」の河村さん。

お店を休まれてまで、取り組まれました。

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打ち上げで挨拶する河村さん。

 

 

千春楽 味楽亭にて

粛々と来賓の挨拶やら、総会の議事進行は午前中からあったようで、

メインイベントは、議事も終了した後の、大食事と余興タイム。

以前から河村さんにお願いされて、私も参加させて頂きました。

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各テーブル代表者の方に前に出てきて頂き、

萩ものしり博士検定のクイズ。

萩の地産素材を紹介しながら、回答して頂き、

トップの方から、

萩のブランド素材を、ステージ上で調理した逸品を選べるという趣向。

 

 

 

 

 

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アッカ、林さんアカウニのパスタ。

すんごい美味そうでした。

 

 

 

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千代、児玉さん甘鯛!

ステージ上とはいえ、歌いませんw。

調理人です!

 

でもって、

私は、もちろん、須佐男命いか

ステージ上まで生きたまま持ち込み調理です。

(写真なし)

 

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お食事処末益の末益さん、瀬付きアジ!

マルの小祝さん、見蘭牛!

 

萩の5つのブランド素材を使って、

本当に、よく企画から、実行までされました。

言うのは易しですが、実際、現場では問題はどんどん起こります。

 

どこかのバカタレが、まな板を忘れてきたり。(←私)

どこかのバカタレが、皆さんと違うサイズのポスターを作ってきたり。(←私)

(ホントスミマセン)

 

しかしですね。

河村さんの情熱が、関係者の方にも伝わっているんでしょう、

皆さんが協力しあって、成功させようという意気込みが、

傍からも伝わってきました。

 

過去に例のない、大変評価の高い総会だったと、

口々に感想をおっしゃられてたそうです。

 

人の情熱って、素晴らしいですね。

 

乗り遅れの人

私がなんで、人ごとのように言ってるかというと、

水曜日はお店はもともと休みだったんですが、

私の余興のネタは、「活イカ」なもんですから、

課せられた使命は、「生きて持って行くこと」ですので、

総代会のお手伝いもせず、

余興の時間ギリギリ前に、会場入りしました。

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ちょうど、前からシミュレーションしてみたかったこともあって、

活イカの輸送時の簡易システムを試せたのが何より意義が高かったです。

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まあ、活イカの生きも良かったし、

気候もそんな暑くなかったので、

そのまんま運んでも、大丈夫だったかもしれませんがwww.

 

 

 

そんな理由で、会場に行っても、

ちょっと場の空気に馴染めずじまいでした。

まあ、なんとか、関係者の皆さんのお陰で、恥をかくこともなく、

通らさせていただきましたので、何よりです。

ありがとうございました。

お疲れ様です。

 

 

そして、打ち上げ。千代さんにて。

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連れて来た梅乃葉のスタッフと一緒に、飲み食い!

アワビやウニ等の刺盛りがドーン。等等。

私達の当日のメインイベントでした(笑)

 

 

仕事を休まれて取り組み、

ここで、萩らしさを出さなければ!

と、使命感に燃えて、

 

アイデアをだし、

準備をし、

 

別に市民の誰が見るというわけでもないのに、

誰に言われてやったわけでもないのに、

 

萩のプライドを背負って立った河村さん。

 

かっこいいですね。

 

まさしく、萩の飲食業界を支える男です。

そんな男を見ながら、

私はいい酒を飲めました。(笑)

 

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さてさて、河村さんからもご心配をして頂いたのが、

須佐の花火大会のある前夜祭。

出資の呼びかけクラウドファンディングも出資を募集しています!

JAMプロの協力も得て、

ますます、頑張っています!

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現在READYFORのクラウドファンディング
もう2度とない尺玉花火で昔の盛大な祭りを復興の勇気にしたい!
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ありがとうございます!
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まだ支援を募集していますのでよろしくお願いいたします!
JAMProjectの皆さんのご支援を頂き、
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メンバー全員のサイン色紙をプレゼントすることになりました!
JAMプロジェクト
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本年最後の「活イカ&金太郎」ツアー団体の受け入れ

東京発「出雲大社」「石見銀山」「津和野」「イカ」「萩」「宮島」コース!

今年は、出雲大社人気もかなり大きかったので、

このツアーの受入は、本当に毎回催行となっていました。

「津和野」「萩」間で、「イカ」と言えば、須佐の男命いかです。

その「須佐男命いか」と、「萩の金太郎」の料理を楽しめるツアーも昨日が本年最終便でした。

 

今年は、おかげさまで多くの東京方面からのお客様に男命いかを味わって頂く機会を持てました。

クラブツーリズム様ありがとうございました。

又、夕食という機会に梅乃葉を使って頂けたのも、萩の泊食分離を快く受けてくださった、

萩観光ホテル様に感謝です。

又、この時化の多い時期での活イカの確保は本当に困難でした。

特に漁師の皆さんにはご無理をお願いいたしました。

須佐一本釣り船団の皆様に感謝です。

 

料理は、「須佐男命いか」をベースに、9月より前は、「北浦の殻付きアカウニ」。

9月以降は「萩の金太郎」となっておりました。

金太郎

金太郎だけでは、面白くないと勝手にこちらで判断して、

途中から、「萩の平太郎」も御膳にのっています。

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どちらも、お客様には未知の素材で、こちらも説明しがいがあります。

素材の姿が見てみたいという要望もあって、献立に使用した素材の写真入りのしおりを添えることにしました。

そんなことで、萩の魅力をお土産話に持って返って頂ければ幸いです。

 

各御膳横には炭火が添えられていますので、皆様が各々で焼きながら楽しんで頂いておりますが、

炭火

スタッフもそれをお手伝いしながら、お客様との会話をもたさせて頂きました。

まだまだ、いろんなことが提案できる・改善できると常々思いつつも、

身の丈にあったサービスを心がけることに先ずは注力し、我々のサービス力を次回までには引き上げたいと思います。

 

当然、それは、日々のお客様にも反映されることですし、日々、学ぶことも多いと思います。

日々精進。

そして、ご利用ありがとうございました。

やまぐち美食コレクション2013「魚介類の料理部門」1位「須佐男命いかの活イカ定食」

御礼とご報告が遅れました。m(__)m

「須佐男命いかの活イカ定食」

魚介類料理部門1位となりました。

 

先月より、たびたび応援をご依頼してまいりました、

山口県のイチオシ料理を決めよう!って企画、

「やまぐち美食コレクション2013」での

「須佐男命いかの活イカ定食」が、おかげさまで、「魚介類部門」にて1位となりました。

http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/contents/kekka2013.html

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本当にありがとうございました。

 

思うところもあり、多くは言及しませんが、

山口県を盛り上げるために、山口県が行った企画です。

この機会を須佐男命いかを盛り上げることで、山口県に貢献したいと思います。

 

本来なら、決戦イベントでもある11/14に行われた

銀座三越(東京)「美食王国やまぐちプレミアムデイズ」 第一弾

『やまぐち美食コレクション2013島耕作社長イチオ シメニュー決定戦』

にも参戦したかったのですが、(もちろん、お誘いはありました。)

須佐男命いかを東京に持っていくことかなわず、参加を断念いたしました。

 

「須佐男命いか」ブランド化の覚悟

この企画があろうがなかろうが、

須佐男命いか(ケンサキイカ)を山口県のふぐに次ぐブランドにする!というのが、

当店の使命です。

こういうイベントなどの頂ける機会は、もちろん、今後も頂きたいと思っています。

 

基本的に、「須佐男命いか」というのは、

ブランド化立ち上げ時に、

「「鮮イカ」(出荷用に箱に氷詰めにしたイカ」にもブランド名を付けましょうよ。」

という、あらゆる周辺からの要望・提案を、

 

当時の船団長が、

「生きていなければ認めない!」

と、頑として拒否したのが核にあります。

 

私は、そばでこの言葉を聞いた時に、

その困難さを理解し、

自分が、漁師に代わって、発信してゆこう!

梅乃葉を通して、この味を全国に伝えよう!

と腹をくくったのを覚えています。

それは、裏を返せば、全国の人に、ここに来てもらおう!という決意です。

 

あれから、10年。

今では、大阪や東京の旅行会社が、「須佐男命いか」を食べるツアーを

どんどん、ご提案くださり、催行されています。

しかし、まだまだ、これからです!

 

たくさんの皆様が、「須佐男命いか」をこの美食コレクション企画を通して、

応援してくださったことで、又、自分の中にある一つのスイッチが入りました。

イカロボメッセージ

感謝!

 

 

 

須佐男命いか&萩の金太郎&平太郎にて。。。

本日3組の団体様

遊覧船からのお客様や、会社の慰安旅行でのお食事など、

お昼は、お店のお客様も多く、なかなか、お食事の提供もサービスも

いっぱいいっぱい。そのまま、夕食に東京からのツアーのお客様です。

 

今回はいつもの半分程度の人数でしたので、

たくさん、お客様とお話することが出来ました。

 

初夏から組まれているこのツアー、

須佐男命いかのメイン料理は変わらないのですが、

活きウニに代わって9月後半からは金太郎との二本立てとなっております。

 

金太郎は天ぷらにてお楽しみ頂いておりますが、

小鉢には、最近は平太郎を添えております。

全てのお客様の横には、炭火が添えてありますので、

軽く、平太郎も炙って召し上がって頂くのですが、

東京の方々には、見たことのない活イカや金太郎・平太郎と、

興味津々です。

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金太郎

 

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今日は、人数が少ないこともあって、あれやこれやと、素材に関するお話をすることもでき、

普段、お話出来ていないだけで、実は、こんなに、皆さん聞いてみたいことがたくさんあったのだと、

改めて反省いたしました。

 

次回に向け、まだまだ、できることがあるという気付き、

感謝です。

 

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 平太郎不漁

 

しかし、平太郎くん、市場に揚がらなくなっているというので、

ちょっと、困っています。

せっかく、人気も出てきたのに。

どっか他所に移動したのか、単に、獲り過ぎたのか、

価値があがっても、獲れなくては話しになりませんね。

 

ただ、今年も日本どころか、世界中で、そんな話がよく出ています。

今年は特に異常です。

今後、そんなことも踏まえて商売してゆかねばならないのかと、

危惧しております。

 

せめて、足元の当店では、

素材の価値をきちんと伝えてゆける

商品・サービスの提供を心がけてゆきたいと思います。