須佐男命いか直売市は7・8・9月の土日朝開催です!
7月5日(日)9:30~(8:30整理券発行)須佐漁港
毎月5日は、梅乃葉は定休日なのですが、本日は、特別に営業致します。
ただですね。。。。
十分スタッフがいませんので、時間帯によっては、かなりお待たせしてしまいます。
御理解の程、宜しくお願いします。
山口県萩市、口福の馳走屋「梅乃葉」三代目店主のブログ
あまりお客様的には関係ないのですが、梅乃葉の決算上、9月に入り折り返し時点となりました。
単に振り返る機会にすぎないのですが、
表面的なところでは、全てが、上向いています。
一番は、お客様の数。
例年以上、過去最高の人出を、
アベレージで頂いており、深い感謝の気持でいっぱいです。
いつもご利用のお客様、新たに当店を気に入って頂けたお客様
皆様の口コミが全てのきっかけです。
ありがとうございます。
それに応えるべく、奮闘してくれた、従業員や家族にも感謝です!
では、表面でない、裏面はというと、
実は、結構な状況の変化や行き詰まり・問題・事象に迫られており、
上半期、私自身、地域のことにうつつを抜かしておりましたゆえw、
気が付くと、大きな課題となって、目の前に立ちはだかっていました。
これは、活イカ屋にとって、きっついですね。
昨年からの異常気象の影響を疑いますが、実際、
原因は分かりません。
そのくらい、イカ漁は不振です。
ただ、当店での活イカの提供に、そう大きく影響がなかったのは、
一重に、須佐の漁師のプライドと御好意によるもので、
夏場の漁の釣果が少ない中、無理に出漁してくださったり、
いろんな漁師に呼びかけて下さいました。
感謝!
活イカの不漁は、他にも影響がありました。
梅乃葉の国・県から支援を受けて進めている商品開発事業の、
そもそも原材料が入らないのです。
成果どころではありません。
ここらへんに、工業製品でない、こだわった生鮮素材を原材料にする加工の難しさがあります。
もともと、生産者の方の支援のために始めた事業なだけに、
こういうことも想定しながら進めなければならない、
考えるいい機会を得たと思っています。
人材・マンパワー不足は、田舎の宿命でもありますが、
ここ1・2年は、既存スタッフの頑張りで、少しづつサービスの向上など図れてきましたし、
新たな事業への土台も出来てきました。
しかし、
身内を中心に労働力としてきましたが、高齢化には勝てません。
心身ともに、そろそろ限界も来ています。
又、期限付きで働いてくれていた約束もあって、ある優秀な人材が去ることが決まり、
組織としての対応力を維持してゆくためにも、現在、新たな人材を募集しています。
http://umenoha.ume8.jp/contents/modules/pico/content0042.html
ハローワーク、求人誌、ネット求人サイト等にも、
広く募集をしています。(いい方がいらっしゃったら、御紹介下さい。)
特に、現在は、山口県より、人材育成事業の委託を受けており、
OFF-JT等の研修もあるなど、将来の梅乃葉スタッフとして応募をお待ちしております。
梅乃葉でのフロアサービスやその他の事業の補助や業務はありますが、
新たな新事業を一緒に成長させていく、チームのメンバーになって頂けたら幸いです。
未経験からでもOK。しっかりフォロー致します。
求人内容は、暫定的な型ですので、条件は柔軟に対応し、相談にのります。
お待ちしております!!(お問い合せはメールでも結構ですよ!)
梅乃葉にとっての今は、こんな感じの過渡期かなと思っています。
今あるお客様のために、
梅乃葉としての信頼を損なうことのないよう頑張るのは当然なのですが、
これによって、捨てるべき(廃止・縮小すべき)業務・サービスも検討しなければならないというのを痛感しています。
小さな田舎のお店が今日この時、こんな風に考えていたことを、
数年後の梅乃葉を見た時、思い出して頂ければ幸いです。
結構、個人的にもかつてない程の数・大きさの試練かと思われますが、
顔がニヤけるくらい、すでに、これを克服した先の梅乃葉に思いを馳せています。
「飛躍するために必要な引き寄せが、今来ている!」
お前はアホかと言われそうなくらい、真逆の運を感じます。
んーーー、
やっぱり俺ってついてる!
上半期を終え、
秋の観光シーズンに入ってゆきます!
さて、粛々とお客様へのサービスを積み重ねてゆこうと思います。
先日、第49回山口県飲食業生活衛生同業組合の通常総代会が、先週の水曜日、萩市でありました。
山口県各支部から代表の方が来られ、県会議員、国会議員(代理で奥様でしたが)なども来られた、
大きな会合でした。
引き受けの実行委員(?)に名乗りを上げ、会の進行を担ったのが、
萩の割烹「千代」の河村さん。
お店を休まれてまで、取り組まれました。
打ち上げで挨拶する河村さん。
粛々と来賓の挨拶やら、総会の議事進行は午前中からあったようで、
メインイベントは、議事も終了した後の、大食事と余興タイム。
以前から河村さんにお願いされて、私も参加させて頂きました。
各テーブル代表者の方に前に出てきて頂き、
萩ものしり博士検定のクイズ。
萩の地産素材を紹介しながら、回答して頂き、
トップの方から、
萩のブランド素材を、ステージ上で調理した逸品を選べるという趣向。
アッカ、林さんアカウニのパスタ。
すんごい美味そうでした。
千代、児玉さん甘鯛!
ステージ上とはいえ、歌いませんw。
調理人です!
でもって、
私は、もちろん、須佐男命いか
ステージ上まで生きたまま持ち込み調理です。
(写真なし)
お食事処末益の末益さん、瀬付きアジ!
マルの小祝さん、見蘭牛!
萩の5つのブランド素材を使って、
本当に、よく企画から、実行までされました。
言うのは易しですが、実際、現場では問題はどんどん起こります。
どこかのバカタレが、まな板を忘れてきたり。(←私)
どこかのバカタレが、皆さんと違うサイズのポスターを作ってきたり。(←私)
(ホントスミマセン)
しかしですね。
河村さんの情熱が、関係者の方にも伝わっているんでしょう、
皆さんが協力しあって、成功させようという意気込みが、
傍からも伝わってきました。
過去に例のない、大変評価の高い総会だったと、
口々に感想をおっしゃられてたそうです。
人の情熱って、素晴らしいですね。
私がなんで、人ごとのように言ってるかというと、
水曜日はお店はもともと休みだったんですが、
私の余興のネタは、「活イカ」なもんですから、
課せられた使命は、「生きて持って行くこと」ですので、
総代会のお手伝いもせず、
余興の時間ギリギリ前に、会場入りしました。
ちょうど、前からシミュレーションしてみたかったこともあって、
活イカの輸送時の簡易システムを試せたのが何より意義が高かったです。
まあ、活イカの生きも良かったし、
気候もそんな暑くなかったので、
そのまんま運んでも、大丈夫だったかもしれませんがwww.
そんな理由で、会場に行っても、
ちょっと場の空気に馴染めずじまいでした。
まあ、なんとか、関係者の皆さんのお陰で、恥をかくこともなく、
通らさせていただきましたので、何よりです。
ありがとうございました。
お疲れ様です。
そして、打ち上げ。千代さんにて。
連れて来た梅乃葉のスタッフと一緒に、飲み食い!
アワビやウニ等の刺盛りがドーン。等等。
私達の当日のメインイベントでした(笑)
仕事を休まれて取り組み、
ここで、萩らしさを出さなければ!
と、使命感に燃えて、
アイデアをだし、
準備をし、
別に市民の誰が見るというわけでもないのに、
誰に言われてやったわけでもないのに、
萩のプライドを背負って立った河村さん。
かっこいいですね。
まさしく、萩の飲食業界を支える男です。
そんな男を見ながら、
私はいい酒を飲めました。(笑)
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さてさて、河村さんからもご心配をして頂いたのが、
須佐の花火大会のある前夜祭。
出資の呼びかけクラウドファンディングも出資を募集しています!
JAMプロの協力も得て、
ますます、頑張っています!
今年は、出雲大社人気もかなり大きかったので、
このツアーの受入は、本当に毎回催行となっていました。
「津和野」「萩」間で、「イカ」と言えば、須佐の男命いかです。
その「須佐男命いか」と、「萩の金太郎」の料理を楽しめるツアーも昨日が本年最終便でした。
今年は、おかげさまで多くの東京方面からのお客様に男命いかを味わって頂く機会を持てました。
クラブツーリズム様ありがとうございました。
又、夕食という機会に梅乃葉を使って頂けたのも、萩の泊食分離を快く受けてくださった、
萩観光ホテル様に感謝です。
又、この時化の多い時期での活イカの確保は本当に困難でした。
特に漁師の皆さんにはご無理をお願いいたしました。
須佐一本釣り船団の皆様に感謝です。
料理は、「須佐男命いか」をベースに、9月より前は、「北浦の殻付きアカウニ」。
9月以降は「萩の金太郎」となっておりました。
金太郎だけでは、面白くないと勝手にこちらで判断して、
途中から、「萩の平太郎」も御膳にのっています。
どちらも、お客様には未知の素材で、こちらも説明しがいがあります。
素材の姿が見てみたいという要望もあって、献立に使用した素材の写真入りのしおりを添えることにしました。
そんなことで、萩の魅力をお土産話に持って返って頂ければ幸いです。
各御膳横には炭火が添えられていますので、皆様が各々で焼きながら楽しんで頂いておりますが、
スタッフもそれをお手伝いしながら、お客様との会話をもたさせて頂きました。
まだまだ、いろんなことが提案できる・改善できると常々思いつつも、
身の丈にあったサービスを心がけることに先ずは注力し、我々のサービス力を次回までには引き上げたいと思います。
当然、それは、日々のお客様にも反映されることですし、日々、学ぶことも多いと思います。
日々精進。
そして、ご利用ありがとうございました。