ようやくローンチ!「須佐命いか3D冷凍パック」販売開始します!

「もう一つの「須佐男命いか」で、遠方のあのイカ好きを笑顔にしたい」プロジェクト!

高品質急速冷凍技術3Dフリーザーで透明なイカを!

このたび、「須佐男命いか」の名を冠して

「須佐男命いか3D冷凍パック」の販売を開始いたしました。

詳細・購入はこちらから

 

先行して、当店の会員様にはモニター販売等をし、

様々なご意見を頂いて、改善できるところは改善していますが、

今後もご意見を賜りながら、お客様に喜んで頂ける商品となるよう、

育ててゆこうと思います。

 

モニター様のご意見を、集計していると1つの大きな課題がありました。

それが、

どういった商品なのかを正確にお伝えできていない。」

ということで、(どんな商品でも当たり前のことかもしれませんが)

 

特に、お店で須佐男命いかを食べたことがある方にとっては、

店舗での活イカのイメージを当然持たれるわけで、

同じブランド名を使う以上、大変、難しい課題でもあります。

 

参考までに、品質の相対値を図にすると、こんな感じです。

やはり店舗で食べる「須佐男命いか」には及びませんが、

鮮度保持において日本屈指の技術です。

 

日本屈指の技術!

ご自宅」で、

食べたい時」に、

透明感のある高鮮度なイカ刺しを食べる

ということにおいて、

日本最先端の商品であることは間違いありません。

 

泳いでいる活イカを海水ごと真空パックにしてお送りする商品もございますが、

かねてから、問題点といわれているのが、

  • それでも100%生きて届くかは、結局保証できない点
  • 1杯の活イカを送るための荷物の大きさ(送料負担)が大きい点。
  • 届いた所で、すぐに食べるか、生かす環境がなければやはり死んでしまう点。
  • 届いたところがご家庭であれば、さばかなければならず、墨などで汚してしまう点。

等です。

イカは体内に熟成させる酵素を持っていませんので、

魚や肉などのように、アミノ酸の働きで死んで旨味が増すということがありません。

その上、腐敗が早く、品質劣化のスピードが早いのです。

 

そういう繊細な素材の透明な身を再現することは、普通の急速冷凍では不可能です。

最終温度がマイナス何十度であるかは、メリットではありません。

冷却プロセスと、冷却初期のスピードにおいて、

素材の細胞を壊さず、そのまま冷却する点が、

3Dフリーザーの優れている点であり、イカの透明感を再現するほどの力なのです。

「須佐男命いか3D冷凍パック」は、

姿造りにした男命いかを、そのまま3D冷却します。

 

解凍【特別な方法でします】後、

そのまま食べられ、手を汚さず、ごみ(内蔵)も出さず、

透明感あるイカの身を楽しめます。

 

下足やエンペラも、もちろん食べられますが、そこはやはり動きませんw。

さっと湯引いてぷりっぷりの身を味わうなど、多彩な調理で楽しんで下さい。

 

家族揃って、ご家庭で楽しむも良し、

遠方のイカ好きのあの方へ贈って頂き、

笑顔になって頂きたい!

そんな思いを込めた商品プロジェクトです。

 

 

須佐男命いかブランド化発足時

須佐男命いかのブランド化が始まる時(平成13年~)、

関係者の誰もが、

 

水揚げされた鮮イカ(箱詰めされた市場出荷するイカ)にも名前を付けたほうが儲かるよ!

 

と説得するにも関わらず、

当時の船団長が頑なに「生きているものだけにしか名付けない!」と拒否したという経緯があります。

それを傍らに聞いていた私としては、

 

「・・ってことは、ここ(須佐)にお客様を呼ばなきゃ食べて頂けないってことだな。」

 

と覚悟を決めた瞬間で、「多くの方に須佐男命いかを食べて頂く」という

自分とお店の使命となりました。

須佐男命いか

 

 

もう一つの須佐男命いか

ただ、もう一つ、このブランド化当初から想定しつつも実現できていなかったことがあります。

 

商標登録をされた時、「須佐で捕れる生きたケンサキイカ」という基準の他に、

もう1つ別の基準を設けてあるんです。

それが、

 

「須佐の生きたケンサキイカで加工された高品質の加工品」です。

 

誰が製作したかとか、そういったことが基準ではなく、

あくまで高品質であるかどうかという点が、最大のポイントでもありました。

 

その技術を求め、当時、関係者は奔走しましたが、

様々な理由から実現できませんでした。

 

当時、広報担当として、ブランド化に尽力し、

志半ばで、病気により亡くなられた方

(テレビにも出演された、大企業の部長職からのIターン漁師さんです)

が、求める技術とはまさにこの技術で、

 

「須佐男命いか」の加工品は、このレベルでなければ名前を付けたくない!

 

と仰っていた思いを、周りの漁師たちもよく知っていましたし、

私も良く聞かされていました。

 

本年、関係者の方々のご尽力もあって、

漁師の皆さん(ブランド委員会)にも了解を得て、

ようやくスタートします。

 

「この本物のイカの味を、多くの人に、伝えたい!」

 

御来店ままならない、イカ好きのあの方へ、贈り物として推奨します。(ギフトボックスオプションもあります)

そして、いつか、須佐へお越しいただき、活イカをお召し上がり下さい。

是非!

詳細・購入はこちらから

 

 

 

年の瀬になって

寒いですね~。

年の瀬になってしまいましたね。

 

梅乃葉は、本年もこれでもかっ!てくらい新たな挑戦をしてきました。

特に、新商品の開発と、その販路の開拓においては、

多くの方に助けられながら、新たな学び、試練もありながら、進んでこれました。

ありがとうございます。感謝!

 

御歳暮のこの時期、剣先イカを使ったギフトに

多くのご用命もあり、高く評価してくださったお客様や販売会社様にも

感謝の思いです。

 

本当は、そういうことも当ブログなりSNSででも、ちょこちょこご報告や情報を発信して、

お客様とも共有してゆきたい思いはあるのですが、

全然ダメダメですね。

発信する機会を失ってばかりでした。

 

まあ、できる時に、できることをコツコツやって参ります。

良いものをおつくりし、喜んで頂き、知って頂くというプロセスで、

体制を整えながら、先輩・先駆者からご指導を頂きつつやってきました。

より多くの方に、知って頂くためにも、

思いを大切に頑張ってまいります。

 

年の瀬の前に一つお知らせ、

スタッフが、何かイベントやりたいって言うので・・・・、

既にSNSなどでもお知らせしていますが、

X’mas限定企画「がっツリー丼」など、いかがでしょう?(12月24日限定です)

https://www.facebook.com/umenoha/photos/a.282150108570309.64786.188844324567555/1524515314333776/?type=3

 

 

 

感謝!!お盆期間を越えて。

6日間延べ1300名余りのお客様と、スタッフに感謝!

2017年お盆期間(8/11(金)~8/16(水))を、無事営業できました。

6日間昼だけの営業で、11時~16時程度の5時間(/日)×6日間で30時間の間に、

遠くアクセスの悪い当店に、1300名余のお客様の御来店、

極力出漁し活イカを確保してくださった漁師の皆様、

全力で集中し、お客様サービスと商品提供に尽力したスタッフ、

そのスタッフの就業のために支えてくださったご家族の方々、

昔、働いてくれていたスタッフも応援に来てくれました。

ありがとうございます。

本当に感謝に堪えません。

ほぼ毎日2時間以上の待ち時間の中、

それでも、待ち続けてくださったお客様。

とてもタイミング的に、ゆったりとしたお食事の時間・空間ではない中、

当店の状況・システムにご理解をいただき、

笑顔でお食事をされる多くのお客様に、

胸が熱くなるほど、感謝の気持ちでこのお盆期間を越えさせて頂きました。

 

無事営業といっても、一部の方には心外かもしれません。

インターネットを見ていない方には、

お盆の状況をお伝えする術はありませんので、

ご来店してから待ち時間の長さに呆れて帰られた方もいます。

活きウニや、磯の海鮮汁等のサイドメニューの欠品もあり、

お求めになられた方には、大変恐縮でした。

気もはやり、足早に動き回るスタッフや雰囲気に、落ち着いて食事ができなかった方も多かったでしょう。

特殊な時期とは言え、せっかくのお食事の機会を、

不本意な時間とさせてしまった方には、申し訳ございません。

 

多くの方に、須佐男命いかを提供する機会を得られたことが、

何より当店にとっての感謝であり、

当店の使命に尽力できた充実感にひたっております。

様々な関係者・ご縁に支えられ、又、こうして本年のお盆を営業できたことに、

心より御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

お盆休みにて

明け、代休のお盆休みを頂き、家族で宮島に行ってまいりました。

ものすごい人ですね。

The観光地!って感じで、そんな雰囲気を楽しんでまいりました。

昔の職場でもある旅館の1F食事処で、ちょっと変わり種の穴子飯。

18組待ちと待たされた時には、

さすがに、うちのお客様の気持ちになって、

「こんな時、どう時間を過ごせたら良いのかな~」

「待ってる時のほうが、楽しくならないかな~」

などと物思いにふけっておりました。

 

お客様が多いところは、

学ぶところも多く、(反面教師もありますが)

結局、頭の中は、仕事のことばかり考えてしまうのです。(笑)

 

 

地元の祭の世話を6月頃から~夏休み・お盆と、ドタバタやってきましたが、

一息つけました。感謝!

さて、明日より又、頑張って営業致します!!

 

やっぱり、俺ってついてる!

じゅるっと舌なめずり!焼きたてを楽しむ至高の火加減「魯山人風炙り蒸し」

近日メニュー改定を行います。

何年も前から、私がお出ししたい料理のスタイルがありまして、

何人もの人に語る割に、提供までこぎつけられていないものなんですが、

全て、それが揃うまで待っていても、本当に始まらないということもいい加減わかりましたので(笑)、

もう、できることから始めることにしました。

 

目指すは「世界一剣先イカの楽しみ方にうるさい店!」ですw

イカのフルコースじゃないですよ。

後ですね、来店したお客様にくどくど説明しても、本当に「うっとうしい」って思われるだけですから。

※昨日も説明し終えた後、お客様がお連れ様に、

「自由に食べてね」

と間接的に否定されましたし ∑( ̄Д ̄;)・・・・・・ガーンッ!!

 

普通に、しゃらりと楽しんで頂きます。

私の目指す、「たて料理」(とれたて、捌きたて、焼きたて・・)の良さを剣先イカの特徴を踏まえ、

長く付き合ってきた自分がめっちゃめちゃオススメする食べ方・楽しみ方です。

スタッフにも指導していますが、最低限の説明にとどめるようにしています。(求められれば別ですが)

 

ということで、メニューの改定は、もちろん、剣先イカを楽しんでもらうためでもありますし、

今日この日の昼食が、最高に楽しんで頂けるよう、提案してゆくものです。

他のメニューも含め、価格の改定などもありますが、

宜しくお願い致します。

 

で、そんな献立の中の1つを紹介。

「魯山人風 炭火の炙り蒸し」です。

※「炙り蒸し」は梅乃葉の造語です。

 

北大路魯山人のエッセイにある炭火焼きの中に、

失敗しない最適な方法として書き綴られている方法です。

東洋美人の純米大吟醸酒粕で、漬け込んだ、「寒鰆の炙り蒸し」
※写真は東洋美人の純米大吟醸酒粕で、漬け込んだ、「萩産寒鰆の炙り蒸し」絶品です。

 

ただ、あくまで調理する側の立ち位置で書いてあったものなので、

それを、更に、お客様がご自身で楽しめるよう、やり方を工夫して提供しているのが、

梅乃葉の炭火コンロオプションで紹介している炙り蒸し(蒸し焼き)です。

 

 

 

何の事はない炭火に蓋をするだけです。(笑)

で、新メニューでは、焼き魚を楽しんだ後、ケンサキイカで楽しんでもらいます。

ただ、お酒にちょっとくぐらせてから炙り蒸しにします。(←ココ重要)

酒蒸しですね。

 

ケンサキイカの加熱調理の中で、私が、最上級の絶品とするのが、コレです。

でも、これを、うちの「夜明け干し」でやると、「宇宙一の剣先イカの炙り蒸し」になります。

 

内緒ですよ!

(くどくど説明しませんからね!)

 

 

新しいメニューは、もちろん、活イカがベースですが、

萩を楽しんで頂く食事でもあります。

萩市にある梅乃葉ならではの楽しみ方を提案させて頂きます。

 

 

宜しくお願い致します。

(近日)

 

いかにも!!活いかのクオリティを上げる秘密の裏技!

活イカのための活イカ屋御用達アイテム!

「すんごい、トップシークレットなんです!」

・・・・・・・・・・・・・・・ってほどではないんです。

楽天でも売ってますしw。

 

「最初は、高ッ!」とか思いつつ、懐疑的でしたが、

なんでも挑戦とばかりに、購入。

その名も・・・・

「いかにも」

です。

イカの筋切りをする、金属のピーラーみたいなものなんですが、

ス~っと、引くだけ。

たったコレだけなんですが、そのインチキ臭い名前のせいもあって、

斜に構えて使い始めましたが・・・・、

 

「いやいや、これいいんじゃない?」

「使える!」

「ナニコレ!超絶便利やないん!?」

と、今では、必需品になっております。(笑)

 

活いか調理での最重要項目

何がいいのかって、スピードです。

これを使うまでは、もちろん、包丁で、筋切りをしていました。

普通、和食では、皆、そうやっていますし、幅調整もできますからね。

でもこれを使うと、そりゃ、圧倒的にスピードが変わります。

 

死んで、白くなったイカをコテコテいじるなら、じっくり丁寧に仕事するのも良いかもしれませんが、

活イカ調理は、スピードが何より重要です。

 

 

あっという間に身の状態が変わってゆきますし、

最短でお客様のもとに届けることで、

活きのそのライブ感を楽しんで頂けるわけですから、

活いか調理法は、あらゆる面で、和食の一般的技法とは異なる独自の調理方法をします。

お客様に提供する活いかの品質を上げるための裏技。

 

地味ですが、その効果は納得の効果。

そんな目に見えないところで、活躍する技法・アイテムもあるんですよ~という話でした。