初心回帰。―― 不易流行

ようやく小休止。

今年に入って、今頃一区切り付きました。年末年始、結局流動的に仕事に追われ、何やら課題を残したまんまの気持ち悪い時間が過ぎていましたが、少し整理ができました。

昨年を振り返り、大変多くのお客様に来て頂けたことはありがたいのですが、やはり思うようにこちらの思いが表に出せず、サービスにも反映出来ていなかったことに、内心忸怩たる思いでした。

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私も家族も、お店の規模への興味より、小さな家族経営のお店が、等身大の馳走屋としてどれだけ多くのお客様が笑顔になって頂けるかの興味のほうがやりがいで、きっと、それはこれから先も、変わることのない指針の1つです。

だからこそ、この度は、ちょっと神妙に考えました。ゆっくり真剣に、ボーっとw考えていました。

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思い出す昔

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すると、昔の上司の言葉が浮かんできて、もっかい自分にしゃべりかけてくるんですよね。

上司:   「限界か!?」 (←ニヤッと挑発するように言うんですw)

自分: 「いや!まだできます!」 (←悔しいから反射的に言っちゃうんです。)

上司:    「じゃあ、やって来い!」 (←ほら、ひっかかった!と言わんばかりに笑いながら言うんです。)

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・・・・・・・って、こんななんてことのない3行の会話が、いつも自分を奮い立たせてくれんるんです。まあ、この上司のファンでしたから、思い入れがあってのことなんですが。

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それから、別の会社の時の別の上司の言葉が浮かんできます。

「迷ったときは難しい方を選べ!」

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・・・・・・・・って、これもなんてことのない言葉なんですが、その上司がやってきた事業を知っているから納得できる、これも思い入れがあるんですよ。

迷いや躊躇することがあるのは当たり前ですからね、考えるときの一つの切り口にしています。

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で、最後に決まって登場するのが、一番尊敬し好きだった上司の言葉。

自分はもう会社をやめていましたが、その上司だった方は瀕死の状態だった会社を建て直し、起死回生の復活劇をやってのけ、大手企業とのタイアップや複数の会社を立ち上げるまでに成長し、誰の目からも、その凄さは評価されていました。

そんな時に久しぶりに訪ねて行ったときのことでした。

その復活劇の話をとくとくと聞き、その凄さに思わず「凄いことしましたね~!」って言うと、腕を組んでちょっと神妙に考え込んだ後・・・・・・・・・・・

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「俺ってついてる・・!?」

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だって!(笑)

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2人で大笑いしましたが、「こんな人になりたい!」って部下のころから思っていましたが、心底しびれました。この人は本当に凄いって。

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自営をしてると、自分のメンタルコントロールなんて自己責任ですから、自分の考えが不鮮明な時は、やはりそういう結果がよく表れます。それは、お客様の不満やスタッフの不満、家族の不満につながります。

色々なことを思い出しながら、昨年までの自分やお店のことを考えた時、初心に戻ってもう一度仕切りなおそうと思いました。

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不易流行

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好きな言葉です。

絶えず新しいものを追いかけることと、不変的な条件(変わらないことというより変えてはならないもの)。

この2つの真逆の要素は1つの世界に表現できることだと思っています。そして、どんなことにでも当てはめて考えることができるとも言えます。(本来の俳句の世界でいう境地には程遠くとも・・・)

うちのお店で提供するものが、多くの方に新しさや刺激だけでなく安心感や懐かしさを感じてもらえるかな?食の楽しみ方を共感して頂けるかな?ふつふつと、出てくる喜んでもらいたい馳走のアイデア、はずしてはいけない外食時のツボ、・・・・・・・今年もお客様にたくさん提案させて頂きます。

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難しいと思うことも、その先に、お客様が喜んで頂けると確信して挑戦です。

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本年は、店構え いじります。

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本年は、以前より気になっていた店の表面をいじります。

小さいお店ですし、そうそうお金掛けてられなかったので、やりたくてもできないことばかりですが、昨年中には決意していました。春には変わってると思いますので、又、皆さんこられた時は、びっくりしてください。←っていうくらい印象は変わる予定です。

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そして、近日中に、新サービスが、ドーンとリリースします。これは2年前から、試してはあきらめ、考えては煮詰まるなんてことを繰り返してきたことなんですが、初心に戻れば、なんてことはない。美味しいならやろう!です!是非、楽しんでください。

そもそも、こうやってお客様に自分の考えた馳走の形(表現)を提供できること自体、幸せな仕事だと思います。(もちろん、責任はそれ以上にありますが)

「俺ってついてる!」って思いながら(笑)、やっていこうと思います。

本年もよろしくお願いします。

お家(うち)、くちゅってえ~!

インフルエンザ繁殖中・・・・

須佐の小学校にも、新型インフルエンザが出始め、どんどん広がっている模様。

そのうち、わが子も通う保育園にも・・・・・くるんでしょうねえ。兄弟姉妹が小学校にいるトコも多いですし。。。

幸い、元気いっぱいのうちの子達ですが、保育園に通ってればいつか貰うんでしょうね、覚悟はしていますが、年末はやめてくれ!・・・と祈るばかり。

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元気が一番

つくづくそう思うのは、世の親は誰でもですが、うちの下の子(3歳)は、大病も今までせずに、元気いっぱいまるまるまるまる大きくなっています。そんな下の子が、自分が家に帰ってから、必ず言って来るのが、この「お家、くちゅって~!」です。

単に、この子のお家を紙に描いてあげるだけなんですが、これが毎日、何ヶ月も続くと流石に条件反射的に引いてしまいます。

「又!?・・・・」

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罰ゲームか!?

色々な家を描いてあげるんですが、自分的にも、同じ家を描くのもつらいもんがあるので、様々なお家を描きます。

ツリーハウス、洞窟、高層ビル、海の中、・・・・遊具も描いて、お布団、お風呂、車・・そして家族4人を描きます。というか、描け!と指示が出ます。

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しかし、罰ゲームのように、こうも続くと、ストレスです。しかし、苦痛になるところを、「よし!」っと思わさせてくれるのが、

この子の「くちゅって~!」という言い方がかわいいからです。(笑)

嫁もわざと「作って!」って正しく教えません。いつか保育園で気づくか誰かに言われるまで、このバカ親どもは直させる気がありませんww。

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今しかない、このかわいさを楽しんでおります。

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ブログサーバー移転

もう嫌!

グルメコラム(料理・食ネタ)としてちょろちょろ綴ってきたブログのサーバーというか、システムを代えた。

ほとほと嫌になったからなんですが、ライブドアです。

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まあ、優れたところはあるんでしょうけど、独自ドメイン-PRO有料版であるのにもかかわらず、携帯での広告露出がうざすぎるため、携帯での会員登録を進めているうちとしては、うっとうしくて見づらいブログの表示にいいかげん嫌になっていたからです。(有料版に入っているのに・・・)

更に嫌だったのは、www付きURLと、wwwが付かないURLが同じサイトとして判断してくれない。この辺は設定が単にわかんなくてあきらめたのですが、まったく不本意な3年間でした。。。ムームードメインではできないようなので、バリュードメインにドメイン移管をしてまで手を尽くしたのに・・・・・。

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で、どこへ?

萩のブロガーといえば・・・・「JUGEM(ジュゲム)」ですよね(笑)。

ジュゲムの有料プランにしました。ドメインをムームードメインに移管しなおし、(←別にそのままでもできたんですが、他のドメイン管理を一緒にしておきたくて。。)

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いやあ、ジュゲムの操作のしやすさは、とあるブログ立ち上げの時に体験していましたし、wwwの有無も関係なくアクセスできますし、携帯サイトへのサービスも十分、満足できるものでしたので。

過去の記事のエクスポートも、ライブドアからできました。多少、文字化けしてるとこもありましたが、なんだかんだ、これで気持ちも楽になりました。(←ずーと気になってたんで。)

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今はもう大丈夫だと思いますが、http://umenoha.com/でも、今まで通りhttp://www.umenoha.com/でも、どちらからも新しいサーバーにアクセスできます。

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さて ………………で?

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宇部商工会議所 文化観光部会視察研修会御一行様

又、しゃべっちゃいました。。。

昨日、宇部商工会議所 文化観光部会視察研修会の皆様がご来店&お食事(活イカ)で来られました。研修の一環で地域産品のブランド化に関わった経緯などの話をということで、食事後に質問のテーマにあわせてお話をさせて頂きました。(恐縮です)

なんでも、うちと同じような立場の商店主の方や事業主の方だそうで、勝手に男性ばかりを想像していたら、女性の方も多く、お酒も入っていましたのでww、多少気持ちも楽に話ができました。

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結局、漁師のパワーなんです

1.なぜ、須佐のイカが有名になったのか?
2.ブランド化事業に関わったきっかけは?
3.実際に携わってみての手ごたえは?
事前にデータをお送りしましたので、詳細はともかく、お店の立場から捉えた上記のような内容でしゃべったのですが、
ほとんどが漁師の話でした。それも、商標登録する前までの話でしたね。
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これは、自分はつくづく思ってることなんですが、
商標登録をした時点のタイミングで行政の財政支援の話も加わり、派手な露出が増えたので、誰もがその露出の方に目を奪われるのですが、
ブランド化というか、地域振興の上で何か1つのテーマをぶち上げるための土台作りというのが、
それ以前までの漁師の活動によって積み重ねられてきたのが、注目すべきところと思っています。
(というか、それを見聞きしてきた自分には、「こんな真似は誰も出来ない」と、ほとほと感動していましたから。。。)
行政や民間(うちなど)との連携の効果もあって、その屋台骨はより強固になっていきました。
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逆に言えば、そういう土台(機運や組織)ができれば、後は支援の話も出やすいでしょうし、
支援はお金だけじゃなく人との繋がりも呼び込んで大きくなっていくことも考えられます。

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そういえば、

話が終わった後に、言おうと思って言えてなかった事を思い出したのでここで(笑)

行政との関わりでですが、行政を打ち出の小槌と思っていたり、部下のように上から目線で見ていると、損すると思います。すでにそのことが勘違いですから。行政には、情報が集まります。それは、お金の話もあるかもしれませんが、会社や人をつなげてくれる情報を持っています。民間の事業者は、商売というフィールドで形にできます。生産者を含めたそんな3者がお互いの特徴を意識して連携をしてゆけば、面白い話に膨らんでいけるとおもいます。

須佐はちっちゃいので、その3者の距離感が非常に近かったのは、田舎ならではの特徴かもしれません。小さい田舎だからこそ柔軟にできた。そんな部分もありました。

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先日も

先日の市長との座談会にて、萩ケーブルテレビでも同じようなことを結局しゃべっていましたね。まあ、それが今の私の1意見ということで。。。

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感謝

こんな田舎の小さな商売屋にお越し頂き、又、若輩者の戯言にご清聴ありがとうございました。皆様のご活躍を祈念しております。

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