年末限定ギフト販売開始します!

色々、事前にお伝えしたいことがあったのですが、

本年は、特に情報発信できませんでしたね。(申し訳ございません。)

ともかく、年末を前に特別企画を準備していたのですが、ほぼ準備完了という直前にビッグトラブル発生!!・・・・・泣きました。

ただただ、時間が惜しく、お客様にお伝えするのが遅くなるのが申し訳ないので、突貫工事で、ようやくギフト販売の用意ができました。

文章・画像の乱れ、張りぼて感は、スルーして、要点だけつかんで頂ければ幸いです。(なんだそりゃ)

①口福の馳走年末ギフトセット

本年目玉商品「ぶりっトロ!のどぐろのほろ酔い干し」を含む3点セット
(各1個づつ)

送料無料・限定20セット      15800円(税別)

お買い求めはこちら「梅乃葉通販部」へ!

※【注意1】この「のどぐろ」の大きさに気を付けてください。下手すれば、ご自宅のグリルでは焼けない(入らない)かもしれません。

※【注意2】この「剣先イカ一夜干し ほろ酔い美人」の良さは、焼いている時の香りから始まります。姿のまま焼いて失敗しないようにしてください。(姿のままご家庭で上手に焼くのは無理です。切りましょう。)

※【注意3】この「須佐男命いか3D冷凍パック」は、マイナス60℃の一切の変質をさせない温度帯で保管していますが、ご家庭では、出荷後10日頃から変質が始まります。(変質とは、最高の品質が変わるというレベルです。)お早めにお召し上がりください。

②「がっツリー丼」年末ギフトセット

梅乃葉の漬け丼
東洋美人純米大吟醸「糀」×小豆島産本醸造木桶醤油の「醤油糀」漬けだれ!
(各2個づつ)

限定20セット            4800円(税別)

お買い求めはこちら「梅乃葉通販部」へ!

※【注意1】この「ヨコワマグロの漬け丼」は、今回の年末限りの製作です。近年の漁獲制限で市場への水揚げ自体が制限されています。

※【注意2】この「剣先イカの漬け丼」は、通販での通常販売開始の目途がまだ立っていません。原材料の剣先イカの漁獲の目途がたちしだい、通常販売をいたします。

※【お薦め】この「漬け丼」両方とも、そのまま御飯にのせるだけでいけますが、卵黄や薬味によって、凄く味わいが変わります。お試しあれ!

③「酒のアテ」年末ギフトセット

梅乃葉の剣先イカの酒のアテ
梅乃葉謹製「剣先イカ酒のアテ」見つくろいましたw!
(各2個づつ)

送料無料・限定20セット      10000円(税別)

お買い求めはこちら「梅乃葉通販部」へ!

※【注意1】この「剣先イカの漬け丼」は、通販での通常販売開始の目途がまだ立っていません。原材料の剣先イカの漁獲の目途がたちしだい、通常販売をいたします。

たくさんの方に、お世話になり、

たくさんの方に、お引き立て頂いて、

本年は、本当に勉強になりました。

感謝!

改めて、いろんな出来事や思いを、お伝えしてゆきます。

今回は、ひとまず、告知!

お早めにお申し込みください。

活きたウニの味を守るためにできる3つのこと

今年も、活ウニやってます!

生きてるまんまのうにの味。

梅乃葉で提供する北浦の活きウニは、その濃厚な味にこそ特徴があります。

海でとって、その場で食べてたあの味が忘れられないで、

そんな味を提供したいと思い立ったはいいが、

実は、生きたウニを捕ってくれる漁師さんがいないという現実にぶち当たり、

何年も掛けて、交渉して、

ようやく提供することができるようになりました。

 

しかし、提供するようになると、又、色々問題が出てきます。

生きてても、中身が痩せてて食べしろがほとんどなかったり、

色が黒ずんで、美味しそうに見えなかったり、

水槽で、なかなか生きてくれなかったり、

前途多難な、スタートでした。

そのうち、要領を得て、生態がわかってきて、

漁師と話し合いながら、調整を取りつつ、

ウニというものが、どういうものなのかを、お客様に伝えてゆく必要がありました。

 

少しづつ、知られてくると、楽しみにやって来る方が増えてきます。

すると今度は、異常気象や磯焼けなどの、生態系・自然環境の変化が、

ウニそのものにも影響し始め、

同時に、ウニの餌である海藻がなくなってゆくという事態も多くなってきました。

 

少なくなった、餌(海藻・藻場)を求め、小さな芽さえも食べてしまうウニは、

藻場が少なくなる原因とも言われますが、原因はそれだけではありません。

 

ウニを漁獲する漁師が減ると、ウニは一定数増えてゆきますが、生命力(繁殖力)が落ちるとも言われます。

適度に漁獲している状態が、適度に、ウニの繁殖力を維持するためにもなります。

繁殖力の落ちたウニの生殖器(いわゆる可食しているウニの身)は、小さく、当然食べごたえもありません。

 

 

 

現在、梅乃葉でも、夏のアカウニ(本来なら、5月~8月に提供)は3年連続ご提供できておりません。

それというのも、3年前の集中豪雨災害時に要因の一つと言われた、海水温の上昇による、藻場の死滅、

災害の土砂による湾内海底が土砂で埋没。海藻がほぼ、全滅に近い勢いで、なくなりました。

 

餌でもあり、様々な機能を持つ、海中の藻場の大切さは、失って初めて気付きます。

藻場には、大陸棚の生態系を支える機能がある。藻場は魚類や甲殻類など海中の様々な生物に隠れ場所・産卵場所などを提供する。海藻・海草と、それに付着した微細な藻類は窒素やリンなどの栄養を吸収して光合成を行うので、水の浄化や海中に酸素を供給する役割も果たしている。光合成で作られた有機物は、流れ藻、寄り藻といった形で外洋や深海にも運ばれる。細菌や真菌などの微生物も海藻・海草に付着し、海中の有機物を分解して増殖するため、水の浄化に寄与している。

また、海草は地下茎や根で海底を安定させ、酸素を通すことで嫌気性細菌の働きを抑制し、土壌の悪化も防いでいる。

藻場を構成する藻類自体も、貝類を始めとする多様な生物の餌になるほか、付着する微細な藻類や微生物が小型甲殻類や巻貝の餌になり、それを捕食する魚類も集まってくるため生物多様性が高く、日本では古くから漁場として利用されてきた。漁場以外でも、アマモなどは沿岸における農業で、肥料として利用されたこともあった。【Wikipedia

 

もう、こうなるとですね、普通なら、提供やめちゃえばいいんですけどね。

止めませんでした。うにの味を残したかったからです。

そこで、考えたのが、うにの味を残すためにできる3つのことです。

 

①「ウニを食う!」

ウニを食べて頂く、自分でもちろん食べます。その分、捕って頂きます。もちろん、捕れる分だけです。

ある程度捕ることで、繁殖力に刺激を与えてゆきたいと考えています。

少しでも食べて、味を知って頂く機会を提供し続けたいと思っています。

 

②「ウニについて伝える!」

提供し続けて行く過程で、ウニのことを、生態や価値、一般的な流通商品や、本来の味について等、

もっと多くの方に、伝えてゆくことで、興味を示して頂き、いつか又、豊漁となるときには、思う存分食べて頂けるよう、

伝えてゆきたいと思っています。

 

そして、③「育てる!」です。

 

須佐の海を再生する事業「海の森を作る会」

本日、地域の子たちと、やってまいりました。

藻場再生の事業。

地道な活動ですが、植林や、海藻の種を意図的に撒く手法など、

様々な事業を続けています。

 

 

海藻・藻場を育て、

魚介類だけでなく、海のそのものが浄化され、故郷のきれいな海を持続させてゆくために、

子どもたちに、海の生態系、循環環境、藻場の働き、そんなことを体験を通して、知ってもらい、

又、本当に、海の森が生い茂るようになるよう、続けてゆきたいと思っています。

 

感謝!

 

じゅるっと舌なめずり!焼きたてを楽しむ至高の火加減「魯山人風炙り蒸し」

近日メニュー改定を行います。

何年も前から、私がお出ししたい料理のスタイルがありまして、

何人もの人に語る割に、提供までこぎつけられていないものなんですが、

全て、それが揃うまで待っていても、本当に始まらないということもいい加減わかりましたので(笑)、

もう、できることから始めることにしました。

 

目指すは「世界一剣先イカの楽しみ方にうるさい店!」ですw

イカのフルコースじゃないですよ。

後ですね、来店したお客様にくどくど説明しても、本当に「うっとうしい」って思われるだけですから。

※昨日も説明し終えた後、お客様がお連れ様に、

「自由に食べてね」

と間接的に否定されましたし ∑( ̄Д ̄;)・・・・・・ガーンッ!!

 

普通に、しゃらりと楽しんで頂きます。

私の目指す、「たて料理」(とれたて、捌きたて、焼きたて・・)の良さを剣先イカの特徴を踏まえ、

長く付き合ってきた自分がめっちゃめちゃオススメする食べ方・楽しみ方です。

スタッフにも指導していますが、最低限の説明にとどめるようにしています。(求められれば別ですが)

 

ということで、メニューの改定は、もちろん、剣先イカを楽しんでもらうためでもありますし、

今日この日の昼食が、最高に楽しんで頂けるよう、提案してゆくものです。

他のメニューも含め、価格の改定などもありますが、

宜しくお願い致します。

 

で、そんな献立の中の1つを紹介。

「魯山人風 炭火の炙り蒸し」です。

※「炙り蒸し」は梅乃葉の造語です。

 

北大路魯山人のエッセイにある炭火焼きの中に、

失敗しない最適な方法として書き綴られている方法です。

東洋美人の純米大吟醸酒粕で、漬け込んだ、「寒鰆の炙り蒸し」
※写真は東洋美人の純米大吟醸酒粕で、漬け込んだ、「萩産寒鰆の炙り蒸し」絶品です。

 

ただ、あくまで調理する側の立ち位置で書いてあったものなので、

それを、更に、お客様がご自身で楽しめるよう、やり方を工夫して提供しているのが、

梅乃葉の炭火コンロオプションで紹介している炙り蒸し(蒸し焼き)です。

 

 

 

何の事はない炭火に蓋をするだけです。(笑)

で、新メニューでは、焼き魚を楽しんだ後、ケンサキイカで楽しんでもらいます。

ただ、お酒にちょっとくぐらせてから炙り蒸しにします。(←ココ重要)

酒蒸しですね。

 

ケンサキイカの加熱調理の中で、私が、最上級の絶品とするのが、コレです。

でも、これを、うちの「夜明け干し」でやると、「宇宙一の剣先イカの炙り蒸し」になります。

 

内緒ですよ!

(くどくど説明しませんからね!)

 

 

新しいメニューは、もちろん、活イカがベースですが、

萩を楽しんで頂く食事でもあります。

萩市にある梅乃葉ならではの楽しみ方を提案させて頂きます。

 

 

宜しくお願い致します。

(近日)

 

この鍋で、優しさに包まれて下さい・・・・幸せになれます。

口福の馳走屋へ!

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テーブルの上はいつもスペクタクル!


寒鰆美人鍋ローンチ!です。

もう、新酒もできてるだろうし・・・と、澄川酒造さんにお邪魔して、頂いてきました。

この度は、「酒粕」。

純米大吟醸の酒粕ですので、その味わいが優しく、洗練された上質な風味であることは、知られています。

栄養価が高く、百薬の長とまで言われるこの酒粕、個人的に大好きなのですが、

実は、梅乃葉では、お店に出さないだけで、

仕出し料理やご宴会時に、この酒粕で漬け込んだ魚介類をバンバンお出ししております。

(焼き魚や蒸し物など)

※お店に出さなかったのは・・・・・・・・・・たまたまです。

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そして、この度、やはり個人的に大好きな魚「鰆」。

それも、今、脂がのりまくっている「寒鰆」を、梅乃葉特製の酒粕床にて、寝かし、ちょいと熟成させます。

地元いりこ出汁をベースに、酒粕を混ぜ、白味噌仕立てにした、栄養満点&優しい味わいの美人鍋です。

ほのかにくすぐる洗練された酒粕の風味が食欲をそそり、

鰆の身も、柔らかく、思わずほっこりしてしまいます。

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この鍋で、優しさに包まれて下さい。

幸せになります。

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あ、でも、はっきり言うと、この時期、私が個人的に大好きな一品であり、

私が、一番幸せになっています。

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お試しあれ!

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「萩美人漬け」にも使っていますよ!

もちろん、この酒粕は、「萩美人漬け」の酒粕味にも使っています。

こちらも、お楽しみ下さい。