「天地がひっくり返るほどうまい!」のどぐろ一夜干しの清蒸とは!?

スタートしています!

新メニュー「のどぐろ一夜干しの清蒸(ちんじょん)」

梅乃葉で楽しめる「一夜干し ×  清蒸」シリーズ第1弾!

梅乃葉独自製法の一夜干しとは

梅乃葉独自の一夜干し製法「ほろ酔い干し」は、特許技術である素材の中心部から表面までの水分を低温で特殊な送風循環管理して揮発させることで、一般的なやや高い温度の熱風で乾燥させて干物の表面が過乾燥となるムラのある干物(焼くと表面の固さが際立ちます。)と違い、焼いた後もしっとりとした柔らかさの残るソフト干物をつくることができる特殊技術です。更に仕上げに、東洋美人の純米大吟醸を塗布・浸潤させるため、焼いた時の柔らかさや芳醇さが際立つ一夜干しになっています。

現在、「ケンサキイカ」と「のどぐろ」の2商品を「ほろ酔い美人シリーズ」用意しています。(近日、もう1種増えます!)

のどぐろ一夜干し「ほろ酔い美人」
のどぐろ一夜干し「ほろ酔い美人」
剣先イカ一夜干し「ほろ酔い美人」
剣先イカ一夜干し「ほろ酔い美人」

この一夜干しを、高級中華ではお馴染みの技術「清蒸」(ちんじょん)で、味わって頂くサイドメニューを用意いたしました。

その第一弾が「のどぐろの一夜干し」です。

清蒸とは

清蒸は、多くの文豪や美食家が「天地がひっくり返るほど美味い!」と言わしめる高級中華ではお馴染みの料理で、本来は、生きた活魚(主に根魚[ハタ系とか])でやる調理法です。

ですが、このほぼほぼ同じ調理技術で、かつて、梅乃葉のメニューとなっていた献立を覚えていますか?三昧丼の中の1品「剣先イカ一夜干しの葱焼き丼」です。

剣先イカ一夜干しの葱焼き丼(三昧丼)

私(店長)が個人的にも大好きだったメニューですが、イカの不漁による原料不足で、グランドメニューから外さざるを得なかった献立です。(※現在、その代わりにイカ味噌丼がメニューには鎮座しています。)

梅乃葉の一夜干しだからできる清蒸!

梅乃葉が作っているほろ酔い干し仕立ての一夜干しだと、素材の水分が抜けて、旨味を凝縮・簡易熟成させているので、味が濃く感じやすく、柔らかさを保持できるのです。

焼いても、抜群に美味いのはもちろんですが、密閉されたホーロー鍋の中で軽く酒蒸しされた身は、のどぐろであれば、ふっくらとしたほぐれるような柔らかさで、鮮魚・活魚でやる場合の良さも併せ持ちながら、一夜干しならではの軽い熟成した身を楽しめます。

そして、ベースとなる調味料は、当店オリジナル調味料である「葱だれ」。無国籍料理界の草分け的レジェンドである熊谷喜八氏が、当店にいかのしゃぶしゃぶ用にと伝授してくれたエスニックなタレで、(現在、当店のイカ水餃子でお付けしています)蒸し揚がった身に掛けております。(魚介類との相性の良さが秀逸です。)

イカのしゃぶしゃぶ用のエスニックダレ「葱だれ」

清蒸の醍醐味といえば

そして、清蒸の醍醐味といえば、そのアツアツに蒸しあげた身の上に、白葱と生姜の千切りをモリッとのせて、アツアツのごま油を、ジュッ~と回しかける仕上げです。

清蒸にアツアツの金ごま油

もちろん、このアツアツのごま油は、お客様の目の前で、鍋蓋を外し、蒸気が立ち上るところで、かけさせて頂きます。立ち上がる蒸気と香りと音にワクワクが止まりません!

もう、この瞬間で、口の中に唾液が駄々洩れする、主役級のサイドメニューです。

ごま油が又秀逸なのです!

ごま油は、萩の胡麻衛門の金ごま油を使用しています。低温圧搾法と呼ばれる、玉締め機という専用の機械を使用して低圧力、常温で時間をかけてゆっくりと油を搾り取る製法です。

低圧力、常温で搾り取るため、ゴマの芳醇な香りやビタミンなどの栄養素がそのまま残り、鮮やかな琥珀色の上質な食用油に仕上がります。常温・低圧力・時間をかけた搾りのため摩擦熱が発生しないので、無駄な加工をする必要もなく、搾った油を単純に濾過しただけのエキストラバージンな油に仕上がっています。

胡麻衛門の油は、当店商品の「漬け丼」シリーズにも使用しており、ごまの焙煎香が、華やかに広がる品質で、清蒸の香り立つ香気には、かかせない調味料となっています。

 

剣先イカバージョンは、少々お待ちを!

先行して、「のどぐろの一夜干し」からのスタートですが、

イカバージョンは、少々お待ちください。

イカの原料不足もありますが、もろもろ、オペレーションが意外と煩雑で、大変なのです。何より、サービススタッフが提供にこなれてきたら、どんどん(?)、提供開始予定です。

ただ、夏秋の繁忙期は、オペレーション上の問題がありますが、地元の美味しい白葱がないこともあり、季節限定となるかもしれません。

ひとまず、この寒い時期には、アツアツの清蒸を是非、お楽しみください。

又、自宅で、やってみたいという方は、当店通販部から、ほろ酔い干しシリーズや葱だれをご購入して、お試しされるのも良いかと思います。

 

是非~!!

 

 

 

 

 

 

 

イカがないので、人気のノドグロを1000食分仕入れたら…( ̄◇ ̄;

活イカがない時の梅乃葉人気メニュー「のどぐろ炙り丼」

日本海の白身のトロ「のどぐろ」(アカムツ)を、

皮目を炙った刺身で海鮮丼にしたものですが、(アラ汁付き)

このちょっと贅沢な海鮮丼、

高騰する「のどぐろ」そのものの仕入れ価格もあり、

そう安くはないのに、

イカがいない間に人気メニューとなっています。

 

そこで、気をよくした店長は、←(^^;)

活イカの不漁回復が厳しいであろうという個人的な予測もあって、

GWから増えてくるであろう、期待してご来店くださるお客様に、

口福の馳走で喜んで頂きたい!と、

 

山口県産の上物ののどぐろを、少しづつ備蓄し、

1000食分確保していたのです。

梅乃葉では、重要で繊細な原材料・商品については、特殊急速冷凍3Dフリーザーという、組織を壊さず生鮮の状態を保持したまま冷凍させる装置を持っており、そのまま、マイナス-60℃という超低温冷凍庫にて、たんぱく質劣化が一切おこらない温度帯で、保存するようにしています。

しかし・・・・・

イカの異常不漁からのコロナショック

GWに絡む営業自粛について告知しておりますが。。。

お客様並びにスタッフの健康と安全を考慮し

更新【重要】ゴールデンウィークの営業自粛に関して

4月29日(水)の祝日から5月6日(水)までの

土日祝日を営業自粛いたします(現在)が、

状況を鑑み、期間・日程の拡大をするかもしれません。

 

・・・という状況です。

イカの異常不漁も、特に完全回復したわけではないのですが、

現在は、オフシーズンのため(もともと獲れない時期)、

活イカの入荷の見通しはわかりません。

 

多くの方が不自由な行動を自粛したまま

不安な毎日を送っておられると思います。

正直、飲食業である当店も例にもれなく破壊的な影響を受けております。

 

「イカがないので、・・・・」シリーズの挑戦の裏側

昨年末、イカの異常不漁も極まって、お客様の来店も厳しくなり、

漁師ともども将来の資源枯渇に不安を抱えていたところ、

 

小学2年生の娘が、こんな絵?を持ってきてくれました。

娘しんぶん

 

「お父さん、この真ん中に何か書いて!」

「それで、これを配ろう!」

「そしたら、お客さん来てくれるかもよ!」

 

なんか、もうね、

立ち止まっていられないじゃないですか。(笑)

 

おかげで、それからは、いっぱい挑戦しています。

新商品の開発・研究から、自分自身の新たな技術の習得など。

その全てが、今度来てくださるお客様につながると思うと、

それを、娘にも見せてあげたくなったからです。

 

コロナ終息も見えない状況ですが、

当店にできることは、

 

お客様が、いつか、又、来てくださる時に、

食事を楽しめる・信頼に応えられるお店として、

存在していることが第一だと思っております。

 

なので、皆様にお願いします。

来店がかなわないのなら、ご家庭にお届けさせてください。

「のどぐろ炙り丼」1000食販売いたします。

のどぐろ炙り丼

 

東洋美人純米大吟醸の「糀」と、

小豆島産本醸造木桶仕込み醤油で作る「醤油糀」をベースに、

純米本味醂【李白酒造】

純米大吟醸【東洋美人・澄川酒造】・

玉搾り金胡麻油【萩胡麻衛門】

でブレンドした贅沢なタレに漬け込んでいます。

 

山口県産の別名「白身のトロ」アカムツです。

脂ののったのどぐろの柔らかさや旨味を、

皮目を炙り、そのまま、こだわりの漬けだれに漬け込んでいます。

優しくしっかりした味わいの漬けだれが、のどぐろの旨味と合わさり、

ご飯がすすみます。

 

 

 

未曽有の危機に、皆様のご健康・安全を、

祈念しております。

 

少しでも、今の生活の楽しみに繋がるようでしたら、

当店の商品を取り寄せてみてください。

 

店長 福島

 

―― イカLOVEな笑顔が
世に溢れればいい ――
口福の馳走屋 梅乃葉

2020年!サステナブルシーフード「一本釣りケンサキイカ」を活イカから!!

活イカ復調の兆しでスタートしております!

ほんと年末だっていう頃になって、活イカに復調の兆しが見え、

現在、時化でなければ、そこそこ獲れてきています。

昨年9月~12月は、これでもかって!くらいの異常不漁で、

本当に多くのお客様に、ご期待に添えず、申し訳ない状況が続きました。

 

1月6日より、活イカも入荷しての新年の営業開始ができました。

時化の合間の中の入荷となりますが、

日々、活イカを提供できるのが、嬉しいですねえ。

 

「サステナブルシーフード」

イカの不漁は何が原因?

まだまだ、今後、入荷がどうなるか?イカの生態がどう変わったのか?

誰にも予想はできません。

 

この度の異常不漁は、

「資源の減少・イカ漁の不漁の長期化は、数年後程度にむかって、なだらかに進む程度」

に構えていた自分の予測は、

厳しくその現実を叩きつけられる形で、

裏切られました。

 

マグロの規制が原因だと言い切る方もいます。

規制するからマグロが増えてイカを食べるからだと。

確かに、イルカ・マグロ等の大型魚が近海で、大量によく見かけることもあります。

真に受けて報道するメディアさえもいます。

 

しかし、そんな近視眼的レベルの原因ではないことは確かです。

イカの不漁は、近海でしか起こっていないのではないのです。

それに、日本近海のマグロは激減しています。

 

温暖化の影響は圧倒的です。

産卵場所の沿岸部が近年夏場は煮えているからという影響もあります。

 

巻き網・底引き・などでの乱獲の影響も大きいです。

稚魚の漁獲に対する無規制も大いに関係あります。

小さな小さなイカを大量に網でとれるだけとって、

二足三文の値しかつかないとわかっていても、止めないのです。

 

韓国・中国漁船の違法漁獲も、影響あるのかもしれません。

 

イカ漁への漁業規制はやり損?

いかの生態はそもそも、未解明。どこにどんな要因が影響したのかわからず、

推測の域であるがために、上記のような様々な意見が散在しています。

まして、今までにないほどの異常不漁です。

 

どんな対策・規制策も「やり損かもしれない」という安易な逃げ道だらけで、

誰も踏み込んでゆけない。

そんな状況なのです。

 

機能不全?漁業市場流通経路

よくある話で、どんな魚種でもそうですが、

漁師は弱い立場です。大型漁船で操業している漁業者ですら、

「背に腹は代えられない」「従業員を養わなければならない」「事業者として破綻してしまう」

などの理由を錦の御旗に、違法操業を繰り返す船もあります。

大手水産会社の確信犯的意向もあるようです。

 

小さな市場では、違法操業とわかっていても、水揚げがなければ、仲買も集まらないし、魚価も上がらないので、

市場関係者・行政の立場では、黙認するのが慣例となっている面もあります。

 

魚価は、純粋に魚の価値では決まりません。(地方の市場では特に)

競り場での仲買の都合の相対値次第です。

仲買同士で話し合い、競りで安く買い、

後で分け合うことでお互いの購入価格を安くしたりすることなど、

珍しくありません。

当然、競り値が低ければ漁師の収入は減ります。

 

魚が捕れるなら、まだしも、とれない上に、

このような漁業の市場流通経路では、

小さな規模の、真面目に営む漁師にとっては、

夢・希望どころか、生活の糧にすらならない。

 

当然、資源が枯渇するだの、持続可能な漁業管理などと言っても、

目の前に、異常な不漁が訪れても、

市場・流通段階での、こういった行き詰まった商慣行が、

誰も、自ら何かを変えようとすることはできずにいる、

これが、日本の水産業の現状だと思っています。

 

さて、どこから、何をしてゆけば良いのだろうか!?

サステナブルシーフードとは、

未来も魚を食べ続けられるように、

環境や生態系を壊すことなく、獲り過ぎない、自然を傷つけない、

魚獲量や環境を配慮した、適切な方法で獲られた魚介類が

「サステナブル(持続可能な)シーフード」と呼ばれます。

 

様々な立ち位置の方々が、様々なアプローチで、

このサステナブルシーフードについて、啓発に取り組んだり、

実行されています。

 

同じ飲食店の立場の方々が、積極的にやられているのに、

うちが具体的な言葉で発信していなかったのは、

ちょっと、恥ずかしい思いです。

 

なぜなら、そんな現状のために、イカの付加価値を上げ、

業界に対し、イカの扱い方に気づいてもらうために、

梅乃葉は、今まで様々な取り組みをしてきたからです。

 

イカが不漁なのは、今に始まったことではありません。

いつか、極端に漁獲が落ちるような時代がくる時までに、

「剣先イカの価値をもっともっと、上げておかなければならない!」

それが、地元の漁師のためでもあり、

イカ好きのお客様のために、

梅乃葉が全力で取り組むこととしていました。

 

誰が、イカをそんなふうにした!?

今でも忘れません。

昔(10年くらい前かな)、漁師が獲ってきた剣先イカで、加工商品を作り、

東京で活躍する凄腕バイヤーに、相談をした時、

「剣先イカなんて、消費者は誰も知らないよ」

と言われました。

 

スルメイカであれ、海外の名もないようなイカであれ、

剣先イカであっても、消費者は同じイカにしかみないので、

安くないと誰も買わないというのです。(又は、他に付加価値を付けないと)

 

誰が、イカをそんなふうにした!?

イカは、昔からある食素材で、

あふれるようにありましたから、

馴染み深くもあり、

安価で、手軽なイメージは、仕方がないのかもしれません。

 

しかし、資源に関して、無頓着な商慣行を続けてきた業界関係者は、

わかっていながら、価値を上げるために、なんら、変えようとはしませんでした。

 

消費者の大半が、資源の価値について無知識なのは、

生産者や仲買・水産加工会社が現状からぬけでられないのは、

資源に関して情報を得られる立場であり、

消費者やサプライヤーの方々に伝えられる立場である、

私達飲食事業者や小売業者が、

こういったことを伝えてこなかった面もあります。

 

そろそろ、消費者の皆様に、

日本の水産資源が、おかしなことになってきているというのを、

今以上に身近に考えて頂き、

今後、様々な事業者や団体が呼びかける、資源に対する思いや取り組みに、

気づいて、賛同して頂ければと、願っています。

 

幸い、うちのお客様は、イカが大好きな、素敵な方々が多いのです。

この度の不漁についても、すごく親身にお声を掛けてくださいます。

そんな方々に、きちんと、伝えてゆかなければならない責任が、私達にはあるのだと、

改めて、感じています。

 

活イカとは、サステナブルシーフードそのものです。

活イカとは、

イカの価値を最大限に感じ取ってもらえる、

消費者に提供するための、一つの料理法です。

 

この生産者-料理の形が、消費者を介して、

サステナブルな、資源に目を向けた取り組みにつながると考えているのです。

 

※特に、MSC【海洋管理協議会「MSC(Marine Stewardship Council)」】の認証を受けてるとか

そういったことではありません。

 

非効率的な昔ながらの手釣の一本釣りであり、

環境を汚さない疑似餌を使い、

獲り過ぎることもなく(中間水槽のキャパを超えることもなく)、

その価値を訴求できる漁法、

「もっと、イカは価値があるんだ」と訴え続けてきました。

 

須佐の漁師たちは、そのことを、本当によく理解しています。

 

イカ漁でも、網で捕る漁法などでは、魚も同じですが、ひどい状態になります。

そんな捕り方、扱い方、流通のさせ方では、価値は下がり、価格も下がる。

そのため、もっと大量に獲らざるを得ない。

一度価格が下がり、価値が低いと思われているものは、

価格の上げずらくなり、安くないと駄目だという悪循環に陥る。

獲れども獲れども、魚価が上がらないので、

小さな稚魚まで獲って稼ぎにしなければならなくなる。

自然環境・生態系の変化、大型魚の影響も重なり、

そのうち、「資源が枯渇してきた」、「不漁だ」と困る。。。←イマココ

 

獲れなくなったときに、多くの人から

「なんとかしたい!なんとかできないの!?」

って、言われる資源でありたい。

そうしたい。

 

 

漁師や地域のために、

二束三文同然の扱いをいまだに受ける「イカ」の、

その中でも「剣先イカ」の付加価値を上げてゆくことに注力してきましたが、

もっともっと、多様な考えで、多様な取り組みをしてゆきたいと思っています。

 

新年を迎え、

イカや地域やお客様との未来を想像した時、

そんな思いを強く感じております。

って、相変わらず、くどい長文になってしまうのが、

資源より先に、なんとかならないのか!?と。。。。

 

誰もが喜ぶ、持続可能な食の楽しさを!ワクワクする食卓を!

イカLOVEな笑顔が世に溢れるよう、

本年も頑張って参りますね!!

イカがないので、普段やれないことをやってみた。。。

店長雑感です。

「のどぐろ炙り丼」、「鯛アラのレッドカレー」ローンチ!更に・・

普段からイカに夢中で、イカのことしか考えてないので、(嫁は呆れて諦めてますが・・)

特に、剣先イカを「どう美味しく食べられるか!?」「どう楽しんで頂けるか!?」ってことばかりになってまして、

 

梅乃葉として、須佐のケンサキイカの素晴らしさを伝えてゆくために

奔走している、ケンサキイカ加工品(惣菜)・ギフトなどは、

おかげさまで、多数の百貨店様や専門店様にお声を掛けていただき、

少しづつではありますが、ケンサキイカの商品性・価値を伝えてこれたのではないかと思っています。

(まだまだですが)

すんごい出会いの中で

その過程でですね、

素晴らしい地の素材と出会い、

素晴らしい生産者や経営者・料理人と出会い、

新たな技法・調理技術・化学変化・別分野での斬新な考え方に出会い、

公的な支援で得た、世界最先端技術の設備機器を使った新たな価値に気づき、

失敗や無意識の中から発見できた独自の技術を見つけるなど、

(↑ いや、これマジで凄いんです。)

 

それを全部「剣先イカ」に注いできました。

ま、売れる売れないは別の問題なんですけどね。(笑)

 

でですね、こういう1つ1つの出会いや発見がある度に思うのが、

「あ-あの素材でこうしたら美味いんだろうなあ・・」とか、

「この素材で、あのやり方でやってみたら絶対いいよな・・」とか、

イカ料理でもあります。「こういうイカ料理で出したいな・・・」とか。

なんて、やっぱり出てくるんですよ。

どんどんどんどんどんどんどんどん・・・・。

 

人手不足と忙しさで

ただ、普段は、あまりの忙しさでとてもそれを仕込めないとか、

キッチンスタッフに負担になるとか、

サービススタッフの負担が大きくなるとかで、

結局出せない。

むしろ、メニューは、どんどん絞っていく傾向になり、

年々、減ってゆきました。(お店が回らないからです。)

 

梅乃葉の全国放送連弾がまだ続いてた!

今年はテレビでの全国放送紹介や、雑誌などの紹介のご縁に恵まれ、

先月は立て続けの放映でしたが、(今月も続きます。)

先日、日本テレビさんの報道「剣先イカの不漁」のニュースでのお店の紹介というオチもありましたが(笑)、

この超絶異常不漁という過去類を見ない状況というタイミングが今です。

 

色々、思うところもありますが、

それはさておき、

こんな時に、どうせ、イカがないんだし、(ないものはないし)

やりたかったメニューをどんどん出してゆこう!

明日(2019/10/6)から出します。新メニュー連弾です。

鯛アラのレッドカレー【ごま茶漬け風】

酒粕・甘糀・白味噌の発酵カレーです。

鯛アラの旨味を、スパイシーなレッドカレー&酒粕・甘糀・白味噌・ごまの濃厚なコクで楽しむ

「鯛のごま茶漬け風」アレンジ。

ごはんがススムので危険です!

※アラがある時だけのメニューです。

 

のどぐろ炙り丼【アラ汁付き】

今度、入荷したら、やろうって思ってたやつですw。

で、もう、こそこそっと提供しています。

 

今、のどぐろも市場では高騰しています。取り合いです。

のどぐろは、大きさと色で、ランク分けされていて、ちょっとした大きさ・色の違いで、

価格が跳ね上がります。

でも、この炙りの造りは、ある程度の大きさがないと、美味しくないし面白くない。

しかし、ちょっと大きめのものにすると、価格が倍以上に跳ね上がるというギリギリのサイズ狙いです(笑)

 

もっと、色んなメニューを出したいんですが、

スタッフというか、身内に怒られるので、(←結構、仕込みと調理オペレーションは手間がかかるんです。)

完全にオフシーズンに入ったら、又、出します。(笑)

 

イカのために培ってきた技術やネタですが、

少しづつ、提案してゆきますね。

お楽しみください。

 

テレビをご覧になられて、

電話で、漁の様子を問い合わせされて、

来店時期を改める方や、

それでも、行くからって、おっしゃってくださったり、

 

不漁とわかった上で来店し、

他のメニューを目当てに楽しまれる方もいらっしゃいます。

励ましのお声までいただきます。

 

胸が熱くなります。

感謝!

 

本当に、

うちのお店は、素敵なお客様が多いんです。

皆さんに笑顔になって頂くために、

頑張りますよ~!!

梅乃葉メニュー
2019年10月5日現在