店舗外観いじり第2幕へ!

手造りするから面白い。

店舗外観
梅乃葉外観2010年5月

今年4月時点でのリノベーション工事後の外観。

萩市の水津建築センターさんに施工して頂き、

真新しく、シンプルな姿のまんまだったんですが・・・・・・・・・、

あれから、ちょこちょこ弄っています。

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先ずは、植木

穴掘り
アスファルトを削ります。カッターで切って掘削機でドドンと!
穴掘り
結構大変。。。。
穴掘り
とりあえず、なんとか掘ったけど、植木屋にそれじゃ小さいと指摘( ̄▽ ̄;)!!マジ?
おじさん雇って交代です。腰が。。。。。。((((_ _|||))))
おじさん雇って交代です。腰が。。。。。。((((_ _|||))))
アスファルト削り
壊すのは調子にのって壊し・・・道路際の植木の壁まで。。。
破壊中-壁作り
壊すのはたやすいんですけどね。。。さあ、作っていけんのかな??
レンガ壁
廃屋風で歪な感じにと作為的に考えていましたが、そう思わずとも歪になっていたでしょう(笑)
レンガ壁
こっから、更にもう一息弄ります。レンガを自分で積んでいくのも面白い作業です!
レンガ壁と古木
もともとあった枕木の朽ちたものを差し込みます。
植木
萩市、「湘南造園」さんに依頼。若くて提案力があってなによりケアが厚い!
植木
」木は前川に2本「トネリコ」と「ジューンべりー」です。
植木
道路側には前からあったオリーブを。
レンガ壁
海辺を意識してデッキの足回りもレンガに。。
トネリコ
メインはトネリコ。常緑で涼しげ。以前より気に入ってたんで。
レンガ壁
レンガと古木とオリーブだけでもいい感じになりましたが、間に、まだ木とサビ鉄の看板を入れる予定。
錨(いかり)
錨も置いておきましょう。

海岸の丸石・小石を足元において、

なんだかんだ、こんな感じです!

植木周り完了
植木周り完了!!

コレにて、第1幕は終了。

この状態で夏を迎えましたので、来店された方は見られたかと思います。まあ、ちょっとでも、感じ良くなればOKですので。

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さて、第2幕は。。。

さて、夏が過ぎピークを超えたかなと思いきや、連日の須佐のメディア露出もあって、お客さんの勢いは止まりません。

おかげで、第2幕のメインフレームだった大工仕事は、本職に依頼することになりました。(時間的に自作は無理と判断)

そもそも、リノベーション後の自前弄り倒しの象徴は、2Fデッキ部分だったんです。

2Fからの眺望。

梅乃葉の2Fからの眺望「駅前交差点」
梅乃葉の2Fからの眺望「駅前交差点」

視点が違うと、新鮮でしょ?お気に入りは目の前の川から海への眺望。

夕暮れの川の景観は、なんか、小樽の倉庫裏に流れる運河っぽくて勝手に気に入っています。
夕暮れの川の景観は、なんか、小樽の倉庫裏に流れる運河っぽくて勝手に気に入っています。
すぐそこは須佐湾
すぐそこは須佐湾

店舗を弄って以来、「2Fはビアガーデン?」とか、「どっからあがれるん?」という声を多数頂きました。

もちろん、使えるように仕立てていますが、なんせ階段を付けていません。

そう、上がれないんです(笑)

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一番の目的は、ちょっとした見晴台を作れば、須佐湾がみえるという景観を見せたかったんです。

須佐湾と梅乃葉マップ
須佐湾と梅乃葉マップ(クリックで拡大)

で、まあ、階段をデッキに付けるとデッキスペースがつぶれてしまうし、中からの景色も暗く遮られるので、保留ということで、階段は止めていたんです。

付けるとしたら、反対側からいつか付けると思います。

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で、現在第2幕としてやろうとしているのが、デッキを中心に道路側に、造船所的なドック(もどき)を作る予定です。

須佐湾岸には、造船所がかつて複数ありました。そんなかつての須佐湾の景観を取り入れたいと思っていました。

なぜにドックなのか、そこに何があるのか、制作者がネタばらししちゃいましたので公開しておきます。

こちらを

http://goo.gl/Metm

まあ、公開まで全貌は伏せておきたかったんですが、

ムチャぶりな依頼を快く引き受けて頂いた作者様の紹介は又いづれ。。。

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開発コードネームは【squid armor ume-8】

現在、こいつの愛称&プロフィールを募集しております。(笑)

武器を持たせようと、メガ粒子砲装着を検討しましたが、

予算と作者様の本業の時間をこれ以上潰すわけにはいきませんのでwww。

こいつで、ガンダム倒すくらいの勢いを。

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と、ここまで読んで、なぜ?と思ったあなた!

そう言われると、・・・・・・・・・・・・・・・なぜなんでしょうねえ?

須佐には、もう一体モビルスーツいや、「藻ビルスーツみことちゃん」があるからかな?

藻ビルスーツみことちゃん

節があるから強い。My不易流行

ホームページリニューアル

ちょいと前から、コツコツと時間を作って、ホームページのリニューアルを準備しています。(まだ、アップしていないですが)

昨今のメディアやITデバイスを意識したことがきっかけではありましたが、

ちょっと悩んだのが、フラッシュの使用です。

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分かりやすさ

iphone、ipadは、フラッシュという、WEB上ではかなり使われている動画・アニメーションをネット上で見ることができるソフトというか、機能を搭載していません。(これは意図的なんです。)

で、お客様の忘れ物だったiphoneを手に持ったとき、画面がちょうど、当店のホームページの地図を見ていらっしゃったようで、どうも、なんか見たことないページだなと思っていたら、地図の部分だけ表示されていないんです。で、今後こういったことって、増えてくるんだろうなあと言う思いもあったんですが・・・・・・・・・・

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動画・映像って分かりやすいですからね。飲食店のホームページに要求されることって、あんたんとこ「何があるん?」「どこにあるん?」っていうのが先ず基本ですから、それを分かりやすくするというのは至極当然なんですが、webが色んな身近な機器から閲覧される機会が増えてくると、その対応フォーマットの煩雑さにちょっとめんどくさい引いちゃうんです。

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究極のところ、文字と画像だけで基本、伝わるようにしていたら、いちいち悩まなくてもいいんですけどね。でも、やっぱり、あれこれやっちゃいたくなります(笑)

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伝えなきゃいけないメッセージ

まあ、そんな技術論はともかく、自分が作ったサイトを年を経て振り返ると、なんともわかりずらいもんがあります。

自分が分かりづらいなら、お客様にはもっとわかりづらい。

重要である部分は抑えたつもりですが、細かくいえばキリがないくらい注意や事前に伝えておきたい詳細というのはあります。

そういうのもあわせて、整理・充実させたいと思っています。

そんな伝えたいことの一つに、このタイミングにて梅乃葉の転換期がきたということを伝えたいと思います。

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パラダイムシフトと不易流行

パラダイムシフト

前回エントリーしたBlogにも書きましたが、今は、梅乃葉自身の大きな軌道修正という時期だと思っています。

うち自身の課題、生産者現場の事情(自然環境の変化)、

そして、もっとも大きなうねりを感じるのが、お客様である、飲食店を利用する消費者文化のパラダイムシフトです。

中には、「そんな事、前からだよ」と言えてしまうこともあります。消費者を取り巻く背景や飲食店利用時の動機、そして、飲食店や素材・料理・食文化そのものへのイメージ等、確実に変わっています。

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変わらないもの

ただ、変わらないものもあります。

あえて言えば、自分自身それを追いかけてきたつもりです。

飲食店風に極々平たく言えば、本当に美味しければ、お客様から支持して頂けるということでしょうか。

もちろん、今ではそれに付随するサービスというのもお客様の満足に対する絶対的要素になりますが、割とこのサービスの形というのは、時代によってはいい意味で変化します。うちのような町場の飲食店というレベルでは尚更です。

うちが追いかけてきた「変わらないもの」「変えたくないもの」「紡いでいきたいもの」とは、

  • 天然自然の須佐(萩・北浦)の素材
  • 地元(萩・須佐)の食文化
  • 「美味しい物を提供したい」という親から受け継いだ思い

です。

まあ、追いかけてるだけじゃ怒られますが、それを「変わらないもの」として、その時代にあう提案をしてゆくというのが梅乃葉のスタイルだと思っています。

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連綿と紡がれてきた食文化にも「風雅の誠」的な真実があると思っています。

「古人の跡をもとめず、古人の求めたる所をもとめよ」

その時、その時代の人達も、「どうしたらこの素材を美味しく食べられるだろう」という思いはあったと思います。

うちが追いかけたい精神とは、そういう「素材に対する思いから生まれてくる」のではと考えています。

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先だって、京都「なかひがし」で、日本最高峰のそれを目の当たりに体験してきました。

一般的な調理法、文化を、それをわかった上で、踏まえた上で、「美味しい」を求める姿勢、何より花背という土地の産物への敬愛。

全てが学びで、気付きでした。

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節となるお客様の声

ここ最近、大変多くのお客様が来られています。お盆前後は今までにないほどでした。

こういった時しか来れないからという家族連れを多くお見受けします。

  • 都会から子どもが帰ってきたから食べに来たという方。
  • 連休を利用して萩観光のついでに来たという方。
  • 高速で遠方(県外)からお越しの方。
  • 親戚が訪れた機会にという方。
  • カップルで、ちょっと行ってみようかと思い立った方。

などなど・・・。

本当にご来店ありがとうございました。

心より、来て頂けたことに感謝しております。

そして、

忙しさの中で不十分なサービス体制であったこと、

そのために不快な思いをされたお客様、

心よりお詫び申し上げます。

申し訳ございませんでした。

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お客様からの声

様々なお声を頂戴いたしました。

料理・サービスに関してなどに厳しいご指摘・ご意見。

会計のミスもありました。

更に、感謝させて頂くのが、こういったご指摘・ご意見を下さるお客様の大半の方が、

メールで直接くださるのです。

そのほとんどが、他の方(外部)の目に触れないようにとのお気遣いからです。

素敵な方々です。

お気に召さなかったら、一瞥もくれずお帰りになり、2度と来る事がないというのが一般的です。そして、残念なのは当方はそのことに気付かないままです。

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中には、過去、携帯からメールを下さっているため、こちらからの返信がもしかしたら届いていない可能性の方もおられますので、この場で改めて、お礼を申し上げさせて頂きます。

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様々なご意見・ご指摘を下さったお客様の皆様、

当方の不手際、落ち度による不快感を受けながらも、

あえて、ご意見を賜り、心より感謝しております。

ありがとうございました。

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頂いた、ご意見・ご指摘は、全て当方にとって財産だと思っております。

なぜならそういったお客様の声を気付かせてくださっているわけですから。

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中には、事実誤認や個人的先入観・主観とのギャップに違和感を覚えられた方もいらっしゃいます。

しかし、言い換えれば、それはこちらが誤解をまねく表記だったり、

充分な詳細を伝えられなかったことが大きな原因であると思います。

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地域的な食文化を、県内の方はよく知っていらっしゃるのに、遠く(県外)の方は知らないということもあるんだと気付かせてもくれました。

ホームページ・店内popやチラシ・メニュー・色んなメッセージや詳細を伝える方法はあります。

それをもう一度見直す機会にもなりました。

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節という考え

竹はしなやかで強く、丈夫です。中国では高層ビル建築の足場に竹が使われていましたね。

節があるから強く、真っ直ぐに伸びていきます。

節はたけのこの時に既に存在しているそうです。節ができて成長し、また節ができるわけではないということです。

節と節の間が成長することによって、そしてその継ぎ目を節が支えることによって、真っ直ぐに伸びていけるそうです。

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「節目」、とよく聞きます。

人生の岐路や、うまくいかず停滞してしまう時期、何かに備える時機、その数はもしかしたら竹のように最初から決まっているのかもしれません。

ここのところの引き寄せや気付き、出会い、そして、現在のお店の状況は、

まさに、節目であり、梅乃葉がこれからもっといいお店になるための必要プロセスであることは間違いないのです。

節目をどう過ごすか、どう捉えてゆくか、もう既に決まっています。

着実に、1つ1つ変ってゆきたいと思います。

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多くの気付きを頂き、本当にありがとうございました。

つくづく、俺ってついてる!って感じずにはいられません。

出会いの本末転倒

出会いのための仕事

多くのお客様に来店して頂く出会い。喜んで頂きたい。そのために奔走して下さった生産者の方にも喜んで頂きたい。

結構、そんな思いでここ数年頑張ってきました。

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特に、「須佐男命いか」とイカ釣り漁師の方との出会いは、自分に、「より、多くの人にこの活イカの味を伝える」という使命感を持つきっかけでもありました。インターネットPRに力を入れ始めたのもそのためです。未だ、その思いはもちろん持っています。

しかし、状況が変われば、その手法も柔軟に変えていかねばならないということを、このお盆を超えて痛感させて頂きました。

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胃を壊すストレス

暑さによる不具合

お盆の最中に胃腸を壊してしまいました。

そこに夏風邪もコラボしたようで、内蔵を集中していじめられました。(否、自分がいじめたんだな・・・)

8月に入り、この暑さ。冷却機器の調子もいまいち、活イカの水槽状態も当初悪く、お盆を前に既に焦りからストレスは起こっていました。(水槽は順調に回復しましたが・・・)

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尋常でない数のお客様と注文

そしてお盆前後、尋常でない数のお客様が連日訪れるようになると同時に、梅乃葉のもう一つの顔である仕出し業もピークに達していました。

声(仕出しの注文)をかけてくださるありがたさ、何とか期待に応えたいがゆえ受けてしまい、限界ギリギリまでお断りできないことも最近多くなってきました。

そうすると、必然的に全ての仕事面に余裕というものはなくなってきます。時には追いつかない焦燥感はスタッフのミスも生み、こういう時に限ってオーダー内容の急遽の変更等も舞い込みます。

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人材不足

もう1つ痛かったのが、慢性的な人材不足。地方田舎のハンデの中で、かなり大きなウェイトを占めているのが、人材不足だと思いますが、例にもれなく、ウチも長く悩んでいます。

現在いるスタッフは皆、一生懸命やってくれています。しかし、一生懸命と得手不得手は別のものです。特にお客様と接するホールの仕事は様々なものを当然要求されます。

余裕のない状況は、スタッフ相互のフォローも薄くなり、キャリアのない、高校生のアルバイトなどは集中力も欠いてきます。当方の指導も浅くなってしまいがちです。

当方にとっては、忙しいかもしれないけど、お客様にとっては、大切な休日のランチ、その日に2度も3度も昼食は取りませんし、その後2度3度も来店してくれるかどうかはその時の内容次第です。

こちらの不手際は、その時だけのものではなく、そのお客様はその後ずうっと、そういう印象を持たれたまま、再び訪れることはありません。

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見えない焦り

そして、そんな状況の中で私自身は、次々と溜まり続ける注文伝票のため厨房から離れられず、ホールが見えないという焦りが大きいのです。

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ウェイティングのお客様が70名を超えるころには、「着席し、待ってるお客様のために早く提供しなければ」ということがプライオリティがより高くなります。食空間として食べているお客様には居心地はよくありません。普段、気を使える部分も見えなくなってしまいがちだからです。

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不快な思いをされた方には、本当に申し訳ない思いです.

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本末転倒

うちは、昔も今も、小さな田舎の飲食店です。そこに、多くのお客様に活イカの味を伝えたいという使命感をもって取り組んできました。活イカの価格を業界水準よりも安くおさているのも、「より多くのお客様に」という漁師の願いのためです。

しかし、それには、「気持よく、楽しんで食べて頂く」ということが、もちろん一緒にあったのですが・・・・・・・・・・・、思いままならない状況を作ってしまっていたようです。

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出会いのために、そして、喜んで頂くための仕事が、当初はそれで良かったことが、今は、そのやり方そのものを変更せざるを得ない状況なのかもしれません。

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「より多く」から「より楽しむ」へ

チェーン店でもない飲食業で、より多くの世代・より広範囲の地域の人という幅広いターゲットとしていくことは、昨今の時代や経営マーケティングに逆行しているというのは分かっていました。

ある意味、ファミレス的な要素をも、システムや料理に組み込んでいかざるをえないからです。

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しかし、こだわり派のお客様にはその「万人向き」とも言える要素には納得しがたいものがあったと思います。

厳しいご指導やご指摘・不評もありました。あえて、「多くの方」のためのシステムや料理が、活イカへのこだわりとは真逆の印象を受けることもあるようでした。

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お店の規模、スタッフの能力、現状のお客様のニーズを鑑み、今後のお店の対応・料金・システム、そして、料理そのものを見直そうと思います。

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お客様に須佐の産物で作る馳走を、楽しんで頂く。

いつも喜んで来て下さるお客様のために、

期待して初めて来店されるお客様のために、

命がけでイカや海産物を取ってくれる漁師・生産者のために、

応援してくれる地域の方のために、

一緒に働くスタッフのために

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これからも、良いお店を目指し、尽力してゆこうと思います。

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熊谷喜八氏との出会いから学んだこと

萩ブランド流通開発室さんの企てもあって、

熊谷喜八さんが、萩にお越しになって、萩の産物を視察するという流れの一環で、

先日活イカ&昼食をウチで召し上がられました。

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熊谷喜八氏といえば、KIHACHIで昔から有名でしたからね。修行時代にも当然本は持っていましたし、12・3年前ですかね・・青山のセランにも当時行きました。

もてはやされていた、イタメシシェフが当時多い中、KIHACHIから受ける印象は、それらとは別物で、素材を活かす奔放さに憧れていたのを思い出します。

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剣先イカ(須佐男命いか)を視察

お目当ては、剣先イカです。活イカで当然お出ししますが、天ぷらや炭火をお出しして生・揚・焼の出来立ての味をムッシュ(喜八氏)に召し上がっていただきました。

イカ料理を様々出しても、なんか蛇足のような気がして、剣先イカの活イカとしてストレートに美味い直球を3種という感じです。

スタッフの方々も印象に残る、素材だったようでした。

昼食を邪魔するようで、イカの講釈もほどほどに・・・(本当はめっちゃ喋りたかったんですが・・・・・)退席したので、

その時はお話は殆ど出来ませんでした。

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ただ、昼食もということで、そちらの料理の構成の方が気になりました。

頂ける予算は少なかったんですが、(もともと予算は気にせず美味しい物をと考えていたんですが・・・)

あえて少ない予算で、今のウチらしい料理をと考えてお出ししました。

悩んでいた新メニューの一品の他、貝汁や磯の幸等で構成しました。

※後日、ムッシュからご意見を伺うことが出来、勉強になりました。

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ミドリヤで懇親会

次の日の夕方から、生産者や飲食店、行政・関係者とムッシュと他スタッフの方達との懇親会でした。

ミドリヤファーム
ミドリヤファーム
201007081904201-s
熊谷喜八氏との懇親会
熊谷喜八氏との懇親会
熊谷喜八氏との懇親会
ミドリヤファーム
ミドリヤファーム

笑顔の素晴らしい、柔和な物腰・人柄といった印象でしたが、

話すと、さすがに、厳しい視点・物事への捉え方が厳しく、

且つ、豊かな経験とグローバルな視野から愛を持って地方を見られていました。

もともと、懇親会でムッシュとお話することなど出来ないと思っていましたし、まして、自分の話をすることもないと思って、

その場を楽しみながら結構、酒かっくらっていたんです(笑)

そしたら、マイクが回ってきて一言とのこと・・・・・・・・・・・・・酔って、調子に乗ってテキトーにしゃべってしまいましたが、

次の日素に戻って、マイクを回した杉〇〇君をちょっと恨みました。(笑) いや、俺のせいか・・・・・。。。

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イノベーションへの助言

私やうちの店にも、かなり厳しくも愛にあふれたご意見を沢山頂きました。

ムッシュが隣りに座ってくださったので、色んな話を聞きながら、

「この機会を逃してはいけない!」と、

「ぶっちゃけ、ウチに対して気づいたことを言ってください」

って、お聞きしたんです。

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即答で 「そりゃいっぱいある!」

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だって(笑)。

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隣の席のムッシュは、時折、自分の膝をガシッとつかんでこすりながらハッパを掛けてくださいました。

「もっと、こだわれ!」

「もっと、勉強しろ!」

「もっと考えろ!」

「こんなところで、留まるな!」

「もっと、よそを見てこい!」

というような励ましに満ちた内容を、具体的な気付きとともに、アドバイスをくれました。

自分が最近、気にかけていた部分や一番弱い部分と思っていたところを、

先ず最初にポンポンっと指摘され、見透かされた思いでした。

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目から鱗が落ちるように、

誰かに、指摘されるのを待っていたかのように

正に、腑に落ちました。

他の誰から言われても納得できたか疑問ですが、

ムッシュ程の料理のみならず経営感覚を持つキャリア豊かな人物に言われたからかもしれません。

自分ごとき下々の若者に、見栄や虚勢を張る必要もないからか、

その物言いに、説き聞かしてやろうなどという無理もなく、

素直に聞きいってしまいました。

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出会い・引き寄せ、そして感謝!

そして、同じテーブルには、市職員の方々の他、

「まる」「千代」「嫁な喜荘」「澄川酒造」のマスター&社長さんが一緒で、

初めてお会いする方も含めて、皆さんお会いしたかった方々ばかりでした。

市長も卓に来られ、ひと時の談笑と今後への期待を、皆さんと語ることが出来ました。

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ムッシュとの出会い。萩の若手飲食店業界の中枢におられる方々との出会い。

その他、お声をかけてくださった方々との出会い。

この日の引き寄せは、正に必然。

次に起こる自分と梅乃葉のイノベーションに必要な出会いでした。

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やっぱり俺ってついてる!