店長のキャリア最高傑作ついに!剣先イカ専門店のこだわりイカ焼き

ふんわり・しっとり・ぷりっぷりのイカ焼き、登場しています。

お店のサイドメニューにも登場しました。サラダ仕立てで、シェアして召し上がってください!

最高の剣先イカ惣菜を求めて!

近年は、剣先イカも含め、魚介類の資源が減少し、不漁状態が続いています。

このままゆけば、更に剣先イカは希少となってゆくのは目に見えている中、この素敵な素材を活イカ以外でもその価値を伝えられる最上の食べ方(メニュー・惣菜)を今のうちに沢山の方に食べていただきたいと考えていました。

「剣先イカならではの特徴」、「剣先イカだから得られる美味しさ」、活き造りという食べ方以外だったら、どんな料理がわかりやすく、伝えられるだろう!?

そう、「わかりやすく」がキーワードでした。

そこで出てきた案が、祭りの屋台でおなじみの「イカ焼き」でした。

 

屋台のイカ焼きを上質にしたら・・・

イカ料理でもちょっと特別感があるのは、外で食べるからかもしれませんが、イベントや催事などでも焼いているイカの香り、甘じょっぱいタレの香ばしさも相まって、とても人気です。

ただ、屋台などで焼かれるイカ焼きのイカは、ほぼ「スルメイカ」です。それは安いからというのがほとんどの理由ですが、そのかわり、スルメイカ独特の固さが、「イカ焼きとはこういう(固さの)ものだ」という食文化をつくっています。

また、タレは確かに甘じょっぱい味わいは相性が良いのですが、やや濃すぎたり、醤油の焦げが過ぎたりします。それが屋台の味の醍醐味といえばそうなのですが、

そもそも素材を剣先イカにするだけで、全く違う印象となることは、剣先イカを知る西日本(特に山陰・九州)では当たり前でして、このあたり前の素材の良さを、上質な味わいに調味して最高のイカ料理で食べて頂けるようにしよう!! (←そんな経緯でした)

うまさの秘密

上質な味わい-専門店の味

漬けダレは木桶仕込み醤油と甘糀をベースにし、濃過ぎず、薄過ぎず、イカの旨味とのマリアージュが、焼いた時の香ばしさと相まって、屋台のイカ焼きをハイグレードにアップデートした印象となるよう繰り返し配合を検証しました。

また、ご家庭でも再現できるように、且つ、失敗しにくい調理方法をガイドできるよう、ご家庭を基準にした焼き方、タレの量を1g単位で調整しました。(タレが多いと、焦げの味が先立って、焦げの印象を強くするからです。)

調味液を染ませる技術

剣先イカの素材の身質のポテンシャルを活かすのに普請したポイントの一つが「漬けダレの染ませ方」です。

料理好きの方ならピンとくると思いますが、まあまあ塩味のある調味液に素材を漬けると、味が染みると同時に、離水効果もあって、素材の水分が出てしまいます。そうするとどうなるかというと、素材の食感が固くなってゆくのです。固くなると言ってもスルメイカのようになることはありませんが、剣先イカのポテンシャルを最大限味わって頂くためには、水分を離水させずに味を染み込ませる必要がありました。

実は、この技術、すでに他のイカ惣菜でも活用しており、目から鱗な技術なんです。

素材の水分を担保したまま、調味液を素材に染み込ませるとどうなるか?

イカの旨味を損なわず調味液の味わいが染みた、焼いた時にぷりっぷりの食感の身になります。

イカの身の特性を追い続けてきた専門店の技です!

ワンフローズンとは!?

当店が持つ特殊急速冷凍装置「3Dフリーザー」は、細胞を壊さず、解凍したときに生鮮の身質を再現することができる冷凍装置です。

3Dフリーザー詳細はこちら

仕入から調理加工後の冷凍保存まで、この急速冷凍を使用し、又、保存には、マイナス-60℃の超低温で保存することで、細胞の劣化を完全に防いでいます。

一般的な冷凍保存では、細胞が壊れてしまうことで、解凍時に、細胞内の旨味や水分がドリップとして出てしまします。そうすると、当然イカの旨味は抜け落ち、焼いた時の身が固くなってしまう要因となるのです。

生鮮の状態の身質のままに、それをイカ焼きで再現させるための工夫です。

 

身の厚い大型イカを使用

剣先イカは大きくなればなるほど、市場価格が高くなります。

生鮮では、それだけ価値が高いとされていますので、ほとんどは、生食用として流通されます。

本来加工に回るのは、小さいイカが主流なのは、市場価格が低いからです。

この度の商品は、市場価格が高いか低いかを全く気にせず、剣先イカの特徴やポテンシャルが伝わる最高級のものを作ることでしたので、この特別なイカ焼きには、剣先イカの身が厚い大型のイカを使用することにしました。

 

徐々にイカ漁がとれなくなっているというのに、そんな中でも、大型のイカとなると、高値で取引されるわけですから、なかなか仕入れしづらい素材です。

ですが、それでも、最高のイカ焼きを作ることを優先しました。(なので、原料不足のため製造を一時中断するようなことも想定しています)

世のイカ好き、料理好きに贈る、剣先イカ専門店のプライド商品

お酒のお供に、料理の一品に、そのままでも、アレンジしても、鉄板の美味しさ。そして、「これが剣先イカ!」と唸るふんわり・しっとり・ぷりっぷりの食感をご家庭で再現する商品です。

イカ屋ならではのキャリアで培った知見の集大成を注ぎ込んでいます。

梅乃葉店長のキャリア最高傑作、是非、お楽しみください。

現在、ちょうど2024年山口県のECエール送料無料キャンペーン中ですので、お試し期間ということで、バラ売り販売にしています。落ち着いたら、(セット販売に切り替えます)

お歳暮ギフトとしても、イカ大好きな方に是非、贈ってくださいね~!

梅乃葉のお取り寄せ(通販部)
https://www.umenoha.com/product/115

娘とイラスト動画で紹介しております!

ふふふふふふ・・おっ楽しみください~!

活イカを超える食味!「剣先イカほろ酔い干し」の世界観。

毎年恒例!?( ̄◇ ̄; イカの異常不漁が始まっています。

もう、あれですね、「やっぱりそうなの?」的悲哀感が漂う漁港ですが、

昨年で免疫がついている分の衝撃はなく、
むしろ、そういうフェーズに突入している日本近海の水産資源の状況を、
「前提」にしてゆかねばならない覚悟だけは、
備わってきた感じです。

時化も多いし、出漁しても不漁という苦境の漁師たちのためにも、
何ができるか、昨年考えていたことを、
本年は、コロナ禍でありながらじわじわと進めてきました。

 

で、そんな思いを結実させてくれるかのような、
ひとつのきっかけが、近日中に発表となるとある大きなご依頼。
(ご報告しますね)

 

その中にも登場する料理のお話です。

梅乃葉の「剣先イカほろ酔い干し」って何さ!?

【剣先イカ ほろ酔い干し】高鮮度な剣先イカに、「東洋美人 純米大吟醸」を塗布しながら、特殊な低温乾燥方法によって、ソフト干物状態(※ありがちな表面だけが過乾燥の干物とは違い、素材の中からしっとりと水分を揮発させる特殊技術です。)の一夜干しに仕立てた梅乃葉オリジナルの一夜干しです。

過去、高島屋さんのカタログ宅配でも販売させて頂いたこともありました。

 

活イカがあると、皆様、活イカを目当てで来られるので、
そのインパクト・存在感に、
他の料理の存在が目に留まらないことがほとんどなのですが、

(確かに、1人で活イカと同時に両方食べるというのは、きついですしね)

 

これは、常々、うちのメニューのPRの仕方に原因があるな~とも思っておりまして、
犯人は自分だな!wと自覚しつつも、なかなか、メニュー表示を変える時間もないまま、
ずるずると過ぎておりますが、

まあ、それはおいおいやるとして(←これが原因(笑))

 

活イカよりも断然うまい(店長談)!

今日は、改めて、今後、うちの主軸となる料理のスタイルの一端をご紹介というか、だらだらとつぶやいておきます。

正直言いますと、個人的には、活イカよりも断然美味しいと言い切っていますw。(一部のコアなお客様にはいつも言っていますwし、ブログでも紹介しています)

 

北大路魯山人風「剣先イカほろ酔い干しの炭火炙り蒸し」

この料理の凄さ・違いを3行で表すと・・・

  1. 一夜干しの原料が凄い(違う)!
  2. 一夜干しの製法が凄い(違う)!
  3. 北大路魯山人風の調理法が凄い(違う)!

です。

1.一夜干しの原料が凄い(違う)!

イカの女王と呼ばれる「剣先イカ」の凄さを、
日本中で認知されていないのが、ある意味すげえなっていつも思うのですが、

この剣先イカの特徴や良さは、一般的常識で言うと甘味や旨味の強さです。
ただ、ここに補足が入ることで、些末な他のイカとの比較がどーでもよくなります。

それは、
鮮度の良い(活イカもしくは扱いをきちんとした)剣先イカであることで別格になる
ということです。

これについては、かの美食・陶芸家の北大路魯山人も言葉として残しています。

「肉厚のすみいかやアオリイカが認められて、やりいか(剣先イカ)はやすっぽく扱われているが、新しくさえあればやりいかほど小味で、微妙な美味しさをもったものはないのである。生きているヤリイカの皮を剥いで刺身として食う美味は、すみいかやアオリイカの刺身の比ではないのである。しかし、知る人の少ないのは惜しい。・・・・・」

イカは魚類ではありません。むしろ貝類に近い性質の生物です。

余談〉魚のように、熟成する酵素を体内に持っていませんので、(寝かして熟成させたと言っている熟成屋さんの論理は、論理不足です。)旨味が増すということはありませんし、脂質がほとんどありませんので、魚のような「脂がのった」というわかりやすい表現もあたりません。旨味成分もイノシン酸とは別の、様々な旨味が複合して味わいの素が存在します。

アシもはやく、その旨味の強さゆえに、鮮度が落ちれば、匂いも強くなり腐敗臭に変わる速さも魚より速いです。

なので、鮮度の良い状態のイカを、どう扱うかが肝となります。

〈余談〉その点で、須佐の一本釣り船団の漁師達は意識が違います。直接お客様と接触する機会が多いからです。良いものを渡してあげようという気持ちは、相手が見えることから生まれるからです。直売市などで、おしゃべりするお客様に触れ、又、当店などのような事業者と直接取引することで、お客様の様子がわかるからです。

一本釣りというまさに素材を生かす漁法で、とった活イカとは、そんなイカの扱いの上でも最上の状態であると言えます。

剣先イカの鮮度の目安

生鮮の剣先イカの鮮度の良し悪しを見る簡単な方法は、「皮の色」と、「皮がきれいに残っているか」どうかです。

皮を通して、透明感が残っており、小さな赤や青色の色素細胞が点滅しているように見て取れる。明るく輝いているのは虹色素胞(にじしきそほう)というもので、これが、輝いていると鮮度感をわかりやすく感じることができます。透明→赤→白→乳白色という感じの色味の変遷で、鮮度を判断します。

又、剣先イカの皮は、非常に繊細で、ずり剥けやすいのです。スルメイカなどは、逆にゴワゴワするくらい強力な強さもありますが、剣先イカの皮の弱さは、釣り方やその後の扱いで、破れやすさに繋がり、身へのダメージにもつながります。綺麗に皮が残っているというのは、良い釣り方をしたことと、扱いの良さにも繋がる前提条件のようなものなのです。(スーパーなどで皮が剥いてあるのは、皮が破れ、見た目も悪く、鮮度感の悪いのがばれてしまうからです。)

ほろ酔い干しは、剣先イカを皮や耳(エンペラ)の部分を付けたまま(皮を綺麗に残したまま)干しあげる一夜干しのため、そもそも、鮮度の良い + 皮が綺麗に残っている原材料を使用しているのです。

2.一夜干しの製法が凄い(違う)!

温度が上がるとき、素材の中にある水分は、外へ揮発するように動きます。
逆に下がるときは、素材の中の水分は、素材の中に戻ろうと働きます。
その温度帯をコントロールしつつ、上下を繰り返すことで、
素材の中からしっとりと、水分を揮発させるという、独特の低温乾燥法で造ります。
通常、一般的な一夜干しの製造では、機械乾燥や天日(回転)乾燥などでも、
素材の外側(表面)に風が当たり、表面からどんどん乾燥させます。
なので、表面は過乾燥状態、中は生に近い状態という、水分の偏りがありますが。

 

その点、ほろ酔い干しを作るときの低温乾燥法では、
その水分の偏りがなく、
素材の中心部からもしっとりと水分を減らした状態の仕上がりとなり、
焼いた後などの柔らかさ・しっとり感に違いが出てきます。

 

更に、仕上げに、
日本酒(地元の銘酒「東洋美人・純米大吟醸」を使用)を塗布して干しあげることで、
焼いたときの芳醇さ独特な柔らかさが秀逸な一夜干しになっています。
お酒の効果を優しく残すことから、
当店独自のこの商品製法を「ほろ酔い干し」と呼んでいます。

 

皮つきの剣先イカで、ほろ酔い干しで仕立てた、
剣先イカのポテンシャルを最大限に生かした、最高峰のイカの一夜干し、
梅乃葉オリジナル商品です。

 

 

3.北大路魯山人風の調理法が凄い(違う)!

北大路魯山人が残した調理法の一つで、
炭火で失敗しない一大秘訣として、この方法があります。
大変、理にかなっており、実際、その効果も抜群なこの方法。
更にそれに創意工夫をして現在も、活イカのオプションとして提供しているのが、
炭火コンロの「炙り蒸し」です。

なんのことはない、炭火の上で、蓋をするだけです。(笑)
ただ、これがやろうと思うと、色々難しいのですがw、
バーベキューでは、そんな道具ありますよね。

 

梅乃葉では、お客様自身が、炭火コンロでイカを焼くオプションサービスを
もともとしていましたが、蓋を用意する前は、大きめのアルミカップを用意して、
同じ効果を狙ってやっていました。(覚えている方もいるかな?)

 

なぜ、この方法が良いのか?
ずばり、
早く火が入ることで、無駄に水分を飛ばさせず、無駄に焦がさせない。
覆われることで、適度な湿度感が、素材の表面にしっとりと水分を残し、
やはり、無駄に焦がさせない。
下側の炭火の遠赤外線で炙りつつ、
上部蓋からの輻射熱や、覆われた熱い熱気で、蒸されます。

 

平たく言えば、ご家庭の魚焼きグリルやスチームオーブン的な空間ですね。
それが、炭火の力で、素早く焼けますので、手軽です。
更に、梅乃葉の炙り蒸しが凄いのは、日本酒の力を足しているからです。
活イカの提供時のオプションの時は、
日本酒そのものをお出しして、ちょっと浸したイカの身を炙り蒸しにして頂きます。
日本酒の効果は絶大で、すぐにその芳醇さが、鼻こうをくすぐり、
イカの身はぷりっと柔らかく炙り蒸しされます。

ほろ酔い干しは、既に日本酒が沁み込んでいるので、

炙り蒸しするだけで、同じ効果が得られます。

<余談>生のイカを炙り蒸しするのと、一夜干しを炙り蒸しするのとどう違うのか?ということを、以前、お客様に食べ比べをして頂いてアンケート集計したことがあります。どちらが美味しいというより、好みの差で分かれますが、6割以上の方が、一夜干しの方が、香ばしさと旨味の強さがある支持され、生のイカを支持された方は、ぷりぷり感(水分の多さからくる違い)が良いとされました。

なかなかご家庭でも、やれそうでやれないこの炭火コンロの炙り蒸し、

もし、ご家庭でやる場合は、炭火のある方がそうお考えでしょうから、
蓋ができるものを、ご用意ください。ステンレスのボウルでも良いのですが、
扱いづらく、火傷にご注意ください。

 

簡易的には、魚焼きグリルで上等です。是非!

 

 

しかし、相変わらず、読む気の失せる長文だな。。。。スミマセン

ようやくローンチ!「須佐命いか3D冷凍パック」販売開始します!

「もう一つの「須佐男命いか」で、遠方のあのイカ好きを笑顔にしたい」プロジェクト!

高品質急速冷凍技術3Dフリーザーで透明なイカを!

このたび、「須佐男命いか」の名を冠して

「須佐男命いか3D冷凍パック」の販売を開始いたしました。

詳細・購入はこちらから

 

先行して、当店の会員様にはモニター販売等をし、

様々なご意見を頂いて、改善できるところは改善していますが、

今後もご意見を賜りながら、お客様に喜んで頂ける商品となるよう、

育ててゆこうと思います。

 

モニター様のご意見を、集計していると1つの大きな課題がありました。

それが、

どういった商品なのかを正確にお伝えできていない。」

ということで、(どんな商品でも当たり前のことかもしれませんが)

 

特に、お店で須佐男命いかを食べたことがある方にとっては、

店舗での活イカのイメージを当然持たれるわけで、

同じブランド名を使う以上、大変、難しい課題でもあります。

 

参考までに、品質の相対値を図にすると、こんな感じです。

やはり店舗で食べる「須佐男命いか」には及びませんが、

鮮度保持において日本屈指の技術です。

 

日本屈指の技術!

ご自宅」で、

食べたい時」に、

透明感のある高鮮度なイカ刺しを食べる

ということにおいて、

日本最先端の商品であることは間違いありません。

 

泳いでいる活イカを海水ごと真空パックにしてお送りする商品もございますが、

かねてから、問題点といわれているのが、

  • それでも100%生きて届くかは、結局保証できない点
  • 1杯の活イカを送るための荷物の大きさ(送料負担)が大きい点。
  • 届いた所で、すぐに食べるか、生かす環境がなければやはり死んでしまう点。
  • 届いたところがご家庭であれば、さばかなければならず、墨などで汚してしまう点。

等です。

イカは体内に熟成させる酵素を持っていませんので、

魚や肉などのように、アミノ酸の働きで死んで旨味が増すということがありません。

その上、腐敗が早く、品質劣化のスピードが早いのです。

 

そういう繊細な素材の透明な身を再現することは、普通の急速冷凍では不可能です。

最終温度がマイナス何十度であるかは、メリットではありません。

冷却プロセスと、冷却初期のスピードにおいて、

素材の細胞を壊さず、そのまま冷却する点が、

3Dフリーザーの優れている点であり、イカの透明感を再現するほどの力なのです。

「須佐男命いか3D冷凍パック」は、

姿造りにした男命いかを、そのまま3D冷却します。

 

解凍【特別な方法でします】後、

そのまま食べられ、手を汚さず、ごみ(内蔵)も出さず、

透明感あるイカの身を楽しめます。

 

下足やエンペラも、もちろん食べられますが、そこはやはり動きませんw。

さっと湯引いてぷりっぷりの身を味わうなど、多彩な調理で楽しんで下さい。

 

家族揃って、ご家庭で楽しむも良し、

遠方のイカ好きのあの方へ贈って頂き、

笑顔になって頂きたい!

そんな思いを込めた商品プロジェクトです。

 

 

須佐男命いかブランド化発足時

須佐男命いかのブランド化が始まる時(平成13年~)、

関係者の誰もが、

 

水揚げされた鮮イカ(箱詰めされた市場出荷するイカ)にも名前を付けたほうが儲かるよ!

 

と説得するにも関わらず、

当時の船団長が頑なに「生きているものだけにしか名付けない!」と拒否したという経緯があります。

それを傍らに聞いていた私としては、

 

「・・ってことは、ここ(須佐)にお客様を呼ばなきゃ食べて頂けないってことだな。」

 

と覚悟を決めた瞬間で、「多くの方に須佐男命いかを食べて頂く」という

自分とお店の使命となりました。

須佐男命いか

 

 

もう一つの須佐男命いか

ただ、もう一つ、このブランド化当初から想定しつつも実現できていなかったことがあります。

 

商標登録をされた時、「須佐で捕れる生きたケンサキイカ」という基準の他に、

もう1つ別の基準を設けてあるんです。

それが、

 

「須佐の生きたケンサキイカで加工された高品質の加工品」です。

 

誰が製作したかとか、そういったことが基準ではなく、

あくまで高品質であるかどうかという点が、最大のポイントでもありました。

 

その技術を求め、当時、関係者は奔走しましたが、

様々な理由から実現できませんでした。

 

当時、広報担当として、ブランド化に尽力し、

志半ばで、病気により亡くなられた方

(テレビにも出演された、大企業の部長職からのIターン漁師さんです)

が、求める技術とはまさにこの技術で、

 

「須佐男命いか」の加工品は、このレベルでなければ名前を付けたくない!

 

と仰っていた思いを、周りの漁師たちもよく知っていましたし、

私も良く聞かされていました。

 

本年、関係者の方々のご尽力もあって、

漁師の皆さん(ブランド委員会)にも了解を得て、

ようやくスタートします。

 

「この本物のイカの味を、多くの人に、伝えたい!」

 

御来店ままならない、イカ好きのあの方へ、贈り物として推奨します。(ギフトボックスオプションもあります)

そして、いつか、須佐へお越しいただき、活イカをお召し上がり下さい。

是非!

詳細・購入はこちらから

 

 

 

年の瀬になって

寒いですね~。

年の瀬になってしまいましたね。

 

梅乃葉は、本年もこれでもかっ!てくらい新たな挑戦をしてきました。

特に、新商品の開発と、その販路の開拓においては、

多くの方に助けられながら、新たな学び、試練もありながら、進んでこれました。

ありがとうございます。感謝!

 

御歳暮のこの時期、剣先イカを使ったギフトに

多くのご用命もあり、高く評価してくださったお客様や販売会社様にも

感謝の思いです。

 

本当は、そういうことも当ブログなりSNSででも、ちょこちょこご報告や情報を発信して、

お客様とも共有してゆきたい思いはあるのですが、

全然ダメダメですね。

発信する機会を失ってばかりでした。

 

まあ、できる時に、できることをコツコツやって参ります。

良いものをおつくりし、喜んで頂き、知って頂くというプロセスで、

体制を整えながら、先輩・先駆者からご指導を頂きつつやってきました。

より多くの方に、知って頂くためにも、

思いを大切に頑張ってまいります。

 

年の瀬の前に一つお知らせ、

スタッフが、何かイベントやりたいって言うので・・・・、

既にSNSなどでもお知らせしていますが、

X’mas限定企画「がっツリー丼」など、いかがでしょう?(12月24日限定です)

https://www.facebook.com/umenoha/photos/a.282150108570309.64786.188844324567555/1524515314333776/?type=3

 

 

 

絶品塩糀が引き立てる剣先イカ「炙り美人」こそっと販売中!

ケンサキイカ一夜干し×酒米塩糀×小豆島EXVオリーブオイル

の美味の妙。

現在、黙ってひっそりと、店頭販売しております。

 

私、梅乃葉店長のイカキャリア(?)最高傑作と自負する、

ケンサキイカのポテンシャルを最大限活かした逸品

「ケンサキイカ 炙り美人 【オイル漬け】」

です。

 

もうね、ひたすら旨いです。(笑)

 

鮮度の高いケンサキイカを一夜干しにした段階で、旨味が凝縮されています。

その一夜干しに、更に、

萩美人漬け同様、澄川酒造様より頂く純米大吟醸用の米糀と、萩の海塩でつくる「塩糀」を、

東洋美人「純米大吟醸」と一緒に漬け込み、

一つ一つ手作業で炙り焼きます。

そして、

焼き上げたイカの身に、小豆島産100%のエクストラヴァージンオリーブオイルを垂らします。

コレだけです。

 

コレだけなんですが、

この一つ一つの素材・相性・調理工程の吟味に、

剣先イカを追求し続けてきた梅乃葉のキャリア・こだわりが注ぎ込まれています。

 

世の中の剣先イカの加工品にこれ以上はない逸品!

そう自負しています。(←もちろん、私の勝手な自信です。)

 

なぜ、酒米の糀を使うのか?ってところで、

糀好きの方でもあまりご存じないのが、生きた酒米の糀(酵素)の特性です。

その特性を駆使し、その方向性のまま、糀を扱います。

東洋美人を手掛ける澄川酒造様が、意図する糀造りとその酵素の働きの方向をです。

 

干物の糀漬け自体、古くからある料理です。

昨今、塩麹漬けというのも、ブームもあり、よく見かける組み合わせです。

そのよくある組み合わせなのに、なぜにこんなに美味しく、高品質にできたのか!?

 

 

じつは、この商品の開発ナンバーは、古く、一時的に開発を断念していました。

ですが、長い遠回りの末、

昨年導入した超高品質急速冷凍庫3Dフリーザーを駆使して、原料素材を高鮮度に保存し、

澄川酒造製の純米大吟醸用の米糀の発酵と活用ノウハウの蓄積(萩美人漬け)、

そして、この度も国の支援を受け、国内最高水準の加工機器を導入することが決まって、

この商品を製造するノウハウとタイミングが揃ったのです。

 

現在は、本格稼働前なので、店頭での販売のみで、

御来店のお客様のみに提供しておりますが、

夏頃には、それも、増えてくるかと思います。

 

日本酒のみならず、ワインにも好相性!

炙り焼いた香ばしさに、イカの濃い旨味が口いっぱいに広がります。

塩糀の優しい甘さと、塩分が、イカの旨味をコレでもかってくらい引き立て、

そこに、雑味や妙な青臭さがないフレッシュな風味の小豆島産EXVオリーブオイルが、

圧倒的な風味を底上げします。

 

正直、めちゃめちゃ旨いです。

 

100%小豆島産EXVオリーブオイルは、発売されると、一週間もしないうちに売り切れる希少なオイルを使用しています。

でも、うちには、お気に入りの秘蔵オリーブオイルがあるのよ!って方には、

オリーブオイルのかかっていない、プレーンタイプの炙り美人もあります。

お好みで、お買い求め下さい。

 

「萩美人漬け」と「炙り美人」

どうせ使うなら、日本一の酒米糀と酒米を頂いて、究極のマリアージュを作りたい。

それを、梅乃葉に来るお客様に楽しんで頂きたい。

そんな思いで作った「萩美人漬け」同様、

「炙り美人」も又、絶妙な美味しさの妙を楽しめます。

 

しかし、どちらも、「冷凍」の商品。

なかなか、販売しづらいんですよね。

この点で、多くの方にお届けする機会を失っておりますが、

 

美味しいものをつくり、お客様に知って頂き、喜んで頂く。 

 

このプロセスは、活イカ料理を続けてきた今まで、ずっとやってきたことです。

地道に、皆様に知って頂けるよう、頑張ってゆきたいと思います。