萩美人漬けサイト公開!そして通販開始いたします。

萩美人漬け特設サイトできましたよ!

こちらです。→萩美人漬け「澄川酒造×梅乃葉」コラボ商品!

bijinduke-sshot

それに合わせて、当店通販部でもお取り寄せできるよう対応いたしました。

単品だけでなく、セットで送料無料となるプランも用意しています。

 

ようやく・・・という進捗の遅さは否めないのですが、

3年もこのプロジェクトを引っ張っていると、

過去の拙速な突っ走り方で生じた様々なトラブルや壁というのも、

さすがに要因を理解できていますので、

この進捗の遅さ(笑)にも、少々、開き直っています。

 

当然、ビジネスチャンスというか、旬を逃してしまうような焦燥感は、

いつもいつも感じていましたが、

まずは、できることからやってゆきますね。

※1年以上経ってしまいましたが、

様々なフィードバックを下さったモニターのサポート会員

(回答をくださった方のみ)の方へのお礼の発送も、

この度させて頂きますので、怒らないでくださいね(笑)。

遅れていた言い訳を1つだけ言わせてください。

(理由は1つだけではありませんが)

独自商品であれば、想定するある程度のラインまで達していれば、

修正・改善を繰り返しつつ臨機応変に商品を育ててゆくことも1つの考えなのですが、

この商品は、梅乃葉の名前だけでなく、澄川酒造様のお名前とともに発信してゆくことを前提にしていましたし、

「東洋美人」の酒造りに触れる高品質な商品性を持たせたいと研究を重ねてきたものです。

 

平たく言えば、

味・品質・広報-販売過程などに、手落ちがあってはいけない

ということですね。(弊社だけの問題でなくなるということです。)

 

味においては、東洋美人由来の素材を、混ぜただけで、

「はい!コラボ商品です!」っていう底の浅いものは、もちろん想定外でしたし、

 

 

「なぜ、東洋美人の酒米糀でなければならないのか!?」

この根拠とストーリーを見いだせたときに沸き上がった、

「この商品・味をきっちり作り上げて、世の多くの方に伝えたい!」

というモチベーションは、今ももちろん持っています。

 

 

人材不足

そんなこんなで、思いのほうが強くて、

要領よく進めてこれませんでしたが、

致命的に、人材(マンパワー)不足なんです。

 

やるべきことは多く

スタッフにも負担はかかりますし、

私の腕の腱鞘炎も慢性化しつつありますw。。。

 

田舎の辛いところではありますが、

そんな中でも、良い人と巡り会えるよう、

一緒にやっていける人材を求めてゆきたいと思います。

梅乃葉の求人

本年は、お店への来店者数も、大河に湧いた昨年を超え、

喜んでくださるお客様の笑顔にいつも感謝しています。

 

長い待ち時間でも、それでも何度も来てくださる常連のご夫婦。

イカが大好きで、いつも2杯ぺろりと召し上がるおじいちゃん。

毎月1ペースで、家族・知人と来店し、いつもニコニコしながら挨拶してくださるおにーさん。

お友達や家族をたびたび連れてきてくれて、楽しそうに食事されてゆく、見た目ちょっと派手な女の子。

人手不足を理解して、メンバーに梅乃葉ルール?サービス内容を教えながら待っててくれるライダー達。

随分待たされて席についたのに、スタッフのミスで、お料理が遅れたり、手落ちがあっても、それでも怒らず笑顔で応えてくださるお客様。

 

もうね、泣きそうになるくらい感謝しています。

こうして来てくださっている今を大切に、

今後も、多くの方に、お店を通し、「萩美人漬け」を通して、

笑顔の種を蒔き続けたいと思います。

 

実は。。。

では、通販体制もとりあえず、用意できましたので、

次なる商品やセットプランを準備いたしますね。

 

あと、萩美人漬けは、今は、3種類の味で提供していますが、

実は、全部で6種類あるのです。

(とても、全部やっていたら時間がかかりすぎるので、後回しにしていました。)

どれも、試作開発中に見出した技術や素材との出会いのもので、どれも、美味しいですよ。

その前に、萩美人漬けのギフト商材が、某百貨店or通販から販売開始されるかもしれません。

などと、色々動きもあります。

どんどん、世に出して、イカ好き・酒好きのもとへ、お届けいたします。

皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

口福の馳走屋 梅乃葉

店長 福島

 

 

 

 

 

 

 

 

萩美人漬けの「糀」と「思い」の違い。

似て非なる、「糀漬け」の違い

いや、つくづく糀は、面白いですねえ。

日本の国菌とされている「糀(麹)」も、多くの種類があり、全然、別の性質のものも有ります。

「塩麹」ブーム・「発酵」ブームという流行り廃りにも一見見えがちですが、

もともと、昔から伝統食や調味料等幅広く、普通に使われてきており、

意識しなくても、我々は口にしている身近な菌です。

KEI_6384-cut_mini

当然、イカと麹の組み合わせも、昔からありますし、

珍しくないのですが、

「萩美人漬け」のベースとなっている考えは、これら、一般的なイカの糀漬けとちょっと違っていて、

「イカを柔らかくするため」とか、

「イカを発酵(化学変化)させて別の旨味を出すため」

といった考えは、一切ないのです。

イカの味は、変わってほしくないのです。(←ココ重要)

 

剣先イカを究極に楽しむ

須佐の漁師が一本釣りでとった、ケンサキイカの美味しさを、活イカで楽しむのが須佐男命いかの活き造り。

これはこれ。

活イカという一つの食べ方です。

当然、当店にお越しのお客様は、もう、おわかりかと思いますが、

梅乃葉では、活イカを「生」以外にも、「揚げる」「焼く」「蒸す」という味わいで楽しんで頂いております。

 

でも、「萩美人漬け」は、又、別の楽しみ方なのです。

ケンサキイカの、味わいを楽しむ、又、別の方法として、梅乃葉が全力でイチオシ!するのが、

酒造好適米(酒米)で作られた「甘糀」と、萩の海で作られた天然塩とのマリアージュです。

(※甘糀とは、甘酒のベースのようなものです。)

 

イカは、甘味と相性がよく、塩分も適度な、「甘じょっぱい」味が好まれます。

その甘味に、日本一をとる萩の酒蔵「澄川酒造場」が、純米大吟醸のために丹念に仕込んだ糀と酒米で、

究極の甘糀を作り使っているのです。

雑味のない優しい純粋な米の甘味で、甘酒が苦手な方でも全く問題のなく飲めてしまう味わいです。

 

この甘味と萩の天然塩がケンサキイカの旨味を優しく底上げし、地元産柚子の風味を付けただけの

極シンプルにしてそれぞれの素材の味にこだわった逸品です。

( ↑ ただ、混ぜるだけじゃぁ、この味は出ないんですよ。)

 

 

普通の甘糀をつくるだけなら、市販の麹でもいいんです。(材料もそこいらの米でもできます。)

でもそれだと、上記「重要」ポイントが、担保できないんです。

これは、「麹」を使う人でも、なかなか知ることのない重要なポイントで、

この意味がわかる方は、よほど、マニアックな酒好き麹使いか、

酒蔵の方ぐらいでしょう。

 

どうせ使うなら日本一を!

どうせ使うなら、日本一の酒米糀と酒米を頂いて、究極のマリアージュを作りたい。

それを、梅乃葉に来るお客様に楽しんで頂きたい。

そんな思いの、「萩美人漬け」です。

萩美人漬け
「萩美人漬け」(こうじ味・酒粕味・ひしお味)三種アソートパック

パックでは、「こうじ味」、淡く優しい甘味を【初恋】の味と表現しております。

 

 

近日中に、お店でのサイドメニューにインする予定でしたが、

ちょっと、おしてまして・・・8月からを目処に準備しています。

(店長が、地元の祭りごとにうつつを抜かしておりますので。。。)

店頭おみやげコーナーでは販売していますので、手土産に、酒好きのあいつに持って帰ってやって下さいw。

 

 

 

日本一を造り出す酒蔵の「こだわり」と梅乃葉が使命とする「こだわり」

日本一を造り出す山口県の酒蔵「澄川酒造場」

「東洋美人」の名で、全国区の知名度と、実力をもつ酒蔵が、山口県萩市にあります。

澄川酒造場です。

萩市小川という場所は、須佐のお隣さん。

IMG_9197-m

 

 

身近なところに、全国どころか、世界を視野に入れた酒造りをされている蔵があるんです。

 

日本酒の評価

日本酒業界では、長く、「金賞」とか称される全国新酒鑑評会での結果が、一定の評価基準でありましたが、

昔から、知っている人は、疑問に思っているところもあって、入賞用にわざわざその酒を作りこむことも珍しくないんですね。

要は、全国新酒鑑評会用しか作っていないんで、飲めないんです。

「金賞受賞」の蔵というプロパガンダですね。

 

それはそれで、過去の日本酒業界にとっては、そういうPRの仕方が続いたわけですが、

当然、しっくりこない。

 

そこで、業界の様々な習慣・イメージを払拭させる取り組みといえるのが、

日本一美味しい市販酒が決まるきき酒イベント、出品酒世界最多、唯一日本酒だけのコンペティション

SAKE COMPETITION

です。

 

日本?世界1位!澄川酒造場「東洋美人」の評価

2012年

【生酛山廃部門】  1位  「東洋美人 山廃純米」

2013年

【純米吟醸部門】  1位  「東洋美人 純米吟醸 611」

【生酛山廃部門】  1位  「東洋美人 山廃純米」

2014年

【純米吟醸部門】  3位  「東洋美人 純米吟醸 レトルトラベル」

【純米吟醸部門】  9位  「東洋美人 純米吟醸 2014FIFAワールドカップ」

【純米大吟醸部門】  10位  「東洋美人 壱番纏 純米大吟醸」

【FreeStyleUnder5000部門】  1位 「東洋美人 大吟醸 地帆紅」

 

年々、出品数も増え、品質・競合も高くなる中、常にTOP10に入り、

且つ、日本いや、世界1位の日本酒としての評価。

凄いですよね。

IMG_9195-m

梅乃葉の「こだわり」と澄川酒造の「こだわり」のコラボレーション

 

現社長であり、杜氏の澄川宜史氏の言葉が、

 

「東洋美人は稲をくぐり抜けた水でありたい」

 

そんな世界観を持つお酒、酒造りを続けている澄川氏を訪ねたのが一昨年前。

そこで、私が言った言葉とは、

 

「須佐男命いかを世に出したい。澄川さんのお力を貸して頂きたい。」

 

突然の依頼にもかかわらず、快諾してくださった澄川氏は、

それ以降、最大限の協力をしてくださいました。

途中、豪雨災害にあい、奇跡的な復興を成し遂げるなど、

澄川酒造場さんの軌跡は、ご存知のとおりです。

 

何を作る!梅乃葉は!?

hagi-garasu-ika-zoom-s

では、どうやって、コラボレーションしてゆくのか!?

「須佐男命いか」を食べて、「東洋美人」を飲んで頂く。

もちろん、そんな楽しみ方はありですし、今後も推奨してゆきますが、

基本的に、梅乃葉は、お昼の食事処ですので、そうそうお酒は皆さん召し上がりません。

 

そこで、当初から考えていたのが、

「須佐男命いかの加工品」に対してでした。

 

余計なものを足さず、

お互いのこだわりと存在意義を汚さず、

唯一無二の逸品を創りだす。

 

そして、私が依頼した澄川さんのこだわって造っているものの1つは、

IMG_9187-s

糀(こうじ)です。

 

澄川酒造場の酒造りの根幹ともなる、糀です。

日本最上級クラスの酒米(山田錦)を、

純米大吟醸用に精米歩合35%に磨いて、

手造りで作っている酒米糀です。

 

ようやく、目処が立ちました。

本年、秋・・・いや夏にはローンチできると思います。

 

その前に!

試作・研究の期間中というのは、本当に苦しかったのですが、

そのおかげで、たくさんのフィードバックや派生するアイデアが生まれました。

すでに、その学びと実践は、梅乃葉の現行メニューに侵食しつつあります。

 

たった1つの商品を追いかけていたはずが、

気付けば、梅乃葉全体の料理に影響のある種となって、

徐々に表れています。

 

少しづつ、提供してゆくものもあれば、

既存のメニューが、実は裏でアップデートしているものも出てきます。

例えば、

イカ墨カレーzoom-M

こんなのにも!

お楽しみください。

 

梅乃葉の特定モニターメンバーに先行して楽しんで頂きます。

ちなみに新商品は、一定の検証を踏んだ後に、

梅乃葉のファンでもあり、登録して頂いた、モニターメンバーさんに先行して楽しんで頂きます。

モニターメンバーの登録は、

「梅食うポン会員」さんの方は、ログイン後、メニューの中に、案内が表示されますので、

興味ある!!応援しますよー!私、東洋美人ファンとしては黙っていられない!という方は、

是非、この機会にご登録ください。

(上記、ネット上でしか、受け付けておりません。又、あまり協力的でないと判断した場合は、メンバーをご遠慮して頂いております。)

 

 

やまぐち美食コレクション2013「魚介類の料理部門」1位「須佐男命いかの活イカ定食」

御礼とご報告が遅れました。m(__)m

「須佐男命いかの活イカ定食」

魚介類料理部門1位となりました。

 

先月より、たびたび応援をご依頼してまいりました、

山口県のイチオシ料理を決めよう!って企画、

「やまぐち美食コレクション2013」での

「須佐男命いかの活イカ定食」が、おかげさまで、「魚介類部門」にて1位となりました。

http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/contents/kekka2013.html

gyokai-1

 

本当にありがとうございました。

 

思うところもあり、多くは言及しませんが、

山口県を盛り上げるために、山口県が行った企画です。

この機会を須佐男命いかを盛り上げることで、山口県に貢献したいと思います。

 

本来なら、決戦イベントでもある11/14に行われた

銀座三越(東京)「美食王国やまぐちプレミアムデイズ」 第一弾

『やまぐち美食コレクション2013島耕作社長イチオ シメニュー決定戦』

にも参戦したかったのですが、(もちろん、お誘いはありました。)

須佐男命いかを東京に持っていくことかなわず、参加を断念いたしました。

 

「須佐男命いか」ブランド化の覚悟

この企画があろうがなかろうが、

須佐男命いか(ケンサキイカ)を山口県のふぐに次ぐブランドにする!というのが、

当店の使命です。

こういうイベントなどの頂ける機会は、もちろん、今後も頂きたいと思っています。

 

基本的に、「須佐男命いか」というのは、

ブランド化立ち上げ時に、

「「鮮イカ」(出荷用に箱に氷詰めにしたイカ」にもブランド名を付けましょうよ。」

という、あらゆる周辺からの要望・提案を、

 

当時の船団長が、

「生きていなければ認めない!」

と、頑として拒否したのが核にあります。

 

私は、そばでこの言葉を聞いた時に、

その困難さを理解し、

自分が、漁師に代わって、発信してゆこう!

梅乃葉を通して、この味を全国に伝えよう!

と腹をくくったのを覚えています。

それは、裏を返せば、全国の人に、ここに来てもらおう!という決意です。

 

あれから、10年。

今では、大阪や東京の旅行会社が、「須佐男命いか」を食べるツアーを

どんどん、ご提案くださり、催行されています。

しかし、まだまだ、これからです!

 

たくさんの皆様が、「須佐男命いか」をこの美食コレクション企画を通して、

応援してくださったことで、又、自分の中にある一つのスイッチが入りました。

イカロボメッセージ

感謝!