山口県のイチオシメニューにエントリーしています!

アンケート回答の感謝!

先日より、皆様にお願いしておりました、アンケートですが、

抽選対象期間を過ぎましたので、一旦、集計しております。

本当に、ご協力ありがとうございました。

たくさんの皆様の思いや、気付き、ご意見を頂戴し、

全て、目を通すだけでなく、内容は、スタッフ全員で、共有しております。

 

そして、全ての意見を集計・分析し、

そこから、新たな梅乃葉の動きが既に始まっています。

 

さて、やりますよ!

※抽選結果発表は、発送をもって代えさせて頂きます。

 

そして、お願い第2弾(笑)!

やまぐち美食コレクション2013

全国の方に、山口のイチオシメニューを投票によって決定し、知って頂こう!というもの(・・らしい)ですが、

梅乃葉も、エントリーしています。

しかも、5つ!(笑)

複数投票可ということですので、

ここはひとつ、梅乃葉押しの皆様w、宜しくお願いします。

私の同級生、ならびに、友人は必須です(笑)!

 ※各ページの「ぶちうま!★」っていうところを押せばOKです!

これです→ btn_buchiuma

(最初だけメルアドの登録が必要になります。)

(あと、コメントも感謝ですー!・・・投票にはなっていないようですが。)

エントリー1.「須佐命いかの活イカ定食」

須佐命いかの活イカ

投票はこちら→http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus/81

 

エントリー2.「北浦の殻付き「活きアカウニ」」

アカウニ

投票はこちら→http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus/537

 

エントリー3.「須佐の漁師のまかない丼」

まかない丼

投票はこちら→http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus/533

 

エントリー4.「ケンサキイカのイカ天丼」

イカ天丼

投票はこちら→http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus/536

 

エントリー5.「皮付きケンサキイカの一夜干し「しんしび」」

皮付き一夜干し「しんしび」

 

投票はこちら→https://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus/962

 

 

梅乃葉の使命

梅乃葉の屋号を通したエントリーですが、

「須佐のイカ」をもっともっと、世に伝えてゆくことは、

須佐が盛り上がるきっかけとなると信じております。

 

当店の使命とは、

「須佐のイカ」を

山口の次のブランドにする!

山口と言えば、「ふぐ」が絶対的な全国区の知名度です。

それも、下関。

ふぐを食べれる名店は、別に県内各地にあります。

全国区の知名度は、様々な要素が重なりあって、

時間を掛けて出来てものでしょう。

 

そんな価値を伝えてゆくこと、信頼を得てゆくこと、

私はできると思っています。

というより、この度の、皆様からのアンケートにあった熱いお言葉を通して、そう感じました。

(褒め言葉だけを見てそう思ったんじゃないですよ。)

 

「やまぐち美食コレクション2013」

こういった、イベントはただのきっかけでしかありませんが、

それを機に、ご来店してくださった方が、

自慢気に地元で土産話を語り、又、ご来店することを熱望される。

そのための努力・お店づくりを、

これからは、もっと、進めてゆきたいと思います。

 

最近は、素晴らしい縁・出会いに恵まれております。

図ったように、望む方向に賽が転ぶというか、

不安要素が実は強みだったとか、

必然に満ち溢れるきっかけに、困難もただの準備期間に思えてきます。

いやあぁ・・

やっぱり、俺ってついてる!

梅乃葉お客様アンケートにご協力を!

募集中!

絶賛受付中です。

現在、梅乃葉ではアンケートを実施しております。

今まで、来店したことのあるお客様、及び、

今まで、梅乃葉の商品をご購入されたことのあるお客様(通販・店頭どちらでも)

が、今回の対象です。

お応えしてくださった方の中から、抽選でプレゼントを差し上げたいと思います。

そのため、抽選対象となるアンケート応募期間を、

9月24日(月)までとさせて頂きます。

 (※アンケートは、それ以降も受け付けています。)

 

 

 アンケートはこちら!→ ①梅乃葉ご来店お客様アンケート

(ご来店してくださったことのある方対象)

※PC、スマホ、ガラケーも対応しています。

 プレゼント

・梅乃葉店内で使える飲食・お土産の割引券(500円分)  30人(枚)

・活イカ定食無料お食事券  5人(枚)

 

もう1つのアンケート、(両方、書いて頂いても大丈夫です。)

 

アンケートはこちら!→ ②商品・お土産ご購入お客様アンケート

(梅乃葉の商品・お土産を購入したことのある方対象)

※PC、スマホ、ガラケーも対応しています。

プレゼント

・梅乃葉で使える商品割引券(500円) 20名様

(遠方の方は、梅乃葉通販ポイント500ポイントに変更可)

 

店頭でも、用紙を置いています。

FAXでも結構です。

宜しくお願いします。

 

 

更なる進化へ!

7月28日の集中豪雨で、当地が被災し、多くの方に、お見舞い・ご心配を頂きました。

ありがとうございます。

 

そういったお声に励まされ、

もっともっと、精進してゆかねばならないと、

気持ち新たに、お店づくりに取り組んでゆくつもりです。

 

アンケートを通して、今の梅乃葉を見つめなおし、

更なる進化へと続くよう、取り組んでゆきたいと思います。

基本的に、もっと、早くからアンケートは取る予定でしたが、

直書きの用紙ですと、集計もままならず、感覚的なフィードバックになりがちでした。

それで、集計しやすいメディアでという気でいましたが、

うちのお客様、なぜかガラケーが大変多いんです。

その対応(挙動確認)で、ちょっと、時間がかかってしまいました。

 

もちろん、店内でも、用紙はご用意いたします。

帰宅後、FAXして頂いても結構です。

 

ホントは、お聞きしたい項目ってもっとあるんですが、

今回は4項目だけです。

 

たくさんの方のご意見を頂ければと思います。

プレゼントなど用意しなくても。。。と言われた方もいますが、

そこは、せめて、少しでもお返しをということで、しておりますが、

抽選対象期間が過ぎても、お声をちょうだいできれば、幸いです。

是非!

 

なぜに今この時に、アンケート?

もちろん、梅乃葉の今後の指針は私の中にも確固としてあります。

ですが実際、水商売というのは、「水」が表すように、世相や環境にも影響されます。

目指すべき方向は言うまでもなく、あったとしても、

そのプロセスやスピードが、最適なのか!?は、経営者の資質でしょう。

 

私は、自分だけの考えで突き進めるほど、能力は高くありません。

なので、皆様の声を頂こうと思いました。

その声を、信頼の置けるパートナーと共に咀嚼し、

次のステップへと結びつけてゆくつもりです。

 

梅乃葉が出店!?

先日も、遠方より、出店のお誘いがありました。

2度目でした。

山口県で一番人口の多い都市の

インターチェンジからわずかという場所に、出来る予定という

ショッピングモールでのテナントです。

大手大型スーパーも早々に立地の良さに乗り出したそうです。

 

正直、面白そうな場所ですよね。

こんなお店を出したら、うけるのでは?とか想像は膨らみます。

飲食店なら挑戦したくなる立地の1つでしょう。

ですが、

うちが都会に出ることはもちろん、ありませんし、

2店舗目を持つことはありません。

 

面白く無いからです。

興味がわきません。(自分の)

 

山口県の最北、萩市の僻地というめちゃめちゃハンデのある立地に、

全国からお客様がわざわざやって来てくれている醍醐味に比べれば、

なんちゅーこともない刺激のない話です。

 

もっと、うちで、こんなサービスをしてみたい。

もっと、こんな商品を提供したい。

そんなお店づくりに共感してくれるお客様に、

全力を尽くしたい。

そんな思いの方が、強いのです。

それが、もっと、多くのお客様との出会いや信頼の獲得につながるなら、

尚の事たまらない魅力です。

 

十中八九、私は、儲けることのできない人です。(笑)

 

被災から多くの励ましを受け、

今こそ、大きなステップを踏み出すべきと思い、

皆様が見ている梅乃葉への声を見て、

ぶれない確固たる思いを作りたいと思います。

是非、よろしくお願いします。

 

9月の萩観光と、須佐男命いかと、田万川のフルーツ

心あらたに!

8月も終わり、新しい月となりました。

被災から1ヶ月たち、色んなことを切り替えていきましょう!( ̄Λ ̄)ゞ んむっ

 

子ども達も新学期です。色々、今まで通りではありませんが、

今まで以上に元気に育っていって欲しいと思います。

復旧支援の方々の助け合いを目の当たりにしたことなど、

本当にいい経験であったと思います。

いつか、どこかで、誰かが同じように困っていたら、

助けあうことを自然に捉えてくれるのではと思っています。

( ̄  ̄) (_ _)うんうん

 

9月の萩観光

雨が降ると、なかなか、須佐地域へのアクセスは不安がつきまといますが、

萩中心部は、もはや、別の地域というくらい、

まったく被災箇所などありません。

 

妙に遠慮したり、勘違いして萩観光を控えていらっしゃる方を尻目に、

是非、萩観光を楽しみましょう!

そう、今がチャンス!?\(⌒∇⌒。)三

どこも空いてるのでは!?

♪ヒャッホーイ♪.・・ヘ(= ̄∇ ̄)ノ

 

・・・・・・・・・

 

ということで、9月の何かイベントはないのかな?

と、改めてイベントカレンダーで確認すると・・・・・

萩市年間イベントガイド

萩観光協会HPイベントカレンダー

 

( ̄◇ ̄;)え!?

 

 

2013年9月
須佐男命いか直売市

 

 

だけ!?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ̄ヘ ̄;)ウーン

ということで、

「9月は須佐へ活イカ食べに行っとけ!」

ってことです。(笑)

 

被災のため、休止していましたが、

ちょうど、今週末から「須佐男命いか直売市」も再開します!

 

気候も涼しくなり、煮えていた海水温も、落ち着いてきましたので、

活イカの備蓄もできるようになりました。

又、近年、ケンサキイカは、秋によく水揚げが多くなっていますので、

これからが、ある意味最盛期です。

 

災害のため、萩&須佐に来るのを控えていたあなた!

行こうとしたら、「イカはないです・・・」と言われてしまっていたあなた!

このブログを見るまで、イカのことなど忘れてしまっていたあなた!

 

今月です今月!(笑)

今月の萩はイカしかないんです!(←かなり語弊がある。。)

 

当店でも、メニュー更新が若干遅れていますが、

近日、新メニューと共に、ご提案させて頂きます。

最盛期の須佐男命いか(ケンサキイカ)だけでなく、

金太郎・ワタリガニや萩産鮮魚、などなど

新たな梅乃葉らしいメニューを取り入れてゆきたいと思います。

 

※ ちなみにガイドにもあるように、10月は、イベント目白押し&かぶりまくりで萩は面白いですよ!

 

 

しかし!降雨時は注意!!

豪雨災害により「鏡山神社」(まてかた)、「道永の滝」、「畳ヶ淵」までの道路などが崩落し行けない状況です。

(ホルンフェルス観光は全く問題ありません!)

更に、降雨時は、国道315号線須佐-弥富間の金山谷トンネルが通行止めになることもあります。

山口県道路見えるナビ

今日、ちょうど、通過できたので、こんな感じです。

DSC_0004-s

 

・・・・ヾ( ̄o ̄;)オイオイ なんか、だんだん、崩れてきてないか?

 

降雨時須佐へのルートで、国道315号の須佐-弥富間は、

現在ちょっと、デンジャラスです。

雨の降り方が台風や豪雨のような場合は、国道191号線の宇田–木与間も、

通行止めとなる可能性もあります。

島根県益田方面ルートは問題ありません。

 

実は、見逃している田万川のフルーツの魅力!

この国道315号の金山谷トンネルが通行止めとなった時に、

小川–田万川へ迂回する道があるんですが、

(萩市消防署弥富出張所脇の道路から入ります)

ここが広域農道って言って、かなり(途中までですが)立派な道路です。

 

工事中に行ったことがあるんですが、大手ゼネコンが入り込んだ、

大掛かりな工事で、本気で、

「山陰高速って、もう作ってんの?」

∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?

・・と勘違いしたくらいまあ、立派な道でした。

 

今見ると、そこまでは大きくないんですがw、

山奥の生活圏を横断的にトンネルでぶち抜いた便利な道路です。

 

 

小川平山台

この道、小川の平山台果樹園に行くのに、ものすごく便利なんです。

今は、なし狩りができるのかな?(ももは終わりましたので。)

「りんご」も始まったようですよ。

小川のフルーツを販売している田万川道の駅で、購入することもあ出来ます!

http://www5.ocn.ne.jp/~eki-tama/html/nousan-jyouhou.html

 

石川果樹園さん

フルーツといえば、平山台だけではありません。

その迂回路を進んで、田万川に抜けるための、細い山道を降りてゆくのですが、

ちょうど、降りてきたところには、知る人ぞ知る石川果樹園さんがあります。

ホームページ http://www5.ocn.ne.jp/~ishikaju/index.html

アクセス

 

ぶどうが今、最盛期ではないでしょうか?(各フルーツ種類とその販売時期

(ごめんなさい、今回被害があったとかは聞いていませんので、行かれる方は連絡してみて下さいね。)

かなりの品種があるそうです。

又、加工品も大変こだわっていらっしゃるそうで、

東京への出荷されているフルーツの加工品もあります。

 

天候が良ければ、フルーツ狩りもいいですね。

で、そのまま田万川温泉に入ってまったりするも良し、

( ̄。 ̄)ボ~~~~ッ

道の駅田万川で、地元の生鮮物や加工品を買い物しても良し、

\(^^\)(/^^)/ おお!

宿もありますが、田万川には、日本で第一号となる「RVパーク」やキャンプ場もあって

デイキャンプや一泊ということも出来ます。

あ、もちろん、須佐にゆけば、見事なオーシャンビューのエコロジーキャンプ場も(営業していますよ!)

自然の中で癒やされますよ!

いっぷく ( ̄ー ̄)y-~~~~

 

秋は、アウトドア系の遊びと男命いかを食べて、

須佐・田万川で楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

9月です9月!(笑)

9月の萩はイカです! ヾ(^o^;オイオイ

(・・・しつこい)

 

イカロボメッセージ

追記:

9/22(日)は臨時休業です。

 

 

萩市生活応援センターと災害復興局設置と その先と。。。

萩市生活応援センター9月1日の設置

http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=35741

 

萩市が災害復興局 9月中旬にも新設 3事業部で構成

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20130828-OYT8T01483.htm

都市基盤復興、産業再生、生活再建支援の3つの柱

7月28日の豪雨で甚大な被害が出た萩市は9月中旬にも、被災地の支援や復旧に取り組む「災害復興局」を新設することを決めた。他の事業を見直して財源を確保。最低3年間、全職員の10%以上を復興業務に特化させる。市は「一刻も早い復興へ全力を尽くす」としている。(橋谷信吾)

9月4日開会の定例会に市組織条例の改正案を提出する。市によると、災害復興局は、死者が出るなど被害が集中した地域に近い須佐総合事務所に設置。萩市役所から被災した地域まで車で片道約1時間かかるため、移動時間の短縮につながる。

復興局は、都市基盤復興、産業再生、生活再建支援の3事業部で構成。局長(部長級職員)を含む31人の専従職員のほか、大きな被害が出た須佐、田万川(たまがわ)、むつみ3地区の総合事務所の職員計48人も同局の業務を兼務することで、全職員(消防など除く)の約12%の人員を割く。

同局職員は、被災者生活再建支援法に基づく県や国の支援金や市独自の家屋復旧の補助金について、被災者への周知を徹底し、仲介業務などを行う。  ・・・・(読売新聞

ということだそうで、復興への体制を形を変えながら、整えているそうです。

 

体制・システムでは変わらぬ事情。。。

 

色々な情報が錯綜しています。

いい意味悪い意味でも、情報を公に出せないまま、

一部住民に話が進められていることもあります。

 

そんな中で、「こうして欲しい」「こう出来ないのか?」といった意見・陳情があります。

おそらく、声は拾われるでしょうけど、

状況・背景・事情を知らされずに出た意見など、

結局は、感情論に過ぎず、汲むべき声となるのか?・・・そりゃ、わかりません。

 

情報の共有」ということに関して、

行政という機関が、

そのプラス効果(目標・課題・ベクトルの共有など)の部分を取り入れることより、

情報を出すこと、共有することを、恐れ、消極的になり、

マイナスの面、要は、「反論」・「停滞」を避けることが日常的になっていると、

被災する前から(特に、地域振興・観光振興の場において・・・まあ、そこしか関わることがないんで)、感じていました。

 

いつしか、そうしなくていいことが当たり前になっていたり、

それ以外の選択肢は不可能とさえ思い込んでいるかのような風潮もありました。

 

で、この度の災害を受け、直後からの復旧時、

「情報提供・共有」がいかに、低い位置にあるか、痛烈にわかった気がします。

(これは住民に対してだけでなく、職員間やボラセン等との横の関係にも感じました。)

 

萩市防災安全課の情報発信に関して、

現在、又、災害前の情報発信力は、大変素晴らしいと思います。

ですが、災害直後、一旦、この動きが停滞した期間がありました。

なぜでしょう?

詳細はさておき、

原因は、結局、「情報発信・共有」の意識の低さではないかという指摘もあります。

 

結局 人

 

当然、災害対応・復旧は安否に関わること、ライフラインの復旧が優先されるのはわかりますが、

いきなり、そういう重要視していないことを嘆願しても、

「??」・・・どうにもならないという印象です。

 

逆に言い換えれば、

普段から、住民との距離感や

自治や市政への双方向の反映のシステムによって、

関わる人の情報への意識が違っていたのなら、

この度のような想定を超える災害時でも、きっと、それは活きてたのだろうなということです。

 

「では、どうすればいいって?」

住民と行政の双方向の意思の共有・反映のさせ方として、

最近、Facebookでシェアされていた事例ですが、

・ポートランドの事例

北浦WEB田村さん)・・・・・

なぜ、ポートランドは先進的な行政として注目を浴びているのか?

市長がいて、議員がいて、議会があり、その下に委員会があり、委員会ではステークホルダーが利害関係を持ち寄り話し合う。

システム的には日本とほぼ同じだけど、結果が違うとのこと。

市民との距離感が近いという表現をしていたが、民意が反映されるものだという感覚、民意を反映させるべきだという感覚が相対的にあるのだろう。

ステークホルダーとその下にいる人たちで共通理解・共通認識を密に行っている。シェアすることを重要視している。

ステークホルダーは自らの意思でというより、その団体で納得いくまで議論し、その団体の皆の腑に落ちる話を委員会に持ち寄る。

違うところでいえば、ステークホルダーのスキルだと…。

ステークホルダーはステークホルダーでやっていくスキルを持っているし、そのスキルを養うカリキュラムが存在するとのことだ。

役職になったからそのスキルを持っているという感覚ではなく、役職になったからこそ身につけなければならないスキルがあるという感覚。

確かに、そこは日本のステークホルダーとは違うなと感じる。

日本のステークホルダーは「自分の意見を通せる位置にある」という認識の方が大きいかな…。

だから、ステークホルダーになった時点でちょっとしたゴールになっている。

対してポートランドのステークホルダーはステークホルダーになった時点で新たな学びのスタートが始まる。

・・・・・

 

市民参加の精神を学んだ米国オレゴン州ポートランド視察

基礎自治体のない地域だからこその”自治”/ポートランド報告②「非法人化地域で見えたもの」

  

・三重県松阪市の事例

自らを「永遠の偽善者」と呼ぶ若手首長は、
なぜ住民のために生きることを決意したのか
――山中光茂・松阪市長インタビュー

元歌舞伎町のすご腕スカウトが挑む新しい行政
33歳で初当選、異能の市長が地方を変える(上)

 

できるできないは別として、

不可能と言い切るほど、住民の声を反映させる方法がないというわけではないということです。

(普通は、議員がやってるから・・・で、片付けられるテーマでしょう。先ず、片手落ちでしょうけど。)

 

松阪市の事例は、市長の強烈なリーダーシップと言うより、

市長の強烈な決意・意思を感じます。

 

ポートランドの事例では、市民性などもあるかもしれませんが、

システムとして機能しているという事実は素晴らしいの一言です。

 

行政だけの課題ではない。

どちらにも言えるのは、

住民が率先して地域に関わる意思を持たなければならないし、

学んでいかねばならないこともあります。

松坂市長の言う、「役割と責任」を住民自身が持っていくことで、

こういったことも現実的な話となるのかなと思います。

 

依存社会の常識を捨てよう!

何かをしてもらって当たり前。

「行政がやってくれんにゃあ・・」という合言葉。

どこのどんな地域でもよくあることです。

 

自分たちは社会的弱者で、(そうでなくても)何もできないという思い込みと、

その裏に無意識に隠す、行動や勉強することの「面倒くささ」「格好悪さ」という本音。

 

依存していれば楽。

でも、いつまで、文句・陰口という念仏を唱え続けたら、

極楽にゆけるのか?(満足するのか?)

人をあてにして、不満を言い続けても、満足は絶対に得られません。

 

行政も住民自身も変わってゆかねばならないって、薄々わかっているのなら、

この住民全員が、何かが必要と感じている今こそ、

何かを始める良いきっかけだと思います。

 

この機運を、単に、「合併は失敗だった」とか、「誰かが悪い」という、

まったく、生産性のない愚痴にすり替えるべきではないことだけは確かです。

合併があろうがなかろうが、

この度の災害対応は、須佐町だったら、どうにかなったわけではありません。

住民の依存意識が変わっていたとは到底思えません。

 

マイナスの体験よりも、今回受けたプラスの体験を次に進化させるべきです。

無償の愛と支援をボランティアの方や周辺他市町村・縁のある市町村からも受けた「受援力」を身につけ、

住民全員に芽生えた、危機意識と防災対応への機運。

そして、お隣さんや地域の消防・自治団体・などから受けた、助け合う精神や喜び。

情報やライフライン・必要物資が、いかに、手元に届かないものなのか、不備という現実の学び。

それらを、須佐という小さいコミュニティだからこそ実現できる「何か」はきっとあると思います。

自分たち自身で「何が」できるか?

どんな「役割」を持つことができるか?

どんな「責任」を自覚してゆかねばならないのか?

それを踏まえて、復興に主体的に関わってゆきましょうよ。

 

※防災のみならず、減災という考えも必要です。防災・減災・受援力について

 

復興3年間で。。。

大きな災害事象のほうが多いので、まずは、

都市基盤復興、産業再生、生活再建支援というカテゴリーの中に、

どういったことが含まれるのかわかりませんが、

ここでも又、小さなことで、重要度の低いことは、

後回しにされる傾向はあると思います。

(ある意味当然の優先順位ではあるのですが・・・)

 

特に、文化です。

今回、郷土資料館(中津交差点)の被災復旧も、随分後回しにされていたそうです。

個人的に思いの強い公民館職員が極力早めに対応して、復旧は進みましたが、

須佐は、記録や過去の整理がもともとずさんでした。(人事がころころ変わるっていうのも原因ですが)

それによって、気がついたら、失ったものの大きさを後で知ることも多いです。

 

このたび、災害などなければ、

個人的にも進めていたものがあります。

災害当日花火大会の日にあるはずだった、

弁天祭の神事「海上渡御」の文化財としての評価の推進です。

 

今まで、文化財として評価されなかった理由は、

  • (漁師の排他的な習慣の中で)知ることができなかった。
  • (海の上だから)見ることができなかった。

というのが、主な理由です。

 

古文書の記録としても、同時期から行われていて、

船歌の世襲の歴史や特徴なども似ている山口県の無形文化財でもある萩の「お船謡」や

萩市の無形文化財の指定を受けている須佐三原の「田植えばやし」は、

その価値を評価されています。

 

この漁師が紡ぎ続ける「船歌」や「海上渡御の神事」は、

その価値ではかられることなく、記録もなく、

知られる前に、少しづつ途絶えようとしていました。

uid000001_20130612233318e93ac836

そこで、今年は、須佐出身のヒップホップアーティスト「2-EIGHT」に協力を求め、

対外的にPRしてゆくことから始めようとしていました。

しかし、当日は、記録的・歴史的な豪雨。

 

神様を載せた船は沈みました。

 

被災したものは、ものだけではありません。

こういった文化の継承には、どれだけの先人の思いが積み重なっていたでしょう。

こういったことのためにも、無形文化財の指定をなんとか取り付けようと動いていました。

指定されていれば、もちろん、文化財保護としても対応は速やかに進んだでしょう。

しかし、今は、後回し状態です。いや、復旧リストにすら上がっていないかも?

 

文化より、生活に密着した事のほうが復旧は重要という意見は、正論でしょう。

しかし、いつ、誰が、このことを考えてくれるのでしょうか?

郷土資料館の復旧は?益田家墓所下の土砂崩れは?育英館の流された門は?

須佐で災害で亡くなったのは、郷土史研究の重鎮でした。

誰が、郷土の歴史を紡いでゆくのでしょう?

そんなこと生活には密着していません。

 

それこそ、誰かに依存していても、話になりません。

自分にできることをやっていこうと思います。

 

願わくば、この度の復興局が万能であるかのうように思うことは、

やめましょう。

結局、自分たちの「役割」と「責任」を意識しながら、

3年先、10年先のその先を見据え、

自身に何ができるかを考えていきましょう。