出ました。結果。
先日、自宅用簡易検査キットにて、睡眠時無呼吸状態を計測し、
その診断結果を聞きに病院へ。
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診断:「重症のSAHSでPSG精査をお勧めします。」
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おそらく、自分の症状はそうであろうとは思っていましたが、
「重症」とは・・・・・・・・・・・・。
流石に驚きました。
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睡眠時に無呼吸の状態が最大で78秒とかあるんですよ。
(※起きてても、それ苦しくないか!?)
無呼吸の頻度で言うと、1時間あたり35回も無呼吸&低呼吸だったそうです。
(※ほぼずっとやないか?それ。)
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いわゆる低酸素状態のため、
眠りが浅く、疲れもとれない悪循環を続けていたようです。
おかげで、日中の眠気は相当なもんでした。
忙しさに負われ、ストレスはたまり、運動不足もあって、結構、身体的にはきてましたから、
心身ともに疲れ、集中できない日々に悩まされていました。
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結果を聞いて湧いて出たものは・・・
ただですね、この検査結果を聞いた瞬間感じたのは、
悲嘆にくれるとか、パニックになるとか、ネガティブな方向ではなく、
宝くじにあたったか、埋蔵金でも探し当てたような
よっしゃ~!!
って喜びだったんです。
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病気に悩まされた方というより、自覚症状があるのに、
病気なんだとわからなかった方は、こういう感覚は多いようですね。
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原因不明の症状に悩まされ続け、
体質・性分・年齢・というような言葉で、
自他共に「もう無理」だと解決できないことのように
諦めさせられていた、なんとも言えぬ辛さ。
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何より、勉強や仕事に集中できず、仕事の能率も悪くなってゆく自分が歯がゆくて、
日々、そのことが陰鬱でした。
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原因がわかれば。。。
その原因を特定できて、尚且つ、
治療する方法まである(←睡眠時無呼吸症候群はありますので)というんですから、
こんなに、嬉しいことはありません。(簡単ではないんですけどね。)
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睡眠時無呼吸症候群の治療後の感想で、
「すっきりした。」という方はもちろん多く、
「人生が変わった!」という方は珍しくないと医師の方がおっしゃっていました。
まだやっていない段階で言うのもなんなんですが、
いまのこの症状が改善されるなんてまさしく「人生が変わる」くらいの衝撃です。
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体質と諦めていた過去
昔から多かった居眠り
ほんと、ひどかったですね。
昔から、会議や講義・セミナーの類は、
時間や内容・費用などよりも、
居眠りの心配からまずは考えていましたし(笑)、
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自動車による居眠り運転は、相当ひどかったです。
蛇行運転、急ブレーキ、気がつくと後ろの車がかなり距離をとって走ってることなどは頻繁。
対向車線にフラッと突っ込み、正面衝突間際でハッと我に返り、
事無きをえたことも多いです。
本当に、自分だけの問題でなく、相手に迷惑をかける可能性が高いため、
注意していました。
運転(配達)せざるを得ない仕事や状況の時は、本当に早く寝るんです。
でも、駄目なんですよ。
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こんな悩みを長年抱えていましたが、
今年に入って、症状がエスカレート。
年齢?生活習慣?と悩んでいた矢先に、病院で見たポスターに、
自分の症状がそのまま書いてる「睡眠時無呼吸症候群」の検査に関する案内があったんです。
症状
(wikipedhiaより)
- 就寝中の意識覚醒の短い反復、およびそれによる脳の不眠
- 昼間の耐えがたい眠気
- 集中力の低下
- (家族などが気づく)大きな鼾(いびき)など
- のどが渇く
- こむら返り
- 抑うつ
- 頻回の中途覚醒
- (家族などが気づく)睡眠時の呼吸の停止
- (家族などが気づく)夜間頻尿(2型糖尿病になりやすくなる)
- 起床時の頭痛
- インポテンツ(女性の場合は月経不順)
- 糖尿病性昏睡
原因は、
肥満による気道周りの脂肪の増加が睡眠時に気道を圧迫するケースが多いように思われがちですが、そうでもないようです。
(Wikipedhiaより)————————————-
新幹線の運転士やトラックの運転手など、人命に直結する職業に就いているものの中にもこの病気が隠れていることが話題となった。
職業柄、大相撲の力士にもこの病気が多く、横綱大乃国、白鵬などがこの病気に悩まされた。なかでも大乃国は現役時代の1980年代後半にこの病気にかかって成績不振となり、好角家の間に睡眠時無呼吸症候群の名を一躍有名にした。また、プロレスラー橋本真也の早すぎる死も睡眠時無呼吸症候群が原因の一つであるといわれている。
NHKスペシャルの「病の起源」によれば肥満体型の人のほかにも、顎の小さい人もなりやすいとも言われている。顎の小さい人は同時に気管が狭く、気管狭窄になりやすいともいわれている。また、人類の顎は時代が経つにつれて小さくなりつつあるといわれている。これは、人類が食料不足を解消するため、これまで口にしてこなかった動物の内臓や骨の髄などの柔らかい部分を食料にしたことで、顎を使う機会を減らしていったと考えられている。そうした影響で人類の顎は次第に小さくなり、ついには睡眠時無呼吸症候群になりやすい骨格へと変わっていったと考えられている。この睡眠時無呼吸症候群を宿命病の一種と考える学者も多い。
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ということです。
あなたの、周りにも、結構いるんじゃないでしょうか?
病的な居眠りに悩まれている方、検査をお勧めします。
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いままで、してしまった車の事故でも、大きなものもなく、
人に怪我をさせることもなく、
自分自身も健康でいることができ、
一歩間違えれば、同情も得られないような交通事故を引き起こしたかもしれないのに、
こうして、元気でいられる。そして、とうとう、原因を見つけれました!
心底、俺ってついてる~!!
思わずにはいられません。