うちのこのブログに一番多くアクセスして来られる方の大半のキーワードは、
「イカ」ではなく、「プレハブ 冷凍庫」です。(笑)
で、その時書いたんですが、
「次、プレハブ冷蔵庫が壊れたら、絶対自作する」って・・・・。
まさに、今、その時が来てしまいました。
プレハブ冷蔵庫がめげた~!!
もう、20年近く稼働していたので、大往生なのですが、
私的タイミング的には、最悪で、せめて、来年にして欲しかった・・・
(今期は色々と物入りで、あれこれ投資事を考えていたので。。)
とはいっても、こればかりは仕方が無いですね。
冷蔵機器を舐めてると、食品の品質に関わりますので、
とりあえず、応急処置(ガス入れ)をして頂いて、
再稼働してくれているうちに、色々考えることにしました。
さて、プレハブ自作する?
答えは、Noです。(笑)
いきなり、前回の思いなどぶっ飛んでいます。
なぜかって?
設置場所が屋内ということで、
天置き冷蔵装置(自作はこれでなければできません。置くだけですから)の設置スペースがとれず、
組立・施工もちょっと不自由で難しいのと、
現存するプレハブ冷蔵庫の買い替えなので、
自作では時間がかかりすぎ、冷蔵物をかわしておくことが困難というのが主な理由です。
天置き冷蔵装置は、天井に穴を開けて、その上に置くだけですから、
自作するなら簡単でいいのですが、
施工なれした業社のように、気密性を厳密に出来るかというと、
流石にそこまでは無理。
尚且つ、仕組み上、外気の影響をうけやすいため、冷凍では、かなり霜が付きます。
(けっこう、これには困りました。)
もちろん、屋内で天置き冷却装置など、熱気をこもらせるので設置はできません。
そんな理由から今回は業社に依頼しました。
冷却装置はセパレートで、室外機のあるタイプです。
施工業者
プレハブ冷蔵冷凍庫の自作の相談を、業社にしてはいけません。
上記のようなデメリットを語られるのがオチです。
でも、確かに、デメリットです。
自作は、初期投資を少しでも抑えたい零細事業者で、
小型のプレハブ容量で、
日曜大工・DIYが得意な方か、助けを得れる方が検討すべきことで、
決して万人向きな選択肢ではありません。
ただですね、プレハブ施工業者にもエアコンをメインにしているような業社はやめておいたほうがいいようです。
うちの、プレハブ冷蔵庫の修理に来た業社いわく、仕事の始末の仕方で、エアコンとでは冷却機器の施工は異なるとおっしゃってもいました。
うちのものは、そうだったようで、ちょっとしたことが、劣化・不具合を生みやすいとのこと。
どうせ、頼むのなら、冷却機器にこなれた業社を選択すべきですよね。
自作プレハブ冷凍庫のその後
さて、その後の調子はどうか?
というと、もちろん、まだまだ元気に動いておりますよ。
(4年くらいしか経っていませんので。)
上記のように、霜が多くつくのが難ですが、
天置きの冷却機器の土台に、厚めにシーリングを重ねて塗布したり、
庫内ファン周りの霜取りは、普段、こちらも気をつけるようにしています。
ただですね、思わぬ検討要素がここにきて出て来ました。
事業がすすむにつれ、冷凍庫の拡張が課題になってきました。
基本、プレハブのいい面でもありますが、プレハブの壁面や天板などを買い足して、
プレハブ容量を拡張するという手段はできなくもありませんが、
まっさらの新品を組み立てるのとはわけが違うので、
(ゆがみ・汚れもあります)
より技術的なキャリアが必要とされます。
まあ、何より既存冷却機器は容量に対して拡張できませんから、
新たに買い足ししてとなると、小さな容量のものではスケールメリットがなく、
結局、うち的プレハブ冷凍庫としては、拡張は断念。やるなら、別の場所で新品をという方向にしています。
これは、普通の冷凍庫を買っていれば解消できた問題というわけではありませんが、
事業の拡大によって、継ぎ接ぎとなるのは小規模事業者の宿命。
それでもいい方法はないか、妙案を考え続けます。
ちょっと、それを来年までに考えようとしてただけに、
今、壊れてもらって困るのは、お金の問題だけではないという事情もあるのです。
思うとおりにはいかないもんですよね。
でも、そのうち、こう思うと思うんですよ、
「あの時、壊れたのはこういう意味があったのか!逆に良かった!」って、
半ばこじつけのように(笑)
そんな、根拠もない期待を持ちつつ、
さあ、頑張りますよ!
プレハブ冷凍庫自作の記事を見て、どうしても返信がほしくてこちらの記事にコメントさせてもらいました!
自分も農業関係の仕事をしていて「大きめの冷蔵室がほしいな~」と思っていたのですがどうしても値段が張りますよね。そんな時に自作できるという記事をみて自分でもできるんじゃないかと励みになりました。
プレハブや冷蔵ユニットの料金、電気接続工賃、工期など詳しく教えていただけませんでしょうか?