萩の素魚(シロウオ)

春を告げる風物詩、萩のシロウオ漁

3月3日には、萩市内でシロウオ祭りが催されるようです。

http://hagi-kankou.com/event/article/5/

2月からにわかに萩観光も動いておりますが、

3月に入り、春の訪れと共に、祭り・イベントも目白押しです。

 

新メニューか!?

シロウオ(素魚)は、派手さもないし、味も繊細で、パンチはありません。

踊り食いは、春の訪れを正に楽しむためのもの。

なかなか、他の料理に使うことは出来ても、

主張しない味と存在に、いつも、頭を抱えます。

 

そこで、ちょっと試してみたのが丼!

生シロウオ丼と、釜揚げシロウオ丼。

活きたまんまのシロウオを、海鮮丼のタレで丼に載せた「素魚の踊り丼」ww! ※ええ、もちろん跳ねて逃げます。
活きたまんまのシロウオを、海鮮丼のタレで丼に載せた
「素魚の踊り丼」ww!
※ええ、もちろん跳ねて逃げます。

 

釜揚げシロウオ丼
生きてるシロウオを釜揚げ!そのまんま丼で召し上がって頂く「シロウオ釜揚げ丼」!
生&釜揚げシロウオ丼
生きてるシロウオと、釜揚げシロウオのハーフ&ハーフ。

 

 

3種共、なかなか美味しそうですが・・・・・・・・・・

いや、それなりに美味しいのですが・・・・・・・・・・・・

 

イワシ系のシラスとは、ちょっと味わいは違います。

些細な差なんですが、

量を食べると、その差は大きくなります。

 

ということで、上記3つの丼は、とりあえずお蔵入り(裏メニューへ)です。

季節メニューとして提供するのも、個人的に微妙でしたので(笑)。

 

萩のシロウオを影で支える須佐のシロウオ

萩のシロウオ漁は、4つ手網と呼ばれる漁具で獲るのが、一般的ですが、

須佐でもそうです。

「須佐で獲れるのか!?」って、馬鹿言っちゃあいけません。

須佐の方が、長い期間獲れます。

 

もちろん、河川の大きさが小さいがために、集約されやすいというのもあります。

ただ、面白いのが、須佐から萩市中心部までの間の河川では獲れないのです。

(いや、漁をするほどの量が獲れないのかもしれません。)

ちなみに、島根県益田市方面に行っても、獲れません。(漁もしていません)

 

ただ、須佐湾では、そこかしこの支流・河口で全てで漁が行われています。

萩市内のシロウオ漁が終わっても、須佐ではまだまだ獲れるんです。

ですので、3月後半ともなると、萩市内の業者が買い付けに訪れています。

まあ、そこまで、需要がほんとにあるのか毎年、疑問なのですが、

須佐の自然の持つポテンシャルは凄いということを、

毎年感じます。

 

微妙に凄い!梅乃葉の横の川

梅乃葉が使うシロウオは、梅乃葉のそばに流れている川のもので、

すぐ横に仕掛けがあります。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=SepAMZ8td40[/youtube]

遡上するシロウオを一網打尽です。

今後の種の存続を無視した仕掛けですが(笑)、

意外と穴だらけなので(笑)、毎年、豊漁のようです。

 

うなぎも生息するこの川は、

スズキやメジなども迷って入ってきます。

栄養豊富なことは、うなぎが示してくれています。

 

見た目パッとしないんですけど、楽しいところですよ(笑)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です