2025年の挑戦について

公式インフォメーションと被る内容が多いのですが、補足と新年の備忘録として綴ります。https://umenoha.ume8.jp/2025/01/9735/

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

本年も、変わらず皆様のご愛顧に感謝しつつ、ただひたすらに喜んでいただけるよう精進いたします。

本年も様々な取り組みに向けて挑戦してゆこうと思っています。ですが、思うように進まないかもしれません。

それでも、ご愛顧いただいているお客様に頼りながら、ご理解をいただきながら、そして、楽しんでいただきながら、この厳しいご時世を生き抜いてゆこうと思っております。

ホームページ改修いたしました。

随分と、不具合も多かった当店のホームページをようやく改修いたしました。

デザイン的には、変えておりませんが、多くのバグが発生し(バックグラウンドでは、もう、手に負えない状況に陥っていました)、見づらいページも多々ありましたので、手直しして頂きました。

今更ですが、スマホやタブレットで見る方が大半ですので、改めて、そうしたモバイルファーストへの改善もありました。(バグのせいで、対応自体できなかったのです。)

改修するに当たり、本来の皆様へのメッセージや伝えなければならないことを整理する機会にもなり、反省も多く、今後の情報発信に努めたいと思います。

現在、梅乃葉の情報発信メディアとしては以下のようになっています。

  1. 公式ホームページ:https://umenoha.ume8.jp/news/インフォメーション
  2. Instagram:https://www.instagram.com/umenoha/新メニューなど料理中心 
  3. Facebook:https://www.facebook.com/umenoha instagram&インフォメーションの転載が中心
  4. Youtube:https://www.youtube.com/@umenoha62354/videos 動画上げてます。
  5. 店長blog:https://umenoha.ume8.jp/blog/  ←今ここです。
  6. LINE公式:https://lin.ee/kqcJMfG  LINE独自の特典あります。
  7. 2025年 店長noteスタート予定!!

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LINEメッセージ配信スタートします。

昨年末に1回目を配信しましたが、LINE登録されている方(もしくは、入店時にLINEを利用された方)に今までやってこなかったLINEでのメッセージ配信を行っています。

ただ、11月~3月までの期間で、山口県広島県島根県在住の方を想定していまして、この時期だからこそ楽しめるメニューを紹介したいのと、オトクなクーポンなどをお付けしたいと思っています。

是非、未登録の方は友だち登録を!

又、SNSでのフォローと、投稿への「いいね」お願いします!
※励みになりますm(__)m

 

 

活イカ漁について

昨年9月末からの活イカの異常不漁が継続しており、皆様にはご不便・ご心配をおかけしております。

剣先イカのシーズンとしては今季はほぼ終了となりましたが、春のヤリイカの入荷に今後は注目しております。入荷は例によって当日の朝の確認となりますが、海(イカ釣り)の回復を期待したいと思います。

漁獲自体、年々加速度的に減少しており、今後も、不漁で入荷が滞ることも多々あろうかと思います。そうなってきた場合は、その状況に応じたサービスの形を模索してゆきたいと思います。希少になってゆく生鮮の海鮮素材は大変多くなってきています。

そんな時に、活イカの楽しみ方、剣先イカ料理の楽しみ方を多くの方に伝えておくことが、当店の使命です。漁業の市場では、大手小売業者(イオンを筆頭に)や、その納入卸業者(仲買い)が、市場の健全化を狂わせています。通常なら、希少になれば魚価は上がるものですが、そういった業界の慣例が、妨げています。それは、漁師が食っていけなくなり、担い手が減り、後継者が去り、生産者自体がいなくなってゆきます。(他の魚種ではすでに起こっています)

少なくなっても、その価値が高ければ、高値でも消費者が支持をし、生産者がやっていける市場の健全化につながると思っています。

口福の馳走屋 梅乃葉の原点

pdf最近のメニューブックでご覧になられた方もおられると思いますが、メニューの1ページ目に、当店の想いを創業時を支えた祖母の写真とともに掲載させていただいております。

メニュー(PDF)はこちら!2024年12月23日 改訂版

 

いつも頑張るあなたに、ちょっと贅沢なひとときを。

ここでしか味わえない口福の馳走で

ワクワクと満たされる時間を提供します!

梅乃葉の創業

馬喰の休憩所兼料理屋として切り盛りして繁盛させていた祖父と祖母が、お家騒動で追い出され、何にもないところから小さな食堂と水産製造加工・販売を始めたのが、当店の創業です。

梅乃葉初代
祖母です。

地元の魚介類の干物や惣菜を行商に出たり、小さな食堂(当時は「福梅」という屋号)で麺類や様々なおかずを提供しながらコツコツと営んでいたそうです。今でも昔を思い出し「福梅さん」と呼ばれる方もいらっしゃいます。当時「利用していたよっ」て話をされる方もいて、祖母が笑顔で切り盛りしていたことが容易に想像できる当時のお店の姿を聞けます。

地元の魚介類や、食べに来る方が喜んで食事をしてくれるように仕入れや行商に奔走し料理を提供する。まさに馳走奔走です。

それからお店は移転し、2代目によって現在の地「須佐」で根を張り、礎を築き、3代目によって、漁師との出会いから「活イカ」や「活ウニ」「のどぐろ」などを提供し始めました。おかげさまで、イカでは多くの方に知っていただけるようになり、活ウニやのどぐろでもファンの方がいらっしゃって、やりがいのある仕事をさせて頂けています。

食堂百名店

そんな奔走と挑戦を繰り返しているさなかに、昨年は食べログから全国の食堂百名店に選ばれたのは、亡き祖父祖母に喜んで頂けたのではないかと思っています。

振り返ると、「口福の馳走で喜んでいただく」という想いは、創業から変わらぬ不変の柱で、その折々に奔走して仕入れる素材は、店主と地域との出会いから生まれており、今後も、そうやって増えたり・変わったりしながらも、その時に求められる食のスタイルで提供してゆくのが、梅乃葉だと思っております。

今後の挑戦

新たな地域の素材と生産者

須佐のイカ漁師との出会いによって始まった梅乃葉のイカ料理は、多くの方に活イカの楽しみ方や剣先イカの味わいを楽しんで頂けています。今後、水揚げが少なくなってゆこうとも、この「須佐男命いか」の味を伝えてゆくことは使命として続けてゆきますが、入荷のない日も多くなってきます。

活イカと出会って取り組んできたように、今でも、地域の様々な生産者との出会いや、様々な素材との出会いがあります。

当地だからこそ、ちょっと奔走すれば手に入る素材、プロフェッショナルな生産者、「山口県」「萩市」「須佐」「日本海・山陰」という地域的な御縁から生まれた食のワクワクを料理を通して提供してゆきたいと思います。中には、「海鮮」だけではなく「野菜」や「果物」や「肉」もあります。

例えば、通常営業ではお出ししていないメニューや素材というのは、結構ありまして、理由は様々ですが、例えば、JR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」の献立で使用している素材は、よりすぐりの素材ではありますが、手に入りづらい素材であったり、賞味期限が短い逸品であったりと様々です。

又、会席料理や仕出しなどといった料理では使用している優れた地の素材というのもあり、こういった素材を、今後は通常のお店でもメニューとしてご提案してゆけるようにと考えています。

現在、11月~3月はこの時期だからこそ楽しめる季節限定メニューがどんどん、増えております。本年は、この期間以降も、どんな料理だったら、楽しんでいただけるだろうと、様々な地の素材で挑戦させていただこうと思います。皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。もちろん、今までのメニューが好みの方は、是非、引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

専門店として

今は、「剣先イカ専門店」という尖った看板も掲げております。でも、「活ウニ専門店」や「のどぐろ専門店」「海鮮スープカレー専門店」なども本当は掲げたいんです。(節操がないですが。。。)そのくらい専門店並みのこだわりと研鑽を重ねて、1つ1つのメニューを吟味してメニュー開発してきています。

ただ逆に、今後仕入れがままならないがために、「いつ行ってもあるんじゃないの?」「入荷がないとすべての料理がないんでしょ?」といった様々な誤解の種になっている懸念もあり、そのうち、この当店を表す表現は変わるかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

予約の扱いに関して

梅乃葉では、お席の予約はお受けしておりません

(活イカの取り置きはございます。)

飲食店としては、本来、予約というのは欲しいのです。(どのくらいの方が今日来られるのかわからなければ、準備の仕方が変わるからです。)

当店も本当は予約を受けられるのなら、そうしたいのですが田舎特有の致命的なハンデもあり、トラブルの種になり、結果的にお客様にご迷惑がかかるため、お受けすることはできないのです。

予約が困難な理由

時間通りに来ない。来られない。

》お店が田舎にあるため、距離感がわからず間に合わなくなる方、通り過ぎてしまう方、道中携帯電話が繋がらず連絡ができない方などいらっしゃいます。

》往々にして予約をした方は、安心感からか遅れる方が一定数いらっしゃいます。しかも、そういう方のほうが、遅れても即入店を要求されることが多く、ルールを決めても意味がない状況に陥ります。

※交通事情やご自身に起因しない要因で、時間通りに来られない不可抗力と言えるケースももちろんあります。

※ベテランの旅行会社の団体ツアーですら、時間通りに到着しないケースも多いです。

故に繁忙期は特に、2時間3時間という待ち時間は、流石に、なんとかしたいというのが、近年の課題として解決できずにいます。

ファイストパスの発行(案)

しかし、将来的には、予約というのを部分的に受け入れてゆきたいと思っており、その段階的・試験的な取り組みとして、「ファストパス」の発行を検討しています。(お席の事前予約もしくは入店優先券)

同時に、関連して「食事券」の発行も検討しております。

これは、なんのためかというと、当店に来店されるお客様の中には、お孫さんであろう若者が祖父・祖母らしきお連れ様と来られ、ご馳走してあげていたり、美味しいものをご馳走してあげたい方と一緒にご来店されたりというケースなど、状況は違えど割といらっしゃいます。

自分たちだけの食事なら自分たちの意思なので待つのはまあ諦めるけど、お客様やご馳走してあげたい方に待たせるのは嫌だなというケースを前提に、まずは、こういった時に使っていただけるシステムを用意できないかと考え現在準備を進めています。

もちろん、ルールの範囲で、自分利用の方でも利用して頂いて構わないのですが、(この手の優遇システムを用意すると逆手に取って都合の良い使い方に自己解釈変換し、煽られる方もいますので)現在、様々なケースを想定しながら、使用基準を作成しております。

ファストパスは有料です。ただ、一定の食事券購入で無料~割引されるシステムで想定しています。

近日、ご案内できるよう、準備しております。

よろしくお願いいたします。

 

長々と、本年の思いを綴りましたが、

皆様とお店でお会いできることを切に願っております。

口福の馳走で、是非、楽しい時間を過ごしてください。

本年も、よろしくお願いいたします。

 

 

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