更新滞っておりますが。。。。
日々、出来後・珍事・事件・珍客にネタはあっても更新できずにおります。
そんな中、軽く、しかも、なんとなく進んでいる梅乃葉の内装マイナーチェンジが進行中です。
足場板
足場板は、字の通り、工事現場で大工さん・左官さんらが作業の足場に使っている板です。
これを、多少のクリーニングしただけの古材なのですが、
ペンキやモルタルのこぼれた後、にささくれだった傷や凹凸などのある木材です。
梅乃葉の前面リノベーション時に、萩のスイケンさんから教えて頂いた素材で、
内装・外装に使っていました。
その後、テーブルの天板にしつらえたり、
おみやげコーナーの什器にと加工していました。
で、今回は、パーテーションを漆喰とともに設え、
窓際の棚板を前面取り替えるなど、結構、店内カラーが変わって来ました。
商品やお店づくりに対するコンゼプト同様、
天然・自然のそのまんまを感じさせる素材感と、
使用済みのくたびれ感が、馴染みやすさや気軽さを感じさせてくれればと、
そんな思いのDIYです。
たまに、活イカが価格的にも価値的にも高い商品なので、
それに見合うちょっと高級な和食店、
はたまた、割烹や小料理屋を想像されて来られる方もおられるようで、
そんな方からすれば、「なんだこの安っぽい店は!?」と思われるかもしれませんが、
うちは、そんなお店をうたい、気取ったことはございませんし、
昔から、気軽な街場の飲食店というスタンスのままです。
中原木材工業
そして、このたび、GWまでに店内の一部の椅子を外注しています。
イカのオブジェを作って頂いた、萩市の中原木材工業のチューゲンさんにです。
しかし、本来この方は、徹底して、こだわりぬいた椅子やテーブルを作る方。
本当は、そんなこだわりの天然木テーブルや椅子を使ってみたいところですが、
うちのお店のコンセプトとはちょっと毛色がちがうのと、それなりの予算がいりますので、
この度の依頼は、この足場板を使ったもので、尚且つ、既存の椅子(ソファー)の材料をリメイクするというけちくさい依頼です。
きっぷの悪いオファーでしたが、チューゲンさん快く(←多分?)引き受けてくださいました。
いつも、感銘を受けるのは、ものづくりや素材感に対する捉え方です。
自身のDIYにはとても刺激をうけるのはもちろんですが、
人にとっての家具や設えに対するこだわりは、お店全体に対することにもつながるメソッドも多く、
長く付き合ってゆける家具とは!?が、長く付き合って頂けるお店とは!?
という新たなイメージをわかせてくれます。
さてさて、GWに向けてまだまだやらねばならぬことだらけ!
昨年以上に忙殺の日々ですが、足元疎かにならないよう、
日々、頑張ります!