そう言えば(笑)。。。
先日の漁師との会話で、うちが活イカを扱い始めて10周年だということに気がついた。。。ww
活イカを始めた年には、「イカ墨カレー」「いか飯」「まかない丼」「イカ天丼」などもスタートしているので、
かれこれ、10年もこれらメニューを追いかけているのかと、感慨深かったのですが、
どれも、未だ、更に美味しくなる余地を持っていると思っていて、
自分自身の研鑽をもっとやらなければと思っているところです。
活イカもそうです。
もっと、長く活イカを扱われているところなど、日本にはたくさんあります。
私も、数多く勉強しに行きました。
結論はもちろん、お客様が喜ぶかどうかは、お店の営業年数とは関係ないということです。
どれだけこだわり、どれだけ常に進化・挑戦をできるか、
それがお客様が本当に喜ぶことなのかと考えれるか!?
ただ、切るだけでいいなら苦労はしません。
うちの場合、いつ、何人で来るかもわからない、たくさんのお客様に、
早く、安定した高い品質を、決まった規格に、常に、提供する場でなければなりません。
それも、大きさも、活きの強さも違う生きている活イカをです。
割烹会席料理屋さんや小粋な小料理屋さんのように、
予約によって、キャパと時間を限定的に絞って、
高品質な料理とサービスを提供することができるスタイルとは、
基本的な条件が違っていますので、
調理上の段取りだけでなく、
提供する形は、自ずとその条件の範疇でできる最大限の形となります。
しかも、サービスは、高品質であることが当たり前となってきている時代です。
料理だけでなく、サービスへの期待、その責任。
自分自身だけでなく、スタッフの技術・キャリアも上げ、環境を整え、意志を疎通し、
その最大値をどう引き上げるかは常に課題です。
もっと提案いたします!
もっと、活イカを美味しく食べる方法はあります。
もっと、活イカで料理を楽しむことはできます。
もっと、梅乃葉で楽しい思い出をつくることはできます。
これまで、支えて頂いた、たくさんのお客様、漁師、地域の方々のために、
活イカ10周年を機に、更に進化するお店でありたいと思います。