益田市人気のフレンチレストランへ!
先日の休みの日に島根県益田市(萩市の隣)にある
人気フレンチレストラン「BONNE-MAMAN NOBU」へ
嫁さんとチビを連れてランチに行って来ました。
私は10年ぶりです。
当時も、「凄いな~!」と、感銘を受けましたが、
10年ぶりの進化は、より洗練されている1つ1つのことに表れていました。
1500円からあったのですが、ここは嫁さんと2000円のコースで!
メインが肉か魚なので、嫁さんと別々にしました!
2500円のコースは、メインの肉も魚も食べれるのですが、
ちょっとここは食い意地を抑え、我慢。(後でそれでよかったことを実感することに・・)

青を基調としたテーブルウェア。ゴブレットに注がれる水のピッチャーにはレモンが1片。(いつもは、自家製のレモンバームだそうだ。)10年前もそう思ったけど、ただの水より何倍も美味しく感じる。食前では空腹を軽く刺激し、食間では口の中に清涼感を与えてくれる。

メインディッシュの魚。「スズキのポワレ・アサリと桜エビの・・・ソース」。イタリアンでいうとこのハーブのきいたアクアパッツアといった感じ。京芋やかぼちゃなどの根菜が絶妙な火加減と下味で、ボリュームとすずきとの味の妙を楽しませてくれる。この野菜が本当に美味い!

メインディッシュの肉。「鶏肉の大麦詰め・・・・」肉もパリッと焼けた皮にジューシーな肉質。美味い!肉汁を存分に吸い取った詰め物も美味い!そして、それを盛り上げるのが、やはり根菜中心とした野菜達!これらが本当に美味い!!
下に赤く見える円形の野菜。
すぐに、根菜系の輪切りとはわかるけど、
「ビーツ!?」
で、食べてみると・・・・・
大根なのだ!
「紅くるり大根」というそうで、
辛味などがおとなしく、甘いんです。
そのとなりにも、ちょっと赤みがかった大根があって、
それは、「紅甘味大根」というそうで、これも甘い大根なのです。
甘いといっても、大根の瑞々しさの中の甘さなので、嫌味もなく、
あっさりとした中に、大根の旨味と甘さがあるんです。
2つともほぼ生に近い食感で、(←火を軽く通してるようにも感じましたが。。。)
それが、大根らしさを残してて楽しめます。
で、更にその横に、黒っぽく見えるナスの背中のように見える野菜。
食べてみると、ズッキーニ?にしては食感がしっかりしてるし、
瓜の新種?と疑いましたが、どれもおお外れで、
「黒大根」だそうです。
これも大根か!ってびっくり。
それぞれの野菜の旨味と、それぞれの食感を楽しみながら、
メインの肉料理を彩ってくれます。
で、これら変わった野菜ですが、シェフの自家栽培だそうで、
これまたびっくり!
と、なんとも感銘を受けたランチでした。
ゆったりとした時間と空間の中で、
気取らず、楽しめる空気感。
そんなホスピタリティあふれる料理とサービスでした。
シェフの料理への姿勢に感銘を受けたのは言うまでもありません。
ぶれない信念と常に進化しようとする前向きさが
料理とサービス・お店作りに表れている。
と、10年ぶりに食べた自分の素直な感想でした。
絶対に、又、近いうちに来よう!
そう思いながら店を出ました。