この日のための数ヶ月間!明日行って参ります!

明日は山口市へ!

昨年より、色々な方の刺激とアドバイスを受けながら、

何度も何度も練り込んでは試作を続けたうちの新しい商品があります。

 

あれもこれもとアイデアも浮かぶのですが、余計なことは後回しにしてでも、

この日のために試行錯誤を繰り返してきた商品2つを、

明日、とある方に持ち込み、相談という名の駄目出しポイントを伺いに行きます。

 

有限会社 良品工房 代表 白田さん

昨年受講した、萩市の「萩の木になるものづくり事業」で開催されたセミナーの講師の方です。

全国を飛び回り、「いいもの」を発掘して東京の店舗で販売されていらっしゃる方ですが、

その顧客志向の目線や的確なアドバイスは、次々と「売れる商品」へと導いています。

 

あばよくば、良い評価を得られればとも思いますが。。。

今、自分に必要だと思う学びは、この方の指摘されるであろう客観的な目線です。

 

今まで、うちのお店の商品は、お食事をされたものに関係する調味料や惣菜でしたので、

ある意味、食事をして気に入って頂けたら、購入していただく。 というだけで良かったのですが、

商品を卸すとなると、そういう、試食機会もなく、陳列されている商品そのものだけで、

お客様が手にとって頂けるか、そして、購入して頂けるかははるかに情報量がそこにはありません。

 

POPさえない所では、商品のパッケージだけが、その商品からのメッセージです。

その上で、購入して頂けるのか!?

白田さんの目はどこを見るのか!?

 

「自分が気づいていない落とし穴があるかもしれない。。」

「根本的にずれているかもしれない。。。」

「自分に市場は的確に見えているのだろうか!?」

 

などと、不安はつきません。

(もちろん、その不安を払拭するだけの試行錯誤やテストマーケティングはしてきましたが。。。)

 

こういう緊張感は、久しぶりです。

不安を煽るように、山口県はかなり時化模様です。

雪も積雪がかなり始まってきています。

降り始め一気にきましたね。今夜から明日はひどくなりそう。。。
降り始め一気にきましたね。今夜から明日はひどくなりそう。。。

さて、準備を済ませ、明日は早朝から雪道で、行ってまいります!

益田市「にちにち食堂」でランチ!

やっぱりここいっとかなきゃ!

梅乃葉店内のちょっとした内装や什器などを手作りしようと、

色々、参考になるものを探したり、イメージしていたのですが、

店舗のリノベーションの時にも使用した「足場板」をやっぱり使いたくなって、

※梅乃葉のお客様の店内テーブルの天板は全部「足場板」で、リメイクしています。

 

で、それを又前提に、イメージを試行錯誤していましたら、

足場板の業者さんのホームページで、益田市のにちにち食堂が紹介されていたので、

そういえば、外からしか拝見したことがなかったので、

嫁さんと(あかちゃん連れ)ランチに行って来ました。

 

にちにち食堂

にちにち食堂「カレーランチ」
スパイスの効いた優しい味の手作りカレーといった感じで、半熟卵がこれまたグー!
本日は、明太子パスタ、美味しかったですよ!
本日は、明太子パスタ、美味しかったですよ!

 

にちにち食堂店内は、足場板だけでなく、漆喰や錆びたアイアン、アンティークな雑貨とグリーンで、女性には良い感じの空間です。
にちにち食堂店内は、足場板だけでなく、漆喰や錆びたアイアン、アンティークな雑貨とグリーンで、女性には良い感じの空間です。

 

足場板や枕木・漆喰で作りつけてあるパーテーションも良い感じ!←自分もやってみよ!
足場板や枕木・漆喰で作りつけてあるパーテーションも良い感じ!←自分もやってみよ!

 

離乳食のイワシのカレーを、こそこそ平らげていました。
離乳食のイワシのカレーを、こそこそ平らげていました。

 

外観も、目立ちそうで、目立たず、ノスタルジックな街場の風情に溶け込んじゃっていますね。
外観も、目立ちそうで、目立たず、ノスタルジックな街場の風情に溶け込んじゃっていますね。

 

素敵なお店です!女性客がほとんどでした!
素敵なお店です!
女性客がほとんどでした!

やっぱりいいですね~、想像した通りの内装、雑貨、什器、

明るい店内に、スッタフの対応の明るさ、料理も美味しく、いい刺激になりました。

懸案の足場板使いでも、良いヒントも得られ、いっちょ試作してみようかと思います!

 

さてさて、次は、どこ行こうかな!?(他のお姉ちゃんが学校に行ってる間に!ww)

 

機会損失は「情報が手元に来ない!」と嘆く依存心だけが原因か!?

情報はどこから!?

合併後

最近、地域にとっては機会損失だよなあ・・と思うことが多くあります。

市町村合併によって萩市というエリアになって、市役所は合理化を進めますので、

周辺地域の総合事務所職員は人員が削減されてゆきます。

私は、合併に賛成も反対も何も、

なってしまったからには、活用することしか頭にありませんでしたから、

本当に、いい部分(メリット)だけを見て来ました。

 

デメリットと称されることの多くは、

現代に完成されつつあった依存社会からの変化に対するアレルギー反応という趣が強く、

特に、経済活動に関しては、萩市だけのことではなく、

世の中の縮図のように、なんらかわりはないと思っています。

 

周辺部の当たり前ではあるが・・・

そんな、萩市の中でも、周辺地域と中心部では、

施策や予算ならまだしも、情報を得る機会が均一でないこともあり、

ある意味、仕方がないっていうより、

「あり得る話だよなあ~」って受け止めていました。

特に、それが、自分やうちのお店が当事者であってもです。

 

で、最近、そんな機会損失を多々感じたのは、

うちではなく、うちよりも、小さな商売で、やる気のある方のケースに遭遇した時です。

 

能力とか規模とか関係なく、「知らない」のです。

 

では、情報は発信されていないのか!?

 

広報誌やホームページでは行われています。

 

では、見てないほうが、気づかないのがいけないのか!?

情報を均一に発信している形さえあれば、それでゴールなのか!?

 

普通に商売をしているものには当たり前なことですが、

お店の情報やメッセージを、ホームページや情報誌・広告に掲載さえすればゴールなのか!?

んなわけないです。

お客様がそれに気づいて、注文したり、ご来店して頂いて初めて1つの成果です。

 

発信・伝達された情報を、具体的に地域に反映させるのは、

地域の総合事務所の役目なのか!?

 

人を削り・予算を削り、意思決定機能を削っている総合事務所にそんな余裕や、本所との意思の疎通があるのか!?

 

さあ・・、人のやることですからね、ムラもあれば、ポカもあります。

世の中そんなものでしょうけど、

ただ、自分はやってるって気になっているのなら、そんな輩の顔が見てみたいところです。

 

結局、やるのは自分自身

もちろん、民間である立場の商売屋が、情報収集を受動的にしていることはナンセンスです。

期待と依存はとんでもなく違います。

 

情報が集まり、あらゆるネットワークを持っている行政の中のやる気と、

民間のやる気が連携した、わくわくするような萩市の未来を期待し、

まさか、そんな状態を行政が作ってくれると依存している人がいたとしても、

その勘違いが何も産まないということを、せめて、その若い民間のやる気のある者には伝えたいですね。

 

こんな小さな周辺地域からでも、商売というフィールドで、面白いことは出来ると信じて、

これからも精進して行きます!

梅乃葉活イカ取扱い10周年!もっと進化します!

そう言えば(笑)。。。

先日の漁師との会話で、うちが活イカを扱い始めて10周年だということに気がついた。。。ww

活イカを始めた年には、「イカ墨カレー」「いか飯」「まかない丼」「イカ天丼」などもスタートしているので、

かれこれ、10年もこれらメニューを追いかけているのかと、感慨深かったのですが、

ikameshi02-s2

イカ墨カレー3

どれも、未だ、更に美味しくなる余地を持っていると思っていて、

自分自身の研鑽をもっとやらなければと思っているところです。

 

活イカもそうです。

男命いか
男命いかの造り

 

もっと、長く活イカを扱われているところなど、日本にはたくさんあります。

私も、数多く勉強しに行きました。

結論はもちろん、お客様が喜ぶかどうかは、お店の営業年数とは関係ないということです。

どれだけこだわり、どれだけ常に進化・挑戦をできるか、

それがお客様が本当に喜ぶことなのかと考えれるか!?

 

ただ、切るだけでいいなら苦労はしません。

うちの場合、いつ、何人で来るかもわからない、たくさんのお客様に、

早く、安定した高い品質を、決まった規格に、常に、提供する場でなければなりません。

それも、大きさも、活きの強さも違う生きている活イカをです。

 

割烹会席料理屋さんや小粋な小料理屋さんのように、

予約によって、キャパと時間を限定的に絞って、

高品質な料理とサービスを提供することができるスタイルとは、

基本的な条件が違っていますので、

 

調理上の段取りだけでなく、

提供する形は、自ずとその条件の範疇でできる最大限の形となります。

しかも、サービスは、高品質であることが当たり前となってきている時代です。

料理だけでなく、サービスへの期待、その責任。

自分自身だけでなく、スタッフの技術・キャリアも上げ、環境を整え、意志を疎通し、

その最大値をどう引き上げるかは常に課題です。

 

もっと提案いたします!

 

もっと、活イカを美味しく食べる方法はあります。

もっと、活イカで料理を楽しむことはできます。

もっと、梅乃葉で楽しい思い出をつくることはできます。

 

これまで、支えて頂いた、たくさんのお客様、漁師、地域の方々のために、

活イカ10周年を機に、更に進化するお店でありたいと思います。