須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—被災地からの声

泣いて頼まれました。

「お願い、訴えてと。。。」

借家で、小さいこどもを抱えた母子家庭のお母さん。

借家は再起不能。

子供も知人に預け、自らも、1Fが被災した友人の家の2F部分で、友人家族と一緒に寝泊まりしています。

みんな大変な時だからと、他の住民や地元行政の頑張りを知ってて、

気丈に耐えていましたが、

実際、こういう災害時は後手後手です。

 

「今日は、萩は夏まつりがあるよ」

というと、

悔し涙を流して、早く、なんとかして欲しいと訴えてきました。

 

日中、ゴミの回収トラックに、

災害ゴミを出すのを手伝っていると、

その家の男の子(うちの子と同級の1年生)が、

愛着のある家具が捨てられるのを見て、

声を殺して

悔し涙を流していました。

 

現実的に、今、須佐の災害対策本部のある須佐の職員の数では、

あらゆる問い合わせや復旧現場に対応していますので、完全な人手不足です。

災害ボランティアが今日から動いてくれていますが、もちろん、全然足りません。

 

なんとか、この現状を訴えるべく発信もしてきましたが、

そう一筋縄ではいかないようです。

私は、このブログの発信で、何か改革してやろうと言う気はありませんでした。

現状の状況発信です。

これを届ければ、外部の冷静などなたかが反応してくれると期待していましたが、

外部は外部で内部のどなたかに期待していたのでしょう。

 

ここまでの災害規模の対応としては大震災の時のように、災害対策本部機能が、中央(萩市本所)からやってくるもんだと思っていましたが、

どうも、そうではないようで、地元のことは地元の人間がよく知っているという遠慮か配慮か何かがあるのかもしれません。

防災訓練は通常、現状のような形を取りますが、それは、災害規模によって、対応も変わるのでは?

 

事情に精通する人間が中心となることが必ずいいとは思いませんが、組織の機能を働かせる役目とは全く違うと思います。

そういう意味で言うと、今現在、須佐の災害対策本部は機能不全に陥っています。

 

泥にまみれて、ゴミの回収にあたってくれる職員、水道復帰に徹夜で頑張ってきた職員。

現状把握に回る職員、災害現場の復旧に手を貸す職員。

いろんな問い合わせ、新たな問題に対応する職員。

 

そういうことと、

組織を機能的に動かすということは役割が違うと思うのです。

 

その役目は、

「今、いっぱいいっぱいだから、そういう対応はすぐにできん!」

と言ってしまう立場や現状の人間では、

務まらないのではと思います。

 

冷静に住民の声を吸い上げ、住民への情報発信のやり方に腐心し、

全体を把握して必要な物資・人材・提案を外部に遠慮無く手配できる中央の権限を持った強力な職員の存在(リテールサポート)は絶対に必要だと思うのです。(副市長さんいかがでしょう?)

 

普段から、総合事務所は、人材を減らされています。

権限も意思決定力も制限された範囲で、予算も全て、本所へのお伺いで運営されています。

それが、合併による効率化ですから、そういう流れで出来ています。

 

それが、災害時には、総合事務所が中心となって機能しろというのでは、

後手にも回ります。

 

そんな風に感じている今日です。

そんな総合事務所も被災しています。

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公民館も被災していましたが、懸命に復旧されています。

 

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被災者の声

情報がわからない。

という方が圧倒的に多いです。

情報を望んでいる方とそうでない方もいるかもしれませんが、

現状、防災無線と車によるスピーカーのみです。

情報量が多すぎれば、わかりづらくなるでしょうし、

肝心重要なことが伝わらないかもしれません。

又、圧倒的に聞き漏らすことが考えられます。

 

例えば、交通事情・通行止め・迂回路・復旧状況・見通し情報など

迂回路で言えば、県境をまたいでいました。

https://maps.google.com/maps/ms?dg=feature&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=210887671192381849766.0004e2c6fae091441e761

利用するのは、須佐住民視点でしか見てないかもしれませんが、

県外の身内が、応援に駆けつけたいと言っているのに、どうやって来ればいいとアドバイスできないのです。

 

上水道の復旧状況など、断水・節水は協力します。

ただ、被災状況によっては長引く可能性もあるのですから、

水の補給に関しての対応も変わってきます。

メカに詳しくなくとも、どの程度の被災状況と時間の見通しがいるのかというのも、分かる範囲で欲しいのです。(今は復旧しましたが)

 

今、喫緊の課題となっている下水道処理施設の回復見込など、とほうもなくわからないでしょうけど、

では、どう使用を気をつけてゆくのか、どういう事態が想定されるのか、など、伝えたいことだって、いっぱいあるでしょう。

 

ゴミの処理に関して、災害ゴミの回収に関して、畳や土のうの処理について、ゴミの回収スパンはどのくらいなのか?いつまでやってくれるのか?

細かく言えば、未定の部分だらけで、とりあえず対応に追われていることばかりかもしれませんが、知りたい情報はまだまだあります。

 

被災して、住めなくなって、避難所に住んでいる方、友人知人のお宅に泊まらせてもらっている方、にとってみれば、

早く、気が休まる場所がほしいというのは切実です。

仮設住宅はムリなのか、空き家・市営住宅などで対応できないのか?

 

車や家の補償問題で、保険で、どういう対応ができるのか、

その場合、床上浸水などであれば、写真をとっておいたほうがいいとか、(保険屋さんだいぶ回られていますが)

山口県の被災者支援制度という情報もありました。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a13200/hisaishashien/seido25.html

皆さん!これは、是非、身内の方、近所の方、こういう制度があるということを、被災者に伝えて下さい!

追記:

萩市でもあります。

http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=23401

 

人の手はボランティアはいつ来てくれるのだろう?

申し込みは何処へ?

外部のボランティア希望者は、何処に連絡を?

萩市災害ボランティアセンター

 

保育園・小学校もかなりの被災状況です。

懸念される状況・復旧状況も知りたいことです。

医療機関の対応。公共交通機関情報。田万川温泉が無料で入れるの?(公共交通機関で行ける?)

飲食店・食料品店・生活用品。

これらの中には、地元の人間はわかっているよというものもあれば、

外部の人間はわかっていないものもあります。

被災者が、外部に伝えることもあれば、

外部の人間だからこそ集めて伝えることが出来る情報もあります。

 

こんな情報が、毎日、変化します。変化しないものもありますが、

そういう意味で言うと、WEBやメール・アラートによるお知らせは機能的かもしれませんが、

当然、使えない人もいます。

紙媒体・掲示板・方法を色々、考えてくれている外部の有志もいます。

(萩大志館 井関君など)

 

その情報を書くのは誰か?

現地の職員?

そこは、離れ業ができるのではないかな?

情報を教えてくれたら、書いてわかりやすくまとめてあげるよという人、いるんじゃないかな?

本所で、デスクに座っている方でも可能では?

 

遠く離れた地で状況を見守っている方の中には、

活イカの仕入れを待っている、水産業者や飲食店もいます。

須佐の漁の復帰はいつだろう?

漁家集落の復旧は大丈夫だろうか?

 

須佐の住民が欲しい情報かどうかという基準でいると、見誤ります。

被災者自身が離れた身内に伝えたい場合もあります。

外部で、状況を知りたがっている方もいます。

 

まずは、萩市本所の職員の方、名乗りを上げてもらえませんか?

情報をくれたら、私が書いてあげると。

それを、現地須佐でプリントして配ってもらいましょう。(他の災害地もあるでしょう)

PDFにしてWEBに掲示して下さい。災害ボランティアセンターのフェイスブックページでいいじゃありませんか。

情報も見れて、ボランティアも募集して。わかりやすい情報の入口を作ってくれませんか?

 

職員が全戸配布などできません。住民の部落単位で、回覧のように回してもらうしかありません。

明日には、情報が古くなりそう?

でも、やらないより、住民がそれで、どれだけ安心できるでしょう?

 

明日より、営業再開いたしますので、

被災地現場に今までのように行けませんので、

情報発信は少なくなります。

 

周囲の応援を期待したいと思います。

 

 

須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—交通網(一部)・水道の回復&夏祭り

本日夕方から上水道再開

夕方から水道が回復する見通しです。

以降、継続的に水道は使用出来るようになるとのこと。

ありがたい知らせです。

これで、清掃も進みます。

 

しかし、下水処理施設の被災がひどいので、

水道が出た後も、トイレでの水の使用は控えながらとなります。

この問題も、かなり大きいので、

行政の方には、水道などと同じく、頑張って欲しいところです。

 

 

再開を受けて、明日から、梅乃葉も営業開始します。

活いかも活ウニもありませんが、

調理に不自由な方々もいますし、

支援で来られている方もいます。

少しでも、そういった部分に貢献できるようにと考え、再開いたします。

鮮魚は、市場から通常通り入荷できますので、

活イカ活ウニ以外のメニューは全て提供出来ますので、御利用下さい。

 

国道315号通過出来ます。

国道315号線が徳佐(9号線)まで通れるとのことです。

萩市に行く場合は、生雲・むつみ、阿武町福賀からのルートが使えます。

 

国道191号線を分断している災害現場写真を、

地元市議会議員の宮内議員のfacebookからシェアします。

災害箇所は、須佐トンネルと大刈トンネルの間です。

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凄まじい被災状況です。

国道の復旧に時間が相当掛かりそうな印象を受けます。

 

又、中津交差点付近の様子も少しシェアさせて頂きます。

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昨日も復旧作業をされていましたから、

現在は、もっと状況が変わっていると思います。

 

阿武町の夏祭り中止、萩の夏祭り続行

今日は、萩の夏祭りです。

先日、災害の日7月28日は、阿武町で夏祭り行事が行われる予定でしたが、

須佐田万川の状況を知った、阿武町の漁師の長が、「中止」を宣言したそうです。

当然、天候的にもやってやれないわけではなかったし、既に、準備のための費用はかけていますので、

損害は大きいのですが、(おそらく、続行を支持したい方はたくさんいたと思います。)

漁師の長の「道義」は、「仲間の災難時に祭りは絶対にやらない」でした。

 

ここで、この長は野村市長にも同じ事を求めました。

答えは当然NO。

「数千万の経済効果」それが理由だそうです。

 

おそらく、萩中心部の方も99%そう思っているでしょう。

「なんで止めなきゃいけないの?」と。

須佐で、それを望んだ人は、もちろん誰もいないでしょう。

どちらが正しいかと聞かれれば、

大半の人が「続行で問題ないんじゃない?」でしょう。

 

風評被害

災害後、周辺には配慮というか遠慮もあったと思います。

派手に、夏祭りを宣伝することも空気的にどうなのか?という葛藤はあったと思います。

ただ、被災地の名前を挙げて、「風評被害」という言葉を使って、

予約のキャンセルや祭りへの影響を懸念した説明をしている人は、

本当に、あなたは、全力で、情報発信に努めたのでしょうか?

 

須佐・田万川という萩のハズレの地のことなど影響無いと思っていたら、

思わぬ状況にあい、萩中心部は大丈夫なのに・・・と、

災害地の名前を挙げて「風評被害」と言えば、溜飲を下げるのでしょうか?

 

自分の顧客に対する情報のサービス・責任・配慮として、

「安心してお越しください。萩中心部は大丈夫です。アクセスも問題ありません」

「こんな時だからこそ、被災地のためにも、萩のこの夏祭りはいつもより盛り上げますよ!」

と、なぜ発信しないのでしょう?

 

はっきり言っておきます。

「風評被害」などという言葉を使った事業者など、顧客のことをそこまで考えていない、

情報発信の怠慢を転嫁しているだけだということを。

 

祭りを続行したことに、野村市長に是も非もないと思います。

もちろん、阿武町のこの漁師の長がした決断もそうです。

ですが、多くのこの事実を知っている須佐の漁師達にとって、

阿武町のした道義は、絶対に忘れないでしょう。

 

宣伝を行政や他者に依存して、普段から日和った商売をしている方には、

そのことを「萩の地」にいる特権くらいにしか考えていない方には、

永久に理解できないことかもしれません。

 

住吉神社で奉納

 

と、あまりの考えのない言葉だったので、つい書きましたが、

うちの嫁と子どもは萩中心部の実家に行っていますので、

今日の花火は、須佐がなかった分、本当に楽しみだと思います。

 

加えて、被災地でもある弥富地区から、

花火終了後の住吉神社にて、石見神楽を奉納するそうです。

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萩の人には馴染みのない石見神楽ですが、

そもそも、萩の花火は何のために始まったのか?

もう、知っている人も、知ろうとする意味もないイベントになったのかもしれませんが、

 

こんなときだからこそ、住吉の神様に対し、被災地より舞に行きます。

そして、須佐で弁天神事をもりあげるために唄う予定だった、2-EIGHTが、神楽の中休み中に、

LIVEを行います。15分程度ですが、是非、皆さん、宜しくお願いします。

花火終了後、住吉神社境内で、石見神楽&2-EIGHTライブが行われます。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=RUDJnToG_iQ[/youtube]

 

 

須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—萩夏まつりの開催

今日から、萩市災害ボランティアセンター稼働!

期待しています!

是非!

 

そして、

萩夏まつり開催!

こんな時だからこそ、萩市での夏まつりを盛大に盛り上げて頂きたいです。

須佐田万川風評被害という言葉が観光事業者界隈にどうも走っているようです。

気持ちはわかりますが、馬鹿馬鹿しい。

 

風評を消すくらい、「萩中心部は無傷でアクセスも大丈夫!」だと情報発信したらどうだ!

 

行政におんぶにだっこしてもらってるから、

そんな言葉が出るんです。

萩の事業者で、ネットをやってて、ホームページもやってて、ブログもやっていて、

そんな方々が、一斉に、萩中心部は大丈夫だと情報発信したらどうなんだ!

あまりに馬鹿馬鹿しい話にあきれました。

 

今、須佐の現場では、泥にまみれて行政職員が民間の家の復旧を手伝っています。(総合事務所も災害に合っています)

須佐に応援に来てくれている行政職員は、須佐にゆかりのある方ばかりです。

災害後、萩市市役所本所に行かれた方が、

いつもどおり、ゆったりとした空気の中で、

何も変わっていない様子に、ショックを受けていました。

 

もちろん、仕事に追われている方々もいるでしょう。

ただ、関わりがなければ、行くまでもないという空気をその方は感じたそうです。

対応した職員も、平時の対応そのもの。

 

とある備品の貸出に関して

そういうことは普段しないので・・・と、

萩の夏まつりにも関わることなのに、

災害のために、困っているという状況への配慮もなかったようです。

 

 

これらの間の抜けた話を聞いていて、萩の市民性を語ったら、他の萩市民に怒られるでしょうけど、

少なからず、こんなもんです。

必死に、災害の現場のために目を向けてくれている萩市内の若手や有志には申し訳ないけど、

昔からいる萩を代表するような高飛車・上から目線の、古い人達の影響を、

是非、はねのけて、新たな世代の価値観を台頭させて頂きたいと願います。

 

須佐地区集中豪雨からの復旧3日目—情報&支援の手

現場の情報は誰がほしいのか?

ここんとこ、須佐の状況を詰めて情報発信しております。

もちろん、今回の災害にあった地域は須佐以外にもあります。

報道では、当初、須佐の情報はあったのか?あるわけ無いです。交通は分断され、メディアも入れませんでした。

映像も写真もない中、誰が、その情報を欲しがったか?

テレビの前の視聴者か?

不特定多数のブログ読者か?

馬鹿馬鹿しい。

 

関係者に決まっています。

災害に合っている方の、離れたところにいる身内です。

当初、

うちで言えば、梅乃葉に向かっているだろうお客様にまず知らせなきゃ!でしたし、

対応してくれるであろう関係者に対し、事の重大さをすぐにでも知らせなきゃ!でした。

その後は、

ほぼ、須佐出身者、須佐に身内のおられる方に対する発信です。

 

得てして、こういう時、当事者や現場で働く方は、写真など撮ってる場合ではありません。

報道関係者は、絵面が刺激的であれば良いのでしょう、

刺激的でない風景は、僅かな時間では放送もされません。

 

私も実家で復旧作業しながら、合間に写真を撮ったりしていますが、

流石に、必死の住民を面と向かって撮るほどの信念も義務もありませんが、

様子を知りたい」という、須佐住民の関係者に対し発信しています。

(たくさんのお声をありがとうございます。)

 

なので、「住民に配慮のため」という面でしか捉えられない関係者と縁の薄い方は、

撮影することも情報発信することもしなきゃいいだけです。

と、ここで、改めておことわりしておきます。

 

壊滅的「浦西」地区

今日は、合間に、被害のひどいという浦西・中津を、

知人の家も心配だったので、行ってみました。

漁家集落で、古い家の多い地区です。

高齢者も多く、河口付近で、堤防も昔ながらの高さです。

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同級生の実家も多く、作業をしていた同級生とも現状を話し合いました。

「こりゃ、終わらんで。。。」とも。

 

遊縁のとうちゃん・かあちゃんも作業中です。

「大きな支援部隊は、大きなところしか行かないだろうから、

ボランティアに期待したい。」

と全くはかどらない作業に疲れ、言っていました。

 

多くの身内の方が帰省し、手伝っています。

それでも、水も出ませんし、はかどりません。

 

浦中を回りました。

離れた友人が自宅を気にしていましたので、撮りに行きました。

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この辺りは、床下浸水だったようですが、商店も被害にあっています。

災害ゴミが浸水の被害を語っていました。

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飲食店や魚屋・酒屋など相当な被害を受けています。

河口に近く、川の側であった家屋は、

思わず目を背けたくなる被害です。(実際、写真も控えました)

 

徐々に災害ゴミの回収が進んでいますが、

家屋の中のめちゃくちゃな家財を外に出しただけで、

家の中は、まだまだ泥水との戦いです。

 

中津交差点付近

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行政職員も総出で復旧作業に出ています。

 

今朝は、私は水海公民館を部落の人達と清掃です。

色んな備品がゴミと化してしまいました。

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今日は、水道は試験的に夕方の6時-7時のみ供給されましたが、

それだけですので、清掃も、生活も、かなり、不自由は不自由です。

 

更に、下水処理施設の可動が不可能な状況なので、

下水が、あふれる可能性まで出てきています。

下水の水の使用も抑えていかなければなりません。

 

梅乃葉も、明日から営業出来ればと気持ちの上での目算をつけていましたが、

このインフラでは、お客様に迷惑がかかる部分も多いので、

一旦取りやめます。

再開は、機をみて、行いますので、宜しくお願い致します。

 

萩市災害ボランティセンター稼働!

多くの住民も期待している、人の手です。

是非、宜しくお願いします。

Facebook:萩市災害ボランティアセンター

 

住民が、住民の身内(関係者)が、欲しい「今」の状況

住民が情報を得る手段が、基本的には防災無線で、各家庭に1台あります。

ただ、作業をしていれば聴き逃します。

今日は、車で放送もされていました。

 

いや、文字でどこかに書き記しておいてくれないと、

情報が必要な時、今、どうなっているんだろう?

という現場のニーズには応えられません。

せめて、若い方だけだったとしても、webで、情報発信を随時して欲しいものです。

 

須佐は、島根県に近く、実際、今、須佐に来るには、島根県を通らなければなりませんが、

道路情報は、横断的に表示されていませんので、

いちいち、島根県の道路事情も確認しなければ、迂回もできません。

抜け道を知っている方はいいのですが、

身内の方が、須佐に応援に来たいと思っても、

今、どうやったらいけるのか?

という基本的な情報をわかり易く、見つけやすくする必要はあると思います。

 

 

と、どちらのどなたさんでも構いません。

そんなシステム作って下さい。

 

そんな、今です。