須佐地域集中豪雨からの復旧6日目---育英小学校・須佐保育園・横屋丁・本町・山根西

今日はたくさんのボランティアが来てくれてたそうです。

本日のボランティア参加数
個人:241人
団体:31団体 287人
計528人

活動件数 119件
終了 29件
継続 90件

私は営業してましたので、ほとんど見れませんでしたが、

夕方、ぐるっと、須佐の被災地を回って、どうでした?と聞くと、

「来てくれたよー」

「東京から新幹線で来てくれてた。」

「九州から来てくれてた。」

と嬉しそうです。

「でも、終わんないけどね」(苦笑)

とも。

 

集中的に、災害ゴミを職員の方が回収しています(本町・横屋町・中津・浦西~)。

ですが、次から次へと出てきます。

ボランティアの方が来たし、片付いたかな?なんて思うと、

逆に、道の側には、新たな災害ゴミがたくさん出されていました。

須佐の中でも、災害ゴミを1度も回収されていない地区もあります。

言えば来てくれるかも知れませんが、「被災がひどい地域を優先してあげて」と、道端にほったらかしです。

ようやく大きなゴミが出せた。
ようやく大きなゴミが出せた。
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一見片付いたようにも見える本町筋。ただ、ゴミがまだまだ出せていないだけという現実。

建設事業者がボランティアで、道路の土砂などもどけてくれています。

 

地元消防団も、今日は、小学校を手伝いに行ったそうです。

育小
育小
体育館
体育館
体育館
体育館
渡り廊下
渡り廊下
生きてたうさぎ
生きてたうさぎ

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育英館門も損傷
育英館門も損傷
災害ゴミは貯まる一方。回収はまだない。
災害ゴミは貯まる一方。回収はまだない。

育小は、校舎が新しいこともあって、強化ガラスが、土砂の侵入を軽減させ、

全面浸水しましたが、わずか数cm程度ですんだようです。

教員の方が連日清掃にあたり、土日は休ませてとダウン。

 

代わりに、萩市内の教員の方や教育委員会の方が少しでもと進めます。

消防も力仕事を中心に進め、ちょっとづつ進めていますが、

何しろ、施設が大きいと、やることも多くなります。

 

体育館はかなり損傷のようで、倉庫は床がめくれ上がり、周辺土砂もまだまだです。

プールは、井戸水のポンプが損傷。水を出せず、清掃も出来ない状態。

 

グランドは、ガタガタ、真砂土混ぜて整地し直すとのことですが、いつできるかは未定。

消毒作業もいつとは言えない未定状態。

給食センターも被災。

完全な消毒作業が終わるまでは、作業も出来ないため、2学期に間に合うかとかまだまだわからない状態です。

裏手に回ると、1Fが全部冠水した横屋丁です。

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そこから河川を覗くと、護岸がえぐれあと1歩というところまできてました。

決壊してたら、今頃、もっとひどいことになっていたでしょう。

桜並木が綺麗なところです。

虹橋も真っ二つに折れ、根本からなくなって流されています。

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須佐保育園は、懸命に先生が復旧にあたっていますが、

まだまだ、手もなく、進みません。

園庭は、後回しです。

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現在、空き家となっているところは、後回しです。

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中津決壊箇所も、復旧作業中です。

昨日のような又豪雨が振れば、

又、決壊箇所が広がります。

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災害時冠水してひどい状況だった中津交差点は、

なんんとか土砂はなくなり、通過自体はできるようになっています。

(R191は不通のまま)

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ボランティアも来ないし、復旧作業を諦めている家もある。
ボランティアも来ないし、復旧作業を諦めている家もある。
山根西の小田歯科の場所は、以前の山陰水害時も冠水しています。
山根西の小原歯科の場所は、以前の山陰水害時も冠水しています。
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このライン()窓の真ん中まで冠水した跡

 

とここまで、一周りしました。

途中、知人らに状況を聞くと、まだまだ終わらない作業に、皆、疲れています。

ボランティアの数が今日明日は多いのですが、

又、平日となると小さなところには来てもらえないかもしれません。

 

その被災家屋のボランティアへのニーズの吸い上げも、

被災家屋全戸に聞いてるのか不安がよぎります。

途中話をした職員に聞くと、申告制と聞いていますが、

1件1件聞きに回ったというのもどこがどのような体制で聞いたのか知らないとのこと。

 

数日前には、「うちには聞きに来てくれていないよ」という家もありました。

うちの実家など、遠慮して、いらないと断っていました。

(その後、結局、親戚が来て手伝ってくれましたが。。)

留守にしていた家、避難していてボランティアを待っている家の方など、

把握は難しいのですが、人の手はどこも、足りていません。

 

下水処理施設の復旧作業も進んでいるようです。

facebookよりシェア

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バキュームカーの応援も他市町村から来ていました。
バキュームカーの応援も他市町村から来ていました。下水処理が機能していないので、日々、町中から集まる下水を吸い上げる作業が永遠と続きます。

給水車両も、他市町村から応援が来てくれていて、続行しています。

水道は出始めましたが、濁り水が出るため、まだまだ、給水が必要です。

 

 

 

行政職員の方も目一杯の対処をしていますが、

対応すべき案件は、実際のところ、桁が違うのではと思っています。

目に見え・耳に入ってくる案件しか対処できてないのですから。

 

ボランティアの数も、復旧作業に当たるマンパワーも、

どんどん引き上げなきゃいけない状況ですが、

災害対策本部機能も何倍にも引き上げないと、現場に反映されるのは、ぐっと遅くなるでしょう。

 

情報が届いていないことを、わざわざ、本部に言いに行く人はいません。

避難していて、仮の住宅についてどうにかしてくれと、わざわざ、本部に言いに行く人はいません。

災害ゴミを1度も回収されていなくても、せかしに本部に全員行くわけではありません。

避難所の方のニーズを、勝手にメディアが拾って報道してても、本部に報告するわけではありません。

細かい数々被災現場の復旧の見通しを知りたくても、いちいち、本部に聞きに行くわけではありません。

災害ボランティセンターが、運営や細かい案件の優先順位をいちいち本部に報告しに行くわけではありません。

 

こんな小さな町ですから、行政職員をみんな知っています。

頑張っていることを知っています。

遠慮して言わずにいます。聞くこともためらっています。

災害対策本部が現状を全て把握し、ニーズを拾っているという前提で、

外部や萩市本所の方は、捉えないで下さい。

 

「何が足りない?」と聞いて、見えてないことまで応えられるわけではないでしょう。

防災無線、車によるスピーカーで、周知している気になっているのなら、それは行政の普段の悪い習慣です。

民間事業者が、広告を出して、それで、儲かった気になってるのと同じです。

情報発信というのは、伝えたいことを相手と共有できて初めて価値があります。

「言ったから」、「やったから」、価値が有るのではないでしょう。

特に、今、それが求められている「災害」という特殊な時なのではないでしょうか?

 

目に見えないことまで、耳に入ってこないことまで対処出来ないというなら、

じっと信じて待っている住民は、いつまで待てばいいのでしょう?

 

情報の伝達を軽視しないで下さい。

皆さん、支援をよろしくお願いします。

 

日曜日は、須佐に安部首相が来るという情報があります。

取り巻き&報道も多いでしょうけど、

「今」と「これから」とすぐに対応して頂きたいです。

 

萩市集中豪雨の被害・復旧状況まとめ

 

須佐地域集中豪雨からの復旧6日目---真のジャイアニズム

我に返り、復旧の遅れに苛立ち始める住民

被災直後は、何も考えられません。

失ったものが大きい方は特にそうでしょう。

今後どころか、今が、大変なのですから。

 

落ち着いてきて、少しづつ復旧が目に見えてきた時、

我に返るように、先々の不安が襲ってきます。

復旧の遅れや支援情報のなさ、

忘れられてないか!?という不安。

正に、今です。

 

今日明日は、多くのボランティアが来られる予定です。

でもそれは、物質的な復旧作業への支援であって、

今後の不安を埋めてくれるものではありません。

行政には、これから正に、支援情報・今後の対応を求められてきます。

 

そんな時に、タイミング悪く、萩は夏まつり期間中です。

職員も追われます。市民も事業者もこの祭りを楽しみにしていました。

災害とこういった派手なことを両方やってると、

被災住民どころか、周りからも、復旧にそんな本気ではない印象を持たれてしまっても仕方がありません。

難しい判断だったとも思います。

 

しかし、今日

道の駅ゆとりぱーくたまがわ夏祭りが開催されます。

http://www5.ocn.ne.jp/~eki-tama/natumaturi2013.pdf

 

ゆとりぱーくたまがわでは、被災地である田万川・小川地区の野菜や果物もたくさん売っています。

それは、少しでも、経済活動を止めるべきではないという判断もあったかと思います。

被災した方に、少しでも、気の休まる笑顔が出るための祭りを開催。

難しい判断だったかもしれませんが、そう開催の意義を告知されたそうです。

萩の夏祭りは、そういう一言を各々が考えて、発信すべきでしたね。(もちろんそうされてる方もおられました)

 

私たちは、風評被害にあっていますけど、大丈夫です。どうぞ来て下さい。。。。。

って、まるで、自分が被災者ですよね。言葉を考えましょうよ。

 

私は、こんな時だからこそ経済活動を止めるべきでないと思っています。

被災地が復旧した時に、萩がこけているべきでないと思っています。

と同時に、被災地への復旧は、通常以上の意識を傾けなければならないと思います。

そんな緊急事態なのですから、超法規的措置というような通常ではありえない対応をしてでも、

復旧に目を向けた体制を取って欲しいと思います。

でなければ、祭りをただ平時と同じように楽しんでいるとしか見られません。

考えましょうよ。各々で。

 

 

「お前の痛みは俺のもの、俺の痛みも俺のもの。」

 

「お前の物は俺の物。俺の物も俺の物」ってジャイアンの名言があります。

あれはいじめっ子の言葉じゃなくて、

実は、のび太が小学校の入学式のときになくした物を、

ジャイアンが一緒に探してくれた時の言葉

「お前の痛みは俺のもの、俺の痛みも俺のもの。」

という意味が込められているという解釈があるそうです。

 

萩市との広域合併後、過疎債や予算・人材まで搾取されてきたという穿った見方がある中、

市長の強いリーダーシップで、新しい萩市は進んできましたが、

周辺部はその渦中にいましたから、順応してゆくように「変化」を受け止めてきました。

こういう流れの中で、「変化」を積極的に感じることのない立ち位置にいる人達がいます。

旧萩市内の年配層です。(もちろん、この層にいながらも、柔軟・聡明に立ち居振る舞う方もいます。)

 

古き良き萩市の隆盛にしがみつき、経済は落ち込んでも、プライドと上から目線は変わっていない方々です。

で、この方々、萩市内の若者にとっても足かせになっていることに気づいていません。

そして、この層は、民間だけでなく、市役所内にも同じようにいると聞きます。

ごっそり退職してくれれば萩市は変われる!という意見もあるくらいです。

 

「周辺部の物は萩市の物。萩市の物も萩市の物」

「周辺部の痛みは萩市の痛み」

と真のジャイアニズムに進化させ「お互い様の精神」を

新たな世代と、聡明な萩の方に期待したいです。

 

須佐地域集中豪雨からの復旧5日目---散らばる情報のまとめ

今朝は豪雨でした。

朝4時過ぎ、激しい雷、豪雨でした。

「またきた!?」

と思うほどです。

激しい雷雨でした。
激しい雷雨でした。

 

隣の川もかなり増水
隣の川もかなり増水

冠水した周辺の住宅からも心配で河川を見ていました。

 

幸いその後落ち着いたものの、

又、国道が通行規制。

国道315号線「須佐-弥富」間は昼過ぎまで通行できませんでした。

 

今朝の天気予報は、昼も雨。警報さえ出ていました。

このため、残念なことがおきました。

 

新たに、ボランティアに来ようと向かっていたグループが現地入りし、

さあ!という時に、災害ボランティアセンターが下した判断は、

二次災害を防ぐため、本日の災害ボランティアは中止。

たくさんの方があきらめ、帰ってゆきました。

 

しかし、天気は裏切り、昼からは夏日。

被災者自身の復旧活動は、雨であったとしても続きます。

そして、中止を知らないまま

「今日はボランティアが来てくれるだろうか・・・」

と待ち続けています。

 

 

二次災害の事例は表面だけ捉えず、原因を把握して柔軟に対応すべきではないかと思います。

雨の危険はわかります。天気予報も読めるわけではありません。

ですが、各事故事例の原因は、そんなにざっくりと「雨なら全て中止」とするほどのことだったのでしょうか?

家屋の中の清掃は出来ないのでしょうか?

今、訴えている情報の伝達に一役買ってもらうことはできなかったのでしょうか?

安全が担保されつつ、人出が足りていないことをやってもらうことはできなかったのいでしょうか?

ボランティア保険や活動としてうたっている範囲のこと以外は、帰ってもらうほどのことだったのでしょうか?

 

朝一、情報が錯綜しているので、地元行政に聞くと、現地入りしている人のボランティア活動はあるということでしたが、

社協運営のボランティアセンター側の判断は、全てのボランティア活動の中止です。

気持ちと責任は並べて比較することはできませんが、

ここに横の連携と柔軟な姿勢は本当に注入できなかったんでしょうか?

 

 

萩青年会議所さんと須佐自動車さんの連携

しかし、そこへ断られたボランティアグループを受け入れ、

現場に送り込んだのは、

萩青年会議所さんと、須佐自動車さんでした。

須佐・小川の現場に直接送り込んだのです。

二次災害はもちろん、気をつけねばならないことです。

責任の所在など、ボランティアに向かってきている人はそこまで追求していやしないのです。

現地を助けたい。今、1っ箇所でも復旧を手伝いたい。

そんな思いの対応を見事にやってくれました。

 

宮内市議も向かっていて中止とされたボランティアの方々を受け入れ、災害現地に送り込んだと聞いています。

行政には対応できない部分をこういった民間の動きで補完する体制。素晴らしいです。

今後、こういったことが起こった場合の体制づくりを、萩青年会議所さん須佐自動車さんの方で、作ってゆくとのことです。

本当にありがたい。

被災住民にとって、ボランティアの方々が、被災現場を歩いているだけで、嬉しいのです。

「応援に来てくれている。」って。

自分のうちに来てくれる順番は、みんな待っています。

「うちより大変なところはあるから」と。

順番でギャーギャー騒ぐ人はいません。

そんな須佐の人達を、是非、助けてあげて下さい。

(もちろん、小川地区などにも大変なところはあります。)

 

 

本日より営業開始

少しでも、復興する流れになるために梅乃葉は営業再開致しました。

そのため、被災地をちょこちょこ見ることができませんでしたが、

当然気になります。

facebookやTwitterには情報がどんどん出始めています。

 

WEBには必要な情報がどんどん出てきています!

被災住民は、まったく知らされていないですが、

webでは早くから対応されている情報発信もありますし、

昨日・今日あたりで、情報発信量も加速しています。

 

これを整理し紙媒体にプリントして、配って欲しいんです。

「こんなに回りは動いているよ」

「これについては、こんな状況ですよ」

「こうすればいいですよ」

「ここに連絡して下さい」

「ここを教えてあげて下さい」

「こんな制度があるから後で利用できますよ」。。。。。。

 

状況を知らせることが、どれだけ被災住民に安心を与えるかをもっと、重要視してほしいんです。

整理するのも、プリントするのも、区長さんにくばるのも須佐の職員でなくてもできますよ。

 

現場の職員は、キャパ以上の対応をしているでしょう。

でもそれは、基本的に、起こったことに対しての受動的対処が中心だと思うのです。(それだけでも膨大な案件ですから)

 

おそらく、こういった紙媒体で情報を配るなんて、優先順位は低いでしょう。インフラにかかわらないですし、

優先すべき復旧作業の量だけでも相当ですから。

ですので、被災住民の不安を解消するための作業は、現場以外の所で進めなければ、進捗しないのではと思っています。

誰に聞いても、

「どうなってるの?」「そんな情報知らない」「教えてくれないのかな?」といった声は多いです。

それが、どれだけ余計な不安やストレスを生むでしょう?

 

萩市本所で進められないなら、誰か、ネットをご覧のどなたか、こんなのどう?と作ってみてくれませんか?

それを、萩市本所で刷ってもらえませんか?で、ボランティアの方が行く先々で渡してあげるというのはどうでしょう?

区長さんに、渡すというのはどうでしょう?

萩青年会議所さんと須佐自動車さんがやったように、行政の既存システム(回覧など)を使おうとすると、止まります。

勝手に、渡してしまえませんか?

それは、行政がWEBで、情報発信している内容です。そのどこに間違いがあるでしょう?

対応中、未定のもの、順次解決してゆくものもあります。日付設定できるものなどないものもあります。

 

そんなふうに、今日思いました。

でも、それら情報の伝達を市に提案してくれている人もいます。

 期待したいです。

 

 

※以下、全部有用とは思いませんが、

webだけでも情報源はあります。

被災者関係者・家族のみなさん、必要なことだけでいいから、伝えてあげて下さい!

 

萩市広報から

各種相談窓口のご案内(山口県庁へリンク)
支援制度のご案内(山口県庁へのリンク)
中小企業の相談窓口(山口県庁へのリンク)
山口県北部の通行可能マップ(山口県庁へのリンク)

萩市災害ボランティアセンターの設置
萩市のり災証明について
災害見舞金の給付 
道路交通(含む災害・台風・ライフライン情報)、PM2.5(微小粒子状物質)、放射線、熱中症の情報

下関地方気象台 災害時気象資料『平成25年7月28日の山口県の大雨』

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、全職員で災害応急・復旧を行っています。

平成25年7月28日に発生した豪雨で田万川・須佐・むつみ地域で、甚大な災害が発生しました。
災害救助法が適用され、萩市は全庁をあげて、被災者対応等を行っています。
幹線道路やライフラインが寸断されています。規制情報は、詳細から道路見えるナビを参照してください。

道路情報の問い合わせ 日本道路交通情報センター 050-3369-6635
山口県道路見えるナビ 携帯電話版のライブカメラは冬季限定です。

リンク情報は、このホームページの掲載日や更新日と関係なく、常に最新の内容です。

環境・放射線・熱中症情報

 山口県の放射線量
 微小粒子状物質(PM2.5)の情報
 黄砂・光化学スモッグの情報(光化学オキシダント等)
熱中症に関する情報(高温注意情報等)

最新情報は、防災メール防災安全課公式ツイッターに随時掲載しています。 市報萩H23.6.1号の防災特集 (pdf形式:2.83MB)を掲載しました。

一部のブラウザソフトを除いて、下記に萩市防災安全課公式ツイッターのタイムラインが表示されています。(携帯電話の場合は表示されません。)
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

表示されていない方は、こちらをクリックしてください。 → 萩市防災安全課公式ツイッター

道路情報

※携帯電話用のサイトは、萩市公式ホームページ携帯版 http://www.city.hagi.lg.jp/k/  

各道路管理者の道路情報(随時更新)にリンクしています。携帯電話は下記のQRコードからアクセスできます。

萩市公式ホームページ携帯電話用

公共交通機関

 

萩市防災安全課公式ツイッター

萩市防災安全課

hagi-bousai

——————————–タイムラン——————————————–

小川地区 田万川温泉へのワゴン車運行
小川地区から田万川温泉へのワゴン車運行ルートは下記の通りです
○鍋山-小島-田万川温泉
14:00、14:40、15:20の3回
○小川小学校・三明-小川小学校-田万川温泉
14:00、15:10の2回
○小川選果場・平山台-田万川温泉-田万川温泉
14:00、16:30の2回
※途中、バス停へ停車します。途中乗車もできますので、手を挙げて合図して下さい。

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田万川総合事務所市民窓口部門からごみ収集のお知らせ

【田万川全域】
本日から、災害ごみの収集作業を優先するため、燃やせないごみ、プラスチック製容器包装、資源ごみ、有害ごみの定期収集をしばらくの間、休止します。
ご迷惑おかけしますが、ご理解ご協力をお願いします。
なお、燃やせるごみについては、通常どおり収集します。

【江崎地区】
上本郷農協倉庫集積所が満杯となりましたので、本日で受入れを中止します。
明日から、江崎漁港弁天岩壁に新たに集積所を開設しますので、そちらへの搬入をお願いします。

【小川地区】
本日から小川地区被災ごみの集積所を設置します。
設置場所は、県道益田阿武線千匹待避所、上の原龍麟郷駐車場、JA中小川加工場よこ広場、下小川ふれあいセンターの4ヶ所です。
搬入する際は、集積所に設置の掲示板にしたがって、ごみを4つの種類に分けて置いてください。
なお、ご家庭の周辺で、被災ごみを仮置きできる場所がある場合は、そちらへ置いてください。
時間がかかっても必ず収集に回ります。

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萩市災害ボランティアセンター

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——————-タイムライン——————————————————————–

★萩市災害ボランティアセンター★

本日は悪天候のためボランティア活動は中止となっておりました。
明日も曇り時々雨の予報ですが、現時点ではボランティアセンターは活動予定です!

現在ボランティアセンターが把握しているニーズ件数は150件です。
たくさんのお力が必要です!

まだまだ暑い日が続きますが、よろしくお願いします!!

ボランティア集合場所:旧奈古高等学校須佐分校(萩市大字須佐5200番地4、萩市立須佐中学校隣)

受付開始時間:8時30分〜12時
活動終了時間:15時

活動範囲:須佐・江崎・小川地域 他

活動内容:泥かき 家財の搬出 他

現在100件を超えるニーズが上がってきており、多くのボランティアさんを必要としております。

萩市社会福祉協議会
http://www.hagi-shakyo.or.jp/
山口県社会福祉協議会
http://www.yamaguchikensyakyo.jp/

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—————-タイムライン———————————————————————–

 

Facebookから

下水処理場状況です!
災害対応も5日目。今日も午前様になりました。
写真は、浄化センターの被災状況とバキューム車での汲み取り状況です。
やっと行けるようになりました。
処理槽が埋まって全く昨日しません。
明日から土砂の取り除きですが、処理する機械があるため手作業です。
汚水の運搬作業か間に合わなければトイレに逆流します!
節水してもらうしかありません(´д`|||)
明日は、朝5時から作業開始です!!

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東野 唯史さんが写真6枚を追加しました。
ありがたい!
——–
山口県萩市の須佐という地域に行って来ました。
萩ゲストハウスのメンバーと、昨日から萩に来ている弟の修平を連れて
友人の実家の掃除を手伝いに。ニュースを追っていれば知っていると思うけど、
記録的な大雨による土砂災害で須佐地区は壊滅的。状況的には、個人的な見方をすれば
「東北のボランティアの時に入った家の掃除と同レベル」
と言った感じ。東北ボランティアに行ったことがある人はわかると思う。1階部分は1500mmくらいまで土砂が上がってきたので、家財道具全てと床下まで全滅。
やることと言えば、家に侵入した大量の土砂を土嚢袋に詰めて外に出し。家財道具を全て外に出し、全ての床板を剥がして外に出し、床下に溜まった土砂を外に出す。水を含んだ畳は100kg近くあるし
衣服が入った木製のタンスはふくれあがって引き出しが開かず持てない重さ。「とにかく人手が足りない」ってニュースで言ってるでしょ?
これの意味するところは
「専門的な技術なんてなんにもいらないから、とにかくマンパワーがあればなんとかなる」ってこと。
ほら、誰でもできる。
現地には若い人が少ない。高校の野球部が元気よく手伝いに来てたのが、すごく良かった!萩もそうだけど、地方には「町おこし」的な団体が沢山いると思う。
そういった人たちは、是非このタイミングをチャンスと思って動いて欲しい。
目の前に結果が直ぐに現れて、喜んでくれる人が沢山いるから。
一人の人や、一つの家族を1日で幸せにできるチャンスがあるから。そして、こういった時に動くことは
いつか自分に降り掛かるかもしれない災害に対する予行演習だと思って。俺は行って来たから言わせてもらいました。
中学2年生の修平も頑張ったんだから、大人だったらもっとがんばれる。

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萩市集中豪雨の被害・復旧状況まとめ NAVER

↑ 経緯がよくわかります。(萩大志館 井関君)

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追記:

ブログのコメントより

須佐にボランティアで来てくださった「のね」さんより
・福岡県HP水害時の衛生対策と消毒方法について
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a13/suigaieisei.html
・名古屋薬剤師水害時の消毒方法
http://www.nagoya-yakuzaishi.com/item/disinfectionJ.pdf
・横浜 水害時の衛生対策と消毒方法
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/seikatsu/pdf/suigai-syoudoku.pdf
紹介がありました。
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と、web上には情報が溢れてるんですが、
並べてもわかりづらいですよね。
住民が見てもわかんないですし。
SNSは便利ですが、使い方・活用がわかる方は、少ないでしょうし、
簡単便利にまとめてくれてる情報の入口といっても、
こういうのは、整理のセンスですかねえ。
明日からは、大変多くのボランティアの方が来られる予定です。
須佐も大変ですが、小川地区の復旧も遅れています。
避難している方への情報がないため、忘れられている不安が襲っています。
情報の伝達を甘く見ないで下さい。
復旧も大切です。
情報を得られることで被災者の不安やストレスがどれほど軽減されるか、真剣に考えて下さい。
そして、すぐにでもお願いします。
 追記:萩青年会議所(JC) 大嶋さんの今回の行動と須佐自動車の森田さんの素晴らしい行動を紹介させて頂きましたが、
投稿当初、萩商工会議所と間違えて書いておりました。
大変失礼いたしました。
今回JCの方々のボランティアが来られたことでの対応でした。
本当に有難うございます。

須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—被災地からの声

泣いて頼まれました。

「お願い、訴えてと。。。」

借家で、小さいこどもを抱えた母子家庭のお母さん。

借家は再起不能。

子供も知人に預け、自らも、1Fが被災した友人の家の2F部分で、友人家族と一緒に寝泊まりしています。

みんな大変な時だからと、他の住民や地元行政の頑張りを知ってて、

気丈に耐えていましたが、

実際、こういう災害時は後手後手です。

 

「今日は、萩は夏まつりがあるよ」

というと、

悔し涙を流して、早く、なんとかして欲しいと訴えてきました。

 

日中、ゴミの回収トラックに、

災害ゴミを出すのを手伝っていると、

その家の男の子(うちの子と同級の1年生)が、

愛着のある家具が捨てられるのを見て、

声を殺して

悔し涙を流していました。

 

現実的に、今、須佐の災害対策本部のある須佐の職員の数では、

あらゆる問い合わせや復旧現場に対応していますので、完全な人手不足です。

災害ボランティアが今日から動いてくれていますが、もちろん、全然足りません。

 

なんとか、この現状を訴えるべく発信もしてきましたが、

そう一筋縄ではいかないようです。

私は、このブログの発信で、何か改革してやろうと言う気はありませんでした。

現状の状況発信です。

これを届ければ、外部の冷静などなたかが反応してくれると期待していましたが、

外部は外部で内部のどなたかに期待していたのでしょう。

 

ここまでの災害規模の対応としては大震災の時のように、災害対策本部機能が、中央(萩市本所)からやってくるもんだと思っていましたが、

どうも、そうではないようで、地元のことは地元の人間がよく知っているという遠慮か配慮か何かがあるのかもしれません。

防災訓練は通常、現状のような形を取りますが、それは、災害規模によって、対応も変わるのでは?

 

事情に精通する人間が中心となることが必ずいいとは思いませんが、組織の機能を働かせる役目とは全く違うと思います。

そういう意味で言うと、今現在、須佐の災害対策本部は機能不全に陥っています。

 

泥にまみれて、ゴミの回収にあたってくれる職員、水道復帰に徹夜で頑張ってきた職員。

現状把握に回る職員、災害現場の復旧に手を貸す職員。

いろんな問い合わせ、新たな問題に対応する職員。

 

そういうことと、

組織を機能的に動かすということは役割が違うと思うのです。

 

その役目は、

「今、いっぱいいっぱいだから、そういう対応はすぐにできん!」

と言ってしまう立場や現状の人間では、

務まらないのではと思います。

 

冷静に住民の声を吸い上げ、住民への情報発信のやり方に腐心し、

全体を把握して必要な物資・人材・提案を外部に遠慮無く手配できる中央の権限を持った強力な職員の存在(リテールサポート)は絶対に必要だと思うのです。(副市長さんいかがでしょう?)

 

普段から、総合事務所は、人材を減らされています。

権限も意思決定力も制限された範囲で、予算も全て、本所へのお伺いで運営されています。

それが、合併による効率化ですから、そういう流れで出来ています。

 

それが、災害時には、総合事務所が中心となって機能しろというのでは、

後手にも回ります。

 

そんな風に感じている今日です。

そんな総合事務所も被災しています。

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公民館も被災していましたが、懸命に復旧されています。

 

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被災者の声

情報がわからない。

という方が圧倒的に多いです。

情報を望んでいる方とそうでない方もいるかもしれませんが、

現状、防災無線と車によるスピーカーのみです。

情報量が多すぎれば、わかりづらくなるでしょうし、

肝心重要なことが伝わらないかもしれません。

又、圧倒的に聞き漏らすことが考えられます。

 

例えば、交通事情・通行止め・迂回路・復旧状況・見通し情報など

迂回路で言えば、県境をまたいでいました。

https://maps.google.com/maps/ms?dg=feature&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=210887671192381849766.0004e2c6fae091441e761

利用するのは、須佐住民視点でしか見てないかもしれませんが、

県外の身内が、応援に駆けつけたいと言っているのに、どうやって来ればいいとアドバイスできないのです。

 

上水道の復旧状況など、断水・節水は協力します。

ただ、被災状況によっては長引く可能性もあるのですから、

水の補給に関しての対応も変わってきます。

メカに詳しくなくとも、どの程度の被災状況と時間の見通しがいるのかというのも、分かる範囲で欲しいのです。(今は復旧しましたが)

 

今、喫緊の課題となっている下水道処理施設の回復見込など、とほうもなくわからないでしょうけど、

では、どう使用を気をつけてゆくのか、どういう事態が想定されるのか、など、伝えたいことだって、いっぱいあるでしょう。

 

ゴミの処理に関して、災害ゴミの回収に関して、畳や土のうの処理について、ゴミの回収スパンはどのくらいなのか?いつまでやってくれるのか?

細かく言えば、未定の部分だらけで、とりあえず対応に追われていることばかりかもしれませんが、知りたい情報はまだまだあります。

 

被災して、住めなくなって、避難所に住んでいる方、友人知人のお宅に泊まらせてもらっている方、にとってみれば、

早く、気が休まる場所がほしいというのは切実です。

仮設住宅はムリなのか、空き家・市営住宅などで対応できないのか?

 

車や家の補償問題で、保険で、どういう対応ができるのか、

その場合、床上浸水などであれば、写真をとっておいたほうがいいとか、(保険屋さんだいぶ回られていますが)

山口県の被災者支援制度という情報もありました。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a13200/hisaishashien/seido25.html

皆さん!これは、是非、身内の方、近所の方、こういう制度があるということを、被災者に伝えて下さい!

追記:

萩市でもあります。

http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=23401

 

人の手はボランティアはいつ来てくれるのだろう?

申し込みは何処へ?

外部のボランティア希望者は、何処に連絡を?

萩市災害ボランティアセンター

 

保育園・小学校もかなりの被災状況です。

懸念される状況・復旧状況も知りたいことです。

医療機関の対応。公共交通機関情報。田万川温泉が無料で入れるの?(公共交通機関で行ける?)

飲食店・食料品店・生活用品。

これらの中には、地元の人間はわかっているよというものもあれば、

外部の人間はわかっていないものもあります。

被災者が、外部に伝えることもあれば、

外部の人間だからこそ集めて伝えることが出来る情報もあります。

 

こんな情報が、毎日、変化します。変化しないものもありますが、

そういう意味で言うと、WEBやメール・アラートによるお知らせは機能的かもしれませんが、

当然、使えない人もいます。

紙媒体・掲示板・方法を色々、考えてくれている外部の有志もいます。

(萩大志館 井関君など)

 

その情報を書くのは誰か?

現地の職員?

そこは、離れ業ができるのではないかな?

情報を教えてくれたら、書いてわかりやすくまとめてあげるよという人、いるんじゃないかな?

本所で、デスクに座っている方でも可能では?

 

遠く離れた地で状況を見守っている方の中には、

活イカの仕入れを待っている、水産業者や飲食店もいます。

須佐の漁の復帰はいつだろう?

漁家集落の復旧は大丈夫だろうか?

 

須佐の住民が欲しい情報かどうかという基準でいると、見誤ります。

被災者自身が離れた身内に伝えたい場合もあります。

外部で、状況を知りたがっている方もいます。

 

まずは、萩市本所の職員の方、名乗りを上げてもらえませんか?

情報をくれたら、私が書いてあげると。

それを、現地須佐でプリントして配ってもらいましょう。(他の災害地もあるでしょう)

PDFにしてWEBに掲示して下さい。災害ボランティアセンターのフェイスブックページでいいじゃありませんか。

情報も見れて、ボランティアも募集して。わかりやすい情報の入口を作ってくれませんか?

 

職員が全戸配布などできません。住民の部落単位で、回覧のように回してもらうしかありません。

明日には、情報が古くなりそう?

でも、やらないより、住民がそれで、どれだけ安心できるでしょう?

 

明日より、営業再開いたしますので、

被災地現場に今までのように行けませんので、

情報発信は少なくなります。

 

周囲の応援を期待したいと思います。