須佐男命いか&萩の金太郎&平太郎にて。。。

本日3組の団体様

遊覧船からのお客様や、会社の慰安旅行でのお食事など、

お昼は、お店のお客様も多く、なかなか、お食事の提供もサービスも

いっぱいいっぱい。そのまま、夕食に東京からのツアーのお客様です。

 

今回はいつもの半分程度の人数でしたので、

たくさん、お客様とお話することが出来ました。

 

初夏から組まれているこのツアー、

須佐男命いかのメイン料理は変わらないのですが、

活きウニに代わって9月後半からは金太郎との二本立てとなっております。

 

金太郎は天ぷらにてお楽しみ頂いておりますが、

小鉢には、最近は平太郎を添えております。

全てのお客様の横には、炭火が添えてありますので、

軽く、平太郎も炙って召し上がって頂くのですが、

東京の方々には、見たことのない活イカや金太郎・平太郎と、

興味津々です。

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金太郎

 

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今日は、人数が少ないこともあって、あれやこれやと、素材に関するお話をすることもでき、

普段、お話出来ていないだけで、実は、こんなに、皆さん聞いてみたいことがたくさんあったのだと、

改めて反省いたしました。

 

次回に向け、まだまだ、できることがあるという気付き、

感謝です。

 

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 平太郎不漁

 

しかし、平太郎くん、市場に揚がらなくなっているというので、

ちょっと、困っています。

せっかく、人気も出てきたのに。

どっか他所に移動したのか、単に、獲り過ぎたのか、

価値があがっても、獲れなくては話しになりませんね。

 

ただ、今年も日本どころか、世界中で、そんな話がよく出ています。

今年は特に異常です。

今後、そんなことも踏まえて商売してゆかねばならないのかと、

危惧しております。

 

せめて、足元の当店では、

素材の価値をきちんと伝えてゆける

商品・サービスの提供を心がけてゆきたいと思います。

 

 

 

 

団体受け入れが加速中にて・・・今日は誕生日でした。

夜の梅乃葉

本日は、私の誕生日だそうで、

普段、年齢さえ自覚もないのですが、

子供に何度も宣告されていたので、

流石に今年は自覚していました。

最早、自分にとってはどーでもいいのですが、

子ども達が何か、楽しんでくれる日という感じです。

 

そんな今日は、

団体夕食の受け入れ。

今年夏前から続く、

ほぼ毎回集客されている人気のツアーで、

東京からの皆様です。

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梅乃葉の夜の照明も普段はつけることはないのですが、

(夜は通常営業していませんので)

最近は、多くなりました。

 

特に、11月末まで、結構な数の受け入れです。

ちなみに、明日は、3組の団体。夕食でのツアーもあります。

平日ですが、ちょっと、忙しくなりそうです。

 

1回1回、学びがあります。

お客様によっては、厳しいリアクションの方もおられます。

又、ものすごく喜んで頂けたり、旅の目的をこの食事とされていた方もおられました。

 

不手際があれば、もちろん、次回はそのようなことが起こらないように体制を整えたり、

そういうことは、普段、昼のお客様対応でもあることですが、

昼食と夕食との違いもあって、本当に、勉強になります。

 

仕事を終え、

子ども達から手作りの絵や工作などのプレゼント。

そして嫁さんからは、

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嫁さん手製の須佐焼き茶碗に

大好物のぜんざい。(笑)

 

至福の時を過ごさせて頂きました。

Facebookでも、たくさんのお祝いメッセージありがとうございます。

 

 

日々精進!

イカロボメッセージ

イカは何日間生きられるのか?

台風の影響

この土日、台風が過ぎ去っても時化ていたため、活いかの提供はできませんでした。

そうとうは知らず、楽しみにお越し下さった方には、

申し訳なく、恐縮です。

 

「瀬戸内海は波ひとつなかったよ。」

・・・日本海は波しかありません。

「このために東京から新幹線で来たのに・・・」

・・・申し訳ありません。

「今から店長、捕りに行ってよ・・・」

・・・それはちょっと。( ̄△ ̄;)

 

秋晴れの最高のドライブ日和です。

そんなタイミングには間に合いませんで、

先程、夕方、イカ釣り漁船久々の出港ができたようです。

明日は少しは提供できるかと思います。

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「生きるのか?」

お題の件ですが、

通常、お客様にはイカは3日程度しか生きませんと言っています。

事実、そのくらいを目処にしておかないと、

死んでしまいます。

 

では、イカって生物が、虫のように3日程度の寿命しかないものなのかというと、

もちろん違います。

 

言い方を変えると、

「イカは何も食べさせないで、水槽という通常の生活環境でないところで、どのくらい生きるのですか?」

という質問が原型となります。

 

最長で1周間~10日間くらいが限界です。

それも運が良くてです。

それも、そんな状態を保証することは絶対にできません。

 

生かすのが難しいわけ。

なぜなら、その間に、活イカ屋さんは、

たくさんの活イカを同居させます。

生きのいいやつを新たに入居させます。

同居する奴が、網カゴで、取られていくたびに、

暴れていろんなものを吐き出し、その場を汚します。

日がたち、弱ったイカは尚の事暴れやすいです。

産卵期のため、体力がもともとないやつもいます。

釣り方によって、入荷した時から弱っている奴もいます。

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その他、照明の具合、ろ過システムの調子、冷却装置の効き具合などなど・・・・

ちょっと、不具合でもあれば、

共食いを始めたり、墨をまき散らして、みんなとの共有空間を、

ぶち壊します。

 

そういう複合的な要素満載の中、

あえて、平均的且つ確かな数字を言うとしたら、

3日程度ということです。

 

海辺のお店で、海水を地下から引き上げ、

水槽にかけ流し式にできるところは、多少違うでしょうし、

又、海の中で生かしておくシステムを持っているところも有りますので、

そういうところは、その限りではありません。

 

実は生かすこともできる!?

では、餌を与え、ストレスフリーな環境を極力作ったら、どうなのか?

というと、そりゃ、生きます。

ただし、ケンサキイカは、贅沢なやつでして、生きている餌しか食べません。

生き餌を与え、ぶつかり合うような鬱陶しい同居する輩がいない、温度も快適、水質も快適、

セレブのような上質の環境を与えてあげることで、長く生かすことは可能なのです。

 

 

ま、もちろん、やれないですけどね。

 

でも、科学や工夫は、もっと、いい方法を見出してくれるのではないか!?

九州や北海道の大学機関では、イカは盛んに研究されています。

もっと、もっと、自分も研究してゆきたいと思います。

 

「いつもあるわけじゃないから、逆に価値がある」

とおっしゃって頂ける方もいますが、

それでも、多くのお客様は、

「いつ行っても活いかはある」

と、思ってしまうものです。

 

特に、これからの時期は、時化も多いので、

より、入荷や見込みに関して、情報発信に努めたいと思います。

 

 

 

あ!

もうちょっとで、締め切りです!

やまぐち美食コレクションへの投票のご協力をお願いします!

http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus?sort=rank

ぶちうま活イカ

 

山口県の自慢できる御馳走に「須佐男命いか」の活イカ定食を応援して下さい。

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※メールアドレス1つにつき、1つのメニューに投票できます。

 

是非!

 

努力と継続と・・・情熱と。。。ノブへ又、食べに

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日経ビジネスの記事より

努力を続ければ点と点は必ず結び付く

藤田浩之

クオリティー・エレクトロダイナミクス社CEO

アメリカで医療機器メーカーを興して現地で雇用を生み出し、この輸出製造業を成功に導く。

2012年、藤田氏はオバマ大統領の一般教書演説に日本人で初めて招待され、

2013年春には商務省評議員に選出。

 

たまたま、そんなお方の記事を見て、

天性の才能とか、奇想天外なニッチマーケティングとか、華やかで突出したマンパワーとか、

昨今、注目されるITビジネスリーダーなどの話よりも、

一番素直に、感化された。

 

きっと、日本人が好む「努力」という文字のせいもあると思うけどw、

基礎的な勉強・努力の積み重ね。

信念・志をもった継続。

自分をかえりみるには、こういう話のほうが素直にしっくりきて、

腑に落ちる。

 

もちろん、それだけで、これだけの成功を収めれるわけじゃないけど、

小手先に惑わされず、積み重ねるべき自らの努力は、続けてゆこう改めて思いました。

 

ノブへ

で、そんな話から、

自らの料理の勉強を考えていたら、

先日、また行ってきた「ノブ」を思い出しました。

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(解説は端折ります)

義母・義弟と家族で押しかけ、

平らげました(笑)。

もちろん、相変わらず、どれも美味いですよ~。

1つ1つの素材使いが学びです。

 

 

もう、こちらのシェフこそ努力と継続の人ですね。

料理からいつもそれを感じます。

 

この山陰の地で、

この業態で、

このお店とマンパワーで、

この料理(素材)を、常に提供する。

努力・情熱なくしては絶対にできません。

 

 

で、またまた、感化されやすい自分は、

さて、何からやってやろうかと、料理熱も燃えるのですが、

お店がら(カラーと言おうか、体制と言おうか)、提供はできないものもありますが、

ちょっとづつでも、進化の片鱗を、お客様が感じて楽しんで頂ければと思うのでした。

 

冬にかけてのメニューになりますが、

昨年来、提案したかったメニューも有り、

近々、ご提案してゆきたいと思います。