団体受け入れが加速中にて・・・今日は誕生日でした。

夜の梅乃葉

本日は、私の誕生日だそうで、

普段、年齢さえ自覚もないのですが、

子供に何度も宣告されていたので、

流石に今年は自覚していました。

最早、自分にとってはどーでもいいのですが、

子ども達が何か、楽しんでくれる日という感じです。

 

そんな今日は、

団体夕食の受け入れ。

今年夏前から続く、

ほぼ毎回集客されている人気のツアーで、

東京からの皆様です。

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梅乃葉の夜の照明も普段はつけることはないのですが、

(夜は通常営業していませんので)

最近は、多くなりました。

 

特に、11月末まで、結構な数の受け入れです。

ちなみに、明日は、3組の団体。夕食でのツアーもあります。

平日ですが、ちょっと、忙しくなりそうです。

 

1回1回、学びがあります。

お客様によっては、厳しいリアクションの方もおられます。

又、ものすごく喜んで頂けたり、旅の目的をこの食事とされていた方もおられました。

 

不手際があれば、もちろん、次回はそのようなことが起こらないように体制を整えたり、

そういうことは、普段、昼のお客様対応でもあることですが、

昼食と夕食との違いもあって、本当に、勉強になります。

 

仕事を終え、

子ども達から手作りの絵や工作などのプレゼント。

そして嫁さんからは、

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嫁さん手製の須佐焼き茶碗に

大好物のぜんざい。(笑)

 

至福の時を過ごさせて頂きました。

Facebookでも、たくさんのお祝いメッセージありがとうございます。

 

 

日々精進!

イカロボメッセージ

イカは何日間生きられるのか?

台風の影響

この土日、台風が過ぎ去っても時化ていたため、活いかの提供はできませんでした。

そうとうは知らず、楽しみにお越し下さった方には、

申し訳なく、恐縮です。

 

「瀬戸内海は波ひとつなかったよ。」

・・・日本海は波しかありません。

「このために東京から新幹線で来たのに・・・」

・・・申し訳ありません。

「今から店長、捕りに行ってよ・・・」

・・・それはちょっと。( ̄△ ̄;)

 

秋晴れの最高のドライブ日和です。

そんなタイミングには間に合いませんで、

先程、夕方、イカ釣り漁船久々の出港ができたようです。

明日は少しは提供できるかと思います。

DSC06304-s

 

 

「生きるのか?」

お題の件ですが、

通常、お客様にはイカは3日程度しか生きませんと言っています。

事実、そのくらいを目処にしておかないと、

死んでしまいます。

 

では、イカって生物が、虫のように3日程度の寿命しかないものなのかというと、

もちろん違います。

 

言い方を変えると、

「イカは何も食べさせないで、水槽という通常の生活環境でないところで、どのくらい生きるのですか?」

という質問が原型となります。

 

最長で1周間~10日間くらいが限界です。

それも運が良くてです。

それも、そんな状態を保証することは絶対にできません。

 

生かすのが難しいわけ。

なぜなら、その間に、活イカ屋さんは、

たくさんの活イカを同居させます。

生きのいいやつを新たに入居させます。

同居する奴が、網カゴで、取られていくたびに、

暴れていろんなものを吐き出し、その場を汚します。

日がたち、弱ったイカは尚の事暴れやすいです。

産卵期のため、体力がもともとないやつもいます。

釣り方によって、入荷した時から弱っている奴もいます。

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その他、照明の具合、ろ過システムの調子、冷却装置の効き具合などなど・・・・

ちょっと、不具合でもあれば、

共食いを始めたり、墨をまき散らして、みんなとの共有空間を、

ぶち壊します。

 

そういう複合的な要素満載の中、

あえて、平均的且つ確かな数字を言うとしたら、

3日程度ということです。

 

海辺のお店で、海水を地下から引き上げ、

水槽にかけ流し式にできるところは、多少違うでしょうし、

又、海の中で生かしておくシステムを持っているところも有りますので、

そういうところは、その限りではありません。

 

実は生かすこともできる!?

では、餌を与え、ストレスフリーな環境を極力作ったら、どうなのか?

というと、そりゃ、生きます。

ただし、ケンサキイカは、贅沢なやつでして、生きている餌しか食べません。

生き餌を与え、ぶつかり合うような鬱陶しい同居する輩がいない、温度も快適、水質も快適、

セレブのような上質の環境を与えてあげることで、長く生かすことは可能なのです。

 

 

ま、もちろん、やれないですけどね。

 

でも、科学や工夫は、もっと、いい方法を見出してくれるのではないか!?

九州や北海道の大学機関では、イカは盛んに研究されています。

もっと、もっと、自分も研究してゆきたいと思います。

 

「いつもあるわけじゃないから、逆に価値がある」

とおっしゃって頂ける方もいますが、

それでも、多くのお客様は、

「いつ行っても活いかはある」

と、思ってしまうものです。

 

特に、これからの時期は、時化も多いので、

より、入荷や見込みに関して、情報発信に努めたいと思います。

 

 

 

あ!

もうちょっとで、締め切りです!

やまぐち美食コレクションへの投票のご協力をお願いします!

http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/menus?sort=rank

ぶちうま活イカ

 

山口県の自慢できる御馳走に「須佐男命いか」の活イカ定食を応援して下さい。

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是非!

 

これも、魅力なのか!? 活イカの精子が奮闘中。。。

TBSの製作さんからの電話

先日、突然、TBSさんからお電話で、

例の活いかの精子の記事について根掘り葉掘り聞いてこられた。

この記事→「あなたも要注意!活イカで食べちゃいけない部位。」

 

電話での話し方からして、

ちょっと、立場的に上の方なんでしょう、

すぐに、「ああ、これは、うちに取材って話じゃないな。」

と感じる物言いでしたのでw、

こちらも、簡潔に応えたのですが、

 

要は学会資料が見たいという話になったので、

ネタ元の友人の歯科医師を紹介して終わったんですが、

 

なぜ、今頃?なのかなと思いきや、

どうも、「イカ」ネタで、番組の企画中だったそうです。

さて、ネタに使われるのかどうかはともかく、

このブログ記事のアクセス、

結構、大きな浮き沈みをしながら、未だに注目されています。

 

ダイオウイカとか、注目されましたからね。

イカネタ意外と、気になるようです。

 

この記事を書いた当時は、皆様にお役に立つネタを!と

考えておりましたが、

最近は、何やら、私の健康ネタなど、どーでもいい内容もありまして、

少しづつ、お役に立つことを書かなければ!

などと思っております。

 

ちなみに、あまりに、この記事注目されたもんで、

「活イカ」で、検索すると、余裕で上位。

当店ホームページより注目されております。(苦笑)

 

「須佐男命いか」の屋台骨

活イカ直売市も、先月で終了し、

先日、打ち上げが行われました。

又、先週末は、

山口市阿知須にある山口きらら博記念公園にて

きらら産業交流フェア2013」があり、

須佐の漁師達が「須佐男命いか」を販売しに行きました。

 

こういう漁師達の地道な努力を私は見続けてきました。

毎週末の直売市に、時化や不漁がある中で、

活いかを揃えておくということ自体、大変な苦労なんですが、

10年以上も続けています。

この漁師達こそ「須佐男命いか」の屋台骨です。

 

山口県内に、「須佐男命いか」を食べれるお店も増えてきました。

http://mikoto-ika.com/06shop.html

頻繁に仕入れに来ていますよ!

 

とある都市のあるお店が、「須佐男命いかが入荷しました!」と告知したら、

お客様がどーんと増えたそうです。

でも、仕入の勘違いもあって、実は須佐産でないことがわかり、

告知を取り下げると、今度は、どーんとお客様が減ったという話もあったそうです。

そこは仕方がありませんが、ありがたい話です。

 

山口県に、いや、当店で言えば、広島からのお客様はめちゃめちゃおられます。

近圏のみならず、遠方からも来て下さいます。

今は、東京や大坂から団体旅行の昼食を受け入れておりますが、

「こんなイカを食べたのは初めて!」という声を聞くと、

嬉しいのはもちろんですが、同時に、期待・信頼への責任を強く感じています。

 

当店のお客様の大半は、クチコミをきっかけに来られた方が大半です。

山口に友人知人が来た時に、連れてゆく場所として、食べさせたい御馳走として、

「須佐男命いか」を選んで頂いている方々への責任と、

この「須佐男命いか」を地道にPRしてきた漁師達への責任が、

私と当店にはあると思っています。

頑張りますよ~!

 

あらためて、感謝です!

 

やまぐち美食コレクションへの投票のご協力をお願いします!

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ぶちうま活イカ

 

山口県の自慢できる御馳走に「須佐男命いか」の活イカ定食を応援して下さい。

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※メールアドレス1つにつき、1つのメニューに投票できます。

 

ここは一つ、須佐の漁師達のがんばりに、是非、投票をお願いします!

 

 

10年後の須佐とは。。。

復興計画と町の変化いろいろ。。。

須佐や田万川地区で被害の大きかった河川流域ですが、

10年計画で、川幅の拡張、橋梁の架け替え、

川底の掘り返し等が行われるそうです。

 

そこまでしてくれる(そこまでできる)のは、

国が復興に予算を組んで頂けたからですが、

それが、10年後まできっちり履行されるかどうかは、ともかく、

壮大な目標な分、きっちりした計画が当然要求されますし、

一気に事が進むわけではないことは、住民もわかっています。

 

しかし、 土嚢でとりあえず防いでいる護岸や道路の崩落現場なども、

この計画履行待ち状態で、災害後のままです。

 

今来ている台風のような、ちょっとした豪雨は、

実際の身の危険を感じている家屋や集落もあるので、

早く、進まないものかと思う気持ちを、誰もが思っている今の須佐です。

 

いろいろな変化

保育園は、旧奈古高校須佐分校の地に移ることは決まったそうですが、

校舎改築か新築かは、まだまだ、未定だそうです。

 

 

仮設住宅も同じく、旧奈古高校須佐分校跡地に出来ました。

ようやく落ち着けたという入居者の言葉も聞き、期限付きとはいえ、安心しました。

 

冠水した中津地区にあった「松原医院」は、公民館での仮の診療もやめられ、

9月いっぱいで廃業されました。

代わりに弥富診療所の中山先生が、元須佐診療所にて掛け持ちで診療をされることになりました。

 

萩市災害復興局が須佐総合事務所内に設置され夜遅くまで作業されております。

http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/detail.html?lif_id=35859

義援金の配布などもスタートし、難しい基準ではありますが、被災者に配布されています。

 

 

先月末には、須佐の保育園・小学校・中学校の合同での運動会がありました。

運動場も使えず、十分な練習も出来ない中、出番も少なくなりましたが、元気いっぱいの運動会でした。

 

 

最近になって、ようやく畳を入れられる家屋もあります。

浸水した家屋一切を壊した家もあります。

建て替え、新築、まだまだ、悩まれているかたも多いです。

土砂崩れなど、河川とは関係なく、被害にあった所も多く、

山肌を背にした家などたくさんありますので、

お金をかけて対策スべきか、 家から離れるか、など、思いは様々です。

 

先日も、NHKで、取り上げられた須佐湾の状態など、

先行きが見えないことも多いのです。

 

この2ヶ月半あまりの中で、たくさんの変化がありました。

復興10年計画を聞いて、もちろん、須佐の風景が変わります。

思い出の場所が、なくなります。

https://www.google.co.jp/maps/preview?ie=UTF-8&hl=ja#!data=!1m8!1m3!1d3!2d131.60158!3d34.617499!2m2!1f319.65!2f79.05!4f75!2m7!1e1!2m2!1sEqi-XNQAlG1nWBQ0A0IWLg!2e0!5m2!1sEqi-XNQAlG1nWBQ0A0IWLg!2e0&fid=5  

行政対応の中で、どさくさ紛れに定年間際の恣意的な動きに勤しんでいる方もいます。

言いたくなることもあります。

 

 

ただですね、 もう、みんな次のことを考えているんですね。

目の前の生活と仕事だってあります。

来年も再来年も、10年後だって、須佐はあり続けますし、

いい町でありたいんです。

 

 失ったものは様々ありますが、

それによって気付かされたことは、途方もなく大きくあります。

ここまでの状況だからこそ、今まで、やらなくてもいいと避けてたことを、始めるきっかけになることもあります。

今まで、会話さえしたこともなかった、近所の方と、復興中の助け合いで普通に交流するようになったり、

仕事上、脆弱な体質を発見することだって、色んな事業者が感じたことでしょう。

新たな取組みを始めざるをえない状況は、新たな勉強や努力が必要です。

自分を可哀想がっていたら、とてもそんな一歩を踏み出せません。

 

10年も経てば、たとえ被災がなかったとしても、

須佐の状況はドラスティックに変わっています。

たとえ河川は立派になったとしても、

子供もいない。若者もいない。後継者もいない。事業者がいない。仕事が無い。。。。

って理由とは関係ありません。

 

  「何かをしなければ!」

 

そんな渇望を共有できるのは、今、被災をした須佐や田万川、弥富や小川だからこそできることだと思います。

なかなか、超高齢化過疎地としては、ハンデの多い地ですが、

今が、チャンスとさえ思う今日このごろです。

 

梅乃葉的にも、挑戦は続いています。

やれることをコツコツと積み重ねながら、

将来への投資を進めています。  

 

 

これからです!

 

イカロボメッセージ