やまぐち美食コレクション2013「魚介類の料理部門」1位「須佐男命いかの活イカ定食」

御礼とご報告が遅れました。m(__)m

「須佐男命いかの活イカ定食」

魚介類料理部門1位となりました。

 

先月より、たびたび応援をご依頼してまいりました、

山口県のイチオシ料理を決めよう!って企画、

「やまぐち美食コレクション2013」での

「須佐男命いかの活イカ定食」が、おかげさまで、「魚介類部門」にて1位となりました。

http://www.yamaguchi-bishoku-collection.jp/contents/kekka2013.html

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本当にありがとうございました。

 

思うところもあり、多くは言及しませんが、

山口県を盛り上げるために、山口県が行った企画です。

この機会を須佐男命いかを盛り上げることで、山口県に貢献したいと思います。

 

本来なら、決戦イベントでもある11/14に行われた

銀座三越(東京)「美食王国やまぐちプレミアムデイズ」 第一弾

『やまぐち美食コレクション2013島耕作社長イチオ シメニュー決定戦』

にも参戦したかったのですが、(もちろん、お誘いはありました。)

須佐男命いかを東京に持っていくことかなわず、参加を断念いたしました。

 

「須佐男命いか」ブランド化の覚悟

この企画があろうがなかろうが、

須佐男命いか(ケンサキイカ)を山口県のふぐに次ぐブランドにする!というのが、

当店の使命です。

こういうイベントなどの頂ける機会は、もちろん、今後も頂きたいと思っています。

 

基本的に、「須佐男命いか」というのは、

ブランド化立ち上げ時に、

「「鮮イカ」(出荷用に箱に氷詰めにしたイカ」にもブランド名を付けましょうよ。」

という、あらゆる周辺からの要望・提案を、

 

当時の船団長が、

「生きていなければ認めない!」

と、頑として拒否したのが核にあります。

 

私は、そばでこの言葉を聞いた時に、

その困難さを理解し、

自分が、漁師に代わって、発信してゆこう!

梅乃葉を通して、この味を全国に伝えよう!

と腹をくくったのを覚えています。

それは、裏を返せば、全国の人に、ここに来てもらおう!という決意です。

 

あれから、10年。

今では、大阪や東京の旅行会社が、「須佐男命いか」を食べるツアーを

どんどん、ご提案くださり、催行されています。

しかし、まだまだ、これからです!

 

たくさんの皆様が、「須佐男命いか」をこの美食コレクション企画を通して、

応援してくださったことで、又、自分の中にある一つのスイッチが入りました。

イカロボメッセージ

感謝!

 

 

 

須佐男命いか&萩の金太郎&平太郎にて。。。

本日3組の団体様

遊覧船からのお客様や、会社の慰安旅行でのお食事など、

お昼は、お店のお客様も多く、なかなか、お食事の提供もサービスも

いっぱいいっぱい。そのまま、夕食に東京からのツアーのお客様です。

 

今回はいつもの半分程度の人数でしたので、

たくさん、お客様とお話することが出来ました。

 

初夏から組まれているこのツアー、

須佐男命いかのメイン料理は変わらないのですが、

活きウニに代わって9月後半からは金太郎との二本立てとなっております。

 

金太郎は天ぷらにてお楽しみ頂いておりますが、

小鉢には、最近は平太郎を添えております。

全てのお客様の横には、炭火が添えてありますので、

軽く、平太郎も炙って召し上がって頂くのですが、

東京の方々には、見たことのない活イカや金太郎・平太郎と、

興味津々です。

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金太郎

 

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今日は、人数が少ないこともあって、あれやこれやと、素材に関するお話をすることもでき、

普段、お話出来ていないだけで、実は、こんなに、皆さん聞いてみたいことがたくさんあったのだと、

改めて反省いたしました。

 

次回に向け、まだまだ、できることがあるという気付き、

感謝です。

 

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 平太郎不漁

 

しかし、平太郎くん、市場に揚がらなくなっているというので、

ちょっと、困っています。

せっかく、人気も出てきたのに。

どっか他所に移動したのか、単に、獲り過ぎたのか、

価値があがっても、獲れなくては話しになりませんね。

 

ただ、今年も日本どころか、世界中で、そんな話がよく出ています。

今年は特に異常です。

今後、そんなことも踏まえて商売してゆかねばならないのかと、

危惧しております。

 

せめて、足元の当店では、

素材の価値をきちんと伝えてゆける

商品・サービスの提供を心がけてゆきたいと思います。

 

 

 

 

イカは何日間生きられるのか?

台風の影響

この土日、台風が過ぎ去っても時化ていたため、活いかの提供はできませんでした。

そうとうは知らず、楽しみにお越し下さった方には、

申し訳なく、恐縮です。

 

「瀬戸内海は波ひとつなかったよ。」

・・・日本海は波しかありません。

「このために東京から新幹線で来たのに・・・」

・・・申し訳ありません。

「今から店長、捕りに行ってよ・・・」

・・・それはちょっと。( ̄△ ̄;)

 

秋晴れの最高のドライブ日和です。

そんなタイミングには間に合いませんで、

先程、夕方、イカ釣り漁船久々の出港ができたようです。

明日は少しは提供できるかと思います。

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「生きるのか?」

お題の件ですが、

通常、お客様にはイカは3日程度しか生きませんと言っています。

事実、そのくらいを目処にしておかないと、

死んでしまいます。

 

では、イカって生物が、虫のように3日程度の寿命しかないものなのかというと、

もちろん違います。

 

言い方を変えると、

「イカは何も食べさせないで、水槽という通常の生活環境でないところで、どのくらい生きるのですか?」

という質問が原型となります。

 

最長で1周間~10日間くらいが限界です。

それも運が良くてです。

それも、そんな状態を保証することは絶対にできません。

 

生かすのが難しいわけ。

なぜなら、その間に、活イカ屋さんは、

たくさんの活イカを同居させます。

生きのいいやつを新たに入居させます。

同居する奴が、網カゴで、取られていくたびに、

暴れていろんなものを吐き出し、その場を汚します。

日がたち、弱ったイカは尚の事暴れやすいです。

産卵期のため、体力がもともとないやつもいます。

釣り方によって、入荷した時から弱っている奴もいます。

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その他、照明の具合、ろ過システムの調子、冷却装置の効き具合などなど・・・・

ちょっと、不具合でもあれば、

共食いを始めたり、墨をまき散らして、みんなとの共有空間を、

ぶち壊します。

 

そういう複合的な要素満載の中、

あえて、平均的且つ確かな数字を言うとしたら、

3日程度ということです。

 

海辺のお店で、海水を地下から引き上げ、

水槽にかけ流し式にできるところは、多少違うでしょうし、

又、海の中で生かしておくシステムを持っているところも有りますので、

そういうところは、その限りではありません。

 

実は生かすこともできる!?

では、餌を与え、ストレスフリーな環境を極力作ったら、どうなのか?

というと、そりゃ、生きます。

ただし、ケンサキイカは、贅沢なやつでして、生きている餌しか食べません。

生き餌を与え、ぶつかり合うような鬱陶しい同居する輩がいない、温度も快適、水質も快適、

セレブのような上質の環境を与えてあげることで、長く生かすことは可能なのです。

 

 

ま、もちろん、やれないですけどね。

 

でも、科学や工夫は、もっと、いい方法を見出してくれるのではないか!?

九州や北海道の大学機関では、イカは盛んに研究されています。

もっと、もっと、自分も研究してゆきたいと思います。

 

「いつもあるわけじゃないから、逆に価値がある」

とおっしゃって頂ける方もいますが、

それでも、多くのお客様は、

「いつ行っても活いかはある」

と、思ってしまうものです。

 

特に、これからの時期は、時化も多いので、

より、入荷や見込みに関して、情報発信に努めたいと思います。

 

 

 

あ!

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ぶちうま活イカ

 

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是非!

 

これも、魅力なのか!? 活イカの精子が奮闘中。。。

TBSの製作さんからの電話

先日、突然、TBSさんからお電話で、

例の活いかの精子の記事について根掘り葉掘り聞いてこられた。

この記事→「あなたも要注意!活イカで食べちゃいけない部位。」

 

電話での話し方からして、

ちょっと、立場的に上の方なんでしょう、

すぐに、「ああ、これは、うちに取材って話じゃないな。」

と感じる物言いでしたのでw、

こちらも、簡潔に応えたのですが、

 

要は学会資料が見たいという話になったので、

ネタ元の友人の歯科医師を紹介して終わったんですが、

 

なぜ、今頃?なのかなと思いきや、

どうも、「イカ」ネタで、番組の企画中だったそうです。

さて、ネタに使われるのかどうかはともかく、

このブログ記事のアクセス、

結構、大きな浮き沈みをしながら、未だに注目されています。

 

ダイオウイカとか、注目されましたからね。

イカネタ意外と、気になるようです。

 

この記事を書いた当時は、皆様にお役に立つネタを!と

考えておりましたが、

最近は、何やら、私の健康ネタなど、どーでもいい内容もありまして、

少しづつ、お役に立つことを書かなければ!

などと思っております。

 

ちなみに、あまりに、この記事注目されたもんで、

「活イカ」で、検索すると、余裕で上位。

当店ホームページより注目されております。(苦笑)

 

「須佐男命いか」の屋台骨

活イカ直売市も、先月で終了し、

先日、打ち上げが行われました。

又、先週末は、

山口市阿知須にある山口きらら博記念公園にて

きらら産業交流フェア2013」があり、

須佐の漁師達が「須佐男命いか」を販売しに行きました。

 

こういう漁師達の地道な努力を私は見続けてきました。

毎週末の直売市に、時化や不漁がある中で、

活いかを揃えておくということ自体、大変な苦労なんですが、

10年以上も続けています。

この漁師達こそ「須佐男命いか」の屋台骨です。

 

山口県内に、「須佐男命いか」を食べれるお店も増えてきました。

http://mikoto-ika.com/06shop.html

頻繁に仕入れに来ていますよ!

 

とある都市のあるお店が、「須佐男命いかが入荷しました!」と告知したら、

お客様がどーんと増えたそうです。

でも、仕入の勘違いもあって、実は須佐産でないことがわかり、

告知を取り下げると、今度は、どーんとお客様が減ったという話もあったそうです。

そこは仕方がありませんが、ありがたい話です。

 

山口県に、いや、当店で言えば、広島からのお客様はめちゃめちゃおられます。

近圏のみならず、遠方からも来て下さいます。

今は、東京や大坂から団体旅行の昼食を受け入れておりますが、

「こんなイカを食べたのは初めて!」という声を聞くと、

嬉しいのはもちろんですが、同時に、期待・信頼への責任を強く感じています。

 

当店のお客様の大半は、クチコミをきっかけに来られた方が大半です。

山口に友人知人が来た時に、連れてゆく場所として、食べさせたい御馳走として、

「須佐男命いか」を選んで頂いている方々への責任と、

この「須佐男命いか」を地道にPRしてきた漁師達への責任が、

私と当店にはあると思っています。

頑張りますよ~!

 

あらためて、感謝です!

 

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ぶちうま活イカ

 

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ここは一つ、須佐の漁師達のがんばりに、是非、投票をお願いします!