増えるお客様。増える難問。

日毎年毎多くなるお客様

今週の週末も大変多くのお客様にご来店頂きましたが、

先週の連休はお盆並のお客様のご来店数で、

オープン前には行列でしたが、入店して頂いても、入りきれず、

そこからひたすらウェイティングが続き、

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過去最高

正に、お盆営業と同じ状態でして、

活イカの提供数も、過去最高の量を記録し、

最終的には足らない事態(漁師に追加の余剰を聞いても全くない状態でした)でした。

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期待に応える

しかし、ご来店頂けるお客様の数が増えることはありがたいのですが、

今の私達にあるのは、「いいものがきちんと出せているのか」、「お食事を楽しんで頂けているのか」であって、

「お待ち頂いてた分、ご期待に添えるものを、きちんとした形でお出ししたい。」

その一心でやらさせて頂いております。

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マンパワー不足。。。

マンパワー不足・忙しさのあまり、不手際があったり、

ちょっとした対応の甘さもあったかもしれません。

過去頂いたご指摘ご意見を今に活かし、

旅の思い出になるよう、

今日この日のお食事が、何時までも楽しい思い出となるよう、

スタッフ一同尽力してゆきたいと思います。

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ある種の覚悟

ある種の覚悟を決めざるを得ない状態といいましょうか、

この週末の状況を鑑み、現時点での当店のマンパワーでは、

7月から9月までの週末の大型団体旅行の受け入れは、

困難と判断いたしました。

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来年度より、7・8・9月の週末・祝日の昼の団体(20名以上のツアー旅行)の受け入れを取りやめたいと思います。

詳細は、ホームページに今後掲載させて頂こうと思います。

今までお世話になった旅行会社様には大変恐縮であり、申し訳ない思いですが、

受け入れることで、お店のお客様のみならず、団体で来られるお客様に、

不手際を招きかねないと判断した次第です。

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平日や閑散期の週末・夕食の団体利用・20名以下での利用に関しては、

今まで通り、お受けできると判断しております。

よろしくお願いします。

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ホームページの改修が思わぬ事態に。。。

手作りホームページ

ホームページでの情報発信は、昔からなんだかんだとやってきました。

個人的にいじるのが好きなこともあって、

業者に作ってもらわず、昔からせっせとコツコツ自分で作ってきました。

そういう勉強も苦ではなかったですし、

高校時代は、簡単なゲームなど作って、雑誌に投稿するようなやつでしたので、

基本的に好きなんです。

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昔のほうが。。。

もちろん、いまでは、毎日多くの方がホームページに訪問されてこられますが、

でも、今より、昔のホームページのほうがお客様からのリアクションは良かったんです。(笑)

なんか、素人っぽい、無駄に素材を使い倒しているページのころのほうが、

ブログでなく、ホームページで呼びかけると、いつも誰かが、返信してくれていましたね。

http://web.archive.org/web/20040112015047/http://www.haginet.ne.jp/users/umenoha/

(↑こんな過去のホームページを勝手に記録してくれてるところもありますよ。)

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お店でも、ホームページの端っこの方の小っちゃな記事を聞いてきたり、

それはそれで、楽しかったです。

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マイナーチェンジ

ホームページ内のページの構造を今後のweb業界の動向に合わせ、

バックグラウンドをいじるというマイナーチェンジをちょっと前に致しました。

使用言語を換えるという訳の分からない改修も含まれていたため、

当店のモバイルクーポンサービス「梅食うポン」で、ログイン(食うポン表示)できない不具合が起きてしまいました。

※ちなみに私自身もです(爆)!

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正直焦りました。

だって、訳が分かんないんですよ。(←結構、こういうの多いんですww)

この時間のない忙しい時に、なぜこんなことが!!!とストレスを貯めながら、

一時使用停止状態にして、対策を練っていました。

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梅食うポンファンの声

その間に、梅食うポンファン?いや、活イカファンのお客様に、

「サービス内容はしょぼくても、使いたいんですよ~」と、

激励(?)のお言葉を頂き、

これは何とかしなくてはと、奮起いたしました。

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やってみるもんですね。

で、以前より対応力のある梅食うポンシステムができました。

私もログインできます!(笑)

活イカ料理の割引きと、食後のソフトドリンクが無料サービスになります。

いつまでたっても、お知らせ&お得なメール「(仮)梅ーる」を配信しませんが、

やる気になったときお送り致しますので、

メールが配信されたら、温かく見守ってくださいね(笑)。

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スマートフォンの方が実は大半なんですが。。。

当店ホームページにモバイルでアクセスされる方の大半は、

実はスマートフォンです。

特に、iphoneが圧倒的に多く、

一昨年ころよりスマートフォンの方のアクセスの対策をしなければ・・・・と思ってはいたんですが、

正直、なんもできておりませんでした。

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今までの携帯ではモバイルのページに自動的に飛んでくれるのですが、

スマートフォンの方は、たぶん、辿りつけず、

梅食うポンって何だ?

どうするんだ?なんだこのっサイト?

という状況だったかと思います。

申し訳ありません。

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現在、挙動確認を正確にしきれておりませんが、

自動的に表示してくれるように仕向けています。

徐々にカバーしてゆきますので、

お待ちください。

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嫁の体調も完全ではないにしても、

家事が出来るまでになり、少しづつ、仕事の時間を取り戻せています。

なんだかんだ、家族でやってる商売ですので、

スタッフを含め、1人かけると回んない・・・・・

そんな脆弱な体制をもっともっと立て直せるよう、

頑張りたいです。

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こんな状況でも、お客様がどんどんご来店してくださる幸せ。

あ~やっぱり俺ってついてる!?

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そう思わずにいられません。

ETC週末1000円の終了にて。。。

ETC1000円割引駆け込み利用

この週末で終了だった高速ETCの週末1000円のサービスの影響は凄まじいものでした。(ゴールデンウィーク並でした。)

問い合わせの大半が県外の方で、それも結構な距離の地域からも。

特に、土曜日が多く、週末を萩で過ごす計画を立てられたのかと思います。

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一時的とは言え、多くの方に活イカを始め、当店を知って頂く機会になったので、

うれしい半面、正直、まだまだお店のマンパワー不足もあって、

十分なサービスではなかったかと思います。

(申し訳ありませんでした。)

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私自身も、電話対応やホールにも出ますが、この機会にうちを利用しようと、

嬉しそうに問い合わせをされたり、お料理を楽しまれたりする姿に、

1つ1つきっちりしたものをお出しせねばと、思わさせられます。

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うちは、小料理屋や料亭・割烹・・といった店ではありません。

敷居を低く、広く多くの方に、

男命いかの素晴らしさを堪能して頂きたい。

萩・須佐の魚・磯の素材で楽しんで頂きたい。

それを願いに、又、使命として、

そう出来るようにお店づくりに挑んでいます。

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拡大路線というのはありませんので。。。

大変多くのお客様がいらっしゃるのですが、

うちは、店舗を大箱にしようとか、

2店舗目を出店しようとかいう野望はまったく微塵もございません。

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仕出し・団体旅行・通販・食品製造・・・

そのかわり、店舗以外の仕事というのは、意外にもたくさん抱えておりまして、

特に、仕出しというのは、相当のウェイトがあります。

他にも、店内お座敷にて、旅行業者様から団体旅行の受け入れ、

それは、昼もあれば、夜の夕食での受け入れもあります。

(一般のお店は夜は営業していません。)

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うちは、ご存知のとおり通販をやっております。

ただ、楽天などショッピングモールに参加するような力の入れ方をしていません。

店舗に来られたお客様のために、お取り寄せが可能なようにと願っただけのものです。

もちろん、検索で見つけて頂いて、購入される方もいらっしゃいますが、

基本は、そんなもんです。

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高級スーパーへの納品

しかし、それらをきっかけに、今では全国の高級スーパーの数店に、商品を卸すようになっています。

うちの人気商品「まかない丼のたれ」です。

大手のスーパーでなく、全国にある高級路線のスーパーの数店に、オファーを頂き、

おかさせて頂いております。

まあ、このへんは無理なく徐々にお話が広がっておりますので、ありがたいのですが、

もっと、身近な(県内・近圏)スーパーにもお届けできれば嬉しいなと思っております。

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で、そんなことを家族と数名のスタッフでやってるのが梅乃葉です。

この週末を挟んで連日4日間、5団体の団体旅行の受け入れがありました。

(募集ツアーですので、希望された方々ばかりの団体です。こんな小さなお店にありがとうございます。)

土日は、相当、一般のお客様にも影響があったかと思います。

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ただ、団体で来られるからといって手が抜けるわけではなく、

普通に期待して来られているお客様が一度にどっと来るのでして、

繁忙期の土日の団体旅行の受け入れをそろそろ止めさせて頂こうかと考えております。

(今年は、秋まで既に予約を受けておりますが。。。)

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最近、こどものヤマハへの付き添いと毎日のレッスンで頭の中がプライマリーの楽曲でBGMいっぱいの状態の私には、

このマンパワー不足と集中するお客様・仕事は結構な試練でして、

もっと、自分自身の頭のスキルを上げねば、お客様だけでなく、従業員にも迷惑がかかると反省しきりの毎日です。

嫁の回復状態もボチボチいいので、

少しづつ、遅れた仕事を取り戻せればと思っています。

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日々感謝!

ありがとうございます。

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益田市サイクリングムーブメント

益田サイクリングサークル御一行様

益田のサイクリングサークルの皆様が、

チャリティーライド(走行距離×10円を募金する)という、

趣味をそのままチャリティ活動にしている皆様です。

4月週末全て開催ということらしいのですが、

ウチへは平日での企画、益田から弥富「道永の滝」に行かれたそうです。

益田サイクリングサークルの皆様 益田サイクリングサークルの皆様 益田サイクリングサークルの皆様

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益田市は、今、密やかに(?)

自転車・サイクリング文化が賑やかになってきています!

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都会でうっとうしい街中を走ることから、

公共交通機関(飛行機)等で自転車を持参し、

快適&爽快な田舎走るという楽しみ方をしている人達が結構いるとか。。

そんな方々も、益田市に注目してるようです。

実際、時間があったら自分もやってみたい!ってホント思います。

見た目のカッコ良さって言うより、体を使う楽しみ方というか(ダイエットには絶対いいですよね。)、

登山やマラソンのような、自分に厳しく仕向ける遊びってカッコいいですよね。(←M?)

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ちょっと、影響もあって、最近は自分も乗っているんです。

10年前に購入し、当時よく使っていた(←現在ほったらかしだった。。。)スポーツバイクもどきのチャリンコで、近所を徘徊(笑)。本人的には意外に新鮮。

どこに行くのにも車ばっかりのなまった体には、かなり刺激的です。

いいですね。もう一歩、はまったらスポーツバイク自分もやろっかな?

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ともかく、益田市を中心に色んなコースが提案されていて、益田・萩・津和野 を舞台に全日空さんもタイアップしながら、これからもっと近隣のチャリダー人口が増えてくるのでは!?と予感させる、なんとも楽しいムーブメントです。

益田-須佐-津和野のコースもあるんですよ!

※そういえば、最近、うちにスポーツバイクの方のお立ち寄り増えてきてるんですよね。

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中華の師匠勇退

広島料理修行

私が広島で料理修行を始めたのが、広島の宮島にある旅館でした。

ちょうど、旅館としては新しい試みで、和食だけでなく洋食・中華の献立や、真空調理方など最新機器を取り入れたい意向(←結果的には経営上失敗でしたが)もあって、

板場の人事は刷新され、ほぼ全員(色んなキャリアの職人)が新人として入社したというタイミングでした。

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自分も料理修行としては、26歳で、遅いタイミングでしたし、東京で営業会社を経て起業したりと遠回りをしていましたので、

和食の業界の中にある一部のくっだらない習慣(総上がりや理不尽な上下関係、博打・風俗好き文化など)が許容できないと思っていましたから、

今にして思えば、そんなリニューアル状態だった旅館が修行のスタートには丁度良かったとしみじみ思います。

そこに入社日が同じタイミングで、朝から一緒に寮から出社した同僚が、中華料理のコウさんでした。

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コウさん

その旅館にいる間、コウさんから中華料理の技法や考えを学びました。

コウさんの料理は美味しく、味付けも親しみやすいもので、

既に、ご自分なりの料理哲学を持っていることは、当時、素人の自分でさえもよくわかりました。

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ご自身も、旅館では新しい和食洋食の技法を積極的に学び、

年下である料理長(何人も変わられましたが)にも従順で、

いつも笑顔でよく働く人でした。

その人柄の良さは、辞めていった皆が今でも「コウさん」を訪ねていくことでわかります。

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旅館を辞め、自分のお店を持たれたのが14年前、

広島市安佐北区あさひが丘3丁目にある「宝来」がその店です。

宝来

街場の小さな中華屋さんで、地元の方に親しまれながら14年、

この4月で閉店すると聞いて、駆けつけて行ったのです。

広島市内の飲食店や飲み屋さんは不景気の波で散々な目にあっていても、

宝来はお客さんが普段使いとして食べに行く感覚のお店で、

まったく影響もなく、ゆっくりじっくりと地域の中に存在し続けたお店。

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夫婦2人でやってきて、老後の蓄えもでき、

負担を掛け続けてきた奥様のために勇退することに決めたそうです。

もう2度と、コウさんの料理を食べれないのも残念ですし、

今でも、中華の料理を作るときは、コウさんが教えてくれた基本やコツを中心にやっていましたので、

気がつけば、もっともっと聞きたいことあるのにと、今さらながら後悔しきりでした。

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小さな店の哲学の背景

コウさんの料理哲学というか考えは、至ってシンプル!「美味いかどうか」です。

安く、美味しく、ガッツリ食べさせたい愛情に満ち溢れています。

作っている側のカウンター越しに、しばし料理談義を交わしながら、

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コウさんが14年も立ち続けたポジションを眺め、

他のお客さんに出した料理の余りをちょっとづつ味見させてくれ(笑)、

作り方のポイントを教えてくれます。

色んなものを抱えながら、色んな夢を描き、

この小さなお店をやり続けられたコウさん。

中華鍋を振るこの姿ももう見れなくなるのかと、

過ぎてゆく時間が切なくて、まだまだ、教えを請いたくて、

気がつけば、あっという間に閉店時間。

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飲食店の批評や評価などというものは、

一般的には眼に見える範囲、体験できる範囲で測れるものがほとんどですが、

自分自身、勉強のために食べ歩くとき、もう一つ知りたくなるのが、

意図や狙いがあって事業を営まれていて、

なぜそうやっているのか、

なぜそれを選んでいるのか、

といった経営者やシェフ・調理長・板さんの考えです。

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お会いして話が出来れば、会話の中から探りますが、

得てして、どんな方でも、もっと様々なやり方や、知っていることなどたくさんお持ちなわけで、

どういう考えによって、目の前の事業や料理を捉えていらしゃるのかを知りたくなります。

1つ1つのお店にそういう魅力を感じます。

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水商売という業界の中で、存在し続けれる1つの形・考え、

勉強になりました。

コウさん、お疲れさまでした。

学んだことは一生忘れません。