「パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術」読了!

質問の効果

久々に、目の前に置いておきたい、いい本だなと思いました。

朝、少しづつの時間を読書にあてていますが、

今回はこの本でして、大変、面白く、読みやすかったです。

内容紹介

F・ルーズベルト、ソクラテス、シェイクスピア、イエス・キリストの共通点は何か?
それは「パワー・クエスチョン」の使い方を知っていたことだ。本書を読めば、あなたも仲間入りできる!
――マーシャル・ゴールドスミス閉ざされた扉を開き、問題の核心に切り込み、会話を驚くほど楽しいものに変える「パワー・クエスチョン」を使うと――●相手とすばやく打ち解ける
●問題を定義しなおして解決策を探る
●商品やアイデアをどんどん売り込む
●迅速な意思決定を促す
●隠れた能力を引き出す
●相手の「夢」にアクセスする
●顧客や同僚、友人に影響力をおよぼす

本書では、バリエーションやフォローアップの質問も含め、337の「パワー・クエスチョン」を紹介。
昨年、アメリカとカナダで同時刊行され、たちまち大きな反響を呼んだ話題の書。

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直球で相手に聞くと、弊害があるので、言うタイミングは、もっと重要かもしれません。

ただ、質問の効果というのは、肌で感じます。

特に、会議などで、自分の意見を言いたいがために、

場を作らずに突っ走ると、全体のムードさえ壊れてしまうことなんて、

よくあります。

地域の会議なんて、本当に、ファシリテーターを入れて、進めなければ、グダグダです。

恐ろしく、時間を無駄にしていますし、機会損失していることに、運営側も参加者側も気付きません。

頭のなかでどんぶり勘定して、なんとなく、それがベストだと信じているのですから。

 

本文に何度も出てくるメソッドですが、

論点・目標を「明確にする」質問が効果があるという裏側には、

それが明確で無い状況こそ、グダグダを生んでいるとも言えます。

目標を持っている気になっている。優先順位を把握している気になっている。それも、なんとなく。

質の悪い悪循環です。

 

そんな事に対して、切り口を付けてくれる面白い本です。是非!

 

アファーメーションに!

自分は、どちらかというと、これらの質問を自分自身に向けたもので、

まずは、捉えています。

自分自身のアファーメーションに使えると思っています。

 

このブログ自体そうですが、

「俺ってついてる!」って自己暗示(笑)が、

最近は、本気でそう信じているように(←意外と引っかかりやすいやつなんでw)

自分は○○出来る!というアファーメーションの方法・言葉がよくあります。

 

しかし、それらを質問形式にすると、より、脳に刺激を与えるようです。

「なぜ、あなたは○○出来るんですか?」

これが、最近、自分自身にかけている魔法です。

是非、お試しください。

 

きっと、今とは別の思考法が始まりますよ!

人は、自分自身が思い描くとおりにしかならないのですから、

できてる自分を当たり前にしてしまいましょう!

 

そんな気づきを与えてくれた本との出会いでした!

う~ん、俺ってついてる!(笑)

 

タイムリーな贈り物!「たしぎフィギアスモーカーver.」に思う。。。

素敵な贈り物!!

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たしぎフィギア スモーカーVer.  です。(セブンイレブンで今、やっているアレです!)

別にたしぎファンではないのですが、

最近、ワンピースづいていたので、嬉しい贈り物でした。

どこに置くとか、考えはないのですが(笑)。。。

 

なにが、タイムリーって、「たしぎ」がってことではないのですが、

昨年末以来、進めてきたとある事業申請が大詰めを迎えてきており、

今月末には、広島に、プレゼンをしに行くことになっています。

上手くいけば(いかなくてもww)、7月には、その結果が出ます。

 

自分にとって、梅乃葉にとっても、まさしく、それは、「新世界」なんです。

あらたな、領域に踏み込む、きっかけであり、スタートラインなんです。

 

当然、その準備、テストマーケティングは行ってきましたが、

グダグダですね。

通用しない自分の力を痛感しているところです。

シャボンディ諸島で、めったくそ思い知らされている状態ですね。

 

でも、まだ、その新世界に行っていないくせに、思うんです。

いつか、振り返ってみた時、このきっかけは、ものすごく大きな岐路になっているって。

そのくらいの覚悟で臨んでいます。

 

なんてそんな風に思っている時に、新世界グッズたくさん頂きました!

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よっしゃっ!!て感じです。

まさしく、そこに行くことを示唆した引き寄せだ!!と、勝手にポジティブになっています。

やっぱり、俺って付いてる!って、

行っていないのに行った気になっているという感じでしょうか(笑)

 

ありがとうございました!!

やりますよ!!!

ゴールデンウィーク御来店の感謝!

年々増える御来店者数に感謝!

本年も、ひとまず、ゴールデンウィークの営業を終えさせて頂きました。

たくさんの御来店ありがとうございました。

こんな小さなお店で、期間中(お昼の4時間だけの営業で)、

1400名ものお客様にお食事を出す機会を得れたことに感謝しており、

 

又、こういう状況で、思い至らないサービス・商品となってしまったことも想像されます。

大変、長い待ち時間を経て、テーブルにつかれたのに、

ご期待に添えなかったケースもあるかと思うと、

申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

GW開店行列
オープン前の行列。(感謝!)

 

須佐男命いか入荷開始!

連休前は、男命いかの入荷は絶望的という悲観的な状況でしたが、

28日からは、ほとんど、入荷ができ、数日を除いて、切らすことなく提供できるほど入荷ができました。

活イカの入荷

 

活イカの入荷

これは、イカ漁が好調というわけではなく、

イカの町「須佐」という地にある、地元の店としてのアドバンテージだと、つくづく感じました。

何人もの漁師の方からかき集め、入荷はしていましたが、

この時期の釣果では、燃料代もでないので、休業している方も珍しくないのに、

漁に出ている方も意外といらっしゃるんです。

 

中には、仕入業社の都合・キャンセル等による急遽の入荷もありました。

そんなことに対応できるのは、地元ならではです。

もちろん、心配してくださる船団長には、期間中、煽ってばかりでしたので、

たくさんの漁師に声をかけて頂き、梅乃葉の入荷は成り立ちました。

感謝です。

 

活きウニ再々発注の末。。。

ゴールデンウィーク中は、

活きの黒ウニ(ムラサキウニ)を提供しておりました。

クロウニ(ムラサキウニ)

又、GW特別割引を実施!1つ480円で提供です。

この時期が黒ウニは身(生殖巣)のつきが良く、食べごたえがあるので、

特にオススメでした。

 

どんどん、ご注文を頂くのはいいのですが、あっという間に在庫はなくなり、

休みで禁漁中であろう漁師に、泣きを入れたところ、

既に確保して取ってあるから大丈夫とのこと!!

追加仕入れが出来ましたが・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

それでも、なくなるほどのご注文。

もうダメだろうと思いつつも、又、漁師に泣きをいれると、

「あるよ!」

とのこと。

ただし、赤ウニとなるらしい。

赤ウニ

 

赤ウニ

萩市漁協管内では、赤ウニは既に解禁されています。

ですが、この時期、うちは仕入れないようにしていたんです。

理由の1つは 、身がまだ、こぶりなものが多く、もったいないからです。

もう一つは、旬はずれの苦味が残っている確率が、まだ、高いからです。

 

市場に出るウニは、そんなこと関係ないんです。

必殺のミョウバン水にくぐらせて、型崩れを防ぐと同時に、

この苦味も緩和させているのです。

 

梅乃葉では、天然自然のそのままに活きたウニを殻付きでお出しする以上、

そういう、市場の動きとは別の期間を漁師と相談しながら設けています。

 

ということで、GW期間中の赤ウニの提供は、躊躇があったんですが、

せっかくの機会に、食べて頂きたいという思いもあって、提供を開始いたしました。

 

苦味を持つウニは乳液のような白い液体を出していますので、選別はできるのですが、

100%ではありませんので、苦味のあるウニにあたった方は、お取替えをしておりますので、

気軽にお申し出ください。

 

・・・と、

そんな、仕入との格闘を、裏方ではもがきつつのGWでした。

今年の失敗・学びを次に生かせるよう精進いたします。

ありがとうございました。

 

又、例年、身内や従業員に心身何か起こる、

ありがたくもない慣例が、ゴールデンウィークにはあったのですが、

今年は、何事も起こることなく、無事終えられたことに、何よりホッとしています。

 

多くのお客様に来て頂き、多くの学びと気付きを頂いて、

家族・従業員無事にやり通せたことに感謝です。

ん~、やっぱり俺ってついてる!

 

 

懲りない挑戦と、挑戦の副産物

結局、常に挑戦・進化

昨日のブログで、挑戦の代償ともいうべき苦い失敗に凹んだ自分をつぶやいていましたが、

結局、事業に関わる全てのことは新たな挑戦・進化を意識していますので、

自ずとそういう姿勢になります。

 

とは言え、私自身、脆弱な胆力しかありませんから、

めげて、凹んで、挫けて、逃げることなど、

しょっちゅうです(笑)。

 

私の場合、

スタートダッシュ時に、高邁な理想とコンセプトを掲げ、

自分的に練りに練った計画に向かうのですが、

そうそう、100%うまくいくことはありません。

 

どちらかと言うと、メインで狙っていたことより、

その途中で得た副産物的な何かが、

後々、価値ある武器・資産となることの方が、圧倒的に多く、

「ま、いっか!」

とオチを付けつつ、ここまで来たような気がします。うん。

 

熊谷喜八氏&奥田政行氏からのヒント

以前、萩市の事業で来られた、日本を代表する有名な料理人・経営者のお二人、

KIHACHIでお馴染みの、無国籍料理の草分け的存在、熊谷喜八氏。

世界が評価する山形アルケッチャーノの人気シェフ、奥田政行氏。

この方々とそれぞれお話をする機会があったことは、本当にいい刺激となりました。

 

当時、お二人と会って、話をした時、どうしても聞きたいことがあったのです。

こんな機会は2度とないと思っていましたし、

今後、仕事の上で、交流をすることは現実的にはないと思っていましたから、

その時、かなり、図々しくお近づきになり、聞いたのです。

 

「うち、どうしたら良いと思います?」って。

 

もちろん、自分自身、お店づくりの方向性は確固として持っています。

要は、その手法です。

 

KIHACHIメソッド

特に、喜八氏は、うちに食べに来られていましたし、

男命いかを大変気に入られてもいました。

 

料理人として、経営者として、世界的視野を持つコンサルタントとして、

「あなただったらどうする?」的な、

この方の、ファーストインプレッションから湧く提案、アイデアの片鱗を頂きたかったのです。(←おこがましいでしょw)

 

 

↑で、いただきました(笑)!

注意すべき点、まだまだ及ばない点など、うちの店に対するピンポイントアドバイス付きです!

 

奥田メソッド

もうひとかた、奥田氏から学んだこと、得たことは、もっと、別の角度の刺激と引き寄せを感じました。

お店というより、料理人としての姿勢には、学ぶべきメソッドに満ちていました。

 

奥田氏は、うちには来られていないので、

質問するにしても具体的にイメージを沸かすことは出来ないので、

極力、今後、新たなお店を出すとしたらどういうスタイルにするかという視点で、根掘り葉掘り質問しました。

 

面白かったですね。

ヒントは多く、その中でも、もともと自分もやってみたいと思っていた料理の提供方法があって、

これは是非、やらなければ!と思ったのです。

 

その後、氏は何度も萩市を訪れていて、お会いする機会も本来あったのですが、

それ以降、あえて、お会いしていません。

 

多分、何度も会いに行って親交を深めたほうが、よりいい刺激や学びは得られるのでしょうけど、

欲しかったのは、あの方の名声と絡めた自分ではなく、学びによって進化した自分だからです。

 

懇親会を終える際には、年齢が1つ違いということもあって、今後の自分の頑張りに、ハッパを掛けてくださいました。

次にお会いする時は、得た学びをきっかけに、挑戦をスタートさせ、次のステージに上がっているべきだと考えていました。

 

その中の挑戦の一つは、地域の藻場再生事業「海の森をつくる会」となって、既にスタートしています。

で、もう一つが(ここ本題)、梅乃葉的、最大最高の品質を提供する、

活イカを使った1つの料理のメニュー(仮称)「極み御前」です。

 

 

カリスマシェフからの宿題

この「極み御前」、氏と会ってから、ずうっと実現できず、頓挫していたのです。

提供が難しく、繁忙日には相当の負担となることは目に見えています。

その上での安定供給です。最早諦めかけていました。

このメニューは、喜八氏から頂いた(笑)アイデアも融合させたもので、

梅乃葉の今後のイメージを、ガツンと変えるような商品だと思っています。

 

 

※ここで、長々とした話がようやく元に戻ります。

 

挑戦の副産物

で、このメニュー、ようやく、提供できるところまでこぎつけました。

それは、このところ続けてきた数々の挑戦の副産物が、

可能にしてくれたからです。

新たな設備投資から生まれた技術的な面も大きいのですが、

挑戦してきたからこそ生まれた、本物へのこだわりが、

このメニューの実現を近づけてくれたのです。

 

もう少し、詰めて、提供にこぎつけたいと思います。

 

半ば、諦めかけていたこのメニューの提供、

正直、狙っていても及ばなかった(実現させれなかった)自分の力のなさはこの程度。

ただ、いろんな挑戦を経て、気がついたら、

「あれ!?あるじゃん!」と、

ピースが揃っていたことに気づく自分の運とツキ。

 

いやいや、やっぱり、俺ってついてる(笑)!