なんか、凄いなーって。。メディア掲載~トレーニング!

婦人画報に当店の瑞風朝食メニューが掲載されています。

うちとしては、本来、婦人画報に載ること自体ありえない話なのですが、

主体がJRの瑞風の記事ですからね。

恐縮です。

地元向け取材会にて

そんなJRさんのパワーだなあと思ったのが、

先月11月12日に行われたプレス向け取材会。

あろうことか、梅乃葉にメディアの方を呼び出すという会です。

いやいや、田舎の食事処が、メディアを呼びつけたわけじゃないのはわかっていますが、

すっごい、その立ち位置が嫌でしたね。(なんか偉そうで。。)

って、自分がそう思っているだけで、取材会は淡々と進み、

こなれたメディアの担当者から、質問が繰り返され、

なんとかお応えしながら、無事終了しました。

当日夕方のテレビニュースなどで、放映は始まり、翌朝の朝刊、週末の記事などで、掲載して頂けるなど、本当にJRさんのパワーをひしひしと感じました。

 

本当に、皆様、ありがとうございます。

 

JRさんの徹底ぶり

本番のお客様への対応は、来年3月からですが、すでに、そのトレーニングは始まっておりまして、瑞風クルーの方や関係者の方によるシミュレーションが繰り返されています。

当店スタッフも、この機会に、いかに段取り良く、食事を楽しんで頂くことに注力できるかをシミュレーションできるので、この何度も行うJRさんの徹底ぶりに、感謝するとともに、プロフェッショナルな姿勢をひしひしと感じております。

凄い!

先日も、実際に瑞風がJR須佐駅に停車し、本番さながらのトレーニングを行いました。

これは、朝食時の停車ではなく、その後のダイヤ時間調整のため停車なので、停まっているホームが反対側です。
ちょうど梅乃葉の真横にまで達する長い車両!

来年に入っても、それは続きます。

入念に、繰り返し、大切なお客様の旅の思い出になるよう、

スタッフ一同、尽力して参ります。

 

梅乃葉もお応えせねばと!

JRさんが、お客様に対し、そこまでの姿勢で臨まれているのに、梅乃葉としてもメニュー内容はもちろんですが、なんとか、お迎えするに堪えうる体裁にしたいと、お客様の進入路を舗装したり、古くなった木のフェンスを修繕いたしました。

木のフェンスは、DIYです。

古くなったフェンスを解体し、使えないものは捨て、木材を購入し、塗装して、修復したのですが、これは、高齢の父が全部やってくれました。もともと、DIY好きで、イカの水槽やプレハブ冷凍庫なども、私と一緒に作ってきたくらい、うちは手作りの構造物が多いのですが、この度は、私が業務に追われている間に、父がやってくれていました。

更に舗装は、父の個人的な資金で、業者に依頼してくれました。

正直、何が起こるかわからないコロナ禍の経営としては、当店も余計な出費は抑えまくっています。必要なものには(例えばコロナ対策や普通に商売としてかけるべき経費など)、もちろん費用はかけているつもりでしたが、こと、装飾的な経費に関しては、清潔感を維持することで、プラスアルファの費用をかけない方向でしたが、、、

 

こうやって、今まで梅乃葉というのは、父や家族が支えてきたお店なんだと、つくづく感じています。苦労を重ねてきた父が晩年となって、自らが作ってきた店に、こうして瑞風のお客様をお迎えする誉を頂けたことは、本当に良かったとしみじみ思っております。

高額なクルーズトレインのサービスの一端として、朝食を提供するという機会は、想像以上に、関わる人の想いの凄さ、覚悟の凄さを感じています。それに触れる機会を頂けたことに、自分はついてるなーって思うと同時に、今後始まる本番に向けて、抜かりなく準備してゆきたいと思いました。

 

「トワイライトエクスプレスをわざわざ停めさせたイカ」の物語

JR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の朝食提供

さて、インフォメーションにも出しましたが、
このたび、JR西日本「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の朝食提供を、梅乃葉が行うことになりました。
5コースの中の1つ、「山陰コース(下り)~文豪と維新の歴史をたどる旅~」の2日目の朝食となります。

瑞風は、沿線の魅力的な景観を車内から楽しみならが、
ラグジュアリーな設えと、最上級のおもてなしサービス、
三ツ星有名シェフや有名な人気店のシェフ監修のお食事、
そして各地での観光を楽しむ、予約は満席状態の超人気のクルーズトレインです。

最低でも御一人30万円以上(スイートの方はその倍以上です。( ̄◇ ̄;)はする豪華周遊型寝台列車(クルーズトレイン)の旅のお食事ですよ。

・・・( ̄  ̄;) うーん・・どうすんだ!?ってなりますよね。

関係者の方の、後押しもありましたが、
そもそも、当店が3つ星クラスの料理店になるわけでもなく、

JR西日本様にとって瑞風というのは、
単に、お客様に沿線の魅力を楽しんで頂くサービスの提供だけでなく、
沿線の魅力の土壌となり種となっている、各地の生産者や事業者、又は様々な地域資源を応援したいという役目も担われていることは、以前より知っていましたので、

「沿線の魅力の1つである当店を体験しに来てくださる」と冷静に整理すれば、至極シンプルな話で、梅乃葉の魅力を突き抜けさせれば良いという結論に至ったのです。(笑)
で、お受けいたしました。

 

「福島さんの出したい料理を出して頂いて結構です。」

お話の中で、最初にJRの担当者様から頂いた言葉がこれです。

ありがたいですね。
この言葉で、自分の引き出しに封印してお昼の店舗での提供は諦めていた、料理の提供の形を実現させる良い機会だと判断し、脳内ですぐにくびきが外れました。

過去何度も構想し、挑戦しかけては断念していた「日本一のイカランチ」の形を、「日本一のイカ朝食」として、始動したのです。

萩市内の生産者・事業者様、阿武町の生産者様の素材提供やご厚意もあり、3月までの献立を立て、まずはそこからスタートしてゆきます。

 

山陰本線の無人駅JR須佐駅に瑞風がわざわざ停まる!?

山陰本線というローカル線の、須佐駅は、上下1日9本づつ汽車が運行しています。

朝夕は学生の通学時間もあり、若干多めです。
車両においても通常1両編成が、なんと2両編成になるのですw!!
そして、何より単線ですので、途中、汽車同士がすれ違うことはできませんので、駅でようやくすれ違えます。
そんな中、朝食の時間となる時の須佐駅は、ちょうど、上り下りの汽車が停まるのです。

右手が上りのホームで、改札側

更に、この度の瑞風が走るのは下りのコースです。須佐駅の下り線ホームは、陸橋を渡らなければならない側にあり、瑞風が停まる時は、逆方向の上り側ホームにつけ、お客様に陸橋を渡らせず、下りて頂かなければなりません。
それに、ホーム自体は瑞風よりも短いのです!!!


さあ、鉄道好きマニアの皆さん、あなたなら、どんな裏技を使って、実現させますかw?

一般の住民にご迷惑が掛からないよう、細心の気遣いの中で、

この度、その制約の中、須佐駅に、瑞風が停車することになりました。

担当者曰く、相当大変な調整だったそうです。

m(_ _)mアリガトウゴザイマス

トワイライトエクスプレスをわざわざ停めさせたイカ

そうまでして、わざわざ停まる必要が須佐にあったのか?

それは、
「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」を停めさせたのはここ(須佐)にイカがあったからです。

須佐男命いかのブランド化をはじめ、イカの町づくりを、17年、行政や漁師達とやってきました。民間の飲食店である当店の立ち位置だからこそやれることを、ガンガンやってきたつもりです。

たくさんの全国放送や芸能人の方に来て頂けたのも、メディア関係者の方に、魅力的な素材として伝えて頂けたのも、営業時間4時間程度の小さなお店に、4時間待ちの順番を待ってでも、年間2万人以上のご来店があるのも、全部、誰の仕業かと言えば、「イカ」がいたからです。

山口県や周辺近県の消費者のイカに対する価値観は、17年前と比べて、格段に変わりました。とうとう瑞風をも停めちゃったんです。

「イカすげえな」ってしみじみ思いますよねw。

そんなこの度の出来事も、須佐のイカ物語となって、皆さんと楽しんでゆきたいと思います!!

 

皆様への感謝

この度、身に余る誉を頂き、まず何より思ったのは、
このご縁のきっかけとなり、常に仕事上でも刺激や支援を頂いている、
瑞風のランチメニュー監修者 益田市 Restaurant BONNE-MAMAN NOBU
上田シェフへの感謝です。

 

上田シェフの瑞風メニューの素材探しのころから、
その後の生産者同士の付き合い方、地域の魅力への熱意・リスペクト、
その御苦労をずっと見させて頂いた勉強が、
まさか、この度、役に立つとは思ってもみませんでした。
素晴らしいお店、素晴らしいシェフです。

ありがとうございます。

 

そして、つくづく感じたのは、当店のお客様のおかげであることを、
ひしひしと感じました。

古くから見守ってくださり、応援してくださって、知人や家族と一緒に来られては、
我がことのように、当店の料理を自慢してくださったり、クチコミを広げてくださいます。

豪雨災害にあえば、復活のサインに気づいて、お食事に来てくださり、声をかけてくれ、
イカが異常不漁の時には、イカ以外のメニューを本当に楽しまれてゆき、
コロナとなれば、ご自身も不自由な身なのに、通販などで応援してくださる、
本当に素敵なお客様がたくさんいらっしゃいます。

家族やスタッフ、地域の方々が長年支えてくれ、応援してくれ、
素敵なお客様が、どんどんこのお店を成長させてくれました。

 

この度の瑞風のご縁は、
そういった皆さんによって作ってきた土壌の上に頂けたものと感謝しております。
ありがとうございました。

 

この機会を、更に皆様に楽しんで頂ける梅乃葉の成長につなげてゆきたいと思っております。瑞風への食事提供を通して、更に、皆さんに喜んで頂ける食事やサービスに、果敢に挑戦してゆきたいと思います。

ご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

口福の馳走屋 梅乃葉
店長 福島

 

スタッフ募集

瑞風シフトの影響もありますが、当店の素敵なお客様方へのサービスをより良いものにしてゆくために、一緒に取り組んで頂けるスタッフを募集いたします。

パート・正社員、両方とも希望可能ですが、パートでも、短時間、週1日といった「ちょっとだけシフト」の方でも大歓迎です。あなたの経験をここで、生かしてみませんか!?

 

求人202008チラシA5

お盆休業の中で~GOTOからの今後を考えてみた。

営業自粛しております。m(__)m

まず、お盆を含む8/12~8/17までの期間の営業自粛を急遽決定となり、

ご期待に沿えず、せっかくの機会にと検討されていた方には、

大変申し訳ありませんでした。

・山口県内のコロナ感染者増加、近隣市町村(益田市など)の増加
・連日の不特定多数の遠方の県外(大阪・関西圏)からの来店者の増加
・炎天下による影響で店内にて不測の3密状態

など、様々な状況が、急に重なり、決定いたしました。

 

その裏には、国のgotoキャンペーンに付随し、

県単位の需要喚起キャンペーンや、

市町村単位の需要喚起キャンペーンもあります。

 

又、テレビメディアでも、ロケ取材が自粛されていることから、

過去の番組の再放送が次々と行われているようで、

当店を扱ってくださった、全国テレビ放送が、

何社も繰り返し、放送されていると、お客様より報告を受けています。

 

直近では、山口放送の熱血テレビさんでは、

この1カ月くらいで、別件含め3回取材と放送をして頂きました。

それを見た古くからのお客様が来店してくださったり、

立て続けに、来店を煽る状況となっています。

 

お盆というのは、本来、飲食店にとっても書き入れ時、

多くの方が、お休み時に「楽しみたい!」と思われるお休みの時こそが、

我々にとっての「お気持ちにお応えすべき時」と、

過去そのようにしてまいりましたが、

ご承知の通り、本年は様々な状況が違います。

 

冷房と暖房の中で

とは言え、感染防止対策は一定レベル以上には講じているつもりですので、

少々多くのお客様が来られたとしても、

新たな体制にシフトし、ご理解を得ながら、

対応できる気で臨んでおりました。

 

しかしながら、本年の特に今現在は、とても特殊です。

小池都知事が

「冷房と暖房の両方をかけることについて、どう対応していけばいいのか」

と嫌味を言ってしまわざるを得ない、

矛盾を抱えたままの状況の中で、

 

今後もお客様に喜んで頂ける梅乃葉として存続してゆくために、

我々自身が、折に触れ、様々な決断をしてゆかなければならないと、

強く感じています。

 

営業自粛に踏み切った理由

お盆全日程を営業自粛に踏み切った要因は、

上記以外にも他にもあります。

 

今年は、お盆前に連休がございました。

もともと、この連続した連休をこなすこと自体、

人手不足の当店としては大変危惧すべき日程でした。

 

そして、不安を的中させることが次々と起こります。

まず、メディア露出のたびに増えていた来店者の数が、

激増し、客席数を減らしながらの営業では、

待ち時間が更に長くなり、3時間から4時間という、

尋常でない状況に陥っていました。

 

それでも、待ってくださるお客様には、

本当に頭が下がる思いで、

気持ちよく、イカ料理~お食事を楽しんで頂けるよう、

対応方法を腐心しておりましたが、

 

そこに今度は、スタッフの持病による体調不良、

高齢のスタッフによる長時間のハードな労働、

 

そして、一番危惧していた、

フロアスタッフの疲労による集中力の低下です。

 

当店のスタッフは、本当にみんな頑張ってくれています。

クチコミに、スタッフの対応を褒めて頂けるたびに、

スタッフのへの感謝で溢れ、何より嬉しく思います。

 

そのスタッフの集中力が切れるということは、

そういったサービスや雰囲気を期待するお客様に対し、

担保できなくなるということにつながります。

 

回りくどい言い方をしましたが、

お客様が、期待する商品・サービス(接客や雰囲気を含む)を提供できないのであれば、

営業してはいけないという選択肢を取りました。

 

その前提は、「今後もお客様に喜んで頂ける梅乃葉として存続してゆくため」であり、

お客様、スタッフのためでもあります。

 

「イカさえ出してくれりゃ、あんたらのサービスなんかいらないよ」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

大変、申し訳ありませんが、そうお考えのお客様においては、

当店で食べる必要は全くないことですので、

是非、今後とも他のお店でお食事してください。

 

「お盆・連休は忙しいのは当たり前、そのあとにまとめて連休でも取ればよいのでは?」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

その連休中に、お客様・スタッフに致命的なミスや事故を起こしては、

次はありません。

お客様においては、何度も来店されることはない、

一生に一度かもしれない旅の思い出で、

不快な思い、又はトラブルに見舞われれば、

どんな言い訳があろうと、2度と来店することすらありません。

 

スタッフとて、連休に対するトラウマとなります。

 

お盆前の連休明けの平日8/11、

連休時を超える来店者に溢れ、

スタッフのシフトを減らして対応していたのもあり、

もはや、限界でした。

 

8/12(水)、お休みにちょっと遠くの病院に行かねばならない機会があり、

その帰りに、家族でお食事をしてきました。

郊外にある人気店で、感染防止対策もしっかりされているところで、

昔から何度も行っているお店です。

 

料理はおいしかったです。

ただ、帰り際の印象に残ったことは、

 

恐らく、連休による疲れからなのでしょう、

若いスタッフに笑顔はなく、

忙しさのあまり、違うソースの料理に対し、

別の取り皿の要求は拒否され、(洗えないからだそうです)

「こういう時期に来るべきではなかった」

という感想でした。

 

しみじみ、

我々がお客様にできること、

お客様が期待されること、

これらを、きちんと自覚していなければ、

体力的・精神的無理をして、

感染のリスクのある中、

営業しても、全く、無駄になるだけだと痛感いたしました。

 

今後を考えてみた。

withコロナの時代といわれる、今後を見据え、

とてもとても、大切だと思っているのは、

当店を気に入ってくださる素敵なお客様の存在です。

 

店舗にて、ふと思い立った時に、

当店の状況を、鑑みながら、配慮しつつ、

ご来店くださり、

 

ある時は、長い待ち時間とわかっていながら、

他のお客様同様にお待ちになられたり、

平日の隙間を狙って、ご来店くださったり、

年に1度と、行事のように決めて、ご家族といらっしゃったり、

と、様々です。

 

皆様、素敵な方々ばかりです。

当店の状況を慮って声掛けしてくれるだけでなく、

本当に、お食事を楽しまれて、笑顔で帰ってゆかれます。

我々が、いつも、元気を頂いている方々です。

 

もちろん、初めてお越しの方でも、

素敵なお客様はたくさんいらっしゃいますが、

やはり、繰り返し、何度も来られているお客様というのは、

お店としては、より大切にしたい関係であり、

より喜んで頂けるよう努力すべき方々でもあります。

 

通販でも、同様にそういったお客様がおられます。

商品点数も少なく、大手のように送料もなかなかサービスできない中、

何度も、利用してくださったり、

メッセージや感想を送ってくださったりと、

こちらが、ほっこりしてしまうような方々も多いのです。

 

特別な「梅乃葉ファン(会員)登録」を提案してゆきます。

過去、「梅食うポン」というモバイル会員から始まって、

現在は、LINEによるショップカードへ登録して頂いて、

繰り返し来て頂けているお客様の判断をしておりますが、

 

新たに、別のファン(会員)登録をご用意して、

そのファンの方のみに向けた情報提供とファンサービスを

してゆく予定です。

 

ご来店や通販利用が初めての方は、登録できませんが、

当店の何らかの商品・サービスを気に入ってくださり、

何度も利用してくださっている方限定で、スタートいたします。

 

詳細は準備が整い次第、告知し、直接お声がけしてゆきますね。

 

営業形態の今後

現在、営業時間や、順番受付時間の変更、

店内のシステムの変更、

テイクアウトや、ウェイティングエリアの変更など、

状況を鑑みながら、営業体制を変更をさせて頂いておりますが、

 

こういったことを考えるうえで、

いつも最初にでてくる課題が「予約」についてです。

 

ご承知の通り、当店は「予約」を受け付けておりません。

普通の飲食店であれば、「予約」をどう獲得するかなど検討するものですし、

むしろ、そのほうが対応に計画性も持てますので、様々な無駄も省けます。

現在抱えるストレスやデメリットも、解消できることも増えますが、

当然、デメリットとなることも、新たに出てきます。

 

しかし、何度シミュレーションしても、

現在の当店が掲げる使命感・コンセプト及び環境では、

全てのお席の時間指定「予約」という対応は、できないのです。

 

もし、全てのお席に対しお受けするとしたら、

前述のとおり、お店の使命感・コンセプトを変えるということになります。

まさしく、梅乃葉にとってのパラダイムシフト、

安易には変えられません。

 

ただ、お客様をとりまく時代は変わってきています。

withコロナ時代への対応という点でもドラスティックに変わってきています。

お店の使命感・コンセプトを変えずとも、

できることは、もちろんあります。

 

  • 予約をお受けできる席又は席数を限定して用意するのも1つです。
  • USJなどでもやられている「アーリーパークイン」や「エクスプレスパス」といった考え方も1つです。
  • 3密を回避しずらい繁忙期間の連休などの日程のみ、「予約のみ」の対応をするというのも、1つです。

いずれにしても、

「聞いていない」「知らない」と、

当日、その時になって、

そのシステム変更を知らなかったがために起こるトラブルもつきものです。

 

当然、知らずに目の前で入店できなかったり、

不本意に待たされたりすれば、

お怒りにもなられます。

 

こういったことを考えながら、

今後の運営体制の変更を検討しています。

 

不確定要素ばかりの水商売

現在のように、メディア放送やキャンペーンが重なれば、

対応できないくらいの来店者が溢れます。

しかし、

昨年は、今頃の時期から、記録的なイカの不漁が始まりました。

ゲリラ豪雨や台風による災害も、夏のどの段階でもありましたね。

今なら感染者が当店に絡めば、営業自粛どころか、

その後の風評被害にもつながります。

 

こういった浮き沈みの激しい波の影響を受けるのが

飲食店・水商売だと思っています。

それでも、

お客様が来るか来ないかわからない状態の中でも、

仕込みや人員体制は整えておかねばなりません。

 

それが、水商売とわりきって、営業してまいりましたが、

半面、古くからある慣例に縛られ、試行できていなかったのかもしれません。

もっと、時代に対応するやり方を、考えて考えて、

支えてくれる、お客様をはじめ、スタッフや地域の方と、

持続可能な新たなお店の形を作ってゆきたいと、

改めて思っております。

 

お休み中、あれこれと考えつつ、

徒然に、長々と書き綴ってみました。

 

一緒に食べる目の前の人が、

イカLOVEな笑顔・美味しい笑顔になればいい。

今後とも、宜しくお願い致します。

梅乃葉新体制-に店長の個人的趣味が!?

家族と過ごして考えた「自分が行きたい店」の形

長い営業自粛を終え、5月7日(木)から、

梅乃葉、営業再開します。

 

こんな感じで、新たな体制にチャレンジしながら

お客様にもご理解いただきながらの模索の新体制です。

梅乃葉インフォメーション

 

お休みの間中、色々情報を集めながら、

世の中のたくさんの飲食店の方々が実践する素晴らしいアイデアや、

アドバイスをされている方々の案を、

咀嚼しながらどうすべきかを悶々と考えていました。

 

新しい挑戦や、見えていることは取り組みつつも、

さて、この先終息もままならない中どうすべきか!?と。

 

まあ、煮詰まりながら、ふと、足元を見ると、

同じく自粛生活をする、子供たちがいて、

文句も言わず、おりこうさんに過ごしているんですよね。

 

お出かけしてあげたいなあって思いますよね。

 

基本的には、不要不急の外出自粛なわけですから、

どこにも、でかけることはないのですが、

(近所の散歩・ウォーキングくらいかな)

ふと、どこか外食に出かけるとしたら、

こうだったらいいのにって妄想をしていた時、

昔、やりたかったスタイルのお店の形を思い出したんです。

平たく言えば、

外の席(テラス・オープンデッキ)で食べる形

ってだけのことなんですが、

 

めっちゃ個人的な趣味が入っているんで、

他のお店がマネしたほうが良いってことではなく、

あったらいいな=なくてもいい

って感じです。(笑)

 

梅乃葉にここ数年来たことのある方なら、視界には入っていたと思うのですが、

外観の上みたことありますよね。

梅乃葉
リノベーション直後の梅乃葉

 

 

 

 

 

店先のデッキは、なんとなく見られてたかと思うのですが、

上にもデッキがあるんですよ。

しかし、階段はないんです。

・・・・予算がなかったので(笑)

 

ま、それはさておき、

そのリノベーション時に、もともと、個人的に好きだった、

オープンデッキ(外)で食事を楽しむというスタイルを、

いつかやれたらって思いが、

当時の店舗デザインにつながっています。

 

で、普段、家族と外食に出ても、好んで外の席で食べることを思い出し、

こんな席で、少しでも安心して食事を楽しめる方がいらっしゃったらって、

ちょっと、店長、DIY熱が、久々に出動しました。

屋外用カーテンも考えたんですが、

見積もると、意外と高く、予算が・・・・

2Fの上がる階段設置も考えたんですが、

いや、普通にどう考えても、予算が・・・・・

 

で、ホームセンターに駆け込み、DIYです。

普通にあばら家風ほったて小屋というか、

海の家ですね(笑)

 

↑でも、これで正解なんです。

 

うちは、リノベーションの時に、エイジング処理をガッツリ仕込んでいるんで、

錆びたトタン屋根や古材・足場板などで仕立てていますので、

当時のデザインコンセプトも、

「外国の香りがほんのりする古い日本の海の家」でしたので、

なんか、アジアンチックなテイストにも見えて、

まずまずのデッキエリアに変わりました。

間に、間仕切り入れて、2卓で利用という形になります。

※追記:現在、デッキテーブル席では、ペット同伴可として、対応しております。

 

でもって、その下側の駐車場も、オープンデッキに拡張予定です。

更に、調子に乗って、準備ができ次第、テイクアウト用に、別にベンチやテーブルを設置したいと思っています。

っていうのも、うちのお客様、遠方の方が多いですからね。

テイクアウトして帰って食べるって、あまりないんですよ。

近隣の方は、良いのですが、ちょっと、ピクニック気分でって感じに利用して頂ければて考えています。

まあ、「梅乃葉が海の家になった!?」とでも、思ってくださいw。

 

「テイクアウト」や、

「ほぼドライブスルー」への対応もありますが、

私、個人的にこの「テラス席」押しで、進めてゆきます。

弁当(仕出し)やテイクアウトは、もともと、やっていたことなので、もうちょっと、

便利な形に進化はさせていきたいと思っています。

(今後メニューも増えます)

 

後、駐車場を減らしてまでって思ったのは、

隣接する市の無料駐車場を利用して頂き、

ついでに須佐の物産店「いかマルシェ」の利用もお願いしたいのと、

最近は、待ち時間(ウェイティング時)は、いかマルシェに行かれる方も多く、

ウェイティングスペースでの3密を防ぐ意図もあり、

基本的に、自家用車で、待っていただくという方針にいたします。

順番の呼び出しは、「ラインで順番待ち」システムからできますので。

 

色々、変化する内容に、ご説明が追い付かないと思いますが、

少しづつ、形にしてゆきたいと思います。

 

皆様のご協力とご支援をお願いいたします。

楽しい食事の時間を作れるよう、

いつ来られてもいいように、

進化し続けてゆきます。

 

新型コロナウィルスの騒動で、世の中心配ばかりです。

どうか、お体に気を付けてお互い頑張りましょうね。

 

 

さて、明日からぼちぼち頑張ります!