「イカがでポン」刷新・・・・・予定

あまり、本気ではなかったのですが。。。

こう言うと、誤解を招きそうですが、
実は、うちの「イカがでポン」って柚子ポン酢醤油があるんですが、
販売自体、本気ではなかったんです。

柚子ポン酢醤油(イカがでポン)
柚子ポン酢醤油(イカがでポン)販売当時はパッケージの柚子は、柚子らしく黄色にしていましたが、実は青柚子なんです。

 

本気っていうのは、
他所に卸して販売することです。

 

基本的に、うちのオリジナル商品は、
お店で使っている調味料や、提供している惣菜がベースですので、

 

「食べて気に入って頂けたのなら、お土産にどうぞ」

 

という感じのものでした。

 

ほぼ、どの商品も、お客様から、
「これ売ってくれませんか?」
などという機会があったから、
商品化したものばかりです。
(喜んで頂ければそれでよかったので・・・)

 

ですので、基本的に、どの商品も説明があまり要らなかったんですね。
加えて、ラベルやパッケージに、
商品コンセプトをそう練り込むこともしていませんでしたし。

 

ポテンシャル高!

青柚子

独特のコンセプトの元、
うちらしく、イカを食べる時(特にしゃぶしゃぶなど加熱したもの)に合うもの、
そんな思いで作り、使っていたポン酢ですが、
お客様からのお声で商品化もしました。

 

で、しばらくして、
使っている柚子酢を作っている農家の方の作業場を見ることがあって、
お話を聞かせて頂くと、その柚子酢がいかに希少なのかを思い知らされたんです。

 

無農薬で育てた柚子を、
青いうちに収穫し、
手作業で、絞り、
ガーゼを何重にも重ね、
丁寧に濾しとって瓶詰めした、
農家のおばあちゃん手作りの
柚子酢です。

 

黄色く熟した柚子酢は、
ある程度の甘みも持ちますが、
自分的にはエグみを感じるときもあります。

 

青いうちだと、酢もあまり獲れません。
ですが、その澄み切った清涼感は、抜群です。
料理の味を締める酸味として、
この上なく上質な柚子酢であることは味わえばすぐに分かります。

 

そんな大切に作られた柚子酢だと知ると、
やはり、きちんと使ってあげなきゃなって思いは当然出てくるわけです。

 

世の中にあふれる「柚子ポン酢醤油」。

それ以来、お店で気になった商品を購入しては、味を確認します。

本格的とうたうポン酢も味見してみます。
デザインが素敵なポン酢も味見してみます。
ネットで気になれば取り寄せて味見します。
ブランドとなっているローカル商品なども味見してみます。

 

ホームセンターなどでも、販売されている昨今、
身近なスーパーでも激安です。

 

でも、みんな同じ味のカテゴリー・傾向だということは使っている素材からもわかります。
味見してみて、その塩分・酸味のバランスもほぼ、同じような点ということもわかります。

 

それが、無難なのか、そういうもんなのか、常識なのかは定かではありませんが、
一つ言えるのは、食通・もしくはグルメな方に意見を聞けば、

 

こういうポイントを狙った味のバランスが、
「ゆずポン酢醤油」という食文化(本格志向)なのだ!

 

とおっしゃる気がします。

 

 

で、はっきり言っておきます。

 

うちの違います。
狙ってるポイントも違います。

 

そういう違いの上で、使って頂いた時の感じ方は、他のものとは明らかに別です。
つくづく、世の中の柚子ポン酢醤油とは違うことを、感じました。
ですので、柚子ポン酢醤油というと別のものになるというなら、
それ相応に、伝わるパッケージとネーミングにしなければと思うように至ったわけです。

 

おばあちゃんの青柚子酢に恥じない、
他の原材料を吟味し、
バランスを整え、再構成し直したものを
新パッケージにて、アップグレード予定です。

 

「イカがでポン」・・・・・・気に入っていた名前だったんですけどね。(意味分かんないだろうけど)

 

 

まあ、そのうち予定ということで!

 

「鶏皮ネギポン酢」・・・簡単ですけど美味いですよね。こういうシンプルな料理だと、余計にポン酢で受ける印象の違いを感じます。
「鶏皮ネギポン酢」・・・簡単ですけど美味いですよね。こういうシンプルな料理だと、余計にポン酢で受ける印象の違いを感じます。

創造力の融合か、ただの自虐行為か。。。

作戦会議というか。。。

昨晩は、極身近なパートナーとの作戦会議。

場所は梅乃葉のカウンターです。

梅乃葉のカウンター
梅乃葉のカウンター

数々のプロジェクトを生み出した、歴史のある場所です(笑)

 

昨晩のお題は、「最悪のケーススタディ」です。

地域振興での昨年来、懸案だったことなんですが、

考えうるストーリーもパターンもポジティブに考えられる状況にありながら、

最悪のケースをひたすら練りこんでいました。

 

それはそれで面白かったのですが、

ただ一重に、

「無駄なストレスを避けたい」

この一心からです。

 

次回の主要メンバーとの寄り合いで、更に進化させていきますが、

まあ、楽しくやれることを進めてゆきたいと思います。

こういうことも、地元須佐が少しでも元気になればという願いからです。

 

寄り道多いな・・・

今日は今日で、喫緊の課題とは違うことに時間を割いていました。

中途半端なものを片付けておきたかったのもありますが、

気持ちの上では、そうやって、課題を1つづつこなし、断捨離のつもりなんですが・・・・・・

 

「どうも、お前、やること増えてないか!?」

 

と、心の声が聞こえます(笑)

 

確かに、同時に、畑の違う、色んなことを、並列でこなしていると、

創造性や想像力が自分のキャパシティを超えた融合をして、

新しい切り口が見えたりして、わくわくするような状況が生まれるのですが・・・・・

 

 

ただの自虐行為かもしれません。

本文を忘れず、

見つめるべき方向を見据え、

トライしてゆこうと思います。

 

 

 

 

 

機会損失は「情報が手元に来ない!」と嘆く依存心だけが原因か!?

情報はどこから!?

合併後

最近、地域にとっては機会損失だよなあ・・と思うことが多くあります。

市町村合併によって萩市というエリアになって、市役所は合理化を進めますので、

周辺地域の総合事務所職員は人員が削減されてゆきます。

私は、合併に賛成も反対も何も、

なってしまったからには、活用することしか頭にありませんでしたから、

本当に、いい部分(メリット)だけを見て来ました。

 

デメリットと称されることの多くは、

現代に完成されつつあった依存社会からの変化に対するアレルギー反応という趣が強く、

特に、経済活動に関しては、萩市だけのことではなく、

世の中の縮図のように、なんらかわりはないと思っています。

 

周辺部の当たり前ではあるが・・・

そんな、萩市の中でも、周辺地域と中心部では、

施策や予算ならまだしも、情報を得る機会が均一でないこともあり、

ある意味、仕方がないっていうより、

「あり得る話だよなあ~」って受け止めていました。

特に、それが、自分やうちのお店が当事者であってもです。

 

で、最近、そんな機会損失を多々感じたのは、

うちではなく、うちよりも、小さな商売で、やる気のある方のケースに遭遇した時です。

 

能力とか規模とか関係なく、「知らない」のです。

 

では、情報は発信されていないのか!?

 

広報誌やホームページでは行われています。

 

では、見てないほうが、気づかないのがいけないのか!?

情報を均一に発信している形さえあれば、それでゴールなのか!?

 

普通に商売をしているものには当たり前なことですが、

お店の情報やメッセージを、ホームページや情報誌・広告に掲載さえすればゴールなのか!?

んなわけないです。

お客様がそれに気づいて、注文したり、ご来店して頂いて初めて1つの成果です。

 

発信・伝達された情報を、具体的に地域に反映させるのは、

地域の総合事務所の役目なのか!?

 

人を削り・予算を削り、意思決定機能を削っている総合事務所にそんな余裕や、本所との意思の疎通があるのか!?

 

さあ・・、人のやることですからね、ムラもあれば、ポカもあります。

世の中そんなものでしょうけど、

ただ、自分はやってるって気になっているのなら、そんな輩の顔が見てみたいところです。

 

結局、やるのは自分自身

もちろん、民間である立場の商売屋が、情報収集を受動的にしていることはナンセンスです。

期待と依存はとんでもなく違います。

 

情報が集まり、あらゆるネットワークを持っている行政の中のやる気と、

民間のやる気が連携した、わくわくするような萩市の未来を期待し、

まさか、そんな状態を行政が作ってくれると依存している人がいたとしても、

その勘違いが何も産まないということを、せめて、その若い民間のやる気のある者には伝えたいですね。

 

こんな小さな周辺地域からでも、商売というフィールドで、面白いことは出来ると信じて、

これからも精進して行きます!

梅乃葉活イカ取扱い10周年!もっと進化します!

そう言えば(笑)。。。

先日の漁師との会話で、うちが活イカを扱い始めて10周年だということに気がついた。。。ww

活イカを始めた年には、「イカ墨カレー」「いか飯」「まかない丼」「イカ天丼」などもスタートしているので、

かれこれ、10年もこれらメニューを追いかけているのかと、感慨深かったのですが、

ikameshi02-s2

イカ墨カレー3

どれも、未だ、更に美味しくなる余地を持っていると思っていて、

自分自身の研鑽をもっとやらなければと思っているところです。

 

活イカもそうです。

男命いか
男命いかの造り

 

もっと、長く活イカを扱われているところなど、日本にはたくさんあります。

私も、数多く勉強しに行きました。

結論はもちろん、お客様が喜ぶかどうかは、お店の営業年数とは関係ないということです。

どれだけこだわり、どれだけ常に進化・挑戦をできるか、

それがお客様が本当に喜ぶことなのかと考えれるか!?

 

ただ、切るだけでいいなら苦労はしません。

うちの場合、いつ、何人で来るかもわからない、たくさんのお客様に、

早く、安定した高い品質を、決まった規格に、常に、提供する場でなければなりません。

それも、大きさも、活きの強さも違う生きている活イカをです。

 

割烹会席料理屋さんや小粋な小料理屋さんのように、

予約によって、キャパと時間を限定的に絞って、

高品質な料理とサービスを提供することができるスタイルとは、

基本的な条件が違っていますので、

 

調理上の段取りだけでなく、

提供する形は、自ずとその条件の範疇でできる最大限の形となります。

しかも、サービスは、高品質であることが当たり前となってきている時代です。

料理だけでなく、サービスへの期待、その責任。

自分自身だけでなく、スタッフの技術・キャリアも上げ、環境を整え、意志を疎通し、

その最大値をどう引き上げるかは常に課題です。

 

もっと提案いたします!

 

もっと、活イカを美味しく食べる方法はあります。

もっと、活イカで料理を楽しむことはできます。

もっと、梅乃葉で楽しい思い出をつくることはできます。

 

これまで、支えて頂いた、たくさんのお客様、漁師、地域の方々のために、

活イカ10周年を機に、更に進化するお店でありたいと思います。