須佐地域集中豪雨からの復旧5日目---散らばる情報のまとめ

今朝は豪雨でした。

朝4時過ぎ、激しい雷、豪雨でした。

「またきた!?」

と思うほどです。

激しい雷雨でした。
激しい雷雨でした。

 

隣の川もかなり増水
隣の川もかなり増水

冠水した周辺の住宅からも心配で河川を見ていました。

 

幸いその後落ち着いたものの、

又、国道が通行規制。

国道315号線「須佐-弥富」間は昼過ぎまで通行できませんでした。

 

今朝の天気予報は、昼も雨。警報さえ出ていました。

このため、残念なことがおきました。

 

新たに、ボランティアに来ようと向かっていたグループが現地入りし、

さあ!という時に、災害ボランティアセンターが下した判断は、

二次災害を防ぐため、本日の災害ボランティアは中止。

たくさんの方があきらめ、帰ってゆきました。

 

しかし、天気は裏切り、昼からは夏日。

被災者自身の復旧活動は、雨であったとしても続きます。

そして、中止を知らないまま

「今日はボランティアが来てくれるだろうか・・・」

と待ち続けています。

 

 

二次災害の事例は表面だけ捉えず、原因を把握して柔軟に対応すべきではないかと思います。

雨の危険はわかります。天気予報も読めるわけではありません。

ですが、各事故事例の原因は、そんなにざっくりと「雨なら全て中止」とするほどのことだったのでしょうか?

家屋の中の清掃は出来ないのでしょうか?

今、訴えている情報の伝達に一役買ってもらうことはできなかったのでしょうか?

安全が担保されつつ、人出が足りていないことをやってもらうことはできなかったのいでしょうか?

ボランティア保険や活動としてうたっている範囲のこと以外は、帰ってもらうほどのことだったのでしょうか?

 

朝一、情報が錯綜しているので、地元行政に聞くと、現地入りしている人のボランティア活動はあるということでしたが、

社協運営のボランティアセンター側の判断は、全てのボランティア活動の中止です。

気持ちと責任は並べて比較することはできませんが、

ここに横の連携と柔軟な姿勢は本当に注入できなかったんでしょうか?

 

 

萩青年会議所さんと須佐自動車さんの連携

しかし、そこへ断られたボランティアグループを受け入れ、

現場に送り込んだのは、

萩青年会議所さんと、須佐自動車さんでした。

須佐・小川の現場に直接送り込んだのです。

二次災害はもちろん、気をつけねばならないことです。

責任の所在など、ボランティアに向かってきている人はそこまで追求していやしないのです。

現地を助けたい。今、1っ箇所でも復旧を手伝いたい。

そんな思いの対応を見事にやってくれました。

 

宮内市議も向かっていて中止とされたボランティアの方々を受け入れ、災害現地に送り込んだと聞いています。

行政には対応できない部分をこういった民間の動きで補完する体制。素晴らしいです。

今後、こういったことが起こった場合の体制づくりを、萩青年会議所さん須佐自動車さんの方で、作ってゆくとのことです。

本当にありがたい。

被災住民にとって、ボランティアの方々が、被災現場を歩いているだけで、嬉しいのです。

「応援に来てくれている。」って。

自分のうちに来てくれる順番は、みんな待っています。

「うちより大変なところはあるから」と。

順番でギャーギャー騒ぐ人はいません。

そんな須佐の人達を、是非、助けてあげて下さい。

(もちろん、小川地区などにも大変なところはあります。)

 

 

本日より営業開始

少しでも、復興する流れになるために梅乃葉は営業再開致しました。

そのため、被災地をちょこちょこ見ることができませんでしたが、

当然気になります。

facebookやTwitterには情報がどんどん出始めています。

 

WEBには必要な情報がどんどん出てきています!

被災住民は、まったく知らされていないですが、

webでは早くから対応されている情報発信もありますし、

昨日・今日あたりで、情報発信量も加速しています。

 

これを整理し紙媒体にプリントして、配って欲しいんです。

「こんなに回りは動いているよ」

「これについては、こんな状況ですよ」

「こうすればいいですよ」

「ここに連絡して下さい」

「ここを教えてあげて下さい」

「こんな制度があるから後で利用できますよ」。。。。。。

 

状況を知らせることが、どれだけ被災住民に安心を与えるかをもっと、重要視してほしいんです。

整理するのも、プリントするのも、区長さんにくばるのも須佐の職員でなくてもできますよ。

 

現場の職員は、キャパ以上の対応をしているでしょう。

でもそれは、基本的に、起こったことに対しての受動的対処が中心だと思うのです。(それだけでも膨大な案件ですから)

 

おそらく、こういった紙媒体で情報を配るなんて、優先順位は低いでしょう。インフラにかかわらないですし、

優先すべき復旧作業の量だけでも相当ですから。

ですので、被災住民の不安を解消するための作業は、現場以外の所で進めなければ、進捗しないのではと思っています。

誰に聞いても、

「どうなってるの?」「そんな情報知らない」「教えてくれないのかな?」といった声は多いです。

それが、どれだけ余計な不安やストレスを生むでしょう?

 

萩市本所で進められないなら、誰か、ネットをご覧のどなたか、こんなのどう?と作ってみてくれませんか?

それを、萩市本所で刷ってもらえませんか?で、ボランティアの方が行く先々で渡してあげるというのはどうでしょう?

区長さんに、渡すというのはどうでしょう?

萩青年会議所さんと須佐自動車さんがやったように、行政の既存システム(回覧など)を使おうとすると、止まります。

勝手に、渡してしまえませんか?

それは、行政がWEBで、情報発信している内容です。そのどこに間違いがあるでしょう?

対応中、未定のもの、順次解決してゆくものもあります。日付設定できるものなどないものもあります。

 

そんなふうに、今日思いました。

でも、それら情報の伝達を市に提案してくれている人もいます。

 期待したいです。

 

 

※以下、全部有用とは思いませんが、

webだけでも情報源はあります。

被災者関係者・家族のみなさん、必要なことだけでいいから、伝えてあげて下さい!

 

萩市広報から

各種相談窓口のご案内(山口県庁へリンク)
支援制度のご案内(山口県庁へのリンク)
中小企業の相談窓口(山口県庁へのリンク)
山口県北部の通行可能マップ(山口県庁へのリンク)

萩市災害ボランティアセンターの設置
萩市のり災証明について
災害見舞金の給付 
道路交通(含む災害・台風・ライフライン情報)、PM2.5(微小粒子状物質)、放射線、熱中症の情報

下関地方気象台 災害時気象資料『平成25年7月28日の山口県の大雨』

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、全職員で災害応急・復旧を行っています。

平成25年7月28日に発生した豪雨で田万川・須佐・むつみ地域で、甚大な災害が発生しました。
災害救助法が適用され、萩市は全庁をあげて、被災者対応等を行っています。
幹線道路やライフラインが寸断されています。規制情報は、詳細から道路見えるナビを参照してください。

道路情報の問い合わせ 日本道路交通情報センター 050-3369-6635
山口県道路見えるナビ 携帯電話版のライブカメラは冬季限定です。

リンク情報は、このホームページの掲載日や更新日と関係なく、常に最新の内容です。

環境・放射線・熱中症情報

 山口県の放射線量
 微小粒子状物質(PM2.5)の情報
 黄砂・光化学スモッグの情報(光化学オキシダント等)
熱中症に関する情報(高温注意情報等)

最新情報は、防災メール防災安全課公式ツイッターに随時掲載しています。 市報萩H23.6.1号の防災特集 (pdf形式:2.83MB)を掲載しました。

一部のブラウザソフトを除いて、下記に萩市防災安全課公式ツイッターのタイムラインが表示されています。(携帯電話の場合は表示されません。)
↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

表示されていない方は、こちらをクリックしてください。 → 萩市防災安全課公式ツイッター

道路情報

※携帯電話用のサイトは、萩市公式ホームページ携帯版 http://www.city.hagi.lg.jp/k/  

各道路管理者の道路情報(随時更新)にリンクしています。携帯電話は下記のQRコードからアクセスできます。

萩市公式ホームページ携帯電話用

公共交通機関

 

萩市防災安全課公式ツイッター

萩市防災安全課

hagi-bousai

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小川地区 田万川温泉へのワゴン車運行
小川地区から田万川温泉へのワゴン車運行ルートは下記の通りです
○鍋山-小島-田万川温泉
14:00、14:40、15:20の3回
○小川小学校・三明-小川小学校-田万川温泉
14:00、15:10の2回
○小川選果場・平山台-田万川温泉-田万川温泉
14:00、16:30の2回
※途中、バス停へ停車します。途中乗車もできますので、手を挙げて合図して下さい。

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田万川総合事務所市民窓口部門からごみ収集のお知らせ

【田万川全域】
本日から、災害ごみの収集作業を優先するため、燃やせないごみ、プラスチック製容器包装、資源ごみ、有害ごみの定期収集をしばらくの間、休止します。
ご迷惑おかけしますが、ご理解ご協力をお願いします。
なお、燃やせるごみについては、通常どおり収集します。

【江崎地区】
上本郷農協倉庫集積所が満杯となりましたので、本日で受入れを中止します。
明日から、江崎漁港弁天岩壁に新たに集積所を開設しますので、そちらへの搬入をお願いします。

【小川地区】
本日から小川地区被災ごみの集積所を設置します。
設置場所は、県道益田阿武線千匹待避所、上の原龍麟郷駐車場、JA中小川加工場よこ広場、下小川ふれあいセンターの4ヶ所です。
搬入する際は、集積所に設置の掲示板にしたがって、ごみを4つの種類に分けて置いてください。
なお、ご家庭の周辺で、被災ごみを仮置きできる場所がある場合は、そちらへ置いてください。
時間がかかっても必ず収集に回ります。

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萩市災害ボランティアセンター

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★萩市災害ボランティアセンター★

本日は悪天候のためボランティア活動は中止となっておりました。
明日も曇り時々雨の予報ですが、現時点ではボランティアセンターは活動予定です!

現在ボランティアセンターが把握しているニーズ件数は150件です。
たくさんのお力が必要です!

まだまだ暑い日が続きますが、よろしくお願いします!!

ボランティア集合場所:旧奈古高等学校須佐分校(萩市大字須佐5200番地4、萩市立須佐中学校隣)

受付開始時間:8時30分〜12時
活動終了時間:15時

活動範囲:須佐・江崎・小川地域 他

活動内容:泥かき 家財の搬出 他

現在100件を超えるニーズが上がってきており、多くのボランティアさんを必要としております。

萩市社会福祉協議会
http://www.hagi-shakyo.or.jp/
山口県社会福祉協議会
http://www.yamaguchikensyakyo.jp/

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Facebookから

下水処理場状況です!
災害対応も5日目。今日も午前様になりました。
写真は、浄化センターの被災状況とバキューム車での汲み取り状況です。
やっと行けるようになりました。
処理槽が埋まって全く昨日しません。
明日から土砂の取り除きですが、処理する機械があるため手作業です。
汚水の運搬作業か間に合わなければトイレに逆流します!
節水してもらうしかありません(´д`|||)
明日は、朝5時から作業開始です!!

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東野 唯史さんが写真6枚を追加しました。
ありがたい!
——–
山口県萩市の須佐という地域に行って来ました。
萩ゲストハウスのメンバーと、昨日から萩に来ている弟の修平を連れて
友人の実家の掃除を手伝いに。ニュースを追っていれば知っていると思うけど、
記録的な大雨による土砂災害で須佐地区は壊滅的。状況的には、個人的な見方をすれば
「東北のボランティアの時に入った家の掃除と同レベル」
と言った感じ。東北ボランティアに行ったことがある人はわかると思う。1階部分は1500mmくらいまで土砂が上がってきたので、家財道具全てと床下まで全滅。
やることと言えば、家に侵入した大量の土砂を土嚢袋に詰めて外に出し。家財道具を全て外に出し、全ての床板を剥がして外に出し、床下に溜まった土砂を外に出す。水を含んだ畳は100kg近くあるし
衣服が入った木製のタンスはふくれあがって引き出しが開かず持てない重さ。「とにかく人手が足りない」ってニュースで言ってるでしょ?
これの意味するところは
「専門的な技術なんてなんにもいらないから、とにかくマンパワーがあればなんとかなる」ってこと。
ほら、誰でもできる。
現地には若い人が少ない。高校の野球部が元気よく手伝いに来てたのが、すごく良かった!萩もそうだけど、地方には「町おこし」的な団体が沢山いると思う。
そういった人たちは、是非このタイミングをチャンスと思って動いて欲しい。
目の前に結果が直ぐに現れて、喜んでくれる人が沢山いるから。
一人の人や、一つの家族を1日で幸せにできるチャンスがあるから。そして、こういった時に動くことは
いつか自分に降り掛かるかもしれない災害に対する予行演習だと思って。俺は行って来たから言わせてもらいました。
中学2年生の修平も頑張ったんだから、大人だったらもっとがんばれる。

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萩市集中豪雨の被害・復旧状況まとめ NAVER

↑ 経緯がよくわかります。(萩大志館 井関君)

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追記:

ブログのコメントより

須佐にボランティアで来てくださった「のね」さんより
・福岡県HP水害時の衛生対策と消毒方法について
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/a13/suigaieisei.html
・名古屋薬剤師水害時の消毒方法
http://www.nagoya-yakuzaishi.com/item/disinfectionJ.pdf
・横浜 水害時の衛生対策と消毒方法
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/seikatsu/pdf/suigai-syoudoku.pdf
紹介がありました。
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と、web上には情報が溢れてるんですが、
並べてもわかりづらいですよね。
住民が見てもわかんないですし。
SNSは便利ですが、使い方・活用がわかる方は、少ないでしょうし、
簡単便利にまとめてくれてる情報の入口といっても、
こういうのは、整理のセンスですかねえ。
明日からは、大変多くのボランティアの方が来られる予定です。
須佐も大変ですが、小川地区の復旧も遅れています。
避難している方への情報がないため、忘れられている不安が襲っています。
情報の伝達を甘く見ないで下さい。
復旧も大切です。
情報を得られることで被災者の不安やストレスがどれほど軽減されるか、真剣に考えて下さい。
そして、すぐにでもお願いします。
 追記:萩青年会議所(JC) 大嶋さんの今回の行動と須佐自動車の森田さんの素晴らしい行動を紹介させて頂きましたが、
投稿当初、萩商工会議所と間違えて書いておりました。
大変失礼いたしました。
今回JCの方々のボランティアが来られたことでの対応でした。
本当に有難うございます。

須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—交通網(一部)・水道の回復&夏祭り

本日夕方から上水道再開

夕方から水道が回復する見通しです。

以降、継続的に水道は使用出来るようになるとのこと。

ありがたい知らせです。

これで、清掃も進みます。

 

しかし、下水処理施設の被災がひどいので、

水道が出た後も、トイレでの水の使用は控えながらとなります。

この問題も、かなり大きいので、

行政の方には、水道などと同じく、頑張って欲しいところです。

 

 

再開を受けて、明日から、梅乃葉も営業開始します。

活いかも活ウニもありませんが、

調理に不自由な方々もいますし、

支援で来られている方もいます。

少しでも、そういった部分に貢献できるようにと考え、再開いたします。

鮮魚は、市場から通常通り入荷できますので、

活イカ活ウニ以外のメニューは全て提供出来ますので、御利用下さい。

 

国道315号通過出来ます。

国道315号線が徳佐(9号線)まで通れるとのことです。

萩市に行く場合は、生雲・むつみ、阿武町福賀からのルートが使えます。

 

国道191号線を分断している災害現場写真を、

地元市議会議員の宮内議員のfacebookからシェアします。

災害箇所は、須佐トンネルと大刈トンネルの間です。

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凄まじい被災状況です。

国道の復旧に時間が相当掛かりそうな印象を受けます。

 

又、中津交差点付近の様子も少しシェアさせて頂きます。

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昨日も復旧作業をされていましたから、

現在は、もっと状況が変わっていると思います。

 

阿武町の夏祭り中止、萩の夏祭り続行

今日は、萩の夏祭りです。

先日、災害の日7月28日は、阿武町で夏祭り行事が行われる予定でしたが、

須佐田万川の状況を知った、阿武町の漁師の長が、「中止」を宣言したそうです。

当然、天候的にもやってやれないわけではなかったし、既に、準備のための費用はかけていますので、

損害は大きいのですが、(おそらく、続行を支持したい方はたくさんいたと思います。)

漁師の長の「道義」は、「仲間の災難時に祭りは絶対にやらない」でした。

 

ここで、この長は野村市長にも同じ事を求めました。

答えは当然NO。

「数千万の経済効果」それが理由だそうです。

 

おそらく、萩中心部の方も99%そう思っているでしょう。

「なんで止めなきゃいけないの?」と。

須佐で、それを望んだ人は、もちろん誰もいないでしょう。

どちらが正しいかと聞かれれば、

大半の人が「続行で問題ないんじゃない?」でしょう。

 

風評被害

災害後、周辺には配慮というか遠慮もあったと思います。

派手に、夏祭りを宣伝することも空気的にどうなのか?という葛藤はあったと思います。

ただ、被災地の名前を挙げて、「風評被害」という言葉を使って、

予約のキャンセルや祭りへの影響を懸念した説明をしている人は、

本当に、あなたは、全力で、情報発信に努めたのでしょうか?

 

須佐・田万川という萩のハズレの地のことなど影響無いと思っていたら、

思わぬ状況にあい、萩中心部は大丈夫なのに・・・と、

災害地の名前を挙げて「風評被害」と言えば、溜飲を下げるのでしょうか?

 

自分の顧客に対する情報のサービス・責任・配慮として、

「安心してお越しください。萩中心部は大丈夫です。アクセスも問題ありません」

「こんな時だからこそ、被災地のためにも、萩のこの夏祭りはいつもより盛り上げますよ!」

と、なぜ発信しないのでしょう?

 

はっきり言っておきます。

「風評被害」などという言葉を使った事業者など、顧客のことをそこまで考えていない、

情報発信の怠慢を転嫁しているだけだということを。

 

祭りを続行したことに、野村市長に是も非もないと思います。

もちろん、阿武町のこの漁師の長がした決断もそうです。

ですが、多くのこの事実を知っている須佐の漁師達にとって、

阿武町のした道義は、絶対に忘れないでしょう。

 

宣伝を行政や他者に依存して、普段から日和った商売をしている方には、

そのことを「萩の地」にいる特権くらいにしか考えていない方には、

永久に理解できないことかもしれません。

 

住吉神社で奉納

 

と、あまりの考えのない言葉だったので、つい書きましたが、

うちの嫁と子どもは萩中心部の実家に行っていますので、

今日の花火は、須佐がなかった分、本当に楽しみだと思います。

 

加えて、被災地でもある弥富地区から、

花火終了後の住吉神社にて、石見神楽を奉納するそうです。

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萩の人には馴染みのない石見神楽ですが、

そもそも、萩の花火は何のために始まったのか?

もう、知っている人も、知ろうとする意味もないイベントになったのかもしれませんが、

 

こんなときだからこそ、住吉の神様に対し、被災地より舞に行きます。

そして、須佐で弁天神事をもりあげるために唄う予定だった、2-EIGHTが、神楽の中休み中に、

LIVEを行います。15分程度ですが、是非、皆さん、宜しくお願いします。

花火終了後、住吉神社境内で、石見神楽&2-EIGHTライブが行われます。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=RUDJnToG_iQ[/youtube]

 

 

須佐地域集中豪雨からの復旧4日目—萩夏まつりの開催

今日から、萩市災害ボランティアセンター稼働!

期待しています!

是非!

 

そして、

萩夏まつり開催!

こんな時だからこそ、萩市での夏まつりを盛大に盛り上げて頂きたいです。

須佐田万川風評被害という言葉が観光事業者界隈にどうも走っているようです。

気持ちはわかりますが、馬鹿馬鹿しい。

 

風評を消すくらい、「萩中心部は無傷でアクセスも大丈夫!」だと情報発信したらどうだ!

 

行政におんぶにだっこしてもらってるから、

そんな言葉が出るんです。

萩の事業者で、ネットをやってて、ホームページもやってて、ブログもやっていて、

そんな方々が、一斉に、萩中心部は大丈夫だと情報発信したらどうなんだ!

あまりに馬鹿馬鹿しい話にあきれました。

 

今、須佐の現場では、泥にまみれて行政職員が民間の家の復旧を手伝っています。(総合事務所も災害に合っています)

須佐に応援に来てくれている行政職員は、須佐にゆかりのある方ばかりです。

災害後、萩市市役所本所に行かれた方が、

いつもどおり、ゆったりとした空気の中で、

何も変わっていない様子に、ショックを受けていました。

 

もちろん、仕事に追われている方々もいるでしょう。

ただ、関わりがなければ、行くまでもないという空気をその方は感じたそうです。

対応した職員も、平時の対応そのもの。

 

とある備品の貸出に関して

そういうことは普段しないので・・・と、

萩の夏まつりにも関わることなのに、

災害のために、困っているという状況への配慮もなかったようです。

 

 

これらの間の抜けた話を聞いていて、萩の市民性を語ったら、他の萩市民に怒られるでしょうけど、

少なからず、こんなもんです。

必死に、災害の現場のために目を向けてくれている萩市内の若手や有志には申し訳ないけど、

昔からいる萩を代表するような高飛車・上から目線の、古い人達の影響を、

是非、はねのけて、新たな世代の価値観を台頭させて頂きたいと願います。

 

須佐地区集中豪雨からの復旧3日目—情報&支援の手

現場の情報は誰がほしいのか?

ここんとこ、須佐の状況を詰めて情報発信しております。

もちろん、今回の災害にあった地域は須佐以外にもあります。

報道では、当初、須佐の情報はあったのか?あるわけ無いです。交通は分断され、メディアも入れませんでした。

映像も写真もない中、誰が、その情報を欲しがったか?

テレビの前の視聴者か?

不特定多数のブログ読者か?

馬鹿馬鹿しい。

 

関係者に決まっています。

災害に合っている方の、離れたところにいる身内です。

当初、

うちで言えば、梅乃葉に向かっているだろうお客様にまず知らせなきゃ!でしたし、

対応してくれるであろう関係者に対し、事の重大さをすぐにでも知らせなきゃ!でした。

その後は、

ほぼ、須佐出身者、須佐に身内のおられる方に対する発信です。

 

得てして、こういう時、当事者や現場で働く方は、写真など撮ってる場合ではありません。

報道関係者は、絵面が刺激的であれば良いのでしょう、

刺激的でない風景は、僅かな時間では放送もされません。

 

私も実家で復旧作業しながら、合間に写真を撮ったりしていますが、

流石に、必死の住民を面と向かって撮るほどの信念も義務もありませんが、

様子を知りたい」という、須佐住民の関係者に対し発信しています。

(たくさんのお声をありがとうございます。)

 

なので、「住民に配慮のため」という面でしか捉えられない関係者と縁の薄い方は、

撮影することも情報発信することもしなきゃいいだけです。

と、ここで、改めておことわりしておきます。

 

壊滅的「浦西」地区

今日は、合間に、被害のひどいという浦西・中津を、

知人の家も心配だったので、行ってみました。

漁家集落で、古い家の多い地区です。

高齢者も多く、河口付近で、堤防も昔ながらの高さです。

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同級生の実家も多く、作業をしていた同級生とも現状を話し合いました。

「こりゃ、終わらんで。。。」とも。

 

遊縁のとうちゃん・かあちゃんも作業中です。

「大きな支援部隊は、大きなところしか行かないだろうから、

ボランティアに期待したい。」

と全くはかどらない作業に疲れ、言っていました。

 

多くの身内の方が帰省し、手伝っています。

それでも、水も出ませんし、はかどりません。

 

浦中を回りました。

離れた友人が自宅を気にしていましたので、撮りに行きました。

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この辺りは、床下浸水だったようですが、商店も被害にあっています。

災害ゴミが浸水の被害を語っていました。

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飲食店や魚屋・酒屋など相当な被害を受けています。

河口に近く、川の側であった家屋は、

思わず目を背けたくなる被害です。(実際、写真も控えました)

 

徐々に災害ゴミの回収が進んでいますが、

家屋の中のめちゃくちゃな家財を外に出しただけで、

家の中は、まだまだ泥水との戦いです。

 

中津交差点付近

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行政職員も総出で復旧作業に出ています。

 

今朝は、私は水海公民館を部落の人達と清掃です。

色んな備品がゴミと化してしまいました。

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今日は、水道は試験的に夕方の6時-7時のみ供給されましたが、

それだけですので、清掃も、生活も、かなり、不自由は不自由です。

 

更に、下水処理施設の可動が不可能な状況なので、

下水が、あふれる可能性まで出てきています。

下水の水の使用も抑えていかなければなりません。

 

梅乃葉も、明日から営業出来ればと気持ちの上での目算をつけていましたが、

このインフラでは、お客様に迷惑がかかる部分も多いので、

一旦取りやめます。

再開は、機をみて、行いますので、宜しくお願い致します。

 

萩市災害ボランティセンター稼働!

多くの住民も期待している、人の手です。

是非、宜しくお願いします。

Facebook:萩市災害ボランティアセンター

 

住民が、住民の身内(関係者)が、欲しい「今」の状況

住民が情報を得る手段が、基本的には防災無線で、各家庭に1台あります。

ただ、作業をしていれば聴き逃します。

今日は、車で放送もされていました。

 

いや、文字でどこかに書き記しておいてくれないと、

情報が必要な時、今、どうなっているんだろう?

という現場のニーズには応えられません。

せめて、若い方だけだったとしても、webで、情報発信を随時して欲しいものです。

 

須佐は、島根県に近く、実際、今、須佐に来るには、島根県を通らなければなりませんが、

道路情報は、横断的に表示されていませんので、

いちいち、島根県の道路事情も確認しなければ、迂回もできません。

抜け道を知っている方はいいのですが、

身内の方が、須佐に応援に来たいと思っても、

今、どうやったらいけるのか?

という基本的な情報をわかり易く、見つけやすくする必要はあると思います。

 

 

と、どちらのどなたさんでも構いません。

そんなシステム作って下さい。

 

そんな、今です。