お盆休業の中で~GOTOからの今後を考えてみた。

営業自粛しております。m(__)m

まず、お盆を含む8/12~8/17までの期間の営業自粛を急遽決定となり、

ご期待に沿えず、せっかくの機会にと検討されていた方には、

大変申し訳ありませんでした。

・山口県内のコロナ感染者増加、近隣市町村(益田市など)の増加
・連日の不特定多数の遠方の県外(大阪・関西圏)からの来店者の増加
・炎天下による影響で店内にて不測の3密状態

など、様々な状況が、急に重なり、決定いたしました。

 

その裏には、国のgotoキャンペーンに付随し、

県単位の需要喚起キャンペーンや、

市町村単位の需要喚起キャンペーンもあります。

 

又、テレビメディアでも、ロケ取材が自粛されていることから、

過去の番組の再放送が次々と行われているようで、

当店を扱ってくださった、全国テレビ放送が、

何社も繰り返し、放送されていると、お客様より報告を受けています。

 

直近では、山口放送の熱血テレビさんでは、

この1カ月くらいで、別件含め3回取材と放送をして頂きました。

それを見た古くからのお客様が来店してくださったり、

立て続けに、来店を煽る状況となっています。

 

お盆というのは、本来、飲食店にとっても書き入れ時、

多くの方が、お休み時に「楽しみたい!」と思われるお休みの時こそが、

我々にとっての「お気持ちにお応えすべき時」と、

過去そのようにしてまいりましたが、

ご承知の通り、本年は様々な状況が違います。

 

冷房と暖房の中で

とは言え、感染防止対策は一定レベル以上には講じているつもりですので、

少々多くのお客様が来られたとしても、

新たな体制にシフトし、ご理解を得ながら、

対応できる気で臨んでおりました。

 

しかしながら、本年の特に今現在は、とても特殊です。

小池都知事が

「冷房と暖房の両方をかけることについて、どう対応していけばいいのか」

と嫌味を言ってしまわざるを得ない、

矛盾を抱えたままの状況の中で、

 

今後もお客様に喜んで頂ける梅乃葉として存続してゆくために、

我々自身が、折に触れ、様々な決断をしてゆかなければならないと、

強く感じています。

 

営業自粛に踏み切った理由

お盆全日程を営業自粛に踏み切った要因は、

上記以外にも他にもあります。

 

今年は、お盆前に連休がございました。

もともと、この連続した連休をこなすこと自体、

人手不足の当店としては大変危惧すべき日程でした。

 

そして、不安を的中させることが次々と起こります。

まず、メディア露出のたびに増えていた来店者の数が、

激増し、客席数を減らしながらの営業では、

待ち時間が更に長くなり、3時間から4時間という、

尋常でない状況に陥っていました。

 

それでも、待ってくださるお客様には、

本当に頭が下がる思いで、

気持ちよく、イカ料理~お食事を楽しんで頂けるよう、

対応方法を腐心しておりましたが、

 

そこに今度は、スタッフの持病による体調不良、

高齢のスタッフによる長時間のハードな労働、

 

そして、一番危惧していた、

フロアスタッフの疲労による集中力の低下です。

 

当店のスタッフは、本当にみんな頑張ってくれています。

クチコミに、スタッフの対応を褒めて頂けるたびに、

スタッフのへの感謝で溢れ、何より嬉しく思います。

 

そのスタッフの集中力が切れるということは、

そういったサービスや雰囲気を期待するお客様に対し、

担保できなくなるということにつながります。

 

回りくどい言い方をしましたが、

お客様が、期待する商品・サービス(接客や雰囲気を含む)を提供できないのであれば、

営業してはいけないという選択肢を取りました。

 

その前提は、「今後もお客様に喜んで頂ける梅乃葉として存続してゆくため」であり、

お客様、スタッフのためでもあります。

 

「イカさえ出してくれりゃ、あんたらのサービスなんかいらないよ」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

大変、申し訳ありませんが、そうお考えのお客様においては、

当店で食べる必要は全くないことですので、

是非、今後とも他のお店でお食事してください。

 

「お盆・連休は忙しいのは当たり前、そのあとにまとめて連休でも取ればよいのでは?」

と考える方もいらっしゃるかもしれません。

その連休中に、お客様・スタッフに致命的なミスや事故を起こしては、

次はありません。

お客様においては、何度も来店されることはない、

一生に一度かもしれない旅の思い出で、

不快な思い、又はトラブルに見舞われれば、

どんな言い訳があろうと、2度と来店することすらありません。

 

スタッフとて、連休に対するトラウマとなります。

 

お盆前の連休明けの平日8/11、

連休時を超える来店者に溢れ、

スタッフのシフトを減らして対応していたのもあり、

もはや、限界でした。

 

8/12(水)、お休みにちょっと遠くの病院に行かねばならない機会があり、

その帰りに、家族でお食事をしてきました。

郊外にある人気店で、感染防止対策もしっかりされているところで、

昔から何度も行っているお店です。

 

料理はおいしかったです。

ただ、帰り際の印象に残ったことは、

 

恐らく、連休による疲れからなのでしょう、

若いスタッフに笑顔はなく、

忙しさのあまり、違うソースの料理に対し、

別の取り皿の要求は拒否され、(洗えないからだそうです)

「こういう時期に来るべきではなかった」

という感想でした。

 

しみじみ、

我々がお客様にできること、

お客様が期待されること、

これらを、きちんと自覚していなければ、

体力的・精神的無理をして、

感染のリスクのある中、

営業しても、全く、無駄になるだけだと痛感いたしました。

 

今後を考えてみた。

withコロナの時代といわれる、今後を見据え、

とてもとても、大切だと思っているのは、

当店を気に入ってくださる素敵なお客様の存在です。

 

店舗にて、ふと思い立った時に、

当店の状況を、鑑みながら、配慮しつつ、

ご来店くださり、

 

ある時は、長い待ち時間とわかっていながら、

他のお客様同様にお待ちになられたり、

平日の隙間を狙って、ご来店くださったり、

年に1度と、行事のように決めて、ご家族といらっしゃったり、

と、様々です。

 

皆様、素敵な方々ばかりです。

当店の状況を慮って声掛けしてくれるだけでなく、

本当に、お食事を楽しまれて、笑顔で帰ってゆかれます。

我々が、いつも、元気を頂いている方々です。

 

もちろん、初めてお越しの方でも、

素敵なお客様はたくさんいらっしゃいますが、

やはり、繰り返し、何度も来られているお客様というのは、

お店としては、より大切にしたい関係であり、

より喜んで頂けるよう努力すべき方々でもあります。

 

通販でも、同様にそういったお客様がおられます。

商品点数も少なく、大手のように送料もなかなかサービスできない中、

何度も、利用してくださったり、

メッセージや感想を送ってくださったりと、

こちらが、ほっこりしてしまうような方々も多いのです。

 

特別な「梅乃葉ファン(会員)登録」を提案してゆきます。

過去、「梅食うポン」というモバイル会員から始まって、

現在は、LINEによるショップカードへ登録して頂いて、

繰り返し来て頂けているお客様の判断をしておりますが、

 

新たに、別のファン(会員)登録をご用意して、

そのファンの方のみに向けた情報提供とファンサービスを

してゆく予定です。

 

ご来店や通販利用が初めての方は、登録できませんが、

当店の何らかの商品・サービスを気に入ってくださり、

何度も利用してくださっている方限定で、スタートいたします。

 

詳細は準備が整い次第、告知し、直接お声がけしてゆきますね。

 

営業形態の今後

現在、営業時間や、順番受付時間の変更、

店内のシステムの変更、

テイクアウトや、ウェイティングエリアの変更など、

状況を鑑みながら、営業体制を変更をさせて頂いておりますが、

 

こういったことを考えるうえで、

いつも最初にでてくる課題が「予約」についてです。

 

ご承知の通り、当店は「予約」を受け付けておりません。

普通の飲食店であれば、「予約」をどう獲得するかなど検討するものですし、

むしろ、そのほうが対応に計画性も持てますので、様々な無駄も省けます。

現在抱えるストレスやデメリットも、解消できることも増えますが、

当然、デメリットとなることも、新たに出てきます。

 

しかし、何度シミュレーションしても、

現在の当店が掲げる使命感・コンセプト及び環境では、

全てのお席の時間指定「予約」という対応は、できないのです。

 

もし、全てのお席に対しお受けするとしたら、

前述のとおり、お店の使命感・コンセプトを変えるということになります。

まさしく、梅乃葉にとってのパラダイムシフト、

安易には変えられません。

 

ただ、お客様をとりまく時代は変わってきています。

withコロナ時代への対応という点でもドラスティックに変わってきています。

お店の使命感・コンセプトを変えずとも、

できることは、もちろんあります。

 

  • 予約をお受けできる席又は席数を限定して用意するのも1つです。
  • USJなどでもやられている「アーリーパークイン」や「エクスプレスパス」といった考え方も1つです。
  • 3密を回避しずらい繁忙期間の連休などの日程のみ、「予約のみ」の対応をするというのも、1つです。

いずれにしても、

「聞いていない」「知らない」と、

当日、その時になって、

そのシステム変更を知らなかったがために起こるトラブルもつきものです。

 

当然、知らずに目の前で入店できなかったり、

不本意に待たされたりすれば、

お怒りにもなられます。

 

こういったことを考えながら、

今後の運営体制の変更を検討しています。

 

不確定要素ばかりの水商売

現在のように、メディア放送やキャンペーンが重なれば、

対応できないくらいの来店者が溢れます。

しかし、

昨年は、今頃の時期から、記録的なイカの不漁が始まりました。

ゲリラ豪雨や台風による災害も、夏のどの段階でもありましたね。

今なら感染者が当店に絡めば、営業自粛どころか、

その後の風評被害にもつながります。

 

こういった浮き沈みの激しい波の影響を受けるのが

飲食店・水商売だと思っています。

それでも、

お客様が来るか来ないかわからない状態の中でも、

仕込みや人員体制は整えておかねばなりません。

 

それが、水商売とわりきって、営業してまいりましたが、

半面、古くからある慣例に縛られ、試行できていなかったのかもしれません。

もっと、時代に対応するやり方を、考えて考えて、

支えてくれる、お客様をはじめ、スタッフや地域の方と、

持続可能な新たなお店の形を作ってゆきたいと、

改めて思っております。

 

お休み中、あれこれと考えつつ、

徒然に、長々と書き綴ってみました。

 

一緒に食べる目の前の人が、

イカLOVEな笑顔・美味しい笑顔になればいい。

今後とも、宜しくお願い致します。

梅乃葉新体制-に店長の個人的趣味が!?

家族と過ごして考えた「自分が行きたい店」の形

長い営業自粛を終え、5月7日(木)から、

梅乃葉、営業再開します。

 

こんな感じで、新たな体制にチャレンジしながら

お客様にもご理解いただきながらの模索の新体制です。

梅乃葉インフォメーション

 

お休みの間中、色々情報を集めながら、

世の中のたくさんの飲食店の方々が実践する素晴らしいアイデアや、

アドバイスをされている方々の案を、

咀嚼しながらどうすべきかを悶々と考えていました。

 

新しい挑戦や、見えていることは取り組みつつも、

さて、この先終息もままならない中どうすべきか!?と。

 

まあ、煮詰まりながら、ふと、足元を見ると、

同じく自粛生活をする、子供たちがいて、

文句も言わず、おりこうさんに過ごしているんですよね。

 

お出かけしてあげたいなあって思いますよね。

 

基本的には、不要不急の外出自粛なわけですから、

どこにも、でかけることはないのですが、

(近所の散歩・ウォーキングくらいかな)

ふと、どこか外食に出かけるとしたら、

こうだったらいいのにって妄想をしていた時、

昔、やりたかったスタイルのお店の形を思い出したんです。

平たく言えば、

外の席(テラス・オープンデッキ)で食べる形

ってだけのことなんですが、

 

めっちゃ個人的な趣味が入っているんで、

他のお店がマネしたほうが良いってことではなく、

あったらいいな=なくてもいい

って感じです。(笑)

 

梅乃葉にここ数年来たことのある方なら、視界には入っていたと思うのですが、

外観の上みたことありますよね。

梅乃葉
リノベーション直後の梅乃葉

 

 

 

 

 

店先のデッキは、なんとなく見られてたかと思うのですが、

上にもデッキがあるんですよ。

しかし、階段はないんです。

・・・・予算がなかったので(笑)

 

ま、それはさておき、

そのリノベーション時に、もともと、個人的に好きだった、

オープンデッキ(外)で食事を楽しむというスタイルを、

いつかやれたらって思いが、

当時の店舗デザインにつながっています。

 

で、普段、家族と外食に出ても、好んで外の席で食べることを思い出し、

こんな席で、少しでも安心して食事を楽しめる方がいらっしゃったらって、

ちょっと、店長、DIY熱が、久々に出動しました。

屋外用カーテンも考えたんですが、

見積もると、意外と高く、予算が・・・・

2Fの上がる階段設置も考えたんですが、

いや、普通にどう考えても、予算が・・・・・

 

で、ホームセンターに駆け込み、DIYです。

普通にあばら家風ほったて小屋というか、

海の家ですね(笑)

 

↑でも、これで正解なんです。

 

うちは、リノベーションの時に、エイジング処理をガッツリ仕込んでいるんで、

錆びたトタン屋根や古材・足場板などで仕立てていますので、

当時のデザインコンセプトも、

「外国の香りがほんのりする古い日本の海の家」でしたので、

なんか、アジアンチックなテイストにも見えて、

まずまずのデッキエリアに変わりました。

間に、間仕切り入れて、2卓で利用という形になります。

※追記:現在、デッキテーブル席では、ペット同伴可として、対応しております。

 

でもって、その下側の駐車場も、オープンデッキに拡張予定です。

更に、調子に乗って、準備ができ次第、テイクアウト用に、別にベンチやテーブルを設置したいと思っています。

っていうのも、うちのお客様、遠方の方が多いですからね。

テイクアウトして帰って食べるって、あまりないんですよ。

近隣の方は、良いのですが、ちょっと、ピクニック気分でって感じに利用して頂ければて考えています。

まあ、「梅乃葉が海の家になった!?」とでも、思ってくださいw。

 

「テイクアウト」や、

「ほぼドライブスルー」への対応もありますが、

私、個人的にこの「テラス席」押しで、進めてゆきます。

弁当(仕出し)やテイクアウトは、もともと、やっていたことなので、もうちょっと、

便利な形に進化はさせていきたいと思っています。

(今後メニューも増えます)

 

後、駐車場を減らしてまでって思ったのは、

隣接する市の無料駐車場を利用して頂き、

ついでに須佐の物産店「いかマルシェ」の利用もお願いしたいのと、

最近は、待ち時間(ウェイティング時)は、いかマルシェに行かれる方も多く、

ウェイティングスペースでの3密を防ぐ意図もあり、

基本的に、自家用車で、待っていただくという方針にいたします。

順番の呼び出しは、「ラインで順番待ち」システムからできますので。

 

色々、変化する内容に、ご説明が追い付かないと思いますが、

少しづつ、形にしてゆきたいと思います。

 

皆様のご協力とご支援をお願いいたします。

楽しい食事の時間を作れるよう、

いつ来られてもいいように、

進化し続けてゆきます。

 

新型コロナウィルスの騒動で、世の中心配ばかりです。

どうか、お体に気を付けてお互い頑張りましょうね。

 

 

さて、明日からぼちぼち頑張ります!

皆さん、頑張りましょうね! 素敵な日々が又やってきますよ!

なぜだ!?普段より忙しいぞ  ( ̄◇ ̄;)エッ!

梅乃葉は、緊急事態宣言後の、4月25日(土)から、営業自粛をしております。

お休みだから、ボーっとしてんのか?と言えば、

全く、そうはならず、むしろ、やることが膨大に広がっており、

「これ、こなせんの?」ってくらい日々増えています。

 

まあ、当然て言えば当然ですが、

終息なんていう状況が、すぐにあるわけでもなし、

行政支援も、湯水か湧き水のように際限なく出てくるわけでもなし、

でも、従業員や家族の生活を守らなければならない。

晴れて、終息時には、声をかけてくださるお客様とお店でお会いするためにも、

ぶっ倒れてる場合じゃない!

 

前向きに、

新しいことや普段やらないことに

チャレンジしていくしか

ないですからね(笑)

日々、情報収集と、新たな動きの準備・挑戦ばかりしております。

って、根を詰めてたら、子供に引っ張られて、

ホルンフェルスまで、ウォーキングしてきました。

(ちょっと、運動不足の体には過酷でしたが。。。)

気持ち良かったです。

 

すれ違いに申し訳なく。。。

せっかくの、周りの方々が、テイクアウトなどのPRをしてくれているのですが、

梅乃葉は、店舗営業日でないとテイクアウトや仕出しはやりづらい体制のため、

連休時は、オンライン通販のみの対応となっています。

 

ご注文したいと、お客様から連絡も入るのですが、

上記にあるよう、お断りしています。

申し訳ないなあ・・・と、私も残念なのですが、

こんな時だからこそ、ご注文をしてみようと思ってくれたお客様に、

申し訳なくて、

電話を切った後、電話機に深々と謝っています。

「申し訳ありません。。。」

 

声をかけるって凄いですね。

須佐の災害の時もそうだったのですが、

うちだけでなく、お互い被害を受けているのに、

(コロナの影響は、サービス業だけじゃありませんから)

声をかけて頂いたりするのって、

本当に心に染みます。

 

先日以来、当店の通販部をご利用してくださるお客様の中には、

ご注文の備考欄や問い合わせ時のメールの中で、

コロナの影響を受ける当店を慮る言葉が、

綴られていることも珍しくありません。

 

「がんばってください!」

「又、行きますからね~」

等など

 

読むたびに、涙腺が弱くなっている自分を感じますが、

それ以上に、使命感もわきます。

勇気を頂いております。

 

本当に、感謝です。

ありがとうございます。

 

 

なので、受け取ってばかりではいけないんだなって、

思ったのです。

まるで、飲食店やサービス業だけが被災者のように自分自身が錯覚しないためにも、

ご家庭で、不安な生活を強いられているのは、

日本国民全員ですし(いや、世界もか)

大人だけでなく、子供たちもです。

 

こんな時だからこそ、自分や梅乃葉でできることを、してゆこうと思います。

口福の馳走屋らしく、イカ屋らしく、

イカLOVEな笑顔、美味しい笑顔が、ご家庭に広がるように、

外食が厳しいのなら、美味しいものをご家庭に届けられるように。

 

通販・宅配を充実させます!

 

魚介類総菜商品も増やしてゆきますが、

お酒(「東洋美人」)の通販も可能になります。(←しばらくお待ちください)

※でも、山口県内だったら、今でも通販可能なんですけどね。

 

テイクアウトも、柔軟にできるよう

ご案内・メニューを充実させますね。

 

目に触れる情報が笑顔になるように。

そして、近い将来、必ず平穏で素敵な日々が又、やってくる時に、

 

「梅乃葉行きて―!!」

 

って、思って頂ける、ワクワクするお店の変革を、

楽しみに、情報をチェックしていてくださいね~!

 

どんな状況でも、笑顔や声掛けが、幸せを運んできますね。

 

皆さん、

お互い頑張りましょう!

(@^▽^@)ノ

益田公の存在が1秒で終わった「花燃ゆ」の件。。。

幕末史上最大の奇跡!

面白かったですね~。

個人的に一番見たいくだりでしたので、このあたりは、注目しています。

 

普通に、知らなかったんですよ。

なぜ、長州藩が、真逆の状況から倒幕に進むことになったのか。

高杉が挙兵してうんぬん・・・てのはわかってますが、

朝敵とまでなっていた長州藩が、まさに、大逆転してゆく背景と経緯・登場人物に、

興味があったんですね。

 

なんか、ダイジェスト版まんが日本史でも見ているかのように、

楽しく花燃ゆを見ています(笑)。

 

 

 

しかし!!

 

 

 

先週の放送ではショック!!

まったく、登場する機会を得なかった「益田公」。。。

ナレーターの池田さんが、オープニングで、

 

椋梨は「禁門の変」の責を三家老の切腹で恭順の意を表した。。。

 

てな、ナレーションを。。。。

 

 

あれ!?

 

今ので、益田公の登場は終わり?

最後まで、名前もでなかったし。。。。

 

先ず「益田公」と言っても、一般的には知名度は全く無いですから、

そもそも、今まで花燃ゆに取り上げられていないのは、残念でしたが、

これが留めかと思うと、無性に残念です。

 

益田親施(ますだちかのぶ):益田家三十三代

この幕末期の特に、久坂玄瑞が、下関にて外国船を攻撃するあたりまでの数年間、

毛利家家老の中でも、藩政最高位についており(椋梨なぞよりも、もちろん偉い)、

藩主敬親公の信頼も厚く、その後の長州激動の中、常に渦中にいた方です。

 

そもそも、面白いのは、松下村塾の塾生でもあるところです。(松陰より三歳年下。)

吉田松陰に学び、須佐の地に松下村塾の姉妹校「育英館」を創設、

吉田松陰も信頼していたようで、松陰からの多くの手紙が残っていたり、

育英館・松下村塾の間で、優秀な人材の塾生交換なども行われていました。

 

松陰が認めていた毛利家老中第一流の人材

松陰が藩政の内部の方(参議)に送った書簡の中に、益田公を推称しているくだりがあります。

「・・・・益田は行年二六・七歳、英気活発の人物にて、当時家老中第一流の人材に御座候。私門人に付幽因中にても兼て志を通じ居り候事に付き、勤王の一義に於いては常に其の志を同じ候儀に御座候・・・」

周布政之助は、益田公の部下にあたり、切っても切れない仲と言われています。

もともと、周布家は益田家の一族でもあって、

花燃ゆで、周布が活躍している時には、その裏には、益田親施が必ずいます。

周布が松下村塾の塾生らを応援する演出が多くありますが、それらの指示や思想自体、

益田公の思いであって、そこに、益田公が登場していないのは、須佐住民としては残念です。

 

「萩の土塀は”苆”(須佐)で持つ」

 

こういう言葉があるんです。

萩の防衛を支えているのは、土塀作りの素材”苆”(スサ)とかけて「須佐」であると。

言い換えれば、

北の防衛を担う「須佐という地域」全体という見方もできますし、

永代家老を勤め続けた「益田家」を指してるとも言えますが、

 

昔は、地名で人物を指して表現したように

そこを収める君主である益田公個人、

もっと極端に言えば、益田親施公を指していたかもしれません。(←まあ、それは言い過ぎかもしれませんが案外。。。)

 

 

タイミングを逃したのか!? 学ぶ機会を与えられたのか?

 

ドラマの脚本自体は、脚色されたものですが、

ドラマ化にあたって関係者の方が取材をされる時、

毛利家の歴史(幕末期)の中に、松陰、藩主、周布、久坂、桂らなどから、信頼を置かれていたこれだけの人物がいたということを、

伝えることが誰もできなかったことや、表にそういった話(文献)が出ていなかったことが、悔やまれます。

 

残念!

 

 

私個人は、もともと、幕末には興味がなかったのですが、地元の殿様は別です。

益田公が、須佐の地でしてくれたこと。その礎が、今の須佐を作ったわけですから、

そのルーツは、大変興味がありました。

 

花燃ゆには、登場しませんでしたが、

又、郷土史の文献を開く機会を得たことに、

大河ドラマの面白さを実感しています。

 

 

又、来週も楽しみです!