解除後の再スタート!瑞風朝食提供を振り返って
ずいぶん、こちらでの呟きをお伝えしていないと思っていたら、
結構な間が空いていましたね。
緊急事態宣言が解除され、コロナ感染者数の激減で、
現在は、落ち着いた日常となっておりますが、
思うところもあり、しばらく、梅乃葉の今をお伝えすることが出来ておりませんでした。
気にかけてくださるお客様には、大変申し訳ない思いでおりましたが、
決して、何もしていなかったというわけでは有りませんよ。
むしろ、結構な新事業展開や、新たなお付き合い、
または学びの中で、粛々と、
今後のお客様との楽しいお店作りをどうすべきかを考えておりました。
そんなこんなで、時間は流れ、
解除後10月から再開したトワイライトエクスプレス瑞風の朝食提供が3回目となり、
今日も又、お客様との会話の中で多くの気づきを得ることが出来ました。
感謝はもちろん、さらなる日々の勉強・努力をせねばと思うひとときでした。
ところで、
今日の瑞風のお客様にも気に入って頂けた梅乃葉のひとしなをご紹介しておきます。
瑞風のお客様からご好評を得ている献立の一つに、
「漬物」があります。
献立上は結構な脇役ですが、全て手作りの4種をお出ししているんですね。
メイン料理より、お褒めいただくこともあります。(それはそれで、複雑ですが)
昆布の佃煮・山椒味
梅乃葉の昼食の定食などにも添えている漬物の小鉢に、
昆布の佃煮がちょいちょい入っていたのをご存じですか?
以前から昆布の佃煮はよく作っておりまして、
実山椒と一緒に炊き込んだ昆布は、もう、鉄板中の鉄板。
この佃煮を売ってくれない?とおっしゃるお客様も少なくありません。
それでは、商品化してしまおうかとも考えましたが、
商品にするほどの昆布の量は、普段使いしていませんので、
そのために仕入れても良いのですが、何か面白くない。。。
そう、特に地元で採れたわけでもない昆布だと、
微妙に思い入れも弱く、なかなか商品化まではしませんでした。
須佐の子供たちが活動する「海の森をつくる会」活動から
日本の沿岸部ならどこも同じような状況ですが、磯焼けといった海藻(藻場)がどんどん少なくなっている状況の中で、須佐の海でも、地元の子供たちが、学習を兼ねて、藻場再生活動に参加しています。
そんな中、近年は「アカモク」の再生を続けていまして、
近年、各地で食べられるようになってきた「アカモク」という海藻を、須佐でも消費・食べる(商品化)活動につなげたいと考えていました。
そんあ取り組みが、若い世代の自然保護や循環、環境保護意識への種となり、
販売を通してそれらを伝えてゆければというちっちゃなSDG’sですね。
又、うちの子供が、
食品の栄養に興味をもち始めたこともあって、
栄養価もあり、食物繊維豊富な海藻を、
普段の食事にちょいちょい食べられるおかずにしたいという思惑もあって、
アカモクで佃煮を作ろうということになり、
梅乃葉らしい味付け&美味しい(←必須)ものを作ろうと、
試作を続け、できたのが、この商品です。
個人的に好きな胡桃(くるみ←いい仕事しています。)と一緒に和えました。
アカモクと胡桃(くるみ)の佃煮
2つの味を選べます
「ケンサキイカ・生姜味」
「ちりめんじゃこ・山椒味」
アカモクの佃煮商品も、ちまたで最近は、ちょいちょい見かけますね。
「美味しい!」が必須条件として、
その上で、メシトモとしての佃煮らしさを
梅乃葉で大人気の丼「イカ天丼」のタレをベースに作りました。
フレーバーは、
梅乃葉らしく鉄板の相性「イカ生姜」と、
佃煮定番の「ちりめん山椒」の2つ。
どちらも、いい感じでご飯を誘います。
もちろん、酒のアテ、お茶&和菓子の箸休めにも!
常温商品で販売開始いたしました!
瑞風のお客様にもお出ししています。
須佐の海で育ったアカモク。
子どもたちが藻場再生を願って取り組んできたアカモク。
近年、全国各地で加工されていますが、
どこにでもある海のものを、生産者と地域の子供達と共に、
美味しい料理に加工し、喜んで頂けるというサイクルを、
体験してゆくことが、目的です。
是非、梅乃葉にお越しの際は、ちょっと気にしてみてください。
梅乃葉のお客様に、
お得になんとかお試しできないかと考えまして、
郵便局のクリックポストを使うことにして、
この商品のみを購入する場合は、
送料全国一律198円(税込み)でお送りする企画を続けています。是非。
(他の商品の同梱はできません)
(ご自宅のポストに届きます。)