何周か回ったんだな~っと活イカ20年の感謝!

梅乃葉は活イカを始めて丸20年!今年は21年目の岐路です。

お元気ですか?

最近は、色々なことが仕事に家庭にふりかかるのですが、事件事故というか、たくさんの出来事や思うことがあるのに、こういった記事を書くのも本当に忘れがちで、気がつくと、つくづく、梅乃葉を気にかけて覗きに来てくださる方に「伝えていないなあ~」とか、色々なお客様にも「伝わるわけないよな~」と反省しきりです。

まとめて書こうとしても、コロナの影響などを含め、あまりに多くの出来事があるので、要約できず、ついつい、後回しになっております。m(__)m

梅乃葉の危機!?

多分、伝えていないから、お店を知ってくださっている方には「そうなの??」ということばかりですが、現在、梅乃葉は、店舗では多くのお客様にご利用頂いていますし、コロナ明け、お久しぶりのお客様もご来店くださり、「あ~、又、来てくださったんだな~、ありがたいな~」といった日々の幸せを頂いておりますが、経営的に言うと、恐ろしく、危機的な状況なのです。

別に、借金もありませんし、災害に直撃されたわけでもありませんし、相変わらず素敵なお客様の来店に励まされながら営業させてもらっています。

そんな中での危機とは、ざっくりあげると、

  • 超人手不足
  • スタッフの高齢化
  • 水産資源の不漁・枯渇
  • 光熱費高騰&仕入価格高騰

と、これは、昨今ではどこの事業者も同じ悩みで、うちだけの問題ではないのです。

ただ、お店の抱える事情なんて、消費者であるお客様の目には見えないことなので、なんでこういう商品(内容・価格)・サービス・システム(制約)・環境・体制なのかという理由や経緯って、ふつう伝わりませんし、伝わらないことを前提に最低限(ご迷惑をかけず・喜んで頂ける)のお客様の体験は保証・想定しなければならないと思っています。

それでも、当店がどういった思いで営業しているかや、どんな価値があり、どんな体験をしていただくことをお客様に望んでいるか等、伝えてゆきたいですし、お店の中がそんな思いに溢れている状態にしたいというのが、スタッフの願いです。

最近は特に、お店のサービス・システムへの誤解が多く、同じ説明内容でも、時代とともに受け取り方が違ってきているというのも感じます。

年配の方より、むしろ、若い方のほうが社会的モラルやマナーを大変尊重されていることが目立ちます。(飲酒運転を確信犯として違反しようとする方の大半は、年配の方です。もちろん、年齢というより個人の問題ですが)

そんな感じで、様々なお客様の外食・サービスに対する考え方が変わってきている人・昔ながらの人・・・等が混沌と存在する中で、情報を伝える方法にこれで大丈夫というものはなく、最近のそういったサービス・システムへの誤解をきっかけに、不快な思いをさせてしまうケースもあり、とはいえSNSやインフォメーション、メールマガジンなどの配信が滞っている現状は、大変、申し訳ないと反省しているところです。

創業から73年~

梅乃葉は創業からは70年を超えています。活イカを始めて20年程度ですが、当初と比べても、随分抱えているテーマや状況が変わってきています。

店長を含めスタッフに、20年前の体力・集中力はありません。(その分、経験による勘所や内容の把握は長けておりますが)現在、店長の両腕・両手首は腱鞘炎のため、ガッチガチにスリーブやサポーターで固定しています。(気づいた方もいると思いますが、あれ、ファッションでやってるんじゃないんですよ(笑))

剣先イカの漁獲量は、20年前に比べて、半量以下まで下がっており、活イカとなると、もっと減っています。イカ釣り漁師もどんどん減ってきています。

労働者不足は日本全体と言われていますが、過疎一直線の田舎では、さらにさらに深刻です。

原材料の値上げも止まっていません。電気代は今後、どうなるのでしょう(ˉ ˘ ˉ; )?

まあ、お客様自身も、そういった時代の中にいらっしゃって、思うところも常に変わってきていますし、この度のコロナのような社会的な変化もあるので、常に、その時代・状況に合わせた取り組みをしてゆかねばならないのは、もちろんですが、当店が、非日常の楽しんで頂ける場所として存在し続けるためにも、もっと、頑張らないとですね!

 

というわけで、だらだらと言い訳を書きましたが、発信しなければ、伝わらないということを肝に銘じ、ちょっとづつでも、色々な媒体を通して発信してゆきます。

 

21年目の企画-海鮮「おせち」販売再開!

すでに、配信していますが、梅乃葉のおせち通販は、13年ぶりです。限定数量のみですので、お気をつけてください。

こういう御節の通販も時代への対応ですね。昔は、大晦日は、御節の3段重をかかえて、地元を1日中配達する日でしたが、当時で、体力・集中力の限界でした。

 

感謝!

いつもいつも、思ってはいても伝えられないので、何度でも、書き記しておきます。

常に、梅乃葉を応援してくださっている、素敵なお客様の皆様、常連・ファンの皆様、本当にいつもご利用とお声がけをありがとうございます。

色々なことが起こっても、皆様がご来店くださったり、通販を利用してくださったりするたびに、嬉しく思っております。

その日の夜に、しみじみと感謝の気持ちと、以前と比べて喜んでいただけたのだろうか?又、来たいと思っていただけたのだろうか?という反省の気持ちを振り返りながら、前向きな気持にさせて頂いております。

皆様にとっての口福の馳走を、いつもお出しできるよう、楽しい食事のひとときであるよう、今後も頑張らせて頂きます。

口福の馳走屋 梅乃葉

店長

店長:福島 について

山口県萩市須佐の料理屋「口福の馳走屋 梅乃葉」店主
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