梅乃葉 最新情報
2022/01/26

山口県全域まん延防止等重点措置適用後の当店の対応について

まん延防止等重点措置の対象地に山口県全域が適用されました。

梅乃葉としては、措置に合わせて一旦、2月1日から店舗休業いたします

「通販」「仕出し」「特定団体会食」は通常通り運営いたします。

ただし、措置期間の終了を待たず、感染状況を鑑みて営業再開いたします。

梅乃葉の営業は、まん延防止等重点措置による協力金支給の対象には当てはまってはいません。あくまで、今までの自社の感染防止基準に合わせた対応から、一旦休業としますが、以下の3つの点において、このたび多くの方(関係者・お客様・同業他社様)の声や、関係情報を検討・熟慮いたしました。

  1. 山口県の今回のまん延防止措置のタイミングから鑑みた自社基準との違い
  2. オミクロン株に対する専門家の知見・エビデンスと社会情勢
  3. 医療体制・治療薬

その結果、今後の方針として、営業再開後は、住居による制限を撤廃し、身分証明書などの住所確認なども行わない(連絡先記帳は続けます)こととし、逆に、入店後の感染防止対応の強化に切り替えてゆくこととしました。

1.山口県の今回のまん延防止措置のタイミングから鑑みた自社基準との違い

1月9日から1月31日の期間で、広島県指定地域でもまんえん防止等重点措置は施行されましたが、期間終了を待たず1月14日に広島県全域と更新されました。感染拡大を防ぐために当然の対応だと思いました。

このたび、山口県が、県全域に拡大するのは当然としても、その日程が、2月1日から全域指定とするとのことです。

24日に国に要請、25日に国が承認。他の自治体などが感染拡大を早くなんとかしようと27日から措置施行をするにもかかわらず、その27日から全域指定するのではなく、山口県内の感染者が今尚拡大中で、県民の多くのクチコミからも「今やらないと!」という声が多いのに、週末を超え、5日間も遅い、2月1日から全域指定の施行ということです。

様々な理由があるのでしょう。もしくは、まんえん防止等重点措置の施行にそこまでの感染拡大抑止効果を期待するのではなく別の意図を持っているのかもしれません。夜の店の飲食店の協力金による救済が本来の目的かもしれません。(同業者として、そういった業界への救済措置は大変ありがたいとも思っています。(当店は対象外ですが))

ただ、当店は、当店のお客様や従業員、家族、地域の方への感染拡大を防ぐことを目的に、自治体の動きに合わせながら、今まで基準を設けてやってきましたが、このたびのことから、自治体の「まんえん防止等重点措置」とは一歩引いて、精査しなければならない必要性を強く感じました。

今まで、措置地域からのお客様をお断りしてきた経緯からも、2月1日からの指定に合わせ、一旦は、お休みとさせて頂きますが、以下2.3の内容を熟慮し、営業再開後は今まで行ってきたお住まいによる入店制限を止めます。

再開は、2月6日(日)からを現在想定していますが、感染状況を鑑み変更するかもしれませんので、その折は、改めて告知いたします。

2.オミクロン株に対する専門家の知見・エビデンスと社会情勢

3.医療体制・治療薬

昨年末より新型コロナウィルス「オミクロン株」の感染拡大が過去最大規模で広がっており、その国内外動向・医療状況やエビデンス・社会変化を注視してきておりました。

お住まいによる制限は、今まで当店には、かなり有効な感染防止策として機能していましたが、それが最早無意味になるくらいの感染拡大となりつつあります。

感染を容認することはできませんが、来店される方がいつ、どなたが、感染していてもおかしくない状況であり、日常的なレベルになってきたと言え、又、医療体制や治療方法の確立、知見の積み重ねも踏まえ、軽症・中等症が中心の医療対応も進んでいることからも、オミクロン株中心であるうちは、それを踏まえた対応にシフトする時期と判断いたしました。

当店スタッフや家族、近しい知人には、ワクチン未接種のものもいますし、基礎疾患のある高齢者も多くいます。コロナウィルスはオミクロン株だけではありません。なので、感染を容認するわけにはいきません。入店制限をしないのであれば、店内での感染防止対応をより引き上げることと、物理的な対応(除菌・減菌・殺菌対応)を強化する方向にて対応することにいたします。

  • 手指の消毒
  • マスク会食(食事中以外のマスクの着用)※子供含む
  • 宴席化に近しい大声での会話のお断り
  • 1テーブル原則4人以下での対応
  • 具合の悪そうな症状が明らかな場合の退店(咳・熱っぽい症状など)
  • 当店感染防止対策に協力意思のない方の入店お断り、もしくは、退店

これらの対策の強化に、ご協力を宜しくお願い致します。

又、物理的な対応として

  • 店内、オゾン生成量を増量し、空間除菌の密度と室内容積を増やします。

多少、店内の場所によってはオゾン臭が気になる量ですが、それでも、人体に影響のないレベルです。

以上です。

以前より、コロナ感染拡大防止対策に関しては、その都度、対応を強化・拡大し、多くのお客様にご協力いただきながら、ここまでやってきました。中には、入店制限でお断りした方も多くいらっしゃいます。大変心苦しく、もっと、他に良い方法はないのかと日々考える毎日でした。

予約で受け入れる方法での対応や、人数制限での対応、ワクチン接種証明など、何度となくシミュレーションしましたが、当店では実現できないハードルも多いのが現状でした。

コロナウィルスの弱毒化が更に進み、指定感染症5類相当に引き下げらるようになれば、更に、医療体制も変わり、存在がもっと当たり前となれば、又、対応のしようも変わろうかと思います。極端に恐れずともよいような状況に早くなることを願っております。

 

当店は、外食の楽しさを提供する飲食店です。

口福が笑顔となって、お客様が楽しいひとときを過ごせる日常を祈念し、

今後も尽力して参ります。

ご理解とご協力、又、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

口福の馳走屋 梅乃葉

店長 福島