
2025年11月の活イカ状況
現在、時化は多くなっていますが、獲れています!

一気に気候も変わり、水温としてはちょうどよくなっていますが、
そもそも、例年この時期から年末~春頃まで、とにかく時化が多いので、
そもそも漁に出れない=活イカの入荷がないという日は多くなってきます。

昨年(2024年)は、9月末から4か月間の間、
全く活イカが獲れないという異常不漁となっていましたが、
本年は、漁師の努力(漁場を探し求め)もあり、まだまだ、釣果はあります!
限られた出港できるタイミングに、身の太い秋冬の「ぶとイカ」が獲れております。
何度もご来店頂くファンの方は、シーズンで変化する身の厚さや張りなど、
同じ活イカでもお皿を通してシーズンを感じられている方もおり、
そういった楽しみ方に嬉しくなります。
活イカはいつまで食べられる?
剣先イカは、例年でしたら、1月中頃までちらほら獲れますが、
その頃から、ヤリイカ(ササイカ)に獲れる種が変わり、
3月頃からGWくらいまで、活イカが獲れない時期が訪れます。
イカの楽しみ方
シーズンで違う「活イカ」(ケンサキイカ)の楽しみ方があるように、
剣先イカを楽しむ方法はたくさんあって、
「活イカ」で味わう楽しさとは、透明感・食感・躍動感といった「踊り食い」・「超高鮮度」・「希少性」といった一面です。
剣先イカのポテンシャルは、特に加熱による一手間で化けます。
梅乃葉のオプションでもある、
「天ぷら」や「炙り蒸し」は特におすすめ。
同じ「炙り蒸し」でも一夜干しにした身だと、
旨味の凝縮感と香ばしさで、お造りでは味わえないイカの旨味・食感・風味です。


又、本年から提供開始した「剣先イカの霜造り」は、
生の良さと、加熱して変化する剣先イカの「味」と「食感」が同時に堪能できるお造りで、
剣先イカのお造りとして旨味をより楽しめる逸品です。

活イカは、近年、漁獲が激減していますので、
より希少性もあり、
少しでも多くの方に召し上がって頂くための努力はしてゆきたいところですが、
シーズンで違うイカの味わいを楽しむように、
剣先イカそのものの色んな食べ方で、楽しいひと時を過ごして頂ければと思っております。
是非、「今日はこれ食べてみよう!」って感じの選択肢で、お楽しみください。