災害から三週間後の唐津地区の映像とボランティア終了のカウントダウン。。。

萩市災害ボランティアセンター8月31日で閉鎖予定

後、2週間でボランティアによる復旧は終わりというこということらしい。

その後は、自分たちでということになる。

正直、その期間で復旧は終わるわけではありません。

道路や護岸、橋、なんて、応急処置しかしていません。

家屋でも、家人がいないところはほったらかしです。(許可無く手を付けれません)

 

 

被災家屋に対して、外部からの手を借りて手伝ってもらうことを、

様々な状況判断から打ち切るのだと思いますが、

とにかく気になるのは、ニーズの取りこぼしです。

 

【注意】被害があるからボランティアが派遣されるわけではない!

基本、ボランティアセンターは、被害がひどいから、その現場に、派遣するではありません。

「来てください」という依頼があるところに、派遣されています。

その「来てください」という声は、被害がひどい時ならともかく、

勝手に上がるもんではありません。

得てして、良識ある年配の方々など、

「後は自分でやらなきゃ・・・」

「こんなことまで頼んでいいのか・・・」

という遠慮は多いです。

 

派遣内容以外の依頼は基本的にはダメ

派遣されたボランティアに、

  • 要請した仕事以外にぜんぜん違う別の仕事を引き受けてはならない。
  • おとなりの方が、どんなに困っていても、引き受けてはならない。

運営システム上、ボランティアにはそうするように言われています。

もちろん、報告はするでしょうし、

ボランティアの方の自主判断で応える方もいます。

 

まあ、まず、ニーズの拾い上げに対しては不完全なシステムです。

その後、出にくくなるでしょう。

「ボランティアに頼んでもやってくれない」

という、意図とは違う印象も出るかもしれません。

 

報告があって、センターが対応することもあるでしょうけど、

基本的には、家人が申請しなければ派遣されません。

 

そもそも、何をしてもらえばいいのか思いつかない方も。。。

「何を手伝ってもらえばいいのか、わからんけど、今は目の前の片付け・・・」

そもそも、こんな災害を受けたこともないところに、

ボランティアの人が来てくれるということ自体始めてのこと、

泥出し・窓ふきですら、最初は、やってもらえるとも思っていませんでした。

 

 

 

 

ちょっと、お身内の方、周辺の方は、呼びかけてみて下さい!

目に見える災害ゴミは撤去され、

道路・路地裏は見た目は綺麗になってきています。

家屋は、とりあえず、床板ひっぺがして、泥出しして、乾かして、消毒して・・・・

そっからは、自らの再建か?・・・・。

 

いやいや、周りの庭はどうでしょう?

排水・溝に泥はないでしょうか?

家がやたら大きく、泥もゴミも取り切れていない?

泥で汚れた家財や家屋は掃除しきれていないのでは?

隣のほったらかしの家は、本当に関係者の方に連絡を取れない?

その方は、あと、2週間でボランティアが来なくなることを知っている?

身近な生活道路に土砂はない?

 

 

いや、自分でも 正直どこまで、お願いしていいのかわかりません。

ボランティアにお願いできるのはどんな作業に限るのか?

(結局、ボランティアセンターが判断してくれるので、とにかく問い合わせてみることです。)

 

今は、各々の家の事情によって復旧状況に違いが出てきています。

突っ込んで見て聞いてみないと、わからない状況です。

見るからに、被災状況のひどい家屋はあります。

泥を出したら人の手は本当にもういらないのか?

お互いに声をかけてみて下さい。

 

「ボランティアに頼んでる?」

「何が後、残ってるの?」

「何を後、しなきゃいけないの?」

 

避難している方は、単に、立ち会えないから、放ったらかしにしているだけの方もいるでしょう。

もう、住むことを諦めているかたもいるでしょう。

 

 

では、そのままにしておくのか?

隣の家の方は、被災した状態の家がそのまま残ってて本当にいいのか?

子ども達が、その周辺を安心して暮らせると思うのか?

実際、そういう状況を迷惑に考えている人もいます。

ここは、被災した方含めて、住民の方もお身内の方も、周辺に声をかけてみて下さい。

ボランティアの方々も、そういう声がけをしてゆこうとしています。

萩市災害ボランティア同士の情報交換フェイスブック 「萩ボラネット」

 

 

唐津地区へ

須佐の唐津地区へ行ってみました。

お手伝いの案件がないか見てみようと思ったからですが、

正直凄すぎて、わかりません。

重機のほうが必要なんだなというのは分かりました。

行った時間が遅かったので、人には会えませんでしたが、

家屋は、泥出しまでは、ザクっとすんでいました。

今は、旧道から出入りができます。

 

国道315号から下ってゆくのですが、

曲がるカーブごとに、土砂崩れです。

最低限のガードレールや土のうで、処置はされ、車両の出入りもできるようです。

 

ごうどう・中畑地区から唐津への映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=gZM820R_hb8[/youtube]

 

 

平成25年7月28日の大雨災害の支援情報

萩市は7月28日08時に萩市災害対策本部を設置し、

全職員で災害応急・復旧を行っています。

現在、災害救助法及び災害被災者支援法(7月28日)が適用されています。

また、激甚災害指定され、8月20日から適用となります。

萩市報・7月28日集中豪雨(被害・支援・義援金について)の抜粋

被災された皆さまへ(相談窓口)

被災された皆さまへ(支援制度等)

災害ボランティア・義援金・救援物資の募集

被害状況速報と内閣府防災担当の公表資料 【市報「萩」8月15日号からの抜粋】

 

被害状況・義援金・救援物資・ボランティア等 (pdf形式:5.26MB)

総合相談窓口・り災証明の発行・各種支援や減免制度など (pdf形式:300KB)

 萩市防災情報

※萩市防災メールはこちら(hagi@xpressmail.jp )に、空メール(タイトルも本文も書かず)して下さい。
※萩市防災 Twitter https://twitter.com/hagi_bousai/

災害ボランティアの動き

※萩市災害ボランティアセンターに関して facebookページ
※萩ボランティア間の情報交換 萩ボラネットfacebookページ

復旧の状況・経緯

※梅乃葉の店長ブログ。http://umenoha.ume8.jp/blog/  (災害に関して全部

店長:福島 について

山口県萩市須佐の料理屋「口福の馳走屋 梅乃葉」店主
カテゴリー: 田舎時間 パーマリンク

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