ウニ勝負!!!

 

梅乃葉の赤ウニ

北浦(きたうら:山口県北部(旧長門国阿武郡・大津郡)の通称)のウニは加工品も多く、ウニの産地としても有名ですが、

板(舟)にのったウニは論外として、ウニ本来の味は、美味いのはわかっていますが、

どこまで美味しいのか!?何と比べて美味いのか!?と、常々思っておりました。

梅乃葉で今年から安定供給を開始した活きてるまんまの活きた生ウニは、絶品です。

ウニを獲ってくれている漁師もプロ中のプロです。

ウニの身があるかないか、色は悪くないか、

9割以上の確率でそれを見通し、生きてるまんま供給してくれます。(←これ、凄いでしょ!)

そのプロの漁師が、

北海道のウニは大味だね

と、切って捨てます。

「それは、凄い!」と思いつつも、私も料理人の端くれです。

食べてみなけりゃ納得できない性質でしたので、とうとう、やっちゃいましたウニ勝負!!

対戦相手は!!

どっかで見たんだよなあ・・・と思い出しながら、

直ぐに行き着きました。○天市場で、

トップ独走する北海道「礼文島」直送の無添加の生ウニ。

 

販売もちょうど開始されていたので、迷わず、対戦相手を選びました。

「ウニといえば北海道」というイメージは結構一般的です。

その巨大なブランドとガチンコ勝負しなきゃ意味がないですからね。

先ずは、北浦でも赤ウニと同等の品質を持つ「キタムラサキウニ」です。梅乃葉でも、赤ウニとムラサキウニを両方お出ししています。

ほぼ同種のウニの差がどれほどあるのかはっきりさせたいからです。

そして、かの有名な「エゾバフンウニ」です。1年のうち3ヶ月間しか漁期がありません。

更に、その「エゾバフンウニ」中でも、同ショップが高級料亭に出荷するという「プレミアムタイプ」というのがあるんですが・・・・・、

その更に上をいく「スーパープレミアムタイプ-エゾバフンウニ」というのを選びました。

これは、同ショップが「世界最高ランク」と評しているこれより上はないという自信が伺えるものです。

無添加状態(塩水パック)での即日出荷とはいえ、届くのは2日後です。

そんな差を考慮しつつも、どれだけの差があるものなのか!!???

第一ラウンド

地元萩産「北浦」の赤ウニ
北浦の赤ウニ

    VS

北海道「礼文島」産の「キタムラサキウニ」
キタムラサキウニ
(謝)すみません。子供の前でやってたもので、ウニを次々と奪われながら(←嫁さんも加わってます)の撮影に、あせっておりましたので、ろくな写真がございません(_人_)

これは、一口目ではっきりわかりました。
味覚に関しては、
「北浦の赤ウニ」の
ぶっちぎり勝利です。

「キタムラサキウニ」は、旨味の濃度も薄く、一本調子、味の広がりが単調という印象ですいわゆる大味ですね。

食感も、柔らかいため、口解けはいいのですが物足りない感じです。

(この辺は2日後というタイムラグを考慮しても、赤ウニの身はしっかりしています。)

これは、北浦の赤ウニと比べてという意味です。

※くれぐれも、このショップで購入されている方、喜んでいる方を否定しているわけではなく、私の私見です。

北浦の赤ウニが負けてる要素は、見たら直ぐにわかります。

大きさです。

こんなに大きな粒は、視覚の上で充分食卓を賑わしてくれます。

色も明るいのが揃っていますが、それは、選別の過程を知りませんので、

どんな割合でこういった色合いなのかはわかりません。

ただ、あくまで味や生態に関する情報で鑑みると、食環境の差がそのまま出ているのではと考えます。

(まあ、そのへんはもっと勉強します。)

と、いうわけで、第1ラウンドは、萩産「北浦の赤ウニ」の勝利とさせて頂きます。

第2ラウンドは次回です!

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ウニ勝負!

梅乃葉の赤ウニ

さて、1戦目から2週間が経って、ようやく「エゾバフンウニ」「スーパープレミアムタイプ エゾバフンウニ」が到着しました。

天候・漁の具合で出荷が遅れたためです。

第二・三ラウンド

萩産「北浦」の活きてる「赤ウニ」
 
北浦の赤ウニ

    VS

北海道「礼文島」産の
「生エゾバフンウニ」
      &
世界最高ランク
スーパープレミアムタイプ
「生エゾバフンウニ」

エゾバフンウニ
エゾバフンウニ←こいつです。

さすがに、見た目のインパクトは凄いです。
 
「でけえ~!!」

「これが世界最高ランクかあ・・・・・」(←既にびびってる)

通常のエゾバフンウニとスーパープレミアムタイプの違いとは何だろうと、いろいろ思い描いていましたが、

見ると大きさの違い?・・・かな?としか受け止めれませんでした。

味の違いはというと、誤解を恐れずに言わさせて頂ければ・・・・・・・・・・・・・、

同じようなものです。

より高額な分、いいように思いたい所ですが、

私の舌(←まあ、それが信用できないかもしれませんが(笑))的には、そういう感じでした。

しかし、鮮やかな色、インパクトのある大きさは、

ウニ好きにはたまらない魅力だと思います。

勝負!!

しかし、勝負は別です。赤ウニとの味比べです!

第1ラウンドでの「キタムラサキウニ」に比べて、

「エゾバフンウニ&プレミアムタイプ」は、甘味も強く、口解け感とウニの風味の広がりは確かに格上です。

ですが、

やっぱり単調なんですよね。

大味と言い切るには微妙ですが・・・、
赤ウニの方が底味があり


旨味の幅や濃さが強いです。



まったく科学的根拠もなく言わさせて頂ければ、

北海道のウニがグルタミン酸豊富な高級な昆布を食べて育ってるというなら、「それしか食べてないんじゃないか?」という印象的疑問です。

グルタミン酸は、味覚の中の旨味三大要素としても有名ですが、昆布とカツオ節(イノシン酸)をあわせれば、旨味が広がることは料理の基本です。

食べてるものの旨味要素が、どれだけウニの身に影響あるのかはわかりませんが、

北海道はウニの天敵といわれるヒトデもいないので(これは、都市伝説でした。指摘があり、お詫びいたします。少なからずいるのはいるそうです。)、

岩場に隠れてもいない。海底の映像を見ても、多種多様な海草があるようには到底見えません。

エゾバフンウニだって昆布以外の海草を食べることもあるかもしれませんが、

ここ北浦の海程ではないでしょう。

山陰の北浦は、波も激しく潮の流れも速いです。

岩場も多く、天敵のヒトデもたくさんいます。

海藻類にいたっては、特産になるほど豊富で、多種多様な海草が北浦のウニの周辺にはあふれています。

自然環境の厳しさから、自然と魚の身は締まったものになり、味・食感をレベルの高いものにします。

萩産の魚介類が味において高評価をうけるバックボーンがこの厳しくも海洋生物が豊富な日本海・北浦の海のおかげだと思います。

ウニは悪食です。(まあ、好き嫌いはあるようですが)食べる海草によって身の色も変わります。

そんな食べてるものの影響を受けやすい「ウニ」だからこそ、このうさんくさい私の推理は生まれたのです。(なんだそれ?)

結果!

私のあくまで私見という、まったく科学的根拠のない迷推理を打ち出していますが、

食べ比べた結果の味の差を考察したのであって、迷推理によって結果を出すわけじゃありません。

その上で、言わさせて頂ければ、

北海道のウニよりも、


北浦の赤ウニの方が、


絶対に美味いです!

ということで、世界最高ランク水準を超えたw北浦の赤ウニを

活きてるまんま無添加で食べれるお店「口福の馳走屋 梅乃葉」へどうぞお越しください。

というオチで、世紀の大対決「ウニ勝負」終わらさせて頂きたいと思います。なんだそりゃ。。。

この赤ウニは、9月いっぱいで、おそらく終わります。(10月初旬ころには苦味が出てきますので・・)

 

【過去記事の転載です】

ご注意、あくまで、私見です。地域的な味覚の違いもあるかもしれません。

地域の方の道産ウニに対する印象は、私と同意見が多いのも確かです。

 

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