築23年の店舗表面をリノベーション!

梅乃葉が現在の位置に移転したのが、昭和63年頃ですから、かれこれ23年は経っています。

構造的な不安材料もありましたが、入り口を綺麗にしたい。

やるなら、今後を見据えたウチらしいお店構えにしたい。

などと、思いもあり、今年の閑散期1月後半~2月着工を目処に目論んでいました。

10年前の時点は・・・

昔の梅乃葉外観

昔の梅乃葉外観(昭和63年~)

昔の梅乃葉外観2(看板もこんな感じでした・・・)

昔の梅乃葉外観2(看板もこんな感じでした・・・)

梅乃葉外観3(色々・・・・)

梅乃葉外観3(色々・・・・)

色もあせ、とってつけたような自前の工作等ではどうしようもないほど印象は暗く、

国道筋なのに気にもとめられない状態まで朽ちていました。( ̄Д ̄;) う~ん

こんな時に、自分は故郷へ帰ってきました。

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そして、8年前(2002年)。ちょっと、改装いたしました。

梅乃葉店舗外観(2002年)

梅乃葉店舗外観(2002年)

とにかく、明るくしたかった。そんな思いで、8年前屋根を変え、色を塗り替えました。

予算の関係もあって、構造まではいじりませんでしたが、

田舎の食事処らしく温かみのある雰囲気になればと考えていました。

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そして、昨年まで

梅乃葉店舗外観(~2009年)

梅乃葉店舗外観(~2009年)

最終的には、看板も替えてこんな感じでしたね。

ちょこちょこ手造りで、周りをいじりながらやってきました。

しかし・・・・・・・・・・・・、

お客様で、入り口がわからない方、意外といたんです。

車を降りて、裏へ回ろうとするほど、この前側が入口には見えなかったようで・・・( ̄▽ ̄;)!!ガーン

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とある、飲食店コンサルの方にコメントを頂いた時も、

「入り口をとりあえず手直しして・・・・・」

と、前置きのように言われて他の業務について語られたんですが、

自分的には、前置き程度に一蹴されたその言葉がショックでした(笑)

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「入り口をなんとかしたい」

この思いは、とうとう本年結実しました。

当初は地元建築屋さんとお話していました。

そことは、昨年、私達家族の住まいを増改築して頂いた縁もあって、いい工事をして頂いたこともあり、再び依頼していたのです。。。。が、

どうも、1月後半になっても、着工に関して難しいというリアクション。当時施工中だった他の現場が、片手間では片付かない状況になり、2月中どころか、3月中旬にまで着工が遅れるとのことで、様々思い悩みましたが、施工可能な業者が他にいなかったらあきらめようということになりました。

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会ったこともない業者をピンで選び抜くには・・・

時間はない。

そこで、時間はありませんし、アイミツをとるような手間も掛けれません。何より仕上がりに対してこちらの思いが通じるかが不安です。

しかし、会ったこともない業者をできれば1ッ発で選び抜きたい。

最初はとりあえず、地元中心で施工能力があるところを検討し、周辺に情報を伺いましたが、こちらが思う条件に合わず、断念することに。

そこで、どうせなら、最近は施工可能エリアも業者は広がってきてるし、ちょっと離れた業者も当たってみようかと思い始めました。

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最初は、ツイッターから・・・

絶妙なタイミングで、とある島根県浜田市の業者の方がツイッター上で、フォローして頂きました。

まあ、自分が改築の話がうまく進まないことをつぶやいていましたし・・・それでかもしれませんが。。。

別に、ツイッター上で知ったから信用があるとかではなく、それをきっかけにホームページを拝見し、自分が思っていた基準(後述します)を持っていらっしゃったので、これも、縁と思い、お話しさせて頂きました。

結果は、着工希望の日程は他の現場との兼ね合いで無理との事。

それと、施工までの話し合いの時間が短すぎる点を挙げられ信頼関係をお互い作れないということで、あきらめることにしました。これは、今でも、ごもっともな話としてのちのち痛感することに。先ず、じっくり話し合う。本当に重要です。

しかし・・・・・・・、

それでも、探さねば・・・・。ターゲットは萩市内業者へ。

今度は、萩市内業者に絞って探すことに。

会ったこともない業者を選ぶにも、もちろん情報が必要です。当然、ネットで探します。ホームページを見るためです。

その時自分は、以下のような基準で探していました。(あくまでも個人的主観による基準です

  1. ホームページを持っていて、情報の更新をまめにしていて、それを含めて、自身でPRに力を入れていること。
  2. ホームページ上に施工事例を挙げている。(施工事例からセンスや細かい施工の柔軟性をチェック。)
  3. 大規模な施工業者ではなく、小さいながら(家族経営レベル)も施工実績はしっかりあるところ。
  4. 共同受注に頼らず、IT業者等に丸投げせず、自前で何とかしようとしているところ。
  5. 若い世代が主軸になっているところ。

いわゆる、自分が建築屋だったらこうするだろうという考え方と、同じか共感できる姿勢を持っていれば、こちらの改築への思いも伝わると思っていました。

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1.ホームページを持っていて、情報の更新をまめにしていて、それを含めて、自身でPRに力を入れていること。

先ず大前提としてホームページを持っていることですが、結構、田舎であればあるほど言い訳と共にホームページを作ろうとしません。ホームページを作ることを、「全世界発信」くらいに過大に考え、「ウチは地元密着型だから関係ない」「ウチは下請けだから元請けさえ気にしていればいい」的な意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・あるんですよ~。

信じられないかもしれませんが、その時点で、柔軟性や発想力・チャレンジする意欲が乏しいと言っても過言ではない気がします。

もちろん、HPを作っていないからといって、腕が低い・信用出来ない業者というわけでは決してありません。望む仕事の範囲・規模が小さく「必要がない」と思っていらっしゃる業者もいるかも知れません。(←であれば、今回のウチの件にはそぐわないというだけです。)

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常々、自分が思うのは、ホームページを持つということは、情報発信をするわけですから、何をお客様(ユーザ)に対してPRしているのかを自覚するということにつながります。

まめに自身で情報更新していらっしゃる方は、常に、お客様が念頭にあって、一人でも多く、自分たちがやっていることを伝えようという意識のある方です。

こういう方と、そうでない方とどれだけ差があるかです。

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技術屋さんはなかなか顧客思考になれず、営業なんてできないと思っている方も多いようです。しかし、お客様側からしてみれば、どうでしょう?大金を払って、何年も住んで使う建築物に、せめて、建てた時点では合格点を出したいものです。

いや、自分が思う以上の仕上がりをキャリアと技術のある方に期待するのは、家を建てる誰もが思うことではないでしょうか?

顧客思考をどれだけ持っているか!?、その指標としてホームページの存在と内容、その運営の仕方を自分は基準にしました。

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2.ホームページ上に施工事例を挙げている。(施工事例からセンスや細かい施工の柔軟性をチェック。)

もちろん、施工事例はチェクします。センスはもちろん、技術屋さんにありがちな、固定観念に囚われた施工の仕方のために、お客様が望んでいるであろうコンセプトをどこまで応援してあげよう・実現してあげようという意欲が伺えます。

「こういう部分はこう施工するもの」という常識のために、外観上や使用上のコンセプトの優先順位が下がってしまうことって珍しくありません。

素人には見えるのに、慣れてしまった職人たちには、それが見えないのです。そんなアラ?を施工事例から読み取ります。現場に行ければ、それに越したことはありませんが。

コレも、自分が重要視した基準です。

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3.大規模な施工業者ではなく、小さいながら(家族経営レベル)も施工実績はしっかりあるところ。

意思の疎通が図られているかなんて、大きいから駄目小さいから大丈夫ということは決してありませんが、時間的に、その組織内容まで読み取ることなんてできませんでしたので、小さくても、施工実績がしっかりあるところであれば、ある程度の連携・意思の疎通は図られているのではという推測からこの基準を持っていました。

下請けを使うのはどこもやることです。今回もありましたが(後述)、下請け業者によっては、自分たちの仕事は、建築業者がお客様で、施主がお客様という発想を持っていない現場の人間って、結構います。

施主の目の前で、敷地内にタバコを投げ捨てたり、つばを吐いたり、挨拶もせず、施主との会話でも、威圧的に話をしたり、慣例を持ち出し、都合のいい仕事の状態に持ち込もうとする。「お金がかかってもいいんなら何でもやるよ」と、半ば、めんどくさそうに断らせようとする業者もいます。

下請けとしては、当然決められた範囲以上のことを無償でする気はないでしょう。であれば、依頼した建築業者は気づくべきです。この下請け業者でなければならないメリットが本当にあるのかを。

自分達が気がつかない時に、施主との会話で、施主が納得のいかない工事をされた、我慢させられた、不快に思った・・・・なんておとがあったとしたら、それは、下請け業者だけのせいです?

逆に、知らない間に、施主が下請け業者の対応に感動し、建築業者への高評価につながっているのだとしたら(今回、こういう業者もいらっしゃいました。)、自分ならそういう思いのある業者と手を組みます。

下請け業者の中には、どこに頼んでも価格的に変わらない業種だってあります。決められた範囲の工事、特に飛び抜けた技術を要しないのであれば、個人業者を含めれば結構な数いらっしゃるんではないでしょうか?

施主への対応も軽視する、忙しいベテラン気取りの下請けと(←結構、力はいってます)、施主の思いを組んで真剣にあるいは柔軟に対応して施主に好印象を持たれる下請けと、これから先、長く付き合っていく上で、取引価格が対して変わらないのであればどちらと手を組むかなんて明白だと思います。近所づきあいじゃありません。ビジネスですから。

もろもろ、思いはありますが、大きいところだと、そういう細かいことも流されてしまうのではという考えから、小さな建築業者を基準にしていました。

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4.共同受注に頼らず、IT業者等に丸投げせず、自前で何とかしようとしているところ。

共同受注に関わるところは論外で外しました単に、自分なら頼らないだろうし、それを頼っている方とは話が合わないだろうと思ったからです。(別に、共同受注が悪いわけじゃありませんよ。)

集客やPRを業者に依頼することはよくあることです。技術的に分からないことも多いIT関連など、丸投げしてしまう気持ちもわかります。

時間的なロスや業務効率上アウトソーシングした方が、形の上ではいい場合がほとんどでしょう。

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ただ、最初はともかく、その後自分自身で運営するために、又はコントロールするために、学ぶ姿勢のないところは、新しいものに対しての柔軟性はどうでしょう?

コレもまた、個人的に基準にさせてもらいました。

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5.若い世代が主軸になっているところ。

ただでさえ、慣例に流されやすい建築業界の中で、新たな流れ・センス・技術を取り込んで、尚且つ、顧客思考を取り入れていくには、若い世代が主軸になって、年配のキャリア層がバックアップするといった体制が必要なのかなと考えました。

もちろん、年配層の中にも柔軟性や創造力を持ったクリエイターもいらっしゃいます。

ただ、時間のない当時の段階で、そういった方との出会いを期待するより、体制としてそうなっている業者であれば、期待できるのではと考えました。

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㈲水津建築センター

logo

http://www.suizu-hagi.com/

で、その基準に合致したのが、こちら萩市西田町の㈲水津建築センターさんでした。

自分が考える基準を満たし(当時の時点で)、WEB上でしっかり露出しているところでした。

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とにかく時間がない。

こちらの持つイメージが伝わるか、着工や店舗閉鎖期間についての条件はクリア出来るかなど、話をすすめ、大筋で合意。

デザイン・仕上がりの方向性はなんとか伝わった感じでした。細かい部分は、進めながら決めてゆくといった感じで、なんとかスタートを切れることに。

面白い条件

面白い条件を提案されました。他の現場もあって職人の数を多くはさけないため、施主である自分達に工事を手伝って欲しいというものでした。

掃除や運搬、資材の塗り、壁面の左官を一緒にやって欲しいというものです。もちろん、出来る範囲の出来る時間でです。

単に人手の補完もありますが、それ以上に、施主が工事を一緒に体験するというメリットは大きいことは知っていましたので、問題なくOKでした。うちのことですから、言われなくても現場にしゃしゃり出ていくところでしたので、渡りに舟です。

一昔前、ハーフビルドという、施主が日曜大工レベルで施工に参加して、価格を低くし、マイホームへの思い入れを高めるというやり方を提案をする建築業者がテレビで紹介されていたのを良く知っていましたので、まさか、ここ萩でそういう提案を受けるとは思いませんでした。

梅乃葉リノベーション工事2010年!

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無事、完了。

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実は、今から第2期工事!?

感謝

水津建築センターさんのおかげで、自分では出せないアイデアと施工をして頂きました。大変良い建築業者と出会えたことに感謝しています。

自分が勝手に基準としていた条件をクリアしていたことは、設計の段階、施工期間中、十分に感じました。話し合いの時間をこちらの都合で短くしか持てなかったことは、様々影響ありましたが、それも、リカバリーして頂き、現場の職人の皆さん、左官の皆様にはその後の水槽濾過槽工事でも、お世話になり、最高のいい仕事をして頂きました。

特に、木工を担当された大工の古谷さんには、大変感謝しております。ありがとうございました。

土日関係なく工事をして頂き、工期の遅れを夜の7時以降まで工事されたり、その責任感、柔軟性には感謝にたえません。

2度と御免

反対に、たった一つだけ、次回水津建築センターさんにお仕事を依頼することがあっても、申し訳ないけど、このことだけは2度と御免だということがあります。

下請けが中電工を使う電気工事です。

お金を払い、夢を託したクライアントの立場からのレビューとして、誤解を恐れずかかさせて頂きます。

威圧的な態度、忙しそうに、余計な仕事をめんどくさそうに押さえ込む会話、設計士が用意した照明器具に合わない形状の設備備品を確認しておきながらも、変えようとしない姿勢、施主が変更してくれと頼んだはずの電気設備の様式を、無視し、そのまま施工している態度。

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家を建てるなんて、普通の人は一生に一度くらいのもんです。いわゆる、素人を適当に言いくるめておけばいい、いちいち素人施主なんかの要望を聞くなんてめんどくさいこと、自分達は正直したくないのでしょう。

こういう下請け業者達は、そうやって、各現場を忙しそうにこなして、「言われた通りした。言われなかったから、いつも通りやった。」それを正義にしているのでしょう。(端的に言えば、それはそれで間違ってはいません。)

そうやって、今日もまた、いろんな所から依頼され、萩市内の素人施主をカモに、仕事をしていることでしょう。

私は、電気工事の資格を持っています。(←工業高校出身)いや、持っていました?(既に化石状態ですが)

だから、言えます、この仕事、この人(業者)じゃなきゃ出来ない仕事か?

電気工事の業者単価なんて、大方相場は決まっています。ウチは、昔から懇意にしている電気工事業者さんがいますが、柔軟です。対応力があります。安価にいつもやってくれます。無理を言ってでも、この方に電気工事をして頂いたほうが、100倍マシだったという後味の悪さでした。

この中電工の業者がこちらの思いを無視した設備に関しては、既に自前で備品を買ってきていて、自分で直す予定です。(正直、そのままの状態を見たくないです。)

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水津建築センターさんは、先に別の施工現場を請け負われていたので、今回たまたま、ウチの施工に対して、この業者だったかもしれません。(今度は絶対に確認します。)

そこで、マイナス100ポイントだったとしても、他の施工(設計・デザイン・価格・他の下請け業者)に関しては、プラス200ポイント以上の仕事をして頂きました。もし、他の人に薦める機会があったら、躊躇なくお奨めすることでしょう。(中電工の電気工事以外)

ちなみに、水津建築センターさんの施工エリアは、山口県内だそうです。気になった方は、問い合わせしてみて、ガッツリ相談されてみるといいと思いますよ。自分が思う以上の提案力と施工能力があります。是非!

ということで、熱くなるのでここまでにしておきます。

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そして始まる自前施工

実は、まだ、改築は完了していないという事実。

これからじっくり、時間をかけて自前で改造してゆくというのが、第2期です。

周辺の植木や基礎、中のインテリアなど、ぼちぼちやらさせて頂きます。

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Cet article a été publié le 土曜日 22 5月 2010 à 5:05 AM et est classé dans ありがとう・感謝!, させて頂きます!, 梅乃葉, 活イカ, 田舎時間, 魔法の言葉. Vous pouvez suivre les commentaires sur cet article en vous abonnant au flux RSS 2.0 des commentaires. Vous pouvez faire un commentaire, ou un trackback depuis votre propre site.

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